1 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう :
2007/07/29(日) 01:33:46 ID:l+5XD8Pk0 今でこそローカルな偉人ですが、ペリーと最初に交渉したり、 江戸幕府最初の西洋式軍艦を造った人物です。 そんな中島三郎助がなぜ函館で玉砕したのかをみんなで考えてみましょう。 町おこしイベント「中島三郎助祭」情報もどうぞ。
2 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう :2007/07/29(日) 17:48:24 ID:KW1tFOGG0
逆に何で今でも小説に出てきたりするのかが知りたい。 非業の死を遂げた人なんていっぱいいるのに。
何年か前に神奈川新聞で中島三郎助が主人公の小説連載してたな
4 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/07/30(月) 19:01:15 ID:B5reIZP90
佐々木譲のくろふねですね。
>>2 親子で討ち死にしたところが泣ける。
5 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/07/30(月) 20:13:24 ID:hGWD4tkM0
歴世徳川に仕えた武士で最後まで戦って死んだのが、 有名どころ(微妙だが)は中島三郎助くらいだしね。 アンチ勝なところも人気の一因か。
あまり面識のない吉田松陰に心配されるって どんだけ仲悪いんだよ。
7 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/07/31(火) 22:51:34 ID:FYzf8Z290
>>6 事務官と技官の対立なんてよくあるだろ。
それより、蝦夷で死んだ幕府軍の幹部は土方だけと言われる事が腹立たしい。
土方と対照的に、中島の最期はかなり凄惨だった。
狙撃されたうえ、福山藩軍監の関新五左衛門に斬られた。
遺体は放置されたんだけど、樽沢信之助という人がこっそり首を切り取って
褒美をもらったんだって。
それから、二人の息子を始め、浦賀から連れて行った少年兵もほとんど斬られ、
中島の忠実な部下だった同心の爺さまも自決している。
中島の弟子だった木戸孝允は、中島父子の戦死を聞いて大泣きしたんだそうだ。
中島のことならこちらにまとめられている。
ttp://members.jcom.home.ne.jp/chiharu-makoto/top.htm >>1 中島三郎助祭情報ってマイナーすぎ。何を語れと。
ドックの保存について語ったほうがよさげ。
8 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/08/02(木) 05:48:31 ID:P9I+gHFf0
中島と木戸って師弟なんだ。勝海舟と坂本竜馬みたいだな。 榎本についていかなければ、兵学校の校長にしてもらって、 男爵海軍少将くらいにはなってそうだな。 そうなれば海軍でも長州閥ができてたかも。
9 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/08/05(日) 00:44:36 ID:NJT0TUBg0
君がため我も蝦夷地へ往くぞかしにしんといはば恨なりけり
10 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/08/07(火) 06:16:12 ID:6mBQoWsw0
>>9 二君に仕えず、主君のため蝦夷地へ行ったということか。
これでは仮に戦死しなくても、海軍長州閥は無理だろうな。
ところで
富士見宝蔵番格軍艦頭取出役というのはどんな身分なんですか。
あくまで与力なのか、御目見以上で旗本?
11 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/08/08(水) 00:02:47 ID:DYHjGPA10
木戸は造船術修行のため、中島の書生となった。 中島は懇切に木戸に接し、木戸も中島の子供の遊び相手になるなど、家族とも打ち解けた。 木戸にとって中島は、松陰、斉藤弥九郎とならぶ生涯の師となる。 やがて二人の置かれた状況は大きく離れていく。 新政府の参与となった木戸は、江戸に入ると真っ先に協力を得るため中島を探したが、 中島は江戸を離れた後だった。 五稜郭陥落後、木戸は酒を呑みながら戦況報告を読んでいたが、 遊び相手になった二人の子供ともども中島が壮絶な最期を遂げたと知り、 杯を下げさせ、深く慨嘆したという。 明治8年頃に、木戸のもとを落魄した中島の後妻が一男一女の遺児を連れて訪れた。 木戸は狂喜し、中島の遺児を引き取って教育し、娘は養女にしようとしたが、 様々な事情で断念した。遺児の教育は榎本が引き受け、のちに海軍中将となる。 明治9年の函館巡幸のおり、随行した木戸は中島最期の地を馬車で通りかかった。 往時を回顧し、木戸は人目をはばからず流涕慟哭したという。
12 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/08/08(水) 07:49:28 ID:ttxCtXzW0
>>11 >中島の後妻
中島は一回しか結婚していません。
お錫さんという名で、父方の従妹にあたるとか。
>のちに海軍中将
細かいですが海軍機関中将、海機旧六期の中島与曽八(工学博士)
当時の機関学校は横須賀造船所内にあったから、教官や技師のほとんどが
父の弟子だったと思われ。
