大学で考古学を学ぶってどうですか?

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1リコ
教官のレベルとか研究内容とか卒業生の就職状況とか,進路の参考にしたいので教えてください。
旧石器・縄文・弥生・古墳とか,時代別ができたらいいです。
2國學院大學文学部史学科日本古代史専攻予定:2001/08/05(日) 21:28
良いんじゃないですか?
3日本@名無史さん:2001/08/05(日) 22:47
学力とそうだんだな
4日本@名無史さん:2001/08/05(日) 22:49
たどころせんせい ばい とらさん
5日本@名無史さん:2001/08/05(日) 22:52
>>1
一般の民間企業に就職するなら、他の学部に逝ったがよし。
かなりお寒い状況みたい。
6日本@名無史さん:2001/08/05(日) 23:12
ちょっと気になったんだが、日本史板で考古学のこと聞いても…
考古学板ないからしょうがないか…
7日本@名無史さん:2001/08/06(月) 23:34
旧石器学ぶなら何と言っても東北福祉大だね。
8:2001/08/07(火) 00:38
個別の大学についてなかなか詳しくは書きづらいです。
自分の行きたい大学を決めて、そこの人に直接話を聞いたほうがいいと思います。
どこか行きたいところがあるなら、わかる範囲でお答えしますよ。

>>6
そう、残念なことに無いんですよね。
9日本@名無史さん:2001/08/07(火) 00:41
>>7
ワロタ!
10日本@名無史さん:2001/08/07(火) 00:42
>>1
コネが優良かどうかで選べ。
            以上。
11リコ:2001/08/07(火) 01:30
レスを下さったみなさん,ありがとうございます。
そうですね,偏差値と相談しなくちゃいけませんでしたね。現実にガツーンとやられたみたいです。
やっぱり就職にはコネが必要なんでしょうか。ちょっと考えてしまいます。
自分としては,お墓から出てくるものに興味があるのですが。あ,骨も含めてです。腕輪とかも興味あります。
お墓からいろんなことが判るのっておもしろそうだなって。そんなことぐらいしか考えてません。
私立だと,明治と国学院が有名なんですか?国立だとどうですか?どんな先生に教わるといいですか?どなたか生の情報を教えてください。
12日本@名無史さん:2001/08/07(火) 01:43
関東ですか、関西ですか、それともそれ以外?
考古学は割と対象の地域的にかたよりがあります。
13日本@名無史さん:2001/08/07(火) 01:44
ねたでないのなら、考古学系の掲示板のほうがよろしいかと・・・
14日本@名無史さん:2001/08/07(火) 02:02
>>1、11
現場経験ある?
無いとだめだよ。
偏差値なんかより、そっちの方が数兆倍大事。
15日本@名無史さん:2001/08/07(火) 02:06
入学前に現場経験なんてあるわけないじゃん。
それに現場経験なんてなくても大丈夫さ。
採用試験に通る教養と、人事受けする印象と、若さがあれば
でなければひたすら嘱託して、雇用体系の構造改革をまつのみ
研究職はまた別
16日本@名無史さん:2001/08/07(火) 02:09
俺は考古ボーイだったから
高校時代から現場にもぐりこんでたよ
17日本@名無史さん:2001/08/07(火) 02:13
金、金、金。
考古学は金がないとお話にならない。
18日本@名無史さん:2001/08/07(火) 02:19
>>18
全くのあおりか、一端を言い当てているのか、
学生の個人研究には多少お金がかかりますが、発掘費用を払うというのは
某エジプト考古ぐらい・・
19日本@名無史さん:2001/08/07(火) 02:20
>>17 のまちがい スマソ
20日本@名無史さん:2001/08/07(火) 02:28
ばりばり考古学やりたいなら、一緒に現場にでる
40歳前後のいきのいい助教授か講師・助手のいる大学を選んだほうがいいね

政治力は教授クラスがもっているけど、コネがある人は最近では少数

まちがってもおじいちゃん考古学の私学はだめ、
非常勤じゃなく常勤の教官が複数いる大学が良いでしょう
あくまで予言
21日本@名無史さん:2001/08/07(火) 02:29
レベルは30秒、トラは3分以内に立てられないとダメです。
22日本@名無史さん:2001/08/07(火) 02:40
ネットおたく、プロトコル「考古学者」をおびき出すスレかな
23日本@名無史さん:2001/08/07(火) 03:25
炎天下、厳寒での調査に耐えられる体力、
先輩や諸先生方とおりあいよくやっていける体育会系の精神が必要。
あと酒がのめなければいけません。すぐつぶれるようではバカにされます。
24日本@名無史さん:2001/08/07(火) 03:52
Windows2000/NTを使ってるいる方はCodeRedに感染している可能性があります。
下記のMSサイトからパッチをダウンロードして実行してください。

http://www.microsoft.com/japan/technet/security/codealrt.asp
25小泉純一郎:2001/08/07(火) 04:04


            =、
        ミミ彡ミミミ彡彡ミミミミ
      ,,彡彡彡ミミミ彡彡彡彡彡彡
      ミミ彡彡゙゙゙゙゙""""""""ヾ彡彡彡
      ミミ彡゙         ミミ彡彡
      ミミ彡゙ _    _   ミミミ彡
      ミミ彡 '´ ̄ヽ  '´ ̄` ,|ミミ彡
      ミミ彡  ゚̄ ̄' 〈 ゚̄ ̄ .|ミミ彡
       彡|     |       |ミ彡
       彡|   ´-し`)  /|ミ|ミ   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        ゞ|     、,!     |ソ  <構造改革で痛みを受けるのはこの業界だ!!
         ヽ '´ ̄ ̄ ̄`ノ /     \________
          ,.|\、    ' /|、
        __//  .`──'´   \
     / ̄/ ./   ___─ ̄ ̄ ̄─Y
    ./   | |  __/.___─ ̄ ̄ ̄─ \
   丿  |___|/ __/ /⌒|       .ヽ
   /  /__ \| \.|;;;; |         |
  |   ./ /|/|   \___|;;;; |         |
  \__| .|/|/   ( ̄____  )        | |
  / | ヽ ̄ __/( ̄____  )___       ノ .|
  .| (  | ̄|   ( ̄____  .)  ̄ ̄    |
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    |  .|  |    |     |      
26國學院大學文学部史学科日本古代史専攻予定:2001/08/07(火) 10:15
少し荒れてきましたか?
>>11
ウチには古墳時代専門の先生はいないようです。
どちらかというと古墳よりもそれ以前。
あと、外国考古学は他大の方が良いと思われます。
私は考古学でないので、詳しくは分かりませんが。
27日本@名無史さん:2001/08/07(火) 10:37
オーソドックスな考古学をやりたいんなら、考古学教室がいいんだろうが、
人のやってないことを開拓しようと思うなら、理学部でも工学部でも良いし、
文学部でも、地理学科とか、芸術学部の美術史なんてのも良いかも。
要するに何がやりたいかだね。実は、奈文研の研究員には、かなりの数の
他専攻者がいる。工楽氏はじめ、研究官の多くの口癖は、
「考古学するんやったら、考古学専攻したらあかんよ」である。
人のしないことをやれということだろう。教室に降りる研究費も、
東大・京大を頂点とする名門大の方が多いから、よほど特殊な事情
がない限りは、難関といわれるところの方が良いはず。
もちろん、文学部などより工学部の方が研究費の額は多く、下手を
すれば2・3桁〜それ以上の違いがある。
28それもそうだが:2001/08/07(火) 10:49
>>工楽氏はじめ、研究官の多くの口癖は、「考古学するんやったら、考古学専攻したらあかんよ」

彼らがやっていることは、考古学そのものではない。

競争は激しいが考古学そのものを真摯にやる者がなければ
進歩はなく、レベルの低いままだろう。
29日本@名無史さん:2001/08/07(火) 11:44
女の子は基本的に調査員には無理。圧倒的に少ないのがその証拠。
涙をのんで室内整理に身を落とした人がいる。
30日本@名無史さん:2001/08/07(火) 12:13
性差によって能力差が出ない以上は今後は変わっていくだろうけど
男女関係なく、最近は就職は難しいけど
公務員だから能力によって淘汰されない
使えないやつがごろごろいてもやめさせられない
31日本@名無史さん:2001/08/07(火) 12:28
基本的に男社会だから、
それに耐えられないなら辞めといたほうがいいよ
32日本@名無史さん:2001/08/07(火) 12:35

