【流転】 愛新覚羅浩 と 愛親覚羅慧生 【心中】

このエントリーをはてなブックマークに追加
119名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/13(水) 08:17:55 ID:u295BlJh0
好きな人が出来た。
親に反対された。
だから心中って・・・考えるかなぁ。
まだ大学生だったし・・・
生き別れた父親に会うまでは死にたく無いって途中で考えが変わったかも。
遺書を書いた時点の考えと殺される時に思った事は違うと思う。
120名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/13(水) 13:18:13 ID:a5FrKk+V0
溥傑の自伝にははっきりと、慧生が好きな人ができたと溥傑に手紙を送ったとあるので、
まずここで大久保が慧生に一方的に好意を寄せていたストーカーであるという
嵯峨家の主張は否定される。
そして溥傑は慧生の死の原因についても、浩が交際に反対し、別の人間と結婚させようとしたからと書いている。
大学生だからこそ、恋愛がすべてだと思い込むことは十分考えられるし、家族が誰も味方になってくれないという
追い詰められた状況下では心中に走ってしまうことは考えられる。
昔だったら大学卒業してすぐ結婚って感じだろうし、もしかしたら勝手に縁談とか進められていたのかもしれない。

これは自分の印象だけど、慧生はいい子であることに疲れてしまったんだよ。
長女である慧生には浩の期待があまりにも大きくて、
なんでもかんでも浩が願望に慧生に押し付けられて、慧生もそれに従ってきたけど
人生の重大事である結婚まで自分の意思が通らないと思い、絶望したんじゃないかな。
121名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/13(水) 13:20:04 ID:Nom7Hi820
→浩の願望が慧生に押し付けられて
122名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/13(水) 16:18:57 ID:u295BlJh0
でも、ピストルで殺されたのは納得出来ない。
どうしても心中とは思えない。
最期の最期まで・・・大久保主導の無理心中だと思う。

なんのかんの言っても戦後だし・・・
戦前には考えられなかった宮様の離婚とか、色々あったし・・・
家族に反対されても逃げる道はあったと思う。
死ぬほどの勇気があれば。
反対されたなら、暫く冷却期間を置いても良かったし・・・
大久保が思い詰め過ぎたバカなんだよぉっ!!!
123名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/13(水) 20:36:35 ID:MhoERfw00
>>122
>戦前には考えられなかった宮様の離婚とか、色々あったし・・・

なぜここで宮様の離婚という言葉が出てくるのかイマイチ意図がわからないが
とりあえず戦前でも宮様の離婚はあったよ。例:北白川宮能久親王

「誰か昭和を想わざる 天城山心中」
ttp://www.geocities.jp/showahistory/history04/32d.html
これによると、
>昭和30年の統計では15歳から30歳までの自殺者が8231人、この年代の男に関して
自殺は結核の2倍の死亡者数となっていて、死亡原因のトップであった。自殺の中でも
心中による自殺が非常に多かった。よく昭和初期を自殺ブームなどと称するが、実は戦後の方が
戦前よりも自殺者は2倍近くに増えている。

