皇国史観で東日本人を侮辱するな その9

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ということでそろそろ逝きますか。以下多少修正ばーじょん(藁

 近代天皇制イデオロギーの根幹を成す皇国史観は、薩長土肥の明治政府によって
悪質なプロパガンダに利用されましたが、その本質は「西日本=善玉、東日本=悪玉」
という構図にあります。それは、日本史が朝廷を中心とした近畿とそれに反抗して来た
関東との対立抗争の歴史だったからです。

 皇国史観で忠臣またはよく言われる人物で西日本と関係が深い人物には、中臣鎌足、
和気清麻呂、坂上田村麻呂、日野資朝・俊朝、名和長年、楠木正成・正行、豊臣秀吉、
大石内蔵助、吉田松蔭、桂小五郎、高杉晋作、坂本竜馬、大久保利通などがいます。
 それに対して、皇国史観で逆賊あるいは良く言われない人物で東日本と関係が深い
人物には、平将門、源頼朝、北条政子、北条義時、北条高時、足利尊氏、徳川家康、
柳沢吉保、近藤勇、土方歳三、小栗忠順、松平容保、河井継之助などがいます。

 高慢な西国人(西日本人)がつくった明治政府は、皇国史観によって、我々東国の
先人達を悪人として宣伝し、国民にそう吹き込みました。我々東国人(東日本人)も、
いつのまにかそれに洗脳され、郷土の偉人達を悪人だと思い込まされて来ました。
 これは我々東国人(東日本人)を侮辱するものに他なりません。
これを読んだあなたが東国人(東日本人)であるならば、こんなデタラメな
いんちきプロパガンダを、絶対に信じてはいけません。

 戊辰戦争の頃、清水港に漂着した幕府軍戦死者の遺体収容を官軍が禁じ、
そのまま晒しておくようにと命じたとのこと。会津城下じゃ、本当に晒した
のですよね。一ヶ月くらいでしたっけ。
 しかし、身内の屍が、犬に食われカラスにつつかれ、朽ち果てていくのを毎日見る
のは、どんな思いでしょう?

 我ら東国人にとって、西国人が伝統破壊の結果でっち上げた「国民国家日本」に
対する「愛国プロパガンダ」とその中心にあるとされる「天皇家」とは、我らの
「先祖に対する誇り」「郷土愛」を徹底的に侮辱する自虐的存在でしかないのです。

過去ログ保存所(諏訪大社の氏子)
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