ジョン・ダワーの『敗北を抱きしめて』

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1名無し@一周年
146頁から167頁なんかが特にそうなんですが・・・
日本兵と違いアメリカ兵の強姦は思いのほかすくなかった、
日本人売春婦は、「好奇心」から始めたものが多く、
性的快楽を感じ、さらに多額の報酬に満足していた、
ハンサムなアメリカ兵には喜びを感じて抱かれた、
等々どうも嫌な記述があります。
日本兵の「慰安婦」とは違う、売春婦も喜んでやった、
好奇心と快楽を求めていたんだ、といってたくみに正当化して
いるのが腹が立ってしょうがないです。
これらの記述って、女性蔑視です。なぜだれも指摘しないのでしょう。
2名無し@一周年:2001/08/22(水) 18:39
強姦者の論理です。
これが正しいなら、日本が責められるいわれはありません。
3名無し@一周年:2001/08/22(水) 18:41
最近のアメリカの日本研究書は異様だ。
なんか、歴史を固定化しようとしている。
彼らは何かに焦っている。
4日本@名無史さん:2001/08/22(水) 18:43
>>3
例えば? ハーバート・ビックスとか?
5名無し@一周年:2001/08/22(水) 18:47
『ヒロヒト』とか?
6日本@名無史さん:2001/08/22(水) 18:48
ダワーとかビックスはアメリカのリヴィジョナリストに属する日本学者。
1970年代から活躍してます。特に最近活発化したわけではない。
7名無し@一周年:2001/08/22(水) 19:12
あの、しらーっと偏向した歴史観を書いて発表して、批判は一切受け付けない態度は
なんだろう。ビックス。
歴史家が歴史観を操作して恥じないとは。
8日本@名無史さん:2001/08/23(木) 13:25
>>7