ばか
33日本@名無史さん:2001/08/07(火) 12:36
事実だろ
34日本@名無史さん:2001/08/07(火) 12:42
ぬくぬくと現状にあまえているやつらが
したり顔で忠告するのはおこがましい
35日本@名無史さん:2001/08/07(火) 12:43
>>29
>女の子は基本的に調査員には無理。

すみません。ムリな理由を教えてくれませんか?
36日本@名無史さん:2001/08/07(火) 12:44
>34
激しく同意!!!!!
37日本@名無史さん:2001/08/07(火) 12:47
裁判官に女が少ない→圧倒的に少ないのがその理由 基本的に男社会
だから女はむり と考えているのだろう

まあ、「女の子」にはむりだけど、でも「男の子」は誤ってなれることはある
38日本@名無史さん:2001/08/07(火) 12:53
1は女の子みたいだから言っとくけど、調査員になるよりは分析とかそっち方面の方が
需要あると思う。調査員だと嘱託から正職になれるのは女の子は確率低い。
理由はさまざまだけど、結局は力仕事だということと、あんまり女の子受け入れる体制が考古にはない。
これは男女関係ないけど、同じところで五六年やってないと雇われないしね。
コネの世界というけど、これは本当。でも実力ないとつかってもらえないから、コネもできないよ。
39ふふふ:2001/08/07(火) 13:26
調査員は力仕事をするものではなく、それは作業員がするもの
男社会といいながら、補助員や整理員などに若い女の子をひそかにのぞんでいる・・・

有能な女性調査員にけつを蹴り上げられながら、調査に励んでください
40日本@名無史さん:2001/08/07(火) 14:05
同じ能力で男女どちらをとるか、だな。
>>39
力仕事しない調査員なんていない。
緊急発掘とかの壮絶な現場を知らないだろう。
41日本@名無史さん:2001/08/07(火) 14:16
仕事しない調査員はいるけどな
42日本@名無史さん:2001/08/07(火) 14:30
>>41
ワラータヨ!
43蛍雪:2001/08/07(火) 14:57
はっきり申し上げるがあなたが好きな古代考古学をやりたいのなら東京大学しかない。
日本一の大学だからという安易な結論でなく、考古学学会では東大以外は「ままごと」と
みなされているからだ。学閥で凝り固まっている今の現状は決して変わらない。石器捏造の
藤村は古代に懸ける情熱は人一倍だったが、学歴が無かったため学会では常に端に追いやられ
ていた。捏造をしたのは見返してやろうという所も大きかったのだと思う。
つまり、このような閉鎖的な学閥主義がはこびる世界であるということだ。
考古学を専攻した者の理想的な進路は博物館就職か、研究職かになるが、バブル期あれほど
建設された博物館だかこの不況でまともに人員を補充しないところが大多数である。
研究職も同様に狭き門となっている。やる気があっても学歴優先体制は今だ崩れそうに無い。
あなたが東大は無理だというなら私立では明治を勧める。私大レベルでは高水準であるし、
過去の就職実績も良い方である。時代別に学べ、他学科との付き合い方では多角的な教養も
身につけられるだろう。
44日本@名無史さん:2001/08/07(火) 15:08

うそつき
45日本@名無史さん:2001/08/07(火) 15:17
東大卒業生とそれ以外の卒業生の数を比較すると、圧倒的に後者の方が多い。
行政職に東大卒なんてほとんどいないような気がするけど。

藤村くんは別の学閥同士の争いの産物。

学歴主義者で東大にいく学力があるのなら、東大にいくのが無難だが。
46日本@名無史さん:2001/08/07(火) 15:33
>>43
いい加減な情報をながさないでください
誇張が多すぎます
47日本@名無史さん:2001/08/07(火) 16:02
>古代考古学をやりたいのなら東京大学しかない

東大の教官に聞いたら次のようなことだった。

>旧石器・縄文は良いとして弥生〜平安の関東は田舎土器だし、そこら辺の良い
>フィールドは京大が占めてる。日本にいたってしょうがないから、旧石器でも
>みんな海外まで含めて研究してるよ。

その気になったらどんな研究でもできる懐の深さは否定しないんだけどね。
最近は地方国立や私立出身の院生もいるから、院から東大でも良いかも知れない。
他学部だが、琉球大から東大院ってのもいるんだから。

明治も良いのは確か。若い人材もちゃんと出てるからね。
48日本@名無史さん:2001/08/07(火) 16:59
私が見てきた技師たちの出身大学。
奈良大
岡山大
関西大学
京都府立大学
山口大学
国学院大学
立正大学
明治大学

いまだに京大東大出身の技師にはおめにかかったことないね。
49日本@名無史さん:2001/08/07(火) 17:21

あなたがしるものがすべてではない
50日本@名無史さん:2001/08/07(火) 17:24
京大の技師は結構いるよ。関西圏の県レベルとか政令指定都市にね。
滋賀県の某技師は、面接試験で「重要な遺物が出たらどうするのか?」
という問いに「上司に相談します」と答えて合格したという伝説がある。
51日本@名無史さん:2001/08/07(火) 17:27
東大出でも、県とか政令指定都市レベルじゃいるよ。
実際に鹿児島県とか、東京都とか。福岡市にいたこともある。
52日本@名無史さん:2001/08/07(火) 17:37
やっぱり県レベルを選ぶあたり東大京大やね。
53日本@名無史さん:2001/08/07(火) 17:48
凶大からは賢宇研にはいけない
54日本@名無史さん:2001/08/07(火) 19:18
考古学の現状を議論できる
優良スレとして認定する!!
55日本@名無史さん:2001/08/07(火) 19:19
>>53
橿考研のことか?
56日本@名無史さん:2001/08/07(火) 19:28
橿考研には、故末永センセーの影響力がまだ残っていて、反官思想
が根強く残っている。だから、奈文研との仲は最悪。
57日本@名無史さん:2001/08/07(火) 19:31
ただのけんきょういなのにけんきゅうしょとはごーまんだ
58日本@名無史さん:2001/08/07(火) 19:33
東大はバリバリ現業でという感じではないらしい。
しかも学科内が複雑な事情を抱えてるみたいだし。
俺は「学園闘争の戦後処理」と聞いたことがある。
59日本@名無史さん:2001/08/07(火) 19:38
>>57
しょーがねーよ、研究員で雇ってんだからさ。
60日本@名無史さん:2001/08/07(火) 19:44
おっ ひとがあつまってきた スレ主にマジレスしてやれ
61日本@名無史さん:2001/08/07(火) 19:47
京都府埋蔵文化財調査研究センター
京都市埋蔵文化財研究所
向日市埋蔵文化財調査研究センター
大阪府文化財調査研究センター

畿内では、「研究」がつくとこが多い。実際大学教官や
国立の研究官、調査官等を出している。
62日本@名無史さん:2001/08/07(火) 19:50
そいつらの出身大学はどうよ。
63日本@名無史さん:2001/08/07(火) 19:50
じったいは普通のぎょうせいじゃん
64日本@名無史さん:2001/08/07(火) 19:56
>>62
誰がどこというのは、プライバシーもあるので細かく言わないが、
岡山・京大・京都教育・同志社・奈良・阪大・広島・立命・龍谷なんかがいる。
65日本@名無史さん:2001/08/07(火) 20:15
そこを4,5年前に東大が受けたと聞いたが駄目だったのか。
6661:2001/08/07(火) 20:34
>>65
俺は今それらにいるわけではないのでわからん。
だから、「〜なんかがいる。」なのだ。スマソ。
67日本@名無史さん:2001/08/07(火) 20:34
明治か国学院
68日本@名無史さん:2001/08/07(火) 20:40
帝王明治という言葉を聞いたことがあるか?
69日本@名無史さん:2001/08/07(火) 20:41
東京がいいね。例え自分のゼミの先生がダメでも他の大学に潜り込める。
70日本@名無史さん :2001/08/07(火) 20:42
最近、某政令指定都市から国立教官がゾロッと出たとこがある。
東大・筑波・国学院の人だった。
71日本@名無史さん:2001/08/07(火) 20:43
古墳とかできないじゃん。東京は。
72日本@名無史さん:2001/08/07(火) 20:45
>>71
>>47 を見てミソ
73日本@名無史さん:2001/08/07(火) 20:47
地元で掘るのが就職への早道だね。
74日本@名無史さん:2001/08/07(火) 21:34
複数の国立教官に聞いたのだが(専門の時代は違う)、教官として手塩にかけて
育てられるのは、1学年2人が限度とか。3人になると、ちとキツイらしい。
だから、教員の多い国立の方が手厚い教育を受けられるのは事実。私立の場合でも、
努力してゼミで上位2〜3人になっとけば面倒は見てくれるさ。
75日本@名無史さん:2001/08/07(火) 22:57
>院から東大 ( >>47 )
スレの本旨から外れ、亀レスでもあるが、他大出身の場合、
外国語の試験で落ちる学生が多いらしい。確か二ヶ国語必要なはず。
目指している人はがんばれ!
76ONITA:2001/08/07(火) 23:46
    /〃〃 〃 \
    /〃,ノ(((((( ))
  /  λ  \ 〃/)
  | /  □ ,,(・) (・)|
   (6$      ´つ゛)
   |  ⊂□⊃  _ |   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   |     // ̄ //  <俺の逝ってる大学に逝けば間違いない!!改革ファイヤー!!!
 /|       ̄ ̄/\  \________

