2・26事件が起きた原因を探る

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1名無しさん@お腹いっぱい。
2・26事件が起きた原因は、

高校教科書の試験問題の解答だと違和感あるね。
2名無しさん@お腹いっぱい。:2009/01/06(火) 04:33:26 ID:usP2sIlnO
やはり陸軍参謀本部や若手将校の政治への介入がちんぽ。
3名無しさん@お腹いっぱい。:2009/01/06(火) 05:57:50 ID:eR4ttJO80
他人くたばれ我繁盛が横行したから…
失業や貧困が、一部の人間の利益となりそれに怒った若手将校が事件を起こした
4名無しさん@お腹いっぱい。:2009/01/06(火) 06:01:10 ID:eR4ttJO80
原因は、資本主義や商業主義の暴走が庶民を苦しめたから
5辺無宇叫 ◆eaYqa3SeLE :2009/01/06(火) 07:00:58 ID:7l/RAs3gO
この時期先進国以外だと結構世界中でこの種のクーデターは起きてるよね
やっぱ大恐慌が原因?
6名無しさん@お腹いっぱい。:2009/01/06(火) 10:09:49 ID:p5jB03YV0
関連スレ
二・二六事件 2.26事件 2・26事件
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/history2/1140916271/
7名無しさん@お腹いっぱい。:2009/01/06(火) 10:16:31 ID:ncDYMRit0
高橋蔵相の今でいうリフレ政策で日本は不況(デフレ)をいちはやく脱出していた。
しかしすでにインフレの兆候があったので財政の削減を計画していた。陸軍予算
の削減予定が高橋蔵相に関しては暗殺の直接決行理由だろう。
カルト勢力の決起はどちらかというと経済が成功しはじめたときが危ないのでは。
社会がおさまってしまうとそういう勢力は活躍できなくなるから。
8名無しさん@お腹いっぱい。:2009/01/06(火) 19:06:17 ID:eR4ttJO80
今回の金融危機は日本人が原因とのもっぱらのうわさ
9名無しさん@お腹いっぱい。:2009/01/06(火) 19:13:38 ID:eR4ttJO80
お前らのほうが「カルト」金融教
10名無しさん@お腹いっぱい。:2009/01/06(火) 19:15:27 ID:eR4ttJO80
ぜにのない奴ぁおれんとこーへコイッ
骨の髄までしゃぶってやるぜ〜
11名無しさん@お腹いっぱい。:2009/01/06(火) 19:19:13 ID:eR4ttJO80
>5
欲の突っ張りが、庶民の消費欲を減退させ
その腹いせに失業や貧困を作り出し、更に要求を続ける構造だよ
みんな辟易してるよ
12名無しさん@お腹いっぱい。:2009/01/06(火) 19:26:30 ID:eR4ttJO80
失業や貧困が、利益をもたらすのが本質で
景気対策とはそれを作り出すこと
村の娘が、女郎屋に売られる悲劇も、青年将校を怒らせた原因の一つ
おれは「若者立ち上がれ」と言いたい
13名無しさん@お腹いっぱい。:2009/01/06(火) 19:28:01 ID:eR4ttJO80
大阪の橋下を代表するグループだな
14橋下:2009/01/06(火) 21:23:22 ID:eR4ttJO80
次はどこがサイタマだ?
15名無しさん@お腹いっぱい。:2009/01/07(水) 02:56:57 ID:2p360w17O
陸軍予算削減に激怒。これからまだまだ戦うというのに!!
馬鹿者!!高橋!!
じゃね?
16名無しさん@お腹いっぱい。:2009/01/07(水) 18:35:34 ID:AZYR0J5Z0
社会にはびこる、悪徳や悲惨を容認した
と捉えられたのかもしれない
戦争は理由がなければやらないよ
歴史は難しい、実際に見た訳ではないから、皮膚感覚がない
記録は、それを記した人の「窓」から見える一部分でしかないし
関心そのものが本質を隠してしまう可能性もある
違わないのは、人間の心理だけかも知れないね
17名無しさん@お腹いっぱい。:2009/01/07(水) 18:39:29 ID:AZYR0J5Z0
資本主義ってやくざのおっちゃんが「酷いだろう」と同意を求めるほど酷い
18名無しさん@お腹いっぱい。:2009/01/07(水) 18:40:08 ID:HGUAlJco0
原因は国家社会主義でしょ
226の連中のネタは北一輝だもん

