くだらない質問はここに書け

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740日本@名無史さん
>>721 明治天皇がなぜ「軍人乃木」の存在を知ったのか。
 明治35年11月に熊本で陸軍大演習が行われた。天皇お召し列車は途中下関に
止まり、天皇は旧藩主毛利邸に滞在した。その時に宮内省主馬頭が地元の名士
とした話が伝えられています。
「……かつて陛下が御酒を食召され天機殊のほかうるわしく拝した折柄、私に
『乃木は他のものと心掛けが違っておる。多くのものは休職になるとか、予後
備に編入されれば遠くで挙行する演習地にはでかけぬ。でかけてもただ後方に
あるのみであるが、乃木のみは決して左様でなく、いかなる遠い場所にでも
必ず来ておる。来ておるのみでなく、士卒と労苦をともにしていつでも第一線
にあって視察しておる』と仰せられたことがある。並々の御信任でない……」
 乃木は休職中でも、天皇統監の大演習だけでなく地方の演習でも頻繁に見学
していたようです。それが天皇の耳に入っていたのでしょうか。