---------------------------[終了]-------------------------
77リコ:2001/08/07(火) 23:46
みなさん,いろいろと教えていただきありがとうございます!もう感激です。皆さん考古学者の方ですか?
私はとても東大や京大とか特A,AAクラスの大学に行ける頭ではありません。でも考古学をしたいのです。
私立も明治とか行ければいいですが,偏差値と学費を考えるとちょっと。東京はかなり生活費がかかるそうですから。ちなみに今は中国地方の公立高校に通っています。
できたら国立大学に行けたらよいのですが。
調査員になるのは大変そうですね。男尊女卑の世界なのですか?
でもアエラの「考古学がわかる」とかみると女性の大学の先生もいらしゃいますよね。憧れてしまいます。
78國學院大學文学部史学科日本古代史専攻予定 :2001/08/07(火) 23:56
>>77
まさか考古学者の方はいらっしゃらないと思いますよ。
79日本@名無史さん:2001/08/08(水) 00:09
中国地方の国立なら
島根大学 岡山大学 広島大学 山口大学
などで考古は盛んです

日本考古学協会のホームページの
大学の講義一覧なんかも参照してみてください
http://www.avenue.co.jp/%7Ekouko/
80日本@名無史さん:2001/08/08(水) 00:11
りこは岡大にしとけ
81日本@名無史さん:2001/08/08(水) 00:32
>>78
熊本大や岡山大には女性教官いたんじゃなかった?
82日本@名無史さん:2001/08/08(水) 00:35
そういう意味じゃなかろまい
8381:2001/08/08(水) 00:51
>>82
ありがと。たしかにそーだ。ROMにもどろ
84日本@名無史さん:2001/08/08(水) 03:07
岡山大は校舎の建替えは済んだのかな?数年前は古い校舎だったが。
何を学びたいかで教官も変わるんだろうけどね。
85日本@名無史さん:2001/08/08(水) 03:33
大学を考古専攻か関連分野で出たら(修士まで行った方が無難だけど)、
京都圏内の埋蔵文化財センターで修行するという手もある。中国地方なら首都圏
で修行することもあるまい。某センターは、京大の教授などから院生等を託
されており、調査員養成機関と呼ばれている。

京都圏内の院に潜り込めたらセットでセンターに潜り込むとバイトしながら
勉強できるよ。京都圏では、学生を育てるという気風が今でも残っているの
で、大丈夫。他の地域でも調べてみたら?

他に知っているところでは、福岡の小郡市なんかが調査員養成機関と呼ばれ
ている。ここも学生を広く受け入れてくれるらしいよ。
86日本@名無史さん:2001/08/08(水) 11:00

補助員として重宝しているだけだろう
87日本@名無史さん:2001/08/08(水) 14:35
奈良大なら女の人の技師いっぱい(?)でてるよ。知ってるのは2,3人だけど。
レベルもそんなに高くないし、入りやすいんじゃない。
奈良大出身者は全国津々浦々どんな田舎にもいるから現場には不自由しないと思うけど。
88日本@名無史さん:2001/08/08(水) 16:03
>>86
どんな理由だろうと利害が一致してればいいんじゃないかな?
京都に関しては、間違いなく良いよ。「修行して来い」って言って
俺が送り込んだ院生もいるよ。研究材料はいくらでもゴロゴロしてる。
それを積むか否かは本人次第さ。
89日本@名無史さん:2001/08/08(水) 16:58
どんな大学者になる奴だって最初のうちはヒヨッ子だし、経験のない学生に一から
教え込むのって骨が折れるんだよ。1・2年生なんて、休み期間しか来られないし、
そりゃ使い物になんない。それでも、いい加減なこと教えちゃいけないしね。
金に変えられない部分でだって色々配慮してるんだからさ。一人前になってくれたら
それでいいんだよね。

昔面倒を見た学生に「どうしてそんなに色々面倒見てくれるんですか?」
「どうやってお礼したらいいんでしょうか?」なんて言われたこともあったけど、
「君が学生だから」「お礼なら、君の次の世代の面倒を見てやってくれたらいい」
って言ったよ。ちょっとカッコ良過ぎると思うけど、みんなそうして(そういわれて)
育ってきてんだからさ。浪花節的だけど、悪い風習とは思わないよ。
90日本@名無史さん:2001/08/08(水) 17:13
そだよー
学生終わってただのバイトになると扱いかわるよー
学生ってのは一種の免罪符みたいなもの。
自分がいかに甘えてたかを自覚するのは卒業後です。
91日本@名無史さん:2001/08/08(水) 18:14
ところでリコさん、あなたは大学卒業後、5年ほど嘱託職員として低い給料と過酷な仕事と年度末になると首切りにおびえる生活に耐えられますか?正職員の口は非常に少ないですよ。いっそ教員になって、希望を出して派遣職員になったら?身分も安定してますよ。正職員でも財団の所はこのご時世だから将来も不安ですね。
そうそう、財団の正職員だと、定年間際まで現場に立つと覚悟した方がいいですよ。教員や公務員だと他への配置転換もあり得ますけど。
92世界@名無史さん:2001/08/08(水) 19:43
わるいことゆわんから、考古学で飯食べようと思わんことです。大学学部で止めておいたほうが無難です。老婆心ながら。
93リコ:2001/08/08(水) 21:54
教えていただいた皆様,どうもありがとうございました。やっぱり就職ともなるとかなり厳しいのですね。
今はまだ受験生ですから,とにかく大学に受かることを目標にしていきたいと思います。もう少し大学のことについて教えていただけませんか。
教えていただいたHPは見ました。中国地方の国立大学でも考古学ができるんですね。奈良大学は,考古学の専門コースがあるのですね。早速パンフを取り寄せたいと思います。
京都近郊ではどこがいいのでしょうか。蛍雪とかみても,よくわからなくて。
あと,大学生でも考古学のバイトがあるんですか?ちょっとビックリです。でもバイトしながら勉強ができるなんて,すごいですね。
94世界@名無史さん :2001/08/08(水) 22:00
京都府立大の史学科でも考古学が専攻できます
先生は若手の優秀な方で、学生も結構優秀です

阪大文学部の考古学も結構いいです
今は、考古学研究室で古墳の発掘をおこなっています
阪大のホームページから考古学研究室のホームページにいけます
後期の入試だったら「作文」とセンターだけだから、
私学に行く場合でも受けておくことはできますよ
95日本@名無史さん:2001/08/08(水) 22:11
このスレ考古経験者の本音の嵐だね。
しかもみんな本物。
96:日本@名無史さん :2001/08/08(水) 22:29
同じ考古学コースでも大学によって
研究重視、発掘重視などの違いってあるんですか?
97日本@名無史さん:2001/08/08(水) 23:00
>>96
少なくとも、知っている範囲では、文化財学科と名のつくところは、現場重視が多いですね。
研究重視といっても、東大や京大でも修士まで出て現場の一つも回せないと、役立たずという
烙印を押されてしまうよ。頭でっかちは嫌われる。
98日本@名無史さん:2001/08/08(水) 23:05
院卒だからってすぐに現場をまわせるやつなんているはずがない
そんなんだったら「経験豊富な」あんたはいらないだろ
99日本@名無史さん:2001/08/08(水) 23:13
リコさんへ
学部生でもアルバイトはありますよ。京都市近辺では、補助員・整理員の主力は
学部生と主婦の皆さんというパターンが多いです。