19名無しさん@お腹いっぱい。:2009/01/07(水) 19:54:34 ID:AZYR0J5Z0
なにそれ
20名無しさん@お腹いっぱい。:2009/01/07(水) 19:57:53 ID:AZYR0J5Z0
義を見てせざるは勇なきなり
この言葉を覚えて、親の前で話したらすごく怒られた
でも喜んでいるようでもあった
21名無しさん@お腹いっぱい。:2009/01/07(水) 20:00:13 ID:AZYR0J5Z0
橋下なんか卑劣漢だな当時の感覚からしたら
22名無しさん@お腹いっぱい。:2009/01/07(水) 20:24:02 ID:2p360w17O
奴は念能力者だ
23名無しさん@お腹いっぱい。:2009/01/08(木) 01:05:54 ID:gc5gsX/g0
原因はさかのぼっていくときりがない。
暴発の直接的原因は満洲追放がきまったからだろう。
24名無しさん@お腹いっぱい。:2009/01/08(木) 01:55:14 ID:HZ/QzsNc0
原因は複合的で特定出来ない
ただ当時の陸軍中央部の官僚的な派閥抗争にはなあ・・・
25名無しさん@お腹いっぱい。:2009/01/08(木) 05:55:58 ID:m9EUPqcA0
腐敗した国家を打倒するためだろう。
26名無しさん@お腹いっぱい。:2009/01/08(木) 17:03:51 ID:QSxBQyui0
法を逸脱する行いは、始めは慎重であっても次第に慣れて行く
それが小さなグループの中ではびこると、本人たちは善悪の判断が出来なくなって
当然の行為と思うようになるらしい
そういう特殊なグループはよく見かけるよ
27名無しさん@お腹いっぱい。:2009/01/08(木) 17:04:36 ID:QSxBQyui0
それは普通の会社にいる
28名無しさん@お腹いっぱい。:2009/01/08(木) 21:03:05 ID:QSxBQyui0
はなせばわかる>問答無用。

実際に、そう言う言葉がかわされたかはわからないが
当時の、社会に言葉を弄ぶ人間に対し怨恨があったことはうかがい知れる
虚飾を廃した簡潔な文章とか、軍隊の教育にもそれは感じるな
29名無しさん@お腹いっぱい。:2009/01/08(木) 21:06:20 ID:QSxBQyui0
26
お互いに傷を舐め合うから、セルフなマインドコントロールにかかってしまうんだね
傍から見ると狂人に見える
30名無しさん@お腹いっぱい。:2009/01/09(金) 08:33:46 ID:rNb3r39i0
岡田内閣は事件六日前に選挙で信任されたばかりだったのに・・・
31>>1:2009/01/10(土) 01:13:16 ID:N+pPucbI0
■■■■■■■■■クーデターを起こした理由はやはり━━━━━━━下記のようなものだろうか。


皇道派と呼ばれた改革派青年将校たちは中産階級上層の出身者でなければ入れない
幼年学校出身のエリートコース出。
(ちなみに学費なし。給料出たのは士官学校。中産階級下の方で勉強できたのは同じく有給の師範学校か士官学校に行った)

彼らが任官して将校になると多くの兵の家族は経済恐慌の結果として悲惨な経済状態にあった。
東北では「娘売ります」。これで改革派は決意した。問題は、彼らが目覚めたのは高橋が恐慌を
収拾した段階なのに、責任は高橋にあるように見えたこと。なんと言っても、三井の円売りで
旧平価維持できなかったのが危機の原因とかいうアンチのプロパガンダが良く効いていたからね。

こうして、天皇以外は万人平等の日本式国家社会主義で資本主義克服が、皇道派の構造改革に
なった。ところが、軍には浜口・井上の応援団である統制経済主義者と連合しながら
軍拡を狙う一派として統制派という連中がいた。彼らは、岸伸介のような新官僚という構造改革
派官僚(要するに産業政策・国家管理による経済再建を目指す一派)とともに、満州権益の
拡大とか狙っていた。これが、市場経済と議会主義を擁護していた高橋一派を潰すために
馬鹿な皇道派を焚きつけてクーデーターを起こさせ、その後は暗黒裁判で銃殺にしたというのが
実相。