現代の感覚ではちょっと考えられないけど、当時は衝動的な心中が結構あったんだと思うよ
124名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/13(水) 22:08:59 ID:e3Y+u3CV0
どっちにしても、大久保君は多少
キ印入っていたと思う。
慧生さんは親の呪縛から逃げたくて
恋に恋して引きずられたって気がする。
125名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/16(土) 20:59:41 ID:Sr2eBKVT0
浩は慧生に過度の期待をかけすぎていたんだろう。
絶対音感の音楽家だとか、北京大学の教授だとか、日中友好のかけはしだとか
全部浩の希望であり願望だったんだろうけど、慧生が望んでいたのはそんなんじゃなくて
?生みたいに普通に好きな人と結婚して主婦になりたかったんじゃないかな。
浩は慧生が生きている時も彼女とちゃんと向き合っていなかったけど、流転の王妃を読む限り
きつい言い方かもしれないけど、慧生が死んでからも彼女と向き合うことを拒否しつづけて
自己弁護に徹底しちゃったみたいだ。
この母娘を見ていると悲しくなる。
126名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/17(日) 09:11:00 ID:KHdSsKWl0
日本人が清朝の皇女を殺した
127名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/17(日) 17:23:21 ID:fAbOxDLd0
マジレスすると、慧生さんは清朝の皇女でもなんでもないけどね。
母親の浩さんが「流転の王妃」なんてタイトルの本出したから誤解されがちだけど
清朝では、たとえ皇帝の実弟でも一臣下でしかないから、正確には浩さんも
王妃ではないし。この本のタイトルからも、摂家につぐ名家出身だった浩さんの
すさまじいプライドを感じるけど、この母親の虚栄心が、結果的に娘を追い込んで
しまったように感じる。
128名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/18(月) 00:06:26 ID:nFzVqWt80
天皇家に近い家系とか書いてあるけど、
系図見ても、とても近いとはいえないような…。
129名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/18(月) 00:36:55 ID:zSsuEqeC0
溥傑は皇帝じゃないから慧生は皇女ではないね。
醇親王家の跡取りの娘だから王女とは呼んでもいいかもしれないけど。
清朝時代だったら親王の娘は公主ではなく郡主だ。
溥傑は醇親王家の跡取りだから、親王世子。
その妻の浩は世子福晋と呼ぶべきかな。(福晋は満洲語の奥様)
日本語に訳すと王妃でいいのかどうか。
間違っちゃいないけど、日本語とはニュアンスが違うからな。

臣下の妻の一人であることには変わりない。
溥儀と溥傑では身分に雲泥の差がある。
ちなみに溥儀は醇親王の王子だけど、愛新覚羅本家の同治帝と光緒帝の養子になって
本家を継承しているから、法的には一親王家である醇親王家の人間ではなく
愛新覚羅本家の人間だよ。
実の父である醇親王でも溥儀には遠慮して接することしかできなかったのはそのため。
130名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/18(月) 09:06:58 ID:Kot9ND290
満州国は女子相続を認めた独自の法があった。
浩さんの2人目も女の子だったので、日本人が決めたんだけど。
フギは子供がいなかったので次の皇帝はフケツ、彼は皇太弟。
フケツの後はエコちゃん。
日本人、特に甘粕の意向でエコちゃんは皇女でした。