こっち側にも左右ともたくさん同類はいると思われ
9日本@名無史さん:2001/08/23(木) 15:22
ダワーはともかく、ビックスのヒロヒトは酷いな。
10日本@名無史さん:2001/08/23(木) 15:28
「敗北を抱きしめて」を持ち上げているサヨは日本人としての
自覚がないんだろうか?
自分達の主張のためならなんでも利用するのか。。
11日本@名無史さん:2001/08/23(木) 16:41
偉いなみんな。
俺日本史で初めて買った洋書が「ヒロヒト」。
でも英語から相当離れていたので,余りにも読むのが遅い。
訳書も出版困難を極めたというし。
12名無しさん@一周年:2001/08/23(木) 18:44
確かに、>>1の言う個所は、強姦者の論理だな。「だって女も感じてたみたいだぜ」って
なかんじだった。なんで、気にしない人が多いんだろう。
13 :2001/08/23(木) 19:06
米兵に抱かれた日本兵の未亡人達が好奇心とは・・・
14日本@名無史さん:2001/08/23(木) 20:53
ずっと前に評判になった「容赦なき戦争〜太平洋戦争における人種と勢力」って本でも
日本人からすると「えっ、何言ってやがんだ!?」って話や表現の仕方が散見される。
単細胞かつ無邪気なアメリカ人の偏見なんだろう。でも、この人の奥さんは日本人なん
だけどね。。。好奇心で結婚したのかねえ。(笑
15日本@名無史さん:2001/08/23(木) 23:43
>>1
よく読まずに手元から消えてしまったので教えて欲しいんだけど、
それは「著者が」正当化しているというもの?
16日本@名無史さん:2001/08/24(金) 00:26
賞とったんだっけ?
そういう類のものって、あまり良い物じゃない気がしたもんで
あまり熟読しようという気にならなかったのよね・・・
やっぱりその程度のものなんですかね。
17名無しさん@一周年:2001/08/24(金) 13:25
ピューリッツア賞だよね。この手の本が連続している気がする。思い違いかな?
「敗北を抱きしめて」も、一見すると、日本人に暖かいような書き方なんだが、
断じて、アメリカ軍のレイプおよび売春を日本のそれと分けようとしている。
好奇心と性的快楽とハンサムなアメリカ人とお金をおもとめて進んで売春に向かい、
英語もみにつけ、文化の象徴だったといいたいようだ。
最初はこういう行為を恐れおののいていた日本女性も、さいごには楽しくなり
自ら進んで夜の世界に進んだといっている。
「好奇心」「性的快楽」「ハンサムな」は論外で真面目さのカケラもないが、
「お金」はそのとおりで、それが正当化の理由なら慰安婦なんか・・・なんか
空しくなってきた。
18日本@名無史さん:2001/08/24(金) 14:09
日頃慰安婦問題で騒いでる人権サヨがこの本を持ち上げている事実からも
彼らは慰安婦問題を「女性の人権問題」としてではなく、一政治的手段と
しか考えてないことがよくわかる。
19名無しさん@一周年:2001/08/24(金) 15:24
>>18
どうも、そうとしか思えない。
20日本@名無史さん:2001/08/24(金) 17:03
原爆落として十万人殺してもかまわないのに強姦ぐらいたいしたことない。
21nihonnsiさん@一周年:2001/08/24(金) 18:17
ダワーの明治から敗戦までの歴史叙述の基調は、
おおむね愚かなことを一生懸命やり傲慢になっていたというもの。
どんなに日本通にみえても、どんなに日本人に愛情を持っている様子を
示しても、基本的なことはなにも分かっていないように見えた。
寒々とした本だった。
もちろん、日本の侵略は悪逆であること、日本人が特にレイプを行っていたこと、
「従軍」慰安婦がいたこと、「南京大虐殺」があったことは完全に前提だった。
アメリカの日本占領者の感覚を「異性の体を愛撫するような」感覚だとも書いていたことに
この人物の、本質的下劣さがみてとれる。
22日本@名無史さん:2001/08/24(金) 22:25
>>18
典型的にありがちな一般化だねえ。
誰がどんなふうに持ち上げてるか知ってていってるのかな。
23nihonnsiさん@一周年:2001/08/25(土) 16:16
ダワーの東京裁判についての記述は一見すると、公平にも見える。
東京裁判の問題点、さまざまな批判も載せている。
しかし、日本の「残虐行為」を完全に前提とし、それを「国民性の表出にも見える」
とまで言っているので、裁判の問題点は手続き上の矮小な問題という印象を与える
つくりになっている。パル判事の意見に「日本人が飛びつく様」と描くことで、
それ自体をエピソードの一つにしようとしている。
その上で、「敗者の裁き」という節を設けて、いかに日本人自身が「戦犯」を告発したか
を丁寧に、執拗に書く。
恐るべき、詐術の書だ。
24 :2001/08/25(土) 18:14
アメリカ人のオナニー本を電波と馬鹿にされないように書いた感じ?
25日本@名無史さん:2001/08/25(土) 20:06
読んでないのに語ってる奴が混じってるな
26日本@名無史さん:2001/08/25(土) 20:49
ダワーの場合、民主主義と自由の素晴らしさを心の底から信じてるので、
民主主義ではないものには、全て評価が低くなる。
27日本史@一周年:01/08/26 16:22
ダワーのあの本は、アメリカ人のオナニーというより確実に電波だね。
それに、日本には民主主義も自由もなかったという前提で書いている。
負けて自由になったと思っている。
そりゃあ、戦争中は自由はなかっただろう。だって戦時体制なんだから。
でも、それはアメリカだって同じこと。
日本よりマシだったのは、彼らが勝っていたから。
なんというか、窓際に立っている人の背中を急に押して、落下しそうになった
ところを引っ張りあげて、「俺は命の恩人だ」と主張するのが、アメリカの
やり方。日本人の自由を奪っておいて、叩き潰した後、「解放した」と主張する。
28大学院生@アメリカ:01/08/26 18:31 ID:QYn1FxE2
へぇ、Embracing Defeatって、日本のサヨに持ち上げられてるの?