●田舎出の陸軍士官の純粋な怒りがクーデターの理由だろうか。
32名無しさん@お腹いっぱい。:2009/01/10(土) 07:22:58 ID:KsumCsnC0
欲深な人間の逸脱が、人心の離反に発展し
それを生活する術を奪うことで、譲歩させようとした
ただそれだけ
33名無しさん@お腹いっぱい。:2009/01/10(土) 07:28:13 ID:KsumCsnC0
満州においても、行いは改まることは無く
もともと住んでいた人達といざこざを起し
生活の術を奪われた人達は、馬賊になって軍を苦しめたらしいね
挙国一致と言うのは多分嘘ですな
34名無しさん@お腹いっぱい。:2009/01/10(土) 08:44:58 ID:KsumCsnC0
アメリカの失業率7.3%だって
「生活する術を奪うことで、譲歩」させようとしているんだろう
黒人大統領が生まれても、行いはあらたまら無い。
国内の福祉が充実すると、他の国に貧困をもたらし
それを真似るバカ者もいて、ますます世界は悪くなるね
堀江なんかは、株は2〜3年様子待ちなどと公言するし
こういう輩は社会的制裁を受けたほうがいいね
35名無しさん@お腹いっぱい。:2009/01/10(土) 09:37:56 ID:KsumCsnC0
国民にイエスかノーか
と選択を迫る大統領もおかしいよね
資本主義は「強要」の技術みたいなものだね
36名無しさん@お腹いっぱい。:2009/01/10(土) 09:48:22 ID:46lKnuuq0
QSxBQyui0=KsumCsnC0
キモイから消えな
37名無しさん@お腹いっぱい。:2009/01/10(土) 09:53:23 ID:KsumCsnC0
テナルヂェ。
38名無しさん@お腹いっぱい。:2009/01/10(土) 09:54:34 ID:KsumCsnC0
ゆすりたかりくもすけ
39名無しさん@お腹いっぱい。:2009/01/11(日) 02:39:45 ID:iIjAZzCR0
誰も読まない長文をクドクドと連投する奴って
気持ち悪いなあ
40名無しさん@お腹いっぱい。:2009/01/11(日) 13:06:46 ID:WxH3VTSh0
下がだらしが無い人間は低脳を言われちゃうよ
41>>1:2009/01/12(月) 01:35:36 ID:GX8nyiTM0
ヤフー知恵袋は…………。

●簡単に説明すれば、大きく分けて二つの遠因があります。
第一に陸軍内部の派閥抗争で、統制派と皇道派の争いが後者の側による実力行使に至ったと言う点。
第二に陸軍のみならず、革新官僚など、この当時の日本の社会経済の様々な行き詰まり
(具体的には深刻な貧富の格差、社会主義・共産主義思想の横行など)に対して、国家社会主義的な
方法・対策の実施を実力を以って達成しようとした点。

この二つを要約し簡単に言ってしまえば、来るべき次の戦争(対ソ戦)に対して、近代的な兵器・武装を拡充して
ソ連に対抗すべきで、その為に軍事予算を使い、国民の忍耐を要求する統制派に対し、
兵力の規模と高士気・作戦で以ってソ連に対抗すべきで、その為には(国家社会主義的な方法論の
実行などで)社会経済的な問題解決を通じて、安心して多数の日本男児が兵隊として戦ってくれるよう、
銃後の安定を望む皇道派が、(社会経済的困窮に苦しむ)あまりに悲惨な銃後の憂いを絶つべく、立ち上がったと言う事件です。