もちろん、当時は既に中国は関係ありません。
131名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/18(月) 21:12:28 ID:5t05wsS10
満洲国の継承法に女子の規定なんてないだろうが。適当なことは言うなよ。
132名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/19(火) 09:40:01 ID:OMpiXMFu0
満州の帝位継承法に、「弟の子がこれを継ぐ」とある。
女子の規定は無いが弟の子は娘2人だけ。
これは女子でも継承する事を指す。
133名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/19(火) 21:33:31 ID:KJM+rH/n0
嵯峨実愛(浩の祖父さん)も見栄っ張りだったらしいね。
134名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/19(火) 22:50:55 ID:9QsL++uW0
「貴妃は毒殺されたか」を読むと
浩さんの人物像が180度変わるね。
135名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/20(水) 16:44:20 ID:KMeOg6Cn0
>>134
すぐ読めそうもないので、できればkwsk
136名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/20(水) 22:49:18 ID:0Rah/OWZ0
>>135
何と言うか、「流転の王妃」は浩さんの都合のいい解釈になっていて
いかに浩さんが痛い人であるか。
見たいな感じで書いてあるよ。
あの本読むと、浩さんはただの厚顔無恥…。
代わりに吉岡さんがいかに素晴しいか!って感じかな。
図書館でも行って読んでみてください。
137名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/21(木) 00:14:44 ID:BK2edqVt0
>>133
嵯峨実愛は浩の祖父ではなく、曾祖父ですよ。
祖父は公勝です。
見栄っ張りは、そうですね。
138名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/21(木) 01:06:45 ID:qvHq2Qsw0
浩は嫌いな人間は徹底的に攻撃するからな。
特に吉岡と二格格に対しては個人的に恨みがあるんだろう。
吉岡は死んで反論できないことをいいことに悪く書きすぎだ。
他にも李玉琴、李淑賢などに対してはあからさまに見下した書き方だし。
流転の王妃で悪く書かれている人については、浩が個人的な恨みがあると思って間違いないだろう。
139名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/21(木) 02:23:49 ID:KHoJphOf0
>>136
ありがとう。
「流転の王妃」、そもそもこの書名からして捏造とまで言わなくても誇張だし
「慧生は頭のおかしい大久保に無理矢理殺された」っていう持論を必死に
アピールしてる時点で、おのずと他の描写も浩の「脳内自分史」に基づくもの
だろうことは想像ついてたけど。日本の名家出身の御令嬢にしては、やることが
どこぞの民族そっくりですな。
140名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/21(木) 14:50:24 ID:libJD5PS0
そこまで言わんでも…
シロートが自分史を書く時に自分の好悪感情が丸出しになるのは
よくある事だとふまえた上で読めばいいだけ
娘の心中事件なんかは誰かのせいにしなくては
母として耐えられない自分のせいだとは思いたくない気持ちがあるんだろう
141名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/21(木) 17:08:33 ID:clue7sx/O
浩は考え方が古く誇り高い人間
結果子供を心中においこみ大久保を悪者にした
142名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/21(木) 20:10:35 ID:5J73SS1G0
自己美化は自伝だからまあ仕方ないにしても、他人攻撃はいかんよ。
吉岡さんの遺族とか、大久保さんの遺族だっているのに。
自分だけ悲劇の王妃にひたって、他人攻撃は容赦ないってのがねえ。
日本人的な感覚だと、他人攻撃をすればそのぶん自分の品位が下がるよ。
143名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/21(木) 20:40:07 ID:gsdWViEo0
溥傑さんは恐妻家というか、
妻に頭が上がらないぽかったらしいね。
(結婚歴を隠してたこととか。)
144名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/21(木) 20:44:25 ID:KHoJphOf0
>>140
そのへんのシロートが、自分の生きた証を残そうなんて綴った自分史とは
訳が違うでしょ。愛新覚羅溥傑の妻が書くんだよ。下手したら歴史資料に
なりかねない「証言」だよ。それを、個人的感情に任せてあることないこと
書かれたら「よくある事」だけじゃ済まされないよ。この本が出版された
昭和30年代当時、どのぐらいの読者が清朝王妃(笑)の自伝を「よくあること」
だとふまえて読んだと思う?こうやって、声の大きい者の一方的な言い分だけが
真実として歴史になっていくんだよね…。
145名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/22(金) 08:41:46 ID:gDr3ghK60
大久保を悪者にして何が悪い。

何故、大久保の祖父は引き上げの時に拳銃を日本に持ち込んだんだ?
何故、祖父や父は処分しなかったんだ?
何故、孫まで拳銃の在り処を知ってたんだ?
何故、弾を入れたまま保管してたんだ?
何故、孫が拳銃を持ち出したのを気が付かなかった?
何故、拳銃を所持してた事を反省して謝罪しない?
146名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/22(金) 20:38:05 ID:Ps9O3plL0
じゃあ拳銃じゃなけりゃいいのか?
慧生と大久保は愛し合っていたんだよ。
いい加減に認めなよ。
直筆遺書もあったし、往復書簡もあるし、慧生の父親さえ認めているのに。
認めていないのは嵯峨家関係者だけ。
147名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/22(金) 23:05:00 ID:yBXSdPsr0
>>146
今のあなたの価値観ならそのとおりだと思いますよ。
でも、日本が満州を作ったように。当時の列強が植民地を
作っていたのと同じこと。当時の価値観だったら、何の問題も
ないです。いい悪いは立場や時代によっていろいろでしょう。
当時の嵯峨には嵯峨の価値感、大事なものがあったでしょう。
今から見て、あなたのような価値観もあるし、違うものもあるでしょう。
今の嵯峨家だったら、大久保さんも何の問題もないと思いますよ。