院生は、それなりの仕事を任されます。分厚い報告書の附論でも任してもらえたら、
それは研究者としての実績に数えることができます。実際に評判の良い、とある報告書
(研究論文含む)の執筆者は、みんな偉くなっています。
100日本@名無史さん:2001/08/08(水) 23:16
>>98
行政発掘と学術発掘の違いがあるんじゃないの?
行政発掘は時間と金と人数の勝負なんだけど、学術発掘は精度の問題が
第一でしょ?そういうことなんじゃないの?
このスレ、考古学志望者にとっては非常に参考になりそうですね。
考古学はまだ文献史学に比べると働き口があるようですが・・・
どうなのでしょうか。
102日本@名無史さん:2001/08/08(水) 23:32
つまっちゃってない
公共事業へって仕事もない
新幹線、高速道路つくりまくろう
おおぎさん応援しよう
103日本@名無史さん:2001/08/08(水) 23:39
現在のところ、都道府県や政令指定都市レベルじゃ採用試験があったら、
40〜100倍の競争率になってしまいます。
採用レベルも、修士修了と同等のレベルを要求されるところも多いです。
教員採用からという変化球もありますが、教員採用試験とて、社会科じゃ
10倍は軽く超えてしまいます。教員採用試験とて、特修免許保持者が優遇
されますので、修士修了者が有利になります。
104日本@名無史さん:2001/08/08(水) 23:44
長年の嘱託生活に耐えかねて足をあらう人もものすごく多いよ。
オールマイティな学芸員になれる史学専攻のほうがある意味いいかもよ。
105日本@名無史さん:2001/08/09(木) 00:14
同じ考古学でも、環境考古学など、分析科学を取り入れた分野はまだまだ需要があります。
企業として成立しているところもあります。かなり厳しいですが、一通り考古学を学習した
上でいくつかの手法の分析が自前でできる人は重宝がられるはずです。
奈良教育大では、文化財科学として、年代測定学や花粉分析などの分析、それを基礎にした
景観復元などができます。また、その分野なら、理学部や農学部でも学習可能です。
10696:2001/08/09(木) 00:26
>>97,100
そうですか。
じゃあ、卒業後、考古学関係に就職したいなら
発掘(行政発掘)したい→文化財学科など
研究(学術発掘)したい→ふつう(?)の考古学科
が望ましいんですか?
107小泉純一郎:2001/08/09(木) 00:36
            =、
        ミミ彡ミミミ彡彡ミミミミ
      ,,彡彡彡ミミミ彡彡彡彡彡彡
      ミミ彡彡゙゙゙゙゙""""""""ヾ彡彡彡
      ミミ彡゙         ミミ彡彡
      ミミ彡゙ _    _   ミミミ彡
      ミミ彡 '´ ̄ヽ  '´ ̄` ,|ミミ彡
      ミミ彡  ゚̄ ̄' 〈 ゚̄ ̄ .|ミミ彡
       彡|     |       |ミ彡
       彡|   ´-し`)  /|ミ|ミ   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        ゞ|     、,!     |ソ  <お前らは改革の抵抗勢力!
         ヽ '´ ̄ ̄ ̄`ノ /     \________
          ,.|\、    ' /|、
        __//  .`──'´   \
     / ̄/ ./   ___─ ̄ ̄ ̄─Y
    ./   | |  __/.___─ ̄ ̄ ̄─ \
   丿  |___|/ __/ /⌒|       .ヽ
   /  /__ \| \.|;;;; |         |
  |   ./ /|/|   \___|;;;; |         |
  \__| .|/|/   ( ̄____  )        | |
  / | ヽ ̄ __/( ̄____  )___       ノ .|
  .| (  | ̄|   ( ̄____  .)  ̄ ̄    |
  |  (⌒|  |    \    |       /
    |  .|  |    |     |      
108日本@名無史さん:2001/08/09(木) 00:41
うーん・・・
境目が難しいんですけどね。
より具体的には、やってる内容を調べるのがいいと思いますよ。
webでも充分調べられると思います。
109日本@名無史さん:2001/08/09(木) 00:42
俺は現場を苦労して自分で探したが
そこに入ろうとして、どこの大学か聞かれて
大学名言ったら、入るの拒否されました。
110日本@名無史さん:2001/08/09(木) 00:53
どこの大学?ここならいいでしょ。
111日本@名無史さん:2001/08/09(木) 00:53
>>106
学科名は、大学で学科を新設するための方便で
内容は各大学によってさまざまだが、
史学科考古は考古学のみ
文化財学科はマージナルな部分を含むこともある

それから
研究→発掘成果をもとに研究。遺物など研究が中心。
    論文をかく。卒論、修論などの延長
学術発掘→大学が微々たる予算で行う短期の発掘調査
       数年にまたがる
       教授はおめつけ、働ける教官が指導
       院生・学生が動員される。他大学生も入ることもある。
112日本@名無史さん :2001/08/09(木) 00:54
>>108
早速調べてみます。
113日本@名無史さん:2001/08/09(木) 00:55
>>109
それ、ひどいですね。
以前いたとこは、在籍校なんて関係なかったんですけど。在籍校どころか、
いわゆる「プー」でも、一つでも多く遺構・遺物の実測ができる奴から
大事にされてましたよ。逼迫した現場が重なってたら、調査員同士で
こなれた補助員の奪い合いをしてましたけどね。
114日本@名無史さん:2001/08/09(木) 00:56
  行政発掘→開発などの事前調査
         各自治体が行う。技師が調査員。学生が補助員でアルバイト
         あと作業員が雇用される。

 あとは古墳の整備などでは自治体の要請で
 大学単位で調査することもある。→学術発掘と同様だが、作業員も雇用される
115日本@名無史さん:2001/08/09(木) 00:58
>>109
勝手に雇うと、大学の教官がクレームを付ける場合があるのでは
116109:2001/08/09(木) 00:58
大学名はちょっと勘弁してください。
まあ、関東です。
117109:2001/08/09(木) 01:01
>>115
教官には前からどこか現場ないでしょうかと
聞いていたんですが、「そんなの俺にいうな。自分で探せ」ということで
探したんですが…、そういう結果になったんですね。
118日本@名無史さん:2001/08/09(木) 01:01
>>111
学科名については、文部省(現文科省)が認可しないといけないから
そういうところはあると思う。とある大学の教務課職員に聞いたこと
あるんだけど、認可のためにはなんでも書類は作るって言ってた。

学術発掘については、そうかなあ。
貧な学術調査も多いけど、リッチな学術調査もあるよ。
確かに短期なのが多いけどね。
119日本@名無史さん:2001/08/09(木) 01:05
ちゅうか、成果自体のぷあな学術発掘になりさがっている
実習目的となっている
120日本@名無史さん:2001/08/09(木) 01:08
ちょっと休憩を。
中東方面の国際協力で学術調査をした人から聞いたんだけど、
調査中に政情不穏になったらしい。たまたまGPSの衛星モニター
見たら数日前に比べて衛星がめちゃくちゃ増えてたらしい。
「俺たち生きて返れるんやろか?」と調査団ではマジで話してたらしい。
12196:2001/08/09(木) 01:12
>>111,114
なるほど発掘→遺物などを研究ですか。
じゃあ行政発掘(技師さん)してても研究もできるんですか。
技師さん=発掘だけ のイメージがあったんで…
122日本@名無史さん:2001/08/09(木) 01:38
発掘→遺物などを研究 ではなくて

研究は、各発掘調査によってもたらされた情報をもとに
遺構や遺物などを分析する 自ら発掘しなくてもできる
これはテーマとするものがねらって発掘できるわけではないから

発掘調査は事後に調査報告書として、その遺跡で
得られた情報を詳細に報告しなければならない。
この時、そうした遺跡や遺構の年代や性格などを知るために
ほかの遺跡の報告なども検討される。→自ずと研究となる
→勢い余って?付論として載せられる。

技師の人でも、身分確保として行政にはいり、研究しているひともいる
ただし、学生時代同様、研究費は自腹。
123日本@名無史さん:2001/08/09(木) 17:34
大学や博物館などの研究者は幹はわかるが枝葉はわからない。現場で掘っている技師や調査員は枝葉はよくわかるが幹がわからない。
と言ったところですかね。研究者も実際に現場経験してないと遺物わかんないし、技師や調査員からバカにされて情報もらえない。
124日本@名無史さん:2001/08/09(木) 17:58
>>122
文化に予算を割いてくれる県レベルじゃ、内地・外地留学とかの制度を持ってたとこも
あった。最近はどうなってるのかな?院の社会人枠の活用なんかで済ませてるのかな?