なお太平洋戦争の直接的きっかけとは言いがたいのですが、その後、徹底的に皇道派軍人が排除され、
同じく国家社会主義的な方法論の実施において革新官僚と提携してく統制派が陸軍の中枢を独占的に担って行き、
政治への影響力を増し、支那問題の解決の為にと対米開戦を政府に強要した際、これに対抗する勢力が
存在しなかったと言う点では遠因であったと言えるでしょう。
42名無しさん@お腹いっぱい。:2009/01/12(月) 02:42:41 ID:XQTWWebU0
欲深な人間の逸脱が、人心の離反に発展し
それを生活する術を奪うことで、譲歩させようとした
ただそれだけ
43名無しさん@お腹いっぱい。:2009/01/13(火) 11:21:01 ID:4b8Ww8IF0
楽天の三木谷なんか一番最初に狙われるんじゃないか
44名無しさん@お腹いっぱい。:2009/01/17(土) 13:15:49 ID:Z3MBJeic0
元ライブドアの堀江とかもかな?
45名無しさん@お腹いっぱい。:2009/01/17(土) 22:00:05 ID:up+8M57r0
大阪の橋下、それからマスコミ関係者、経団連
46名無しさん@お腹いっぱい。:2009/01/22(木) 22:37:06 ID:4yHMltd80
東京の石原知事や宮崎の東国原知事は逆に歓迎されるかな?
47名無しさん@お腹いっぱい。:2009/01/26(月) 08:03:09 ID:MJXLgP1K0
渡部昇一
「ヒトラーやムッソリーニ、二・二六事件の青年将校らは共産主義者である」
月刊『WiLL』2007年4月号
48名無しさん@お腹いっぱい。:2009/01/26(月) 08:38:08 ID:hUBlkjGA0
身売りや貧困を肯定する人間のほうがおかしい
その渡部とか言う人間は落合信彦みたいな文章を書くことで有名
49名無しさん@お腹いっぱい。:2009/01/26(月) 16:41:09 ID:Vifu0a4R0

とりあえず、乃木大将
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/kobun/954312887/l50

古いスレッドだけどな・・・
まだ、現役だぜ・・・


50名無しさん@お腹いっぱい。:2009/01/26(月) 17:01:42 ID:GGxFF0lzO
堀江なら2・26事件に参加しそうだな。
51名無しさん@お腹いっぱい。:2009/01/30(金) 12:48:21 ID:NkmFZOxy0
関連スレ
2・26事件って社会主義革命だよな
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/history2/1144068311/
【昭和維新】2・26事件70周年【尊皇討奸】
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/history2/1140900846/
52名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/07(土) 02:42:28 ID:jr0OcrpB0
関連スレ
二・二六事件 2.26事件 2・26事件
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/history2/1140916271/
53名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/23(月) 23:55:47 ID:Xolr16HQO
……たしかに二・二六事件の挫折によつて、何か偉大な神が死んだのだつた。
当時十一歳の少年であつた私には、それはおぼろげに感じられただけだつたが、
二十歳の多感な年齢に敗戦に際会したとき、私はその折の神の死の怖ろしい残酷な実感が、十一歳の少年時代に直感したものと、密接につながつてゐるらしいのを感じた。

三島由紀夫
「二・二六事件と私」より
54名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/23(月) 23:56:19 ID:Xolr16HQO
…かくも永く私を支配してきた真のヒーローたちの霊を慰め、その汚辱を雪ぎ、その復権を試みようといふ思ひは、たしかに私の裡に底流してゐた。
しかし、その糸を手繰つてゆくと、私はどうしても天皇の「人間宣言」に引つかからざるをえなかつた。
昭和の歴史は敗戦によつて完全に前期後期に分けられたが、そこを連続して生きてきた私には、自分の連続性の根拠と、論理的一貫性の根拠を、どうしても探り出さなければならない欲求が生まれてきてゐた。
これは文士たると否とを問はず、生の自然な欲求と思はれる。

三島由紀夫
「二・二六事件と私」より
55名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/23(月) 23:56:44 ID:Xolr16HQO
そのとき、どうしても引つかかるのは、「象徴」として天皇を規定した新憲法よりも、天皇御自身の、この「人間宣言」であり、
この疑問はおのづから、二・二六事件まで、一すぢの影を投げ、影を辿つて「英霊の声」を書かずにはゐられない地点へ、私自身を追ひ込んだ。
自ら「美学」と称するのも滑稽だが、私は私のエステティックを掘り下げるにつれ、その底に天皇制の岩盤がわだかまつてゐることを知らねばならなかつた。
それをいつまでも回避してゐるわけには行かぬのである。