嵯峨の末裔の一人より。
148名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/23(土) 02:02:51 ID:+hE/KfCq0
当時の嵯峨の価値観だったら何やってもよかったのかね。
先生宛ての直筆遺書を貸したら、返さずに勝手に焼却。
大久保一人を基地害ストーカーとしてさんざん中傷を繰り返す。
要するに大久保みたいな下賤な者を同じ人間と思いたくなかった、慧生が愛した男と認めたくなかったんだろう。
慧生はそんな嵯峨家の家風がいやで愛する男との死を選んだ。
母親の望むままのお飾りの人生を送るのを拒否して自分の道を選んだ。
それが死というのは悲しい結末だったけれど。
彼女には敬意を表する。
149名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/23(土) 03:15:06 ID:nKNCbeh30
>>147
なるほど。浩が自身の著書の中で「(慧生の死の)そもそもの元凶は、華族の名家の
子息令嬢のための学校だった学習院に、大久保みたいな平民までもが入学できるように
なったことだ」みたいなこと書いてましたね。嵯峨家に限らず、当時の旧華族の人たちは
たいていどこも同じだったと思いますけど。しかしこういう価値観こそが、慧生を死に
追いやってしまった元凶だったと思うと残念ですね。ところで、本当に嵯峨の末裔の方でしたら、
「慧生は大久保というキチガイに殺された」という浩が訴え続けた虚偽を、もういい加減に
訂正していただけませんでしょうか?正式に。
150名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/23(土) 13:46:30 ID:+hE/KfCq0
>>147
あなたが本当に嵯峨家の関係者なら、今からでも遅くないので
愛新覚羅社の慧生さんの遺骨を分骨して大久保さんの墓に少しでも入れてあげてください。
慧生さんもそれを望んでいるはず。
死んでも一緒になろうとした2人を引き離すなんて、あまりにも残酷です。
151名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/23(土) 16:06:00 ID:BIv4H6Yh0
>じゃあ拳銃じゃなけりゃいいのか?

そうです。拳銃じゃなければ納得します。
首吊りでも、滝へ飛び込んでも、睡眠薬を飲んでも・・・

拳銃の所持は法律違反だし、それを子や孫に自慢する祖父。
元警察官とは、とてもとても思えない馬鹿だ。馬鹿家族。

たとえ今の時代でも、拳銃を持ってる家族とは関わりたく無い。
浩さんも、そんな恐ろしい家族のせいで責められたら可哀想。
152名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/23(土) 16:30:52 ID:+hE/KfCq0
>>151
はあ?論点はそこじゃないだろう。
戦後すぐなんて銃は日本中にいっぱいあったよ。
GHQに提出しなさいって言われても、昔の記念にと所持したままだった家もたくさんあったし。
戦前世代にとって銃は共に戦ってきた戦友みたいなものだから、手放したくないという気持ちは理解できる。
うちの祖父さんは真面目にGHQに提出してしまったが。
今だったら骨董品として値がついたのに、惜しいことをした。

銃のことだけ取り上げて大久保個人や大久保家を中傷するのはやめなよ。
153名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/23(土) 18:13:52 ID:BIv4H6Yh0
いっぱいあった?
・・・ふぅ〜ん、ウチには無かったね。
真面目に提出する家が普通だよ!

引揚者は港で全ての荷物を検査され、通帳や現金等も没収されて
故郷に辿り着くのも困難な旅だった。昔の記念なんて奇麗事言うなよ。

拳銃の事は大久保家が責められて当然だ!
154名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/23(土) 19:08:59 ID:+hE/KfCq0
自分の家になかったからって、それが標準だなんて考えるなよ。
視野が狭すぎるぞ。
引上げの困難度だって、時期やどこから引き上げてきたか、場所によって全然違うんだから。
155名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/24(日) 05:39:34 ID:jNA447LM0
当時の世間と嵯峨家の価値観について考えてみた。