某県では、学部や院に非常勤講師を出しているところもある。業務を圧迫するわけだから
きついんだろうが、大学教員とかになれるチャンスが巡ってきたら、大学教育での実績
になるんだろうから、ある意味おいしい話ではあろう。
125日本@名無史さん:2001/08/09(木) 18:02
>>123
だから、行政上がりの大学教官は、スーパーマンみたいに仕事のできる人が多い。
研究者と技師の長所を兼ね備えている。よく死ななかったなと思える体力には感服する。
126日本@名無史さん:2001/08/09(木) 18:05
>>123
 得意分野に閉じこもっている人はともかく、個人では考古のすべての分野を
網羅することは難しいから、機関同士ではなく個人的なつながりを大事にします。
ばかにしている人は二流。情報なんてぎぶあんどていくでしょう。
127日本@名無史さん:2001/08/09(木) 18:08
>>125 両方の短所も兼ね備えているということだな
128日本@名無史さん:2001/08/09(木) 18:13
>>124 そんな暇があったら未完の報告書だしてほしいものです。
129日本@名無史さん:2001/08/09(木) 18:17
>>127
言ってしまえば、確かにそういうところもあるよ。学者上がりの先生と
行政上がりの先生じゃ、感覚が違うから、下手すると衝突してしまう。
学者上がりは、時間を気にせずじっくりやろうとするが、行政上がりは、
まず結果を何時に出すということから逆算して時間設定する。だから、
学術調査においても、学生の起用の仕方などは全然違う。教育第一主義と
結果第一主義の違いといったところか。
130日本@名無史さん:2001/08/09(木) 18:29
大学での発掘が既存の手順どおりに整然とおこなわれるだけのものだとすれば
何の発展もないし、大学でやる必要もないような気がするけど
偶然の成果に頼る傾向が強く、新しい方法論を生み出す、という視点がなさすぎる
131日本@名無史さん:2001/08/09(木) 20:48
こんな優良レスは2chでは奇跡的だね
132日本@名無史さん:2001/08/09(木) 20:56
手順どうりって、どんな手順だ?
133日本@名無史さん:2001/08/09(木) 21:10
既存の発掘手順。この通りやっても別に非難されないやり方。
普通の調査手順、記録方法、精度。
134日本@名無史さん:2001/08/09(木) 21:28
>>130 >>132 >>133
既存の発掘手順って言ったって、調査する時代や地形、当該地方や出身大学
ですら調査方法の細かいところって違うんだからさ。普通の調査手順なんて
どこにもないはず。俺は関西系だが、関東系の調査手順は物凄く違和感がある。
逆もまたそう思っているはず。実は統一的なガイドラインすらないというのが実態。
135日本@名無史さん:2001/08/09(木) 21:32
あなたのあたまのなかにないのですか。
形式的なマニュアルという意味ではないよ。
136日本@名無史さん:2001/08/09(木) 21:34
西の大学出た人にはアイレベルって言葉が通じないよね。
なんか別の言い方するんでしょ?
137ややや?:2001/08/09(木) 21:37
アイレベルがわかんないからわかんない
138日本@名無史さん:2001/08/09(木) 21:52
眼高のことですな。
139日本@名無史さん:2001/08/09(木) 22:09
レベルの記述方法も統一すればいいのにね。
140日本@名無史さん:2001/08/09(木) 22:37
将来(就職後)も多いにそれをやりたいのなら高校か中学校の
教員になるのが一番だと思うけどね。
141リコ:2001/08/09(木) 23:07
みなさん,ありがとうございます。考古学の世界っていろいろ大変なんですね。西と東で使う言葉が違うなんて不思議です。
HPを見ますと,岡山大学には女性の考古学の先生がいらっしゃるのですね。古墳をされている先生もいらっしゃいました。
島根大学にはお墓をやっている先生がお二人いらっしゃるようです。ここなら偏差値的には大丈夫かな。広島大学は帝釈峡で長い間発掘をしているのですね。でも偏差値が・・・。山口大学にも古墳の先生がいらっしゃいました。
大阪大学は,もう模試のでき次第,偏差値しだいですが,ちょっとムリ,かな。
大変失礼な言い方になっちゃいますが,大学の先生の良し悪し(ごめんなさい)は大学の偏差値と比例するのですか?(ほんと,ごめんなさい)。やっぱり将来,考古学をしたかったら偏差値の高い大学に行ったほうがいいのでしょうか。
もうすぐ模試があって志望校を決めなきゃいけないんですけど,やっぱり大学の中身がわかりません。
奈良大と明治と国学院は書こうと思います。京都府立大の先生は木簡の先生なのですか?
142日本@名無史さん:2001/08/09(木) 23:11
瓦と須恵器?です 7世紀ぐらいの歴史考古学
143日本@名無史さん:2001/08/09(木) 23:19
大学によっては2、3回生になってから専門の専攻がはじまり、
それまでは史学全般、文学部全般から講義を受けるだけです
この間に勝手に現場アルバイトデビューする人もいますが、
それまではほったらかしです。
規模の小さいところでは押し掛けると、人手が足りないと、
夏の現場に拉致されてしまうこともあります。
144日本@名無史さん:2001/08/09(木) 23:21
>>142 考古は菱田先生だけ
145日本@名無史さん:2001/08/09(木) 23:23
橘女子、奈良女子なんてどう?
14696:2001/08/09(木) 23:25
いくつかホームページをみてきました。
やっぱり国立は研究がさかんなようですね。
私立は発掘修行や考古学の中でも
特殊分野の研究(保存科学?とか)などを重視するように思えました。
どっちに進んだ方がいいかはもうちょっと考えよ。
147日本@名無史さん:2001/08/09(木) 23:34
>大学の先生の良し悪し(ごめんなさい)は大学の偏差値と比例するのですか?

ズバリ言います。今では比例しないといっていいでしょう。
日本の大学の場合、完全にタイミングの問題が多いようですから、物凄く優秀な
人がいても、ポストが空いてなかったりしたら、ボツ。1〜2年前にそのポストに
若い人が入ったら、その人が辞めるか死ぬかしないとそのポストには就けません。
地方大の先生やってて、より条件のいい大学や共同研究機関から声がかかったら、
普通はみんな移籍しますね。最終的には旧帝大や母校のポストに就きたがるみたい。

概論書を書いてるような偉い先生でも、地方大の先生のこともあります。最近の
若い人はポストの空きがなかなかないので、東大や京大の博士課程の中でさえ
優秀といわれている人でもいいポストに就ける保証はありません。27歳でいきなり
助教授になるような凄い人もいますが、超優秀でもいつまでたっても非常勤講師
の掛け持ちという人もいます。

そのような傾向は、他学部でも同様で、ここ数年間は政府がらみの国際協力などで
引っ張りだこにもかかわらず(要するに、独創的で優秀という評価がされている)、
地方国立の助教授っていう方を知ってます。
148日本@名無史さん:2001/08/09(木) 23:44
>>145
奈良女子大は、木簡とか文字資料やってる人が多いね。奈文研でバイト
しながら勉強もできたりする。本気で勉強できる環境だと思うよ。
149日本@名無史さん:2001/08/09(木) 23:47
>>147
だから、大御所と呼ばれるような人や大家といわれる人は、
旧帝大に集まってくる。よって、層の厚さという意味では、差がある。
150日本@名無史さん:2001/08/09(木) 23:49
以前、某地方国立大の助教授で、「私が主任助教授です」といって
笑いを取ってた人がいた。今は教授。だけど、ひとりだけの教授。
151日本@名無史さん:2001/08/09(木) 23:54
>大学の先生の良し悪し(ごめんなさい)は大学の偏差値と比例するのですか?

