【売国】朝日新聞がでっち上げた従軍慰安婦 3

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33「従軍慰安婦」の造語者が強制を否定
『言論の覚悟』 (単行本)  鈴木 邦男 (著)
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P104
◎97年◎
「反日教科書」もある自由

 2月9日(日) 今度は一転、藤岡さん達と対極にいる千田夏光さん(ノンフィクション作家)と
「従軍慰安婦の真実を追い続けて」というテーマで対談した。そして意気投合した所が
多かったし、とても勉強になった。こんな所が『噂の真相』に言わせれば「右翼のくせに、
中立」と言われるところだろう。でも、どんな人だって100%正しいとか、100%間違っている
なんてない。「ここは考えが違いますが、冷静に話し合えますし、あなたは尊敬しています」
という立場があるはずなのに、何故かそれは許されないようだ。「この問題で考えが違ったら
敵だ。もう付き合わない」といった人々が多いのは困ったことだ。世の中には右と左がいるの
ではない、「話し合える人」と「話し合いを拒否する人」がいるのだと僕は思っている。
 そこへいくと千田さんは本当に話し合える人だった。午後の2時から新宿のロフトプラスワン
でトークだったので、ギリギリに行ったら、すでに来て待っていた。初対面だが、会うなり、
「『創』(96年9月号)の『従軍慰安婦問題を考える』を読みました。僕と全く同じですよ」と言わ
れた。驚いた。千田さんは20年前に従軍慰安婦問題に取り組み、8年の歳月をかけて
『従軍慰安婦』(三一新書)を書いた人だ。この問題の権威だし、僕なんかは「甘い!」と
怒鳴られるとばかり思っていたのに・・・・・・。もの静かに話す人だし、見方が実に冷静で、
客観的だ。目をつり上げて、ヒステリックに叫ぶ左翼のいやらしさからは最も遠い人だった。
「慰安婦の集め方は場所によって随分と違う。だからこれが慰安婦の全てだと言うことは出来
ない。慰安婦になり、いい生活をし、いい金をもらった人もいたでしょう。しかし、それが全てで
はない。軍が直接、連行したということはない。そう証言している人もいるが、怪しい。名乗り
出ている元慰安婦の証言の中にも、これは怪しいと思う話がたくさんある」と言う。
     (続く)
34「従軍慰安婦」の造語者が強制を否定:2007/08/13(月) 16:18:56 ID:HE5riIrG0
>>33 (続き)
エッと思った。これではまるで藤岡さんたちと同じじゃないかと思った位だ。それだけ、シビア
に歴史を見ているのだ。その上で、「軍がどうしても必要だからと業者に命じて作らせたの
だから従軍慰安婦と言われても仕方ないし、そういう言葉も使われていた」と言う。輸送も
軍がやったし、性病検査も軍がやった。慰安施設も軍が作った。だったら「従軍慰安婦」に
間違いはない。大体、軍が「従(つ)いてくるな!」と言ったら従(つ)いて行けないのだ。
「元慰安婦の証言には嘘や誇張もあるということですが、じゃー彼女らがニセ者だということで
すか」と聞いたら、「いや、それはないでしょう。だが、信じられない証言も多い」と言う。「では、
なぜそんなことを言うんですか。日本の新聞記者の誘導にはまったんですか」と聞いた。
「それもあるかもしれません。私は以前、新聞記者をしてましたから、まず見出しを考えてから、
それから取材し、記事を書いたこともありますし、そういう勇み足もあるでしょうが、本当の理由
はこうだと思います。昔は公娼制度がありましたから私も、そうした女性に随分と会いました。
慰安婦にも随分と会って話を聞きました。そうすると、いかに自分が不幸だったかばかり話す
んです。自分ほど不幸な女は他にないと。毎日毎日、話している。悲劇の主人公になるん
です。勿論、不幸な人達でしょうが、毎日話しているうちに話がふくらみ、誇張や嘘も入って
きて、自分でもそれを信じ込んでしまう。それに50年も前のことですからね」
 あっそうかと思った。その「誇張や嘘」の部分を今になって衝かれると簡単にバレてしまう。
だからといって「従軍慰安婦はなかったわけではない。厳然としてありました」と千田さんは
言う。話を聞いて、ウ〜ンと唸ってしまった。この人は一番説得力があると思った。しかし、
テレビ討論には一度も声がかからないという。どっちかの立場に立って怒鳴る人しか呼ばない
んだ。一番偏向してるのはマスコミだ。
 千田さんの『従軍慰安婦』正篇・続篇(三一新書)は20年前の本だが今も出ている。それと
やはり千田さんの『従軍慰安婦・慶子』(恒友出版)を読んだ。なかなか客観的だし、考えさせ
られた。