三島由紀夫
「二・二六事件と私」より
56名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/23(月) 23:59:20 ID:Xolr16HQO
二・二六事件は昭和史上最大の政治事件であるのみでない。昭和史上最大の「精神と政治の衝突」事件であつたのである。
そして精神が敗れ、政治理念が勝つた。幕末以来つづいてきた「政治における精神的なるもの」の底流は、ここに最もラディカルな昂揚を示し、そして根絶やしにされたのである。
勝つたのは、一時的に西欧的立憲君主政体であり、つづいて、これを利用した国家社会主義(多くの転向者を含むところの)と軍国主義とのアマルガムであつた。
私は皇道派と統制派の対立などといふ、言ひ古されたことを言つてゐるのではない。
血みどろの日本主義の刀折れ矢尽きた最期が、私の目に映る二・二六事件の姿であり、北一輝の死は、このつひにコミットしえなかつた絶対否定主義の思想家の、巻添へにされた、アイロニカルな死にすぎなかつた。

三島由紀夫
「二・二六事件について」より
57名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/23(月) 23:59:56 ID:Xolr16HQO
二・二六事件を非難する者は、怨み深い戦時軍閥への怒りを、二・二六事件なるスケイプ・ゴートへ向けてゐるのだ。
軍縮会議以来の軟弱な外交政策の責任者、英米崇拝者であり天皇の信頼を一身に受けてゐた腰抜け自由主義者幣原喜重郎の罪過は忘れられてゐる。
この人こそ、昭和史上最大の「弱者の悪」を演じた人である。
又、世界恐慌以来の金融政策・経済政策の相次ぐ失敗と破綻は看過されてゐる。
誰がその責任をとつたのか。政党政治は腐敗し、選挙干渉は常態であり、農村は疲弊し、貧富の差は甚だしく、一人として、一死以て国を救はうとする大勇の政治家はなかつた。
戦争に負けるまで、さういふ政治家が一人もあらはれなかつたことこそ、二・二六事件の正しさを裏書きしてゐる。
青年が正義感を爆発させなかつたらどうかしてゐる。

三島由紀夫
「二・二六事件について」より
58名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/24(火) 00:00:31 ID:mw4JFn4OO
しかも、戦後に発掘された資料が明らかにしたところであるが、このやうな青年のやむにやまれぬ魂の奔騰、正義感の爆発は、つひに、国の最高の正義の容認するところとならなかつた。
魂の交流はむざんに絶たれた。
もつとも悲劇的なのは、この断絶が、死にいたるまで、青年将校たちに知られなかつたことである。
そしてこの錯誤悲劇のトラーギッシュ・イロニーは、奉勅命令下達問題において頂点に達する。奉勅命令は握りつぶされてゐたのだつた。

三島由紀夫
「二・二六事件について」より
59名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/25(水) 14:14:55 ID:xyGR6uycO
横から失礼
うちの大正産まれのばあさんが記憶してた。
朝ざっざっと言う足音に窓をあけたら身なりのいい兵隊さんがいたそうだ。
でばあさんに、お嬢さん危ないから今日は外に出たらいけないよと言ったと。
ばあさん曰く非常に腰の低い立派な兵隊さんだったと。
処刑されて本当に気の毒だとぼける前に話してた。
60名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/25(水) 16:37:23 ID:Xk2rAuR7O
ユッキーきめぇぇぇぇぇ
という感想しか持てなくてごめんなさい
61名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/25(水) 19:29:39 ID:lyrOg41f0
明日は渋谷の慰霊塔に慰霊しにいくよ。 
62名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/25(水) 20:38:36 ID:13tWamZd0
三島は出征しなかったことがコンプレックスになってるだけだからな。
逆に斎藤實・鈴木貫の側から見た『平和の海と戦いの海』とかも面白い
(岡田啓介・鈴木貫の回顧録・自伝は見つかりにくいだろうから)。
五・一五の将校に対する処分が甘すぎたと見ているようだね。
63名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/25(水) 23:49:26 ID:mT9eg7wJO
>>62
三島由紀夫は11歳のときに、二・二六事件にあって感銘して、大東塾の客員会員になってんだよ。
よく知りもしないでコンプレックスの一言で片付けるな。
64名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/25(水) 23:52:00 ID:mT9eg7wJO
――二・二六事件に関してどう考へてゐるか。
十一歳のとき起きたあの事件は、私にたいへん大きな精神的影響を与へた。
私がいまも持つてゐる英雄崇拝とざせつ感は、すべてあの事件に由来するものです。
いふまでもなく私は反乱軍といはれた青年将校の味方で、のちに反乱軍として糾弾した本がたくさん出たが、さういふたぐひの本を読むと、ハラがたつて破つて捨てたほどですよ。
その後の軍閥政治であの挙兵が逆用され、すつかり汚されてしまつたが、青年将校たちの行動は、いはば昭和維新になりうる可能性を持つたものであり、救国の信念に基づく純粋なものでした。
それが反乱軍の汚名を冠せられたのは、陛下を取り巻く卑怯で臆病でずる賢い老臣どもの策謀であり、ひいてはそれを受け入れられた陛下ご自身の責任です。