長女の死の原因が男との情死だと世間に印象付けられたら
名家としての嵯峨家の面目丸つぶれになり
次女の縁談はもちろん弟の子供達や親戚一同にも大迷惑をかけてしまう
(嵯峨家は天皇家の遠縁に当たるのでその点でも不面目は避けたかった)

慧生と大久保が愛し合っていたのが事実でも
当時はまだ普通の家でも結婚相手は親が選ぶのが普通の時代だったので
親が反対しているのに親に隠れて交際をすること自体、
男側が主導権を持たなければ有り得ない(「女は受け身」の時代の価値観)
(母の気持ちとしては世間知らずな娘をたぶらかした悪い男に見えたのは仕方ない)

自分が娘を精神的に追い込んだ結果、娘が死を選んだと考えたら
自責のあまり精神のバランスが崩れてしまいかねないので無意識の自己防衛本能により
大久保の責任、娘は被害者と思うことで自分と嵯峨家の逃げ道にした
156名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/24(日) 17:51:59 ID:nSrOoPE/0
大久保のごとき下賎が嵯峨家の名誉のために犠牲になるのは当然ってか。
すごい価値観だね。逃げ道にされた大久保と大久保家はたまったもんじゃないね。
浩と嵯峨家の面目のために、きちがいの人殺しにでっちあげられたうえ、その汚名を
日本中に晒されて。大久保にも家族があるわけで。兄弟姉妹がいたか知らないけど、
きちがいの血が流れてるとなれば縁談に支障がでただろうし、親戚一同まで甚大な
被害をこうむっただろうね。大久保の母親が精神のバランスを崩してたら、一体何を
逃げ道にできたんだろうね。
157:2009/05/24(日) 19:49:59 ID:a4RE0Coo0
ようするに自分中心じゃないと気がすまない性格だったんだよ、浩は。
大久保さんの遺族とか吉岡さんの遺族が攻撃されてどんなに傷つくかとかどうでもよくて、
自分のために犠牲になるのは当然って価値観なんだろう。

「流転の王妃」というタイトルにも気をつけなくてはならない。
満洲国に皇族の身分を規定する法律はないし、浩は満洲国の王妃ではありえない。
清朝の王妃かといえば、醇親王家跡取りの妻だから言えなくはないけど、
清朝の親王、郡王の妻を全部王妃としたら、同時代にたくさんの王妃が存在する。
清朝の皇族制度を知らない日本人はそこのところを理解していなくて
日本語の「王妃」の印象から唯一無二のファーストレディーと誤解するだろうね。
あと、醇親王家≠清朝皇室、醇親王家は溥儀の出身家で一番影響力があったけど、皇室とは別物。
溥儀は養子に入っているから、溥儀の法的な父母は同治帝と嘉順皇后及び光緒帝と隆裕皇后(プラス同治帝と光緒帝の側室)で
血統的な父母である醇親王と瓜爾佳氏の親としての地位はそれより下になる。
継承財産も溥儀は本家の当主として皇室財産すべてを継承するのに対して、溥傑は親王家に割り振られた分だけ。
溥儀は愛新覚羅家全体の当主としてふるまわなくてはならないから、公式行事では醇親王家も他の皇族と同等の臣下として扱われる(そうしないと他の王家が反発するから)
158名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/24(日) 21:47:13 ID:qQj+/vxb0
コセイさんは、ルックス・・・・・だね
159名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/25(月) 01:14:11 ID:C6MNfWtY0
なんか嵯峨家に対して敵意むき出しの人がいるね
160名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/25(月) 01:36:11 ID:DpIiJpQ80
嵯峨家というか、浩が大久保と吉岡にしたことを考えれば、当然の反応だと思うけど
161名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/25(月) 02:30:44 ID:8I2zOHGx0
浩はどこまでも自分中心で、意にそぐわないことがあると徹底的に中傷したからな。
コ生さんが大久保家や吉岡家に歩み寄ってくれれば少しはわだかまりも和らぐだろうけど、
コ生さんはどう思っているんだろうね。
母親と同じ考えなのかな、それとも母のやり方に少しは疑問を感じることはあるのかな。
162名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/15(月) 22:16:38 ID:ykA8KEX/0
皆さん、時の流れを超えて熱いですね。
ちょっと、志向を変えましょう。
披露宴の御献立です。当時の読売新聞に載りましたね。
白洲次郎が疎開した鶴川で、空襲による焼失を逃れました。