>中島を探したが、中島は江戸を離れた後だった。
木戸はその後の中島の行方を探させますが、船が沈没して死んだと偽りの報告をされていたといいます。
13 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/08/10(金) 18:55:40 ID:ikI7Vakx0
>>12 11です。うろ覚えながら、いい話だと思ったので書き込みました。
不正確な点を補っていただいてありがとうございます。
14 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/08/11(土) 08:24:21 ID:qPTxUTlJ0
>>10 宝蔵番・天守番は半席・半御目見といって、半分ずつ一年おきに御目見できる
御家人身分です。業績の割に、厚遇されているとはいいがたい身分ですね。
>>11 相当なショックだったようですね。
中島三郎助が生きていれば、木戸も早死しなかったかも。
15 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/08/13(月) 19:26:04 ID:vSvXt6A40
木戸孝允が中島三郎助の家に下宿してたとき、 あまりの厚遇ぶりに中島家の使用人が、文句を言ったらしい。 そうしたら中島が、あの人は大出世する人物で、将来、私は あの人の家で下男をしているだろうと言ったので、驚愕したんだとか。 ちなみに木戸を中島に紹介したのは吉田松陰!
16 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/08/13(月) 20:08:00 ID:qPORdgzr0
ほととぎす 我も血を吐く 思ひかな
17 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/08/14(火) 01:04:13 ID:uFZxKa8a0
俳人としての評価はどうなんでしょうか? 豊玉さんとどっちが上ですか?
18 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/08/29(水) 00:10:21 ID:BIOuVO0b0
当時の浦賀は海上交通の要衝で大変栄えていた。 豪商も何人かいて、文化も豊かだった。 俳諧も盛んで、その中心が中島木鶏。(しかし、すごい号だな) 江戸でも高名であったそうだ。 また明治期には、かつて中島の部下だった浜口蕉雪が宗匠として活躍している。 土方さんには悪いが格が違うと思うよ。
19 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/09/27(木) 08:21:48 ID:qE3GzbiL0
土方を討ったのって、中島さんじゃないかな。 もともと恭順派なんだし。
20 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/10/06(土) 00:20:18 ID:GAUMOtpm0
そのとき、お腹撃たれてますが、何か。
21 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/10/11(木) 23:10:55 ID:QeKNHaTU0
大河ドラマにならないかね。
22 :
芭蕉 :2007/12/21(金) 11:27:13 ID:XayNoeiC0
しずかさや
______o / ィ ☆Merry Christmas 2007☆ o 。 /ニニニ) 。 。 ° 。 ○ o ○ ,.'´⌒⌒ヽ ○ o ○ o (((Vノノ)ミ卯⌒ヽ<皆さんが良いクリスマスを過ごせますように・・・。 o _i、゚ヮ ゚ リb| |______) シャンシャン ○ 。 ○ / ○⌒○) /|,. o シャンシャン O o 。 o o ∠ (/)-( /)_/ / ○ o .|/ ̄ ̄ /_|/ ○ 。 o O 。 o O /∩ ̄ ̄/∩ o 。 。 ノ / o O o o ψ ψ _ ノ)ψ ψ___ノ) 。 o ○ o (・(▼)・ ) (・(▼)・ ) つ o ° o 。 。 o ∪-∪'"~ ∪-∪'"~ 。 。 o °o 。 __ _ 。 __ _ o o__ _ ° __ .|ロロ|/ \ ____..|ロロ|/ \ __ |ロロ| __. / \ _|田|_|ロロ|_| ロロ|_|田|.|ロロ|_| ロロ|_|田|.|ロロ|_|田|._| ロロ|_
24 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/05(土) 03:12:34 ID:ciB98TgV0
中島三郎助まつり 1月26日(土) 10時〜15時 住友重機械工業(株)浦賀工場内
なんで誰もいないの?死んだの?
ふーむ、近代日本史は、史実がどうであったかは関係なく司馬の小説で決まるということか 司馬の小説になっていれば、このスレも盛り上がったろーにな
27 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/08/22(土) 01:13:27 ID:y4kQWrzy0
幕末の始まりと終わりに大きく関わってて、とりまく人間関係にも有名どころが多い 大河は無理でも年末年始の時代劇ものでやってくれないかな
29 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :
2010/04/10(土) 12:26:45 ID:CfcB58/QO あ