三島由紀夫
「“人間宣言”批判――小説『英霊の声』が投げた波紋」より
65名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/25(水) 23:55:54 ID:mT9eg7wJO
――戦前の「天皇制国家」を唯一の国体と考へるのか。
さうです。天皇が自ら人間宣言をなされてから、日本の国体は崩壊してしまつた。戦後のあらゆるモラルの混乱はそれが原因です。
なぜ、天皇が人間であつてはならぬのか。少なくともわれわれ日本人にとつて神の存在でなければならないのか。
このことをわかりやすく説明すれば、結局「愛」の問題になるのです。
近代国家はかつての農本主義から資本主義国家へ必然的に移行していく。これは避けられない。
封建的制度は崩壊し、近代的工業主義へ、そしていきつくところは、人生の絶望的状態である完全福祉国家とならざるをえないすう勢だ。
そして一方、国家が近代化すればするほど、個人と個人のつながりは希薄になり、冷たいものになるんですね。

三島由紀夫
「“人間宣言”批判――小説『英霊の声』が投げた波紋」より
66名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/25(水) 23:56:18 ID:mT9eg7wJO
かういふ近代的共同体のなかに生きる人間にとつては、愛は不可能になつてしまふ。
たとへばAがBを愛したと信じても、かういふ社会では、確かめるすべをもたない。逆にBのAに対する愛にしてもさうです。
つまり、近代的社会における愛は相互間だけでは成立しないといふことなのです。
愛し合ふ二人の他に、二人が共通にいだいてゐる第三者(媒体)のイメージ――いはば三角形の頂点がなければ、愛は永遠の懐疑に終はり、ローレンスのいふ永遠に不可知論になつてしまふ。
これはキリスト教の考へ方でもあるが、昔からわれわれ日本人には、農本主義から生まれた「天皇」といふ三角形の頂点(神)のイメージがあり、一人々々が孤独に陥らない愛の原理を持つてゐた。
天皇はわれわれ日本人にとつて絶対的な媒体だつたんです。私は天皇制についてきかれるたびに、いつも“お祭りは必要なのだから大切にすべきだ”と一言いつてたのは、さういふ意味です。

三島由紀夫
「“人間宣言”批判――小説『英霊の声』が投げた波紋」より
67名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/26(木) 04:28:26 ID:QKes9ysBO
今ぐらいか?
68名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/26(木) 12:19:52 ID:MNYSs+O4O
黙祷
69名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/26(木) 20:55:13 ID:g8m8Bu2RO
アイドルの彼氏発覚でキレるオタクを思い出した
不謹慎だが
70名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/26(木) 22:21:28 ID:wD24aKfD0
渋谷のNHKホール前に226で刑場の露と消えた将校たちの慰霊碑がある。
ここは刑場があったところです、今日は顕花がたくさんありましたよ。
71名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/26(木) 22:47:58 ID:KYDr81+F0
今日偶然タクシーで慰霊碑前通ったら黙祷してる方たちいましたよ。路肩に
街宣車が止まってて歌をがんがんに鳴らしてたのはどうかと思いましたけど。
もっと静かに慰霊してくれ。

