大室寅之祐が明治天皇になったと言える勇気を持とう

このエントリーをはてなブックマークに追加
326ガゼネタの結論

注意、以下のURLの作成者は2チャンネルの議論とは
まったく関係はありません。不必要な中傷はおやめください。

http://plaza13.mbn.or.jp/~thkudo/page/dy/d16a.htm

>>学研の「ブックス・エソテリカ」の一冊「天皇の本」を読みました。
(中略)
>でも、熊沢天皇が活躍するのは、戦後に日本がGHQに占領されてから。
>マッカーサーに昭和天皇退位と自分の即位を要請しました!
(中略)
>もっと凄い話もあります。
>明治天皇は替え玉だった!
>本物の明治天皇は長州藩に抹殺されて、長州藩がかくまっていた南朝の皇子の末裔が「明治天皇」として即位した――という説が戦前からささやかれていたそうです。
(中略)
>この奇説を発表したのも、山口県熊毛郡に住む大室天皇(本名・大室近祐)という天皇さんです!
>明治天皇にすり替わったのは、大室近祐の大叔父・寅之祐という人だったとか。
(中略)
>寅之祐が16歳のみぎり、「毛利公のところへ饅頭を作りに行く」といって出かけたのが、
>王政復古だそうで……その論理にはちょっとついていけません。

------------------------
単なるエセ天皇の一人ですね。気になる人は、
ぜひ、学研の「ブックス・エソテリカ」の一冊「天皇の本」
を入手して、他のエセ天皇の論理とくらべて、
信憑性があるかないか判断してください。
327326:2001/05/14(月) 17:10
補足ですが、トンデモと状況証拠の関係です。
多くのトンデモは状況証拠と史実の食い違いから生まれます。

たとえば、私は孝明天皇の暗殺の件や、
秀頼の出生の秘密は、状況証拠的に一考の余地はあります。

が、それに不必要にはまり込んで、鹿島の説を信じて
策のおぼれた例もあります。
http://www.ctk.ne.jp/~knagao/meiji.htm
上ページの矛盾は、
(1)大政奉還時の明治天皇はちょうど成長が一番激しい時期である。
→例えば、12歳のときに身長140センチの少年が毎年10センチ
身長が伸びて16歳で180センチになるのは決して珍しいことではない。
(2)親が暗殺されたから、子供はその暗殺者を恨むか否か?
→天皇家の歴史上、身内同士で権力抗争していた事実は多くあります。
これは日本に限らず、世界の皇帝、王族もそうです。
庶民じゃあるまいし、親が暗殺されても、子供がそれをドライに
受け止めても別に不思議ではありません。
それだからこそ皇帝や王族がつとまるのです。
(3)天然痘の跡
→目立たないように髭を生やしたということはないのか?

トンデモで突っ走るには、状況証拠上苦しい部分も多いです。
だいたい暗殺と違って替玉はリスクが大きすぎますよ。
328326:2001/05/14(月) 17:36
補足2
それと、乗馬の技術が、すり替えの根拠ですが、
いまや芸能人だって短期間に乗馬できるようになりますよね。
実戦ではなく、単なる形式的な場の乗馬なんて、
同一人物でも、数ヶ月練習すればできることでしょう。
しかも、当時の明治天皇は成長著しい青年ですよ。
それに、乗馬さえできれば、その技術はどうであれ、
周囲の人間が「颯爽たる武者」という類の
お世辞気味の表現をするぐらいは十分考えられることです。

ちなみに、俸禄でさえ定かでない大室××が、乗馬が巧みで、
学識があったというほうが、状況証拠上無理があります。