原則 147 に同意.ただし,偏差値の高い大学ほど講義の水準を
上げやすいという事情はある.
一概には言えないが,全般的に学生の質が低い大学では,
教師もそれに合わせた講義を強いられることが多い.
もっとも,偏差値が高い大学の教官だからといって,
常に講義に全力投球というわけではないが.
152日本史@名無史さん:2001/08/10(金) 00:36
あと、研究室の問題があります。一般的に、研究者などを輩出している研究室は、院生の研究も活発で学問的な刺激を受けやすい環境にあります。
興味などは、大学に入ってから多いに変わる可能性が高いので、史学科の体制が充実していて、偏差値が高いところに逝くのが無難だと思われます。
また、結構、よこのつながりが強い世界だから、あなたの希望分野と違っていても、極端に違わなければ(日本と外国などのように)、若くて優秀な先生であれば、他大学の先生に紹介してもらって、その先生から部分的な助言を得られる場合があります。
153日本@名無史さん:2001/08/10(金) 10:18
先生の知名度も必要だけど、それ以上に現場の知名度もかなりの重要度を占めます。
現場歴、履歴書に書かされるから。
三年から現場してる人ってのは、あとからもっと早く現場に入れば良かったと後悔してる。
遅すぎるよ。
154日本@名無史さん:2001/08/10(金) 12:38
[参考資料]
偏差値と実力が比例しない大学
Aランク 慶大、上智大、国際基督教大
Bランク 法大、千葉大、
Cランク 南山大、滋賀県立大
155日本@名無史さん:2001/08/10(金) 12:47
ほんとは採用の基準なんて、みんなそれぞれ勝手に決めており
一定のルールなんてない
そもそも、初心者をうまく育ているシステムが現場や大学にない
旧態依然の徒弟制度でうまくいった人だけみて成功と思ってる
それも、単なるアルバイトに成り下がって崩壊しつつある
入門書はたくさんあるけど、使える入門書なんてないでしょう?
156日本@名無史さん:2001/08/10(金) 17:03
駅弁大学がいいんじゃない?教員目指して。考古サークルに入り、まじめにその県の考古学会のドンに師事すると教員になったときも埋文関係の部署への配属を働きかけてくれたり、就職先の斡旋もしてもらえるかもしれない。
157日本@名無史さん:2001/08/10(金) 19:11

少しいい加減な情報
158日本@名無史さん:2001/08/10(金) 19:47
↑少しどころか、相当怪しいと思うよ。
156のとおりの県もあるのかも知れないが、一般論ではないね。
ひどい県じゃ、指導主事試験受けたのに、埋蔵文化財センターに配属に
なった県もあるよ。同じ教頭級なんだとさ。文化財主事が教頭なんて
いうのも変な県だと思うが。
159教育委員会:2001/08/10(金) 20:09

難関を突破した、若くてやる気十分のハズの
新採教員をわざわざ文化財にくれてやるものか
リストラおじさんが回すのだ
160日本@名無史さん:2001/08/10(金) 20:35
今はどうか知らんが、以前京都府は教員採用枠の中に埋蔵文化財職が組み込まれていた。
基準点式なのか、スクラッチなのかは判らなかったが、考古一筋にやってきた学生
にとっては鬼のような試験であった。それで受からなかった人が多かったと聞くが。
161日本@名無史さん:2001/08/10(金) 20:38
禿同。
ほとんどの市町村に技師がいきわたった現在ではもはやありえない。
十年前ならよくあったけど。でも教職員が県に出向して現場にいたりするのはたまにある。
だけど技師にはなれないだろう。たぶん。
162日本@名無史さん:2001/08/10(金) 20:52
>>161
>ほとんどの市町村に技師がいきわたった現在ではもはやありえない。
ホントにそう思ってんの?まだまだ少ないよ。
でも未だに採用してないところは文化に対して関心が低いので、
入ってからとんでもない苦労するんだろうけどさ。
163日本@名無史さん:2001/08/10(金) 20:54
>>162
どこの県のこといってんの?
164日本@名無史さん:2001/08/10(金) 21:34
例えば、長崎県って何人いるか知ってる?
市じゃないとこは殆どいないって聞いたけど。
165日本@名無史さん:2001/08/10(金) 21:45
いないところは郡教委でまかなえるから採用してないだけ〜
166日本@名無史さん:2001/08/10(金) 21:52
>>165
そんな程度なら、まともに文化財保護したら死ぬぞ。
167日本@名無史さん:2001/08/10(金) 22:01
そう?
まあ九州ジタイ考古の大学少ないからね。
山口からわざわざ発掘合宿に行くみたいだし。
でも調査員募集してないよね。県か、県の事業団である程度カバーできてるんじゃない。
市町村で必要なのは調査員よりも、出てきた遺物を保管整理する学芸員だからねえ。
168日本@名無史さん:2001/08/10(金) 22:33
調査員すらいなかったら、遺物を保管管理する必要もなかろう。
だって遺物を出してくる人がいないんだから。
調査員すら採用しない市町村が、学芸員採用するとは思えんがな。
ま、民俗資料が山ほどあるとこなら事情は変わるんだろうけど。
長崎県は、現場の人は一生懸命がんばってるんだけど、県の調査員も
少ないよ。長崎県の人自身が嘆いてるから。最近の原の辻遺跡は、
そういった現状打破の起爆剤にもしたいみたいなんだけどね。
169日本@名無史さん:2001/08/10(金) 22:40
個人住宅や水道ガスの配管まで、完璧に、最低でも立会調査をしている
市町村がどれだけあると思ってんの?畿内以外じゃほとんどないはず。
某政令指定都市は、一度やりかけて担当者が心身症起こして失敗した。
完璧っつーのはそこまでやって初めて言えることじゃないのかな?
だからまだまだ埋蔵文化財行政は全国的にお寒いはずだよ。

某行政上がりの大学教官に聞いたら、首都圏でもそこまでまともに
できてるとこはないんじゃないか?つってたけど。情報求む。
170リコ:2001/08/10(金) 23:02
はぁ,考古学で就職するって大変なんですね。心身症になっちゃう人もいるんですか?
どんな仕事でも厳しいとは思いますが,ちょっと(かなり?)ビックリですね。
考古学のお仕事ってロマンに溢れていいなっ,と思っていたのですが。
確かに取りあえず大学に入ってがんばりたいと思います。中国地方の(よーするに地元なんですが)国立大学では,どこがいいでしょうか?
どなたか卒業生の方,いらっしゃいませんか。教えてください。
171日本@名無史さん:2001/08/10(金) 23:26
郡教委ってあるんですか。
郡なんてもう地方行政上意味ないものかと思ってた。
市以外住んだことないもんで(別に自慢してるわけじゃないよ、念のため)知らなかった。
172日本@名無史さん:2001/08/10(金) 23:31
>考古学のお仕事ってロマンに溢れていいなっ,と思っていたのですが。
確かにロマンもあります。新発見や大発見したときの一瞬って言うものは
物凄く運って言うものがあるから、誰でもが味わえるものじゃないけど、
身震いするほど感動することっていうのもあります。
ただ苦しいだけじゃ一生の仕事として誰も目指しませんよ。達成感とか、
ちょっぴりだけど確かにロマンもあるんですよ。
173日本@名無史さん:2001/08/10(金) 23:33
>>171
郡教育委員会は、あります。兵庫県の山間部にもありますよ。
他にももっとあるのかもしれませんね。
教育委員会ってのは、それだけで法人格ですから、法律に基づく
要件を満たしていれば、市町村で共同で作ったって構わないはずです
174日本@名無史さん:2001/08/10(金) 23:46
>>170 リコさんへ
特段○○先生がいいって思ってないんだったら、広島大がいいですよ。
なんちゃら閥とかじゃなくって独立系だけど、大学の教員なんかも
ちゃんと出てるし、県レベルの職員も西日本じゃかなりいます。
製鉄特に「たたら」に関してはいいみたいです。
教員の世界でも押しが利きますよ。
175日本@名無史さん:2001/08/10(金) 23:55
173さん
わ〜、即レスありがとう。そうなんですか。この歳になるまで知りませんでした。
郡て葉書に住所書くとき以外なんか意味あるのかなと思ってたので。
戦前に郡役所があったことは知ってたのですが
戦後に無くなっちゃってちょっと淋しく思ってたので、今でも無意味ではないんだと知り少しホッとしました。
176日本@名無史さん:2001/08/10(金) 23:57
>>170
比較的精神的にタフな人材が多いので、自殺者はほぼ無いと言っていいが、
心身症は結構聞くし、突然死ってのも良く聞く話。
精神力は持ってても、肉体が着いて行けなくて心臓発作かなんかでアウト。
むごい話ですな。
177日本@名無史さん:2001/08/10(金) 23:59
ビール好きにはやめられません。
今の季節一日炎天下で死にそうになった後
夕焼け浴びてみんなでわいわい飲むのがうまいんだよなあ。
178日本@名無史さん:2001/08/11(土) 00:07
九大もいいんじゃない?
骨とかやるなら。
179日本@名無史さん:2001/08/11(土) 00:34
九大は中国地方にあったっけ?(冗談です。怒んないでね。)
180日本@名無史さん:2001/08/11(土) 01:00
裏技を一つ。
どんな大学でも、たとえ学部が違っても、卒論などに関連があれば、他学部の教官に
指導を仰ぐということは普通にしています。極論を言えば、経済学部の人が考古学的
成果を導入した経済史で攻めようと思ったら、考古学の教官に師事できます。
教育学部の歴史教育や社会科教科教育でも、考古の先生に支持することは可能です。
国公私立問わず、学部や専攻の壁を取り去ると言うのが、最近の流れです。
教育学部の学生が考古学教室に入り浸っていても、何の不思議もありません。
181日本@名無史さん:2001/08/11(土) 01:02
支持→師事。
考古の先生支えるのって重いよね。スマソ。
182日本@名無史さん :2001/08/11(土) 08:02
>>171
郡教委っていうのは、広域連合や広域事務組合に属する行政組織のことでは?
埋蔵文化財単独でも、千葉県ではいくつかの市町村が合同で広域対応のセンター
を設立したりしているはず。
183日本@名無史さん:2001/08/11(土) 08:06
>>161
市町村の専門職員配置はまだまだ少ないのが現状です>統計調査
また新規職員で採用された場合、埋文制度を周囲に理解してもらう
い、制度運用できるようにするまでが大変みたいです。
民間事業や村事業など、県よりも地元に密着した部分を相手にしますしね。
184日本@名無史さん:2001/08/11(土) 08:10
でも、将来的には市町村合併で広大なエリアを1,2人の職員がカバーする
という方向に進むのではないでしょか?
それで市町村埋文職員にかかる負担が軽減されるかは?ですがね。
185日本@名無史さん:2001/08/11(土) 08:35
>>182
千葉方式が形態としては望ましいはず。5年ほど前の埋蔵文化財職員の研修会では
文化庁のお役人もそういってた。その割には文化庁が推進しないのが不満だ。
>>184
>軽減されるかは?ですがね。
軽減されるわけはない。突然死に向かって行進するようなもんさ。
今でも少ないのに、もっと少なくなったら本当に死んでしまう。
本気で国などがそう思ってるんなら、今でもザル法の文化財保護法を
さらに形骸化させるもので、容認できるはずがない。
逆説的だが、いっそのこと文化財保護法を廃止すれば、真面目な
末端調査員の苦労はなくなる。ずっと昼行灯でいられるようになる。
186日本@名無史さん:2001/08/11(土) 08:51
>>185
確かに文化財保護という「肉体的負担」からみれば、軽減されるわけないですよ。
でも、担当面積が広くなれば顔を知らない事業者と交渉をするようになります。
そういった「精神的負担」は軽減されるのではないでしょうか?>だから?

