昭和戦後期が明治で平成前期を大正とするなら

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1名無しさん@お腹いっぱい。
今は昭和戦前期に該当する訳だよね?
何となく各時代とも相通ずるものがあると思いませんか?

大雑把ですが:

・それまでの価値観の否定
・ゼロに近い所からの再出発と劇的な発展、先進国入り
・メディア革命
・政党政治の崩壊
・アメリカ発の世界不況
・青年の鬱憤の増大etc...

もちろん状況などが全く同じという訳ではないにせよ、
昭和戦前期の歴史の流れを再評価し現代と照らし合わせることは、
意義のあることではないかと思います。

温故知新という史学に課せられた使命のひとつを、
今こそ果たせないだろうかというスレです。
2名無しさん@お腹いっぱい。:2009/09/28(月) 09:35:55 ID:O7rormkB0
昭和の戦前が大正の平成・・・?
31:2009/09/28(月) 09:42:23 ID:+AbM07XWP
逆に戦前と違うのは:

・帝国主義やブロック経済が既に無い
・ロシアが南下政策に積極的でない
・シナ大陸に強大な国家が存在する
・核戦力の存在
・日本の憲法が異なる(天皇の位置付けや平和主義等)

その他色々ありますが、
パッと思い付く重大なものはこの辺りでした。
不備もありましょうが、よろしくお願いします。
4名無しさん@お腹いっぱい。:2009/09/28(月) 09:56:36 ID:+AbM07XWP
>>2
僕が意図したのは、
現在(平成後期以降)≒昭和戦前として概観し、
ある程度将来を見通せないだろうかということです。
5名無しさん@お腹いっぱい。:2009/09/28(月) 10:12:44 ID:+AbM07XWP
具体的には、日本にとって当面の脅威は太平洋の覇権を狙う中国ですが、
これへの対応は戦前の対ソ戦略の反省や教訓が活かせるのではないか。
その点に興味があります。
かつてのソ連共産党がそうであったように、
既に相当数の中国共産党のエージェントが、
日本やアメリカの中枢に食い込んでいる可能性も否定できません。

ただ、鳩山政権がそうだと言っている訳ではありません。
個人的にはむしろマスコミ関係が危険な気がしています(勘ぐりのレベルですが)。
6名無しさん@お腹いっぱい。:2009/09/28(月) 10:36:06 ID:+AbM07XWP
先の総選挙でも明らかだったように、
マスコミの影響力はまだまだ健在です。
昨今の韓流ブームを煽っているのは、
実は中国共産党なのではないかとも考えられます。
今後朝鮮半島を併合するなら中国でしょうが、
そのとき、親韓であれ反韓であれ、
日本の対朝鮮世論が一色かつ鮮明である方が、
中国としては都合が良い。

例えば、親韓なら韓国救出の世論を煽って対中参戦、
反韓なら在日コリアンとの対立を先鋭化して日本国内を混乱させ、
それに乗じて武力侵攻、などです。
7名無しさん@お腹いっぱい。:2009/09/28(月) 10:51:32 ID:+AbM07XWP
もっとも、世界に核戦力がある今、
中国としても正面きって半島に侵攻するのは下策です。
それならどうするか?
有り余る経済力で半島を買い回り、経済的な植民地状態にすれば良い。
現に中国は、主にアジア諸国に対して、
米ドルに代えて人民元を対外決済に使用し始めており、
韓国企業にもこれに従う所が出てきていると言われています。
こうなると韓国企業に中国資本が入り込むのは容易く、
買収など時間の問題となります。

ちょっと話が飛躍しますが、米ドル安が止まらない今、
局地的にせよ人民元が基軸通貨になる可能性も高い。
そうなったら鳩山首相のいう東アジア共同体どころではない、
中国ブロック経済圏が出現してしまう。
8名無しさん@お腹いっぱい。:2009/09/28(月) 11:00:20 ID:+AbM07XWP
経済的な侵略を行うにしても、
やはりマスコミを操作するのが重要なのは自明です。
話を半島に戻すなら、この場合は親韓でなくてはならないでしょうが、
それまでの韓流ブームを徐々に中華流中心にシフトさせていくでしょう。

もちろん、もっとストレートに、
日本が人民元経済圏に加わるのを善しとするよう世論誘導するのでも良い。
9名無しさん@お腹いっぱい。:2009/09/28(月) 11:06:14 ID:+AbM07XWP
以上のように、ソ連が中国に、軍事力が経済力に変わりましたが、
現在の日本は戦前のように大国の脅威に晒され、
しかも国内は不況の影響で疲弊している。

この現状を打開するために、日本は、
そして我々は如何にしていくべきでしょうか?

