”神武不殺” 平和の王権 

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1日本@名無史さん
世界史的に見ると日本の皇室はじつに平和的な王室であると
よく言われます。
敵を殲滅するよりもむしろとりこんできたのが日本の皇室。
その伝統を世の人は「神武不殺」と呼び、兵法の極意として
また治世の秘訣として尊んできました。
平安時代にはその平和的な伝統からなんと死刑制度が廃止されて
いたというから驚きですよね。
武士の発生もこの軍事力に頼らない平和的な姿勢から起こったものだ
とも言われています。まあ、それで実権を奪われてしまうのですが、
またそこがじつに平和的な感じがしますね。
それは日本の天皇の本質が平和を祈る祭祀者にあるからかもしれません。
京の都の名は「平安京」と名づけられました。
これは国と世の人々が平安楽土に暮せることを祈ってのものです。
また、収拾のつかない大乱が起きた際にはみかどはそれを鎮めるべく
努力してこられました。
現代の私達がこうして平和な暮しを送ることができるのも天皇様の
おかげなのです。皆さん、天皇様に感謝する心を忘れないようにしましょう