「肉体」と「精神」どっちも軽減されるには、やっぱり広域の埋文センターが
望ましいですが、財政難の昨今、当分無理か?
187日本@名無史さん:2001/08/11(土) 10:45
市町村合併によって調査員のレベルアッップは見込めると思います。
たとえば今まで一人でやってきた行政部分が事務方に任せられて、時間も空く。
そのぶん研究調査に回せるはずです。報告書も出ることを期待。
郡教委やら広域センターが存在しているのは合併に備えてあるのではないかとさえ思ってしまいます。
でもこの市町村合併にはずれたところは正直救いがないですね。
もう合併推進の動きなんて五十年くらい先になるでしょうか。
188日本@名無史さん:2001/08/11(土) 16:30
リコちゃん結局何県人だったのダロか
189日本@名無史さん:2001/08/11(土) 21:54
リコさんへ
リコさんが中国地方の方ならば九州地方の大学をぜひともお勧めしたいです。
腕輪などの装飾品を研究したいならば熊本大学がお勧めです。熊本大学には木下尚子先生がいて、弥生時代の貝製腕輪の研究を行っています。骨がやりたいならば九州大学がお勧めです。田中良之先生がいます。そして今最も九州の大学で熱いのは福岡大学です。福岡大学には九州の重鎮である小田富士雄先生、そして弥生時代研究の第一人者である武末純一先生がいます。
190日本@名無史さん:2001/08/11(土) 22:34
弥生時代の人骨なら、山口大にもぐりこんで、
土井ケ浜の松下さんのとこに通い詰めるという手もある。
191リコ:2001/08/11(土) 23:16
みなさん,いろいろとお教え下さりありがとうございます。見たこともない高校生にこれだけ親切にしていただいたこと,感激です。
私はお城のある町に住んでいます。これヒントですね。
もうすぐ模試があります。みなさんから頂いた情報をもとに考えてみたいと思います。
どうもありがとうございました。
192日本@名無史さん:2001/08/11(土) 23:18
>>190
松下さんのところ,いいウワサ聞かないぞ。職員が次々辞めていくってはなしだ。
なんか問題があるんじゃないの?
193日本@名無史さん:2001/08/12(日) 00:21
>>191
福山市のようなきがする。
194考古学OB:2001/08/13(月) 01:12
リコさんへ>
大学選びの時の一番のポイントは「地元」だと言えます。
対象物の研究が盛んなのは、やはりその対象物が多く出土している地方です。
関東の大学では邪馬台国研究は盛んではないですし、
西日本の大学で黒曜石研究が盛んな大学もあまりありません。

ちなみに、就職は考古学関係で考えると
学部卒はかなり厳しいです。
後期過程修了者同士で採用枠を争っているので、
学部卒の入り込む余地はかなり少ないです。
逆に一般企業に就職することも十分可能です。
私は考古学を専攻したのに、IT関連の企業に就職しました。
195日本@名無史さん:2001/08/13(月) 10:11
>>187
事務方に調整を任せると、誤爆・自爆の嵐になると思われ。
事務方って言っても、文化財経験のある係長以上じゃないと、
マジでDQNなことになってしまうよ。
196考古初心者:2001/08/13(月) 14:19
現在2年で機会があったら現場に出てみたいと思ってるんですけど、
どれくらいの技術が必要なんでしょうか?
レベルを1分以内に据えたり、きれいな実測図を書いたりすることが
できないと駄目なんでしょうか?
197日本@名無史さん:2001/08/13(月) 14:41
>>196
>レベルを1分以内に据えたり、きれいな実測図を書いたりすることが
>できないと駄目なんでしょうか?

できるに越したことはないけど、そんなことは二の次三の次。何を学びたいのか、
何をやりたいか、が問題。誰でも一度は初心者なのです。ウソ偽りなく相談すれば
ズブを理由に受け入れてくれないというところは少数派のはずです。
それから、現場経験はできるだけ早く積んでおきましょう。Mになっても現場経験の
ほとんどない人は、困ったチャンです。そうならないようにしてくださいね。
ズブを理由にはっきりダメって言ってるのは、福岡市くらいかな?
198日本@名無史さん:2001/08/13(月) 15:10
レベルをたてるのは技術でないよ自転車に乗れるかどうかぐらいの慣れでしかない
実測図はセンスだけど、きれいよりも、はやい、正確、縮尺の精度に見合ってるかどうか
199日本@名無史さん:2001/08/13(月) 15:44
>はやい、正確、縮尺の精度に見合ってるかどうか

これができてたら、キレイな図面のはずです。198さんの言いたかったのは、
見た目にキレイでも「つくり」の多い図面はダメということです。
初心者のうちは、汚い図面でも、大事なポイントをちゃんと拾ってるかどうかで
伸びるかどうかの判断は即座にできます。実測図とスケッチは違います。

実測図とスケッチの違いが殆どなくなるのは、土器なら何万個と実測した人です。
某大学教授は、数分土器を睨んだあと、「よっしゃ。」といっていきなりフリーハンド
で図面を描いたそうですが、あとでコッソリ学生が検定(検図)したら、1mmの狂い
もなかったとのこと。そういう人を「達人」といいます。
200日本@名無史さん:2001/08/13(月) 16:46

ねた?
201日本@名無史さん:2001/08/13(月) 17:00
もう、10数年前の話だが、水野正好御大の実話。奈良大OBからの目撃談。
同志社大の松藤御大も相当なもので、実測とスケッチの精度が殆ど変わらない。
松藤御大のスケッチは、目の前で見た。マジで凄かったぞ。石器だから超凄い。
202日本@名無史さん:2001/08/13(月) 21:44
↑だからなんだよ。
203日本@名無史さん:2001/08/13(月) 21:59
>>196
調査補助員とかの肩書きでなく、単なる作業員という扱いで
バイトするなら何の技術もいらないよ。
ただし間違っても「考古学勉強中」と言ってはダメ
その代わり、技術的指導もいっさいないけど
204日本@名無史さん:2001/08/13(月) 22:11
>>201 実測とスケッチの精度が殆ど変わらない

