20 :
名無しさん@お腹いっぱい。:
21 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/11(水) 23:31:52 ID:T10E4Ee40
>>20 田岡一雄山口組組長の回顧録『山口組三代目 田岡一雄自伝』より転載
白昼横行する婦女暴行
彼らの暴虐を見聞きするごとに、わたしは怒りにふるえていた。
彼らを制止し、阻止する者は一人としていないのだ。
警察は無力化し、やくざは手をこまぬいて目をそらす。
いったい、誰が街を自衛すればいいのだ。
昭和20年8月末、わたしは所用の帰途、女の悲鳴を聞いた。
人通りも少ない東山病院の裏手である。
白熱の太陽がきな臭い焼跡に照りつけていた。
一瞬、ぎくりと立ち止まり、悲鳴のあがる方向に走った。
途中で、4、5歳の女の子が泣きながら夢中で駆け寄ってきた。
「どないしたんや」
「おかあちゃんが、おかあちゃんが」
少女はわたしに泣きじゃくりながらしがみつく。
この世のものとは思えぬ女の悲鳴がきこえつづけていた。
「ここにいるんやで、ええな」
わたしは少女をその場において一目散に走った。
少女の母親は木立のなかで数人の男に犯されていた。飛行服姿の男達だった。
彼らは不敵な薄ら笑いで女の手足をおさえつけ、一人がその上に乗っている。
女はひたすら絶叫していた。
(ー 汚ねぇ・・・・・・)
うめくと、わたしは遮二無二彼らに突進していった。 (後略)
http://homepage.mac.com/pobox335/blog/files/category-7.html
22 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/11(水) 23:33:04 ID:T10E4Ee40
>>20-21 「田岡一雄自伝・電撃編」 1982年 徳間文庫
彼らは闇市を掌握して巨大な利益をあげ、徒党を組んでは瓦礫と焦土の神戸の街を闊歩して
いた。通りすがりの通行人の目つきが気に入らぬといっては難くせをつけ、無銭飲食をし、
白昼の路上で婦女子にいたずらをする。善良な市民は恐怖のドン底に叩き込まれた。/
こうした不良分子は旧日本軍の陸海軍の飛行服を好んで身につけていた。袖に腕章をつけ、
半長靴をはき、純白の絹のマフラーを首にまきつけ、肩で風を切って街をのし歩いた。/腰に
は拳銃をさげ、白い包帯を巻きつけた鉄パイプの凶器をひっさげた彼らの略奪、暴行には目に
あまるものがあった。/警官が駆けつけても手も足もでない。/「おれたちは戦勝国民だ。
敗戦国の日本人がなにをいうか」。/警官は小突きまわされ、サーベルはへシ曲げられ、
街は暴漢の跳梁に無警察状態だ。
http://www.geocities.co.jp/WallStreet/2463/sangokuzin.htm
23 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/11(水) 23:52:07 ID:T10E4Ee40