ある決起将校が「奸臣が死ぬまで成仏しない」という意味のことを言って処刑
されましたが、成仏されたのだろうか。
72名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/26(木) 22:51:16 ID:xb4sA2bd0
キツネだな九尾のキツネ
73名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/26(木) 23:24:36 ID:TQ0my2D0O
黙祷
74名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/08(日) 16:27:41 ID:/ntV/TUYO
226事件に興味のある方々へ

憂国3部作といわれる「憂国」「十日の菊」「英霊の声」などに描かれた226事件の青年将校に興味をお持ちの方々には絶好の催しがあります。
226で襲撃されたほうの人々を巡る展示です。
三島作品の対極から226事件を見ると、昭和の歪や矛盾、226が勃発した経緯や三島さんが何故あれほど226にこだわったのかが別の形で見えてくると思います。
以下御紹介いたします。
テーマ 「226事件の現場 渡辺錠太郎と柳井平八」
場所  杉並区立郷土博物館  HP:http://www2.city.suginami.tokyo.jp/histmus/index.asp
期間  2月21日から5月10日 

HP紹介文転記します。
75名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/08(日) 16:28:35 ID:/ntV/TUYO
昭和史のなかでも、その後の歴史に大きな影響を与えた出来事のひとつ「二・二六事件」は、昭和11年2月26日の未明に、8ヶ所の現場で火蓋がきられました。
その目標のひとつが、都心を遠く離れた閑静な住宅街、杉並の一角にもあったのです。襲撃の対象とされた陸軍教育総監・渡邉錠太郎邸が荻窪にあったからです。
その渡邉邸は、事件から73年経った昨年2月に取り壊されましたが、その際、建具などの一部が区に寄贈されました。
今回はその建具などを使い、玄関部分と和室の一部を実物で復元し、さらに建設当時の図面に基づいた20分の1模型などにより渡邉邸を紹介してまいります。
また渡邉邸の設計者で、箱根強羅にある旧閑院宮邸の設計者としても知られる建築家・柳井平八の足跡もたどります。
76名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/08(日) 16:29:25 ID:/ntV/TUYO
なお講演会では事件当時、現場に居合わせた渡邉錠太郎氏の次女の渡邉和子氏から、お父様の思い出話を語っていただきます。
【会期】平成21年2月21日(土曜)〜5月10日(日曜)
【観覧料】100円(中学生以下無料)
【講演会】平成21年3月22日(日曜) 午後2時から4時
「渡邉錠太郎邸と杉並の近代建築」 稲葉和也(東海大学講師)
《会場》郷土博物館2階視聴覚室
《定員》80名(先着順)
【展示解説】
平成21年3月15日(日曜) 午後2時から3時
平成21年3月29日(日曜) 午後2時から3時
※当館展示担当者が解説します。
《定員》20名程度(先着順)

【その他】講演会、展示解説の参加費は無料です。
(ただし、郷土博物館観覧券が必要。中学生以下は無料。)
77名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/09(月) 19:49:01 ID:f7S5Buj90
六日前の総選挙で岡田内閣が信任されたのが気に食わなかったんだろ
78名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/10(火) 22:05:39 ID:wPkWmCzs0
テーマは「閉塞状態をいかに打破するか」

ただ、どうしても新左翼の主導権争いと同じように思えてしまうな

79名無しさん@お腹いっぱい。
共産主義者の大東亜戦争責任
http://www.nicovideo.jp/watch/sm6396722

226事件というのは結局、北一輝の「国家改造法案大綱」の説く「天皇を戴く共産主義体制」
というおバカなものを信じた、共産主義者の革新軍人が起こした暴力革命未遂事件。

北一輝は「純正の社会主義者」と自称しているとおり、左翼。
その左翼の扇動者として軍人に暴力革命を起こさせる方便として、「天皇を戴く共産主義」を
唱えた。勿論これは天皇への忠誠心厚い軍人を騙す為の詭弁に過ぎなかったが、これを真
に受けて暴走したのが青年将校。

共産主義者、左翼の扇動に乗せられないよう、くれぐれも御用心。