皆様のご意見を頂ければ幸いです。
10名無しさん@お腹いっぱい。:2009/09/28(月) 11:22:03 ID:+AbM07XWP
なお、僕自身は、鳩山首相の言う東アジア共同体(今ひとつ構想がわかりませんが)、
ないし東アジアと東南アジアやインド、さらには環太平洋諸国からなる共同体を、
あくまでも日本主導で早期実現するしかないと考えます。

本当は共産党政権の中国は共同体に入れないのが望ましいですが、
国際的な緊張を招かない為には妥協するしかないでしょう。

中国に遅れを取った場合には、環太平洋共同体にインドを加えた形で、
人民元経済圏と全面対決に持ち込むしかありません。

大東亜共栄圏に邁進した戦前と、この点でも通じると思います。

よろしくお願いします。
11名無しさん@お腹いっぱい。:2009/09/28(月) 19:28:37 ID:EUyjaS130
循環論は農業時代の発想じゃないかな。冬は必ず春となるとか。
工業時代に入ると早速に中国の没落が始まり、150年も失われた暦が続いた。
日本は商業時代(第二次産業革命)に適応できずに衰退中のように思える。
その衰退期はとてもとても長く続く可能性がある。

主要国のGDPの世界シェア推移
http://ameblo.jp/08vg001f/entry-10270847794.html#main
12名無しさん@お腹いっぱい。:2009/09/28(月) 21:27:59 ID:+AbM07XWP
>>11
繰り返しているように見える現状は見かけだけということでしょうか。
ただ、表層的なものであるにしても、
鳩山首相の東アジア共同体に米国が不快感を示すなど、
情勢が少しずつ戦前に似てきているのは気になりませんか?

あと、今回の米国の動きが、日本に主導させないために、
表向きは協力的な中国による米政府へのロビイングの成果……
というのは流石に穿ちすぎだろうか……
13名無しさん@お腹いっぱい。:2009/09/29(火) 04:06:41 ID:PyI0mz7w0
>>12
歴史には循環する方面はあるとおもう。人の天寿は今までのところは定まっているから。
幕末の時代を覚えている人たちがいなくなった頃、日本人は賢い選択ができなくなった。
昭和戦前期を覚えている人たちはいましばらくするといなくなります。その辺が似て来て
いるんじゃないでしょうか。しかし今度はそこで再建されるとは限らないということです。
14名無しさん@お腹いっぱい。:2009/09/29(火) 06:13:48 ID:c/K9Ih6V0
130年周期説?
663 白村江の戦い
794 平安京
939 将門の乱
1060 ?
1192 鎌倉幕府
1333 建武
1467 応仁の乱
1590 天下統一
1730 ?
1868 明治維新
2009 ?
15名無しさん@お腹いっぱい。:2009/09/29(火) 19:00:43 ID:hPwKTp1sP
>>13
確かに今度も再建できるかはどうかわかりませんが、
どうすればそれが可能かを考えてみたいです。

>>14
120年の方しか知りませんでしたが、
確かに周期的ですね。
今年を二大政党制元年・・・とするのは無理があるかな。
16名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/02(金) 03:47:14 ID:Rf4W5O9C0
>>15
最後の元老西園寺公望が亡くなったのが昭和15年。数え92歳でした。
この頃には幕末維新の動乱を覚えている人はほぼいなくなった。
戦争と終戦後の惨状を覚えている人がいなくなると、誤った選択を
行ないやすくなるかも知れません。
もし再建されるとするならば戦中に重工業化を進め、大量生産の時代に
米独とならんで繁栄した高度成長時代のシステムをすべて破壊・更新し、
商業時代(情報時代)に適応した産業・教育システムを作ることが
できた場合とおもいます。
しかしがっちりと出来上がった既得権益を破壊するには、大東亜戦争
とか文化大革命とか恐ろしい段階が場合によってはやって来ます。
17名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/04(日) 17:22:39 ID:v14fq4X8O
5・15を誰か再現するのか?
18名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/21(土) 13:39:59 ID:FqfvPwPv0
藩閥政府から政党政治と言うのは自民党から民主党に政権交代と言ったイメージ。
よく、今回の政権交代が明治維新に例えられるけどむしろ藩閥→政党内閣による政党政治
のほうが近いと思う。
別に江戸幕府から明治維新ほど国家体制や価値観・社会システムが変わったわけでなく
長期の政権から国民が不満を感じ新しい政治を選挙で選んだという点では藩閥内閣→政党内閣
のほうが個人的にはしっくりとくる。
それに昭和の高度経済成長築いたがその後平成の多様な価値観の生まれる社会の中での政治には
対処しきれず国民から批判され政権交代。しかし、交代したものの民主党もいろいろと混乱状況。
この辺りはそっくりで近代立憲・産業国家を築いた藩閥政府だがその後大正の時代の流れには
対処しきれず国民から批判され護憲三派による本格的政党政治が始まる。しかし、交代したものの
護憲三派内閣も様々な混乱状況となったところなどそっくり。
19名無しさん@お腹いっぱい。
>>18
それ俺んとこの大学の先生も同じようなこと言ってた。
「今回の政権交代は明治維新と民主党内やマスコミで報道されているけど
様々な点から考慮して到底学問的には同一線上に並べられないし並べるのは
あまりに例えとして乱暴すぎる」と。