なぜ海軍は日米開戦をそしできなかったか。

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46名無しさん@お腹いっぱい。
海軍の実権は事実上、宮様の伏見宮博恭王(開戦の前年まで軍令部総長)
http://www007.upp.so-net.ne.jp/togo/human/fu/hiroyasu.html
に握られていた。明治天皇の実子で、日露戦争の日本海海戦でも活躍した、
東郷平八郎元帥亡き後の海軍にとっては唯一絶対の神のような権力者だった。

この人が、日独伊三国同盟も推進したし、小僧っこ同然の及川軍令部総長に
対米開戦も命令した。誰も逆らえなかった。主流だった対米避戦派の条約派
軍人がある時期を境に片っ端から更迭されてしまった(残ったのは米内、山本、
井上ぐらい、この人たちですら、この宮様には全く逆らえなかった。)のも、
一部は東郷元帥のせいだが、ほとんどがこの人の意向だった。1946年に没。

近代日本の歴史にとって、他にこの人ぐらい「災厄」な人は、山縣有朋ぐらい
しか考えられない。