fb1003634.JPG

http://www.filebox100.net/index.php?m=dp&n=fb1003634

パスワード s120403a
163名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/24(水) 22:19:58 ID:5eRz+ain0
>>162
貴重な画像サンクスです。
164名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/23(木) 01:05:54 ID:5XZls7ym0
日本は本当にこの国(支那)の全てを獲ってしまおうとしてるのでしょうか。
わたしは・・・中国人になりたい。日本人であることが辛いです。
中国人になりたい。中国人になって、あの人たちと一緒にあの酷い日本人たちを罵倒してやりたかった。
でもわたしは、あの人たち(関東軍)とおんなじ日本人なんです。
その事実はどうしようもなくて・・・どうしようもなく情けなくて・・・辛いです。


流転の王妃を今更ながら見たよ。
上記は下巻で浩役の常盤ちゃんが言った台詞。
テレ朝制作側が自己を託してるかのような台詞だね。
このドラマの終始、中国人、中国人という規定の仕方が気になった。
彼らに中国人という意識があったかは実は相当疑わしいことはよく言われる。
とりわけ満州民族も漢民族も自分たちを「中国人」で統一してた作品世界の規定は
極めて日本人的発想だと思った。
下巻はまあ中国人の醜さも多少は出てきたけど、上巻は途中で何回もこのドラマの史観の偏向に耐えられず
理性から観るのを中断した。見るのが辛いのは良いんだが、見るに堪えないのは困る。
これまで日本が制作した戦前ドラマで一番酷かったと思う。
史観なんてどの角度から見るかで変わるのは(冷戦時代ならともかく)平成の今では常識になりつつある訳で、
この手の古い中国人誠実史観・日本悪逆史観を2000年代にやる感覚がわからない。
165名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/30(木) 21:31:20 ID:yxEGY+7oO
八極拳のたしなみがあったらしいなw
166名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/18(日) 00:02:49 ID:QXLBLq+c0
華族とかセレブみたいなのに目が無い一部の人が、彼女を「悲劇の王妃」として崇め奉ってるようだけど
真偽のほどはどうあれ、過去に己のつまらないプライドを傷つけられたという屈辱を晴らすためだけに
自身の著書で特定の人物を名指しで悪人・狂人と罵るような人物がどうして「気品に溢れた上品な貴婦人」
でありえようか。ましてや吉岡夫人が故人になったとたんに「Y氏」から実名に書き直すなんてところは
浩が一番見下していた「平民」とやらよりもずっと下卑た根性のように思う。
溥儀自身が後に「吉岡に罪をかぶせていた」という告白をしているのだから、浩の本からも
吉岡中将に関する謂れのない誹謗中傷を削除してほしい。そもそも、あの嘘と虚栄で塗り固められた
「流転の王妃」を金輪際映像化すべきではないよ。感情的で一方的な、一個人の言い分だけで
歴史が歪められるようなことがあってはならないはず。
167名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/18(日) 19:45:34 ID:8zpjBY080
  下関にある中山神社に祀られてるよ
 
  http://www.tokyo-kurenaidan.com/aishinkakura-2.htm
168名無しさん@お腹いっぱい。
ねらー世代の人にとって、皇族といえば美智子さんのイメージで、
近似値でお嬢様というものは楚々としているものだと思っている。
でも戦前までの良家の令嬢は、やがて嫁いでから大勢の使用人たちを
取り仕切るわけだから気が強くて、物事を大声ではっきり言うように躾られたと思う。
だから自分の家に都合の悪いことがあれば、基地外の平民と罵るのも不思議ではない。

でも彼女の文には、そういう身分意識だけとは思えない。低レベルな虚栄も感じられるんだよね。