としても、スケッチはスケッチにすぎない
非科学的神話を信仰することは許されない

実測されたものだけがデータとして扱える
205日本@名無史さん:2001/08/13(月) 22:13
実測の精度が高い割に
論考の内容は・・・・・
206日本@名無史さん:2001/08/13(月) 22:22
>>204
詰まるところ、実測図には実測者の主観が必ず入るので、客観的事実に極化すると
レーザー非接触計測なんぞをしないといかんということになりはしないか?
解釈の難しい石器などは、10人実測したらそれぞれ感じの違う実測図になることも
あるだろう。そういった主観を排除しようと思えば、機械的に図を起こすしかない
のかもしれない。
207日本@名無史さん:2001/08/13(月) 22:37
>>205
学史に名を残すだけ立派だよ
208日本@名無史さん:2001/08/13(月) 22:43
>>207
確かに。
M氏は、ありとあらゆる所と喧嘩した割には奇跡的に沈没しなかった。
「延暦寺糞坊主事件」は有名だな。
209日本@名無史さん:2001/08/13(月) 23:33
>>208
それって何? ガイシュツ?
210204:2001/08/14(火) 00:12
>>206
そんなことはいってないよ。計測すべきデータを計測しないのは、どんなに
正確であっても(←結果的に)実測図たりえない。御大が無謬の人間計測
機として認定されるなら別だけど。

 実測図の主観云々は別の次元の話。
211日本@名無史さん:2001/08/14(火) 00:26
>実測図の主観云々は別の次元の話。

荒らすつもりなんて毛頭ないんだけど、これは非常に難しい問題。
リコ女史が聞きたいこととは遊離していってしまうから、ここではもうやめよう。
212日本@名無史さん:2001/08/14(火) 17:31
207の件は、滋賀県の技師だったころのM氏が、延暦寺の駐車場だったか
なんだったかの造成に伴う発掘調査のとき、冬なので雪掻きをしてから
調査をしていたのだが、坊主がいるにもかかわらず、
「糞坊主のせいで雪掻きしもって現場せなあかん。」
というようなことを聞こえるように言ったというもの。
坊主は「糞坊主とはなんや!、糞坊主とは!!」とやり返したらしいが、
M氏は「糞坊主やから糞坊主ゆうてんねんやないかい!!」と再度
切り返したという武勇伝。天皇すら恐れたという延暦寺をそこまで言う
ものは、信長以来かも知らん。
そこまで喧嘩しまくってるのに、現天皇が皇太子の時代に「御進講」して
るんだから物凄い。喧嘩する割には返り血や向こう傷を貰ってないって
いうことの証明でもあろう。つまり、喧嘩には全て勝ってるってこと。
なお、一字一句の正確さは欠いているので、あとはM氏に直接聞いてくれ。
213209:2001/08/14(火) 17:35
>>212
 解説ありがとお。
 ところでM氏は前述の2人のM氏のどっちだったの
214日本@名無史さん:2001/08/14(火) 18:30
>>213
熱弁を振るうと、泡を吹く方の人。M野氏のこと。
215日本@名無史さん:2001/08/14(火) 21:38
>>214
 たびたびありがとお。
216日本@名無史さん:2001/08/16(木) 00:16
現在都内で発掘している現場はどんなところがありますか?
217日本@名無史さん:2001/08/16(木) 07:11
月刊文化財出土情報を見れ
218日本@名無史さん:2001/08/16(木) 15:10

載った頃にはおわってるじゃん
219日本@名無史さん:2001/08/16(木) 17:24
発掘調査をどこでやっているとかってことは
どういった方法で公開されているのですか?
(マスコミ伝達式意外で)
220日本@名無史さん:2001/08/16(木) 18:24
ほとんど一般向けには公表されないのでは
221日本@名無史さん:2001/08/16(木) 18:28
各教育委員会や発掘調査機関に問い合わせるのが良いでしょう。
各機関のHPや、業界人のwebに出ることが多いです。
現地説明会などの情報は、3週間以上前に出ることは稀です。
222日本@名無史さん:2001/08/17(金) 17:53
考古学関係でおすすめのサイトってありますか?
223日本@名無史さん:2001/08/17(金) 21:27
「考古学系サイト更新情報」ってとこ行けば、かなりのサイトの更新情報が
見られます。そこから飛んでいったサイトのリンク集なんかを見れば充分。
224日本@名無史さん:2001/08/17(金) 21:59
2chの考古学ネタでこれだけ良スレが続くの珍しいね。
年輪年代学、石器捏造スレ以来か?
225日本@名無史さん:2001/08/19(日) 13:43
考古学か。むなしい学問だな。
226日本@名無史さん:2001/08/19(日) 18:31
好娘学に比べるとね
227日本@名無史さん:2001/08/19(日) 19:55
私の先輩で、学生の頃、現場に行きっぱなしになって学校にもどらず
そのまま8年在学して、めでたく満期退学になってしまい、現場時代
のコネで東北地方の某自治体にもぐり込み、今はそれなりに調査員と
して活躍していますが、いまどきそんなことは可能でしょうか。ちな
みにその人が満期退学になったのは昭和50年前後のことです。
228日本@名無史さん:2001/08/19(日) 20:31
発掘するのはいいけどよ。
ちゃんと報告書だせよ。
229日本@名無史さん:2001/08/20(月) 16:40
>>227
昔はそんなことも結構あったよ。県レベルでも経済学部卒の調査技師がゾロゾロいる
年代の人たちですね。でも、今調査員としてしっかりしてるんだったら問題ないんじゃ
ないかな?今ではそんなことは、ほぼ無理。倍率がめちゃくちゃ高いので、東大院卒
だろうが、学部卒だろうが、スクラッチで採用試験を受けることになる。

コネが使えるとしたら、特定領域の研究員のポスト争いくらいじゃないのかな?
出来レースにするためのコネと根回しが使えると思うよ。
230日本@名無史さん:2001/08/20(月) 16:49
報告書出ない理由って金銭不足以外にもその遺構に関わった人間がらみの
関係破綻によるものも決して少なくないんだよね。
231日本@名無史さん:2001/08/20(月) 17:56
数年前に関西の業界人が行方不明になって、家族が家出人捜索のHPに情報提供を呼びかけていたのを見かけたが、その人はどうなったの?情報希望。
232日本@名無史さん:2001/08/20(月) 19:48
>>231
他にも、市町村で職員1人体制の場合、
発掘調査が延々続くと、報告書を出すまがない なんて事も…
233日本@名無史さん:2001/08/20(月) 19:49
>>231>>230 ね
234日本@名無史さん:2001/08/20(月) 21:15
いや、意外と小さいところは遺跡を観光利用にという方針のもと
報告書を出そうという町が多いような気が・・・
まあ、一人で忙しいというところもあるだろうけど。
調査員が4人も5人もいて二十年以上前のものがまだ報告されていない
中堅都市とかは晒して欲しいぐらいだね。まったく。
235元調査員:2001/08/20(月) 21:37
はっきり言っておこう。予算枠的に、文化行政は終焉を迎えつつある。
現在、考古学で就職しようとするのは、荊の道だな。やめたほうがいいよ。
夢を追うのも良いことだとは思うから、とめないけどね。

なぜか?
最大の問題は、予算枠が相当削られてる。
バブル期に必要以上に採用した職員も多い&現状でプロパー採用枠が少ないなど問題も多い。あと、地方債もかなり増幅してる。
今現在、財団に所属している職員は特に気を付けた方がいい。
全然、予算枠無いぞ。天下りからの無駄遣いも多し&教員からの出向なんかも予算を食ってる。
もう一つ言えば、全員プロパーで構成されている財団もそうだ。
県レベルや大都市圏もそうだろう。

職員について言えば、ドイツとかイングランドなんかの行政レベルまでいくんじゃないかと。
つまり、雑芸員である現状から、キュレーターとしてのレベルに淘汰されるように思うね。

平成16年度までに国立の文化財研究所も特殊法人化するようだし、国が行えば、
地方自治体にも波及するのは、当然だろう。

更に言えば、景気がこれだけ冷え込んで、経済政策に予算を割いて欲しいという現状も大きい。
景気が悪いときほど、文化行政が大事なんだが、生憎ここはロシアじゃない(藁
予算を得る方法がない場合、どこから得るか?
得る場合がない場合、どこを削るか?分かると思うが・・・人件費なんだな。
地方公務員の皆さんも向こう20年は(プロパーという贅沢を言わなければ)、
安泰でしょう。

しかしながら、今回の不景気は、中〜長期的です。
国債の返済目途が立たない現状では、どうなるか分かると思います。

実際、レベルやトラがどうとか、実測図がどうとかじゃない。無論それも必要だけど。
もし提案するとすれば、これから恐らく民間方式に転換するので(していかざるを得ない)、
実務的に役立つような資格も並行してとるべきでしょう。
測量士とか、ラジヘリの資格とか。写真技術なんかいいと思います。

それ以外の方法なら、やはり研究者としての方向を目指すか。

現状として、ミクロ経済は専門性(