確かに、これまでのアメリカ史家が書いてきた、日本=悪、中国&コリー=あはれな犠牲者、アメリカ=アジアを日本という悪の帝國から救った救国者、というステレオタイプからしかかいていない歴史書よりはまし、という程度。

でも、Dowerくらいのレベルの本なら日本の研究者がいくらでもやっている、と思っていたんだけどね。

ちなみに、アメリカの「日本史研究者」って、レベル低いよ。日本語ちゃんと読めないの。それで、日本語の研究論文つん読のくせに、「日本のネイティブ研究者は、戦争に関する研究をしてない」なんて平気で書く。

本当は本人がきちんと勉強していないだけさ。

それから、このスレで、「女性の人権」云々と書いている人がいたけれど、
おそらく、アメリカの日本史研究者なんて、日本の市川房江や与謝野晶子や、平塚雷鳥、岸田俊子など、日本で女性の解放のために闘った女がいることなんて知らない。

自分はアメリカで日本史やってるわけじゃないけど(専門はアメリカ研究)、それでも、こっちの日本史研究者(博士号取り立てクラス)とこないだ話していたら、日本の女性の歴史云々という話になってさ。

わらっちまったのは、日本のフェミニストは古今東西「上野千鶴子」だけだと思ってやんの。

その程度の「日本女性認識」の持ち主が、こっちだと日本史で博士号取得で大学の教授になれるわけよ。

そうそう、アメリカ人って、日本語できないから、日本史研究者って99パーセント以上近現代史やるの。古代史やら中世史に詳しい日本史学者いない。日本じゃ日本史のポストなんてなくて、オーバードクターがヒーヒーいってんでしょ。英語鍛えてアメリカきなさいな。

あっという間にあなた教授になれるわよ。中世史の古文書読めるってだけでさ。そのくせ、アメリカの日本史研究のレベルが低い、ということを、一番自覚していないのはアメリカ人。
29大学院生@アメリカ:01/08/26 18:45 ID:QYn1FxE2
そうそう、上に書いたこと、うそだと思ったら、年に一度開かれる、アメリカのアジア学会のぞきにきな。茶番だから。
30日本@名無史さん:01/08/26 21:02 ID:5jL31aqI
>>28
そっちの事情は知らないけどさー
ハーバードからの留学生なんか日本語うまかったし、某史料保存機関で会った
調べに来てるコロンビアの学生なんかも、ずいぶん日本語うまかったけどねえ。

というか、「サヨが持ち上げてる」と言うけど、誰がどうもちあげているのか
ちっとも書いてないので、誰か教えてくれないのかな?これはまじで。
31日本@名無史さん:01/08/26 22:24 ID:qNjbGL7Y
>>28
「敗北を抱きしめて」は、内容的に新発見とかあるわけじゃないが。
当時の社会・風俗史として、多方面に渡る精彩に富んだ叙述ではあると思います。
(価値判断としてはむかつくけど)
文学作品と考えたほうがいいかも。

日本人の著作で、そういう方面で代表作を、って言われてもあんまり思いつきませんな。
民衆意識を扱った論文なら腐るほどあるが、どれも面白くない。

あえて挙げるなら、鶴見俊輔か?
3231:01/08/26 22:27 ID:qNjbGL7Y
>>30
具体的にどこと聞かれても、瞬時には答えられませんが、
新聞とか雑誌の書評で結構とりあげられてませんか?

朝日新聞はダワーの本を、文化面で扱ってたと思う。
33日本@名無史さん:01/08/26 23:42 ID:AcFKggvI
>>31
文学作品・・・やっぱそういう位置づけでしたか・・・。
なるほど。
価値観やその判断に対しての肯定ではなく、「当時の社会・風俗史として
多方面に渡る精彩に富んだ叙述」への評価ですか。
わかりました。ありがとうございます。
34大学院生@イギリス:01/08/26 23:56 ID:OXhgo5Xo
アメリカもだいたい想像つくけど、イギリスの方がはるかに悲惨。
オックスフォードもケンブリッジも日本学関係では大学教員養成すら
ままならない状況。そういうわけで、質の悪い研究者をアメリカから
かなり輸入してる。それなら日本人の方がいいんじゃないの?って思う
んだが、日本人は語学教師以外はいらないらしい。
35大学院生@イギリス:01/08/26 23:58 ID:OXhgo5Xo
おお、なんとIDが!?@_@;
36日本@名無史さん:01/08/27 01:45 ID:fXA4rwK.
>>1
奥さんがそういう人なんじゃない
姫ゆり部隊の生き残りにもそういう人がひとりいて、
本とか出してて、朝日が持ち上げてたじゃん
ほかの生き残りの人は、事実と違うと抗議してるのに
、まともに取り上げられる事はない。
37日本@名無史さん:01/08/27 03:28 ID:v1xikTuY
ダワーもビックスも、恣意的な史料の読み方こそすれ
資料の捏造をしないだけまし。
日本の近代史学者は右も左もキチガイぞろい
右は田中や板倉のように史料の偽造
左は活動家と組んで、でっち上げとわかってる誤史料を大々的に取り上げて
既成事実化をもくろむ。(南京虐殺、従軍慰安婦問題)
どっちも歴史家の名に値する価値のないキチガイ。
ああいったキチガイたちが大手をふって学者でございとアカデミズムの世界で
のうのうとしてる日本の現状を棚に上げて
アメリカの学会を批判してもしゃあないだろ。
少なくともアメリカはバーガミニのように一線を踏み越えてしまった
学者はアカデミズムから追放するだけの厳しさがある。
日本は吉見義明のように職業的詐話師と一緒に
でっちあげをしてそれがばれても罪には問われない。
それどころか論点のすり替えをすれば
でっち上げをした事実すら批判されない。
38日本@名無史さん:01/08/27 09:55 ID:I.v2rNfU
>>37
君は日本の学会さえ批判する資格なさそうだ。知識的に。
39日本@名無史さん:01/08/27 13:18 ID:pWXWoEbM
>>22
上野やお馬鹿な遙や田島もこの本を持ち上げて、ハンサムなアメリカ人万歳なのでしょうか?
40日本@名無史さん:01/08/27 13:19 ID:pWXWoEbM
>>1
ナチに占領されてたフランスの女性もそうだったのでしょうか?
彼女達、後で酷い目にあったようですが。
41日本@名無史さん:01/08/27 14:14 ID:BcTrbBE.
「ゼロの焦点」とか「人間の照明」とかって,そういう彼女たちの
「悲劇」なんだよね。
42日本史@一周年:01/08/27 16:08 ID:tehrc0O.
ウチの大学の教官は、みんな左派系の人びとだが、ダワーの『敗北を抱きしめて』は
みんな絶賛していた。かれらには、心地よいようだ。あの程度の本があそこまで、
絶賛されるのに、本当に驚いた。そして、失望した。
43日本@名無史さん:01/08/27 19:34 ID:TrrgPkKI
>>42
日本の左派は何故レベルが低いのでしょうか
やはり、無意識な欧米コンプレックスがあるのでしょおうか
44日本史@一周年:01/08/28 14:10 ID:..ZaMw/g
俺は詳しくは知らないんだが、どうも日本の左派は、外国に心の祖国を持っている。
別に、国内的な左派ならかまわない。福祉とか医療とか、腐敗弾劾のために、現政権に
批判的な言説をとくのはかまわない。っていうか、そういう勢力は一定数いたほうがいい。
ところが、日本の左派は、日本を呪っている。そして、外国勢力と結びたがり、日本の
存在を悪にしたいみたいだ。悪事があれば、認めるのは当然だが、やってない悪事まで、
既定の事実のように歴史的に固定したがる。
それでいて、国立大学の教官として日本国民の税金で食べているから不思議だ。
最近は風潮が変わってきたから、ダワーの本は久しぶりに安心して読めたんだろう。
45日本@名無史さん:01/08/28 19:54 ID:XahI0SEc
一部を無断転載

さらに、「慰安婦」の例で言えば、「神奈川人権センター」が自分を絶対的正義と
根拠づけるために、絶対的な被害者(「慰安婦」)が必要ということになります。
「慰安婦」の被害者としての絶体性を確保するのが、「”悲惨な”強制連行」に
他なりません。つまり左翼にとって「強制連行」は、自分たちが”道徳的高み”に
立つための、すなわち絶対正義の側に身をおくための必要不可欠な条件なのです。
だからこそ、「慰安婦」の悲惨さを、場合によってはそれこそ捏造してまで、こと
さら強調するということになります。否、彼らとしては、強調しなければならない
のです。
そして、以前に『問答場』でも話題になりましたが、ここに左翼・サヨクが「相対
化」を嫌う理由の一端がみてとれます。
左翼・サヨクは、「日本の罪」なるものの「相対化」を嫌悪し、「それは罪を相対
化する議論だ」などいって思考停止したまま議論を打ち切るのことがままあります。
「相対化」とは、通時的ないしは共時的状況に照らし合わせて、「日本の罪」なる
ものの行為を普遍的・体系的観点から評価しようとする試みです。
「差異の体系」というのは、なにも言語学に限った話しではありません。ある一つ
の項(罪)を独立した実体として把握するとか、ある一つの項をそれだけで切り離
して本来的な実質を探ろうとかする行為は、極端な「本質主義」「主観主義」
つまり誤謬に陥ります。重要なのは、項と項の差異がはたらく場すなわち体系に
おいて項を位置づけることです。つまり、「相対化」です。
このことは、左翼・サヨクも無意識に自覚していることです。でなければ、
「戦後補償はドイツを見習え」とか、「南京に比べれば広島、長崎はまだマシ
だった」とか、「南京での行為は、国際法に照らして違法であった」とか、
「日本は朝鮮を侵略し多くの朝鮮人を強制連行したのだから、拉致問題で文句を
言う筋合いはない」とかいった言説が出てくるはずがないのです。
つまり、一方では「相対化」を拒否し、他方では「相対化」を存分に利用して
いるわけで(ダブル・スタンダードですな)、目標は常に日本をおとしめること
にあるわけです。要するに、「自虐」のためなら何でもやるというわけです。
かようにして、「大日本帝国=絶対的悪玉」という図式が設定されることになり、
従って、それを糾弾する左翼・サヨクは絶対正義の場に安住できるという次第
です。そういった連中にとっては、言論封殺、脅迫、放火テロ、悪質なプロパ
ガンダなぞ屁でもないんでしょうね。

http://bbs.kidd.jp/?0002/hatsuse
46日本@名無史さん:01/08/28 21:03 ID:V1uKBpZA
>>45
脳内左翼と頑張って戦ってね。
相対化しただけでは何にもならないって言説を、うわっつらしか見てないことをさらしてる。
47日本@名無史さん:01/08/29 02:30 ID:/SmLh2Dk
ビックスの「ヒロヒト」はどうですか?
(スレのテーマとは違うが、ダワー読んでる人なら結構知ってるだろう)
48日本@名無史さん:01/08/29 17:23 ID:blP108Ck
翻訳されてたっけ?
えいごかあ・・・。
4947:01/08/29 17:33 ID:48FN2X2c
>>48
邦訳はまだですが、来年ぐらいには出るんじゃないですか?
英語版も、分厚いもののそこまで難しい英文じゃありません。
(日本史だから前提知識は一杯ありますし)
ただ、全部読むのに1ヶ月かかりましたが・・・
50日本@名無史さん:01/08/29 18:51 ID:b.rKaY3E
なんかヒロヒトって聞くと違和感があるんだが。
昭和天皇(Emperor Showa)って言って欲しいなあ。
5147:01/08/29 20:01 ID:tocIrtHQ
>>50
元のタイトルがそうなので・・・
52日本@名無史さん:01/08/30 20:02 ID:oyKyjmIY
>>49
あなたはどんな印象をもちましたか。
私は、まだ読んでないんでわかりません。
5347=49:01/08/30 20:44 ID:igdniMz2
>>52
天皇制に批判的な日本人学者の研究の集大成、といったとこでしょうか。
新味はなし。でも、昭和天皇の本格的な伝記はあんまりなかったので、
議論の火付け役にはなるでしょうね。
54大学院生@アメリカ:01/09/02 14:27 ID:nc8UiSh2
>30

へぇ、日本では、「日本語がうまい」というのが、優れた日本史学者であることを意味するの?
55カン:01/09/02 15:58 ID:SOtPZ6NI
西尾さん この本読んだんですか?
56カン:01/09/02 16:06 ID:SOtPZ6NI
そんなことでは、大学受験さえままなりませんよ
57日本@名無史さん:01/09/03 00:38 ID:3P5u/bzo
age
58日本@名無史さん:01/09/04 00:58 ID:FdYWi9q2
>54
ん?
>日本語ちゃんと読めないの
に反応しただけなんだけど?
それ以外のことは何にも言ってないけど?
59:01/09/04 11:45 ID:Sd0.QnVI
>>30&58

>ハーバードからの留学生なんか日本語うまかったし、某史料保存機関で会った
>調べに来てるコロンビアの学生なんかも、ずいぶん日本語うまかったけどねえ。

アメリカの日本史研究者というのは、「ずいぶん日本語うまかった」というだけで高く評価されるらしい。
就職口なくて日本でぐずぐずしている、「日本語のうまい歴史学者」諸君よ、アメリカに亡命せよ。

ちなみにアメリカの日本史教科書には、日本の首相の名前を平気で間違えて掲載している。原敬→Key Haroなんてね。けい・はろって誰だろう、なんてマジで首ひねったもんね。
60:01/09/04 12:06 ID:Sd0.QnVI
一つ「日本の歴史学者(ほとんどがサヨクでしょ)」のみなさまに質問。アイリス・チャンの「The Rape of Nanjing」は、ダワ-の著作同様、絶賛しているのでせうか?
基本的な歴史的記述の間違いがあまりに多く、単なる政治プロパガンダのような本なのですが、日本のサヨはこーゆーの大好きだよね
61日本@名無史さん:01/09/04 13:43 ID:El7FoKhI
ビックスやダワーの本より、片岡鉄哉の「日本永久占領」がお勧めです。
あと、霍見芳浩あたりなんか前者を絶賛し、後者をこき下ろしそうな気がする。
62日本@名無史さん:01/09/04 16:55 ID:BFAaM48.
あくまで、印象論だが、アメリカの中国研究も、日本研究とはまた違った意味で
駄目なような気がする。
うまくはいえないが、なんかこう、中国をどっかで理想化しているような研究が
多いような気がする。
アメリカは世界で最も中国研究の盛んな国だが、根本が間違っている。
63日本@名無史さん:01/09/05 00:17 ID:UFG7qhBc
>60
絶賛てどういう意味?
論文でも史料でもないし参考文献として引用されるようなこともない物を
「歴史学者が絶賛しているのか?」といわれても。

小説とか作品として面白いというのと、学術的に有用というのは違うよ。
『歴史評論』でも批判めいたこと言われてるよ。ああいう本が世間で
(歴史学で、ではないよ)持ち上げられるのは困る、みたいな批判だ
ったような。
64日本@名無史さん:01/09/05 01:30 ID:MOo2AstA
>>61
別のスレにも書いてましたね。片岡本が好きなら、国際情勢板のこっちのスレに来ませんか?

http://yasai.2ch.net/test/read.cgi?bbs=kokusai&key=994707209&ls=50

上記スレの127以降を御覧下さい。
65風間佑司:01/09/05 01:43 ID:z8lXGiIM
日本は敗北を抱きしめたんです
66日本@名無史さん
>>60
どっかの雑誌で歴史学者にアンケートとってた。詳細は忘れたけど、
江口圭一という、一般的にはサヨと見られてる学者が、
チャンの本を、憶測に基く有害な本と酷評してた。
もちろんそれは、こういう本があるから右翼を活気付けて、
戦争責任の正しい認識が定着するのに差支える、っていう文脈なんだろうけど。
でも、イデオロギーはともあれ実証性を重んじる姿勢は立派だと思う。