【立憲と国体】明治憲法【天皇と議会】

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9名無しさん@お腹いっぱい。
「明治憲法の権利・自由は、「法律の留保」を伴うもので、法律によれば権利・自由を制限することが許されるという建前をとっていた。
明治憲法の権利宣言がプロイセン憲法のそれと同じく、「行政権に対する保障であり立法権を拘束するものでなかった」と言われるのは、このように、法律によっても侵されない権利・自由の保障がな
かったからにほかならない。それが日本国憲法によって「法律からの保障」という考え方に180 度転換したことは、まさに画期的と言ってよかろう。
10ワクワク・ルージュ ◆om/aEL/x6A :2005/11/25(金) 14:09:37 ID:DtvtD0a50
法律によっても制限されない人権
アメリカ合衆国憲法修正第一条 連邦議会は、国教を樹立し、あるいは信教上の自由な行為を禁止する法律、または言論あるいは出版の自由を制限し、または人民が平穏に集会し、また苦痛の救済を求めるため政府に請願する権利を侵す法律を制定してはならない。
11ワクワク・ルージュ ◆om/aEL/x6A :2005/11/25(金) 15:47:14 ID:DtvtD0a50
そもそも明治憲法は、人権思想の否定の上に成り立っているのよ。
帝国憲法における臣民の権利というものは、
その大元は天皇が民を宝物のように慈愛してきたという観念なのよ。
したがって、それは人権(=人が生まれながらにして持つ権利)の思想とは相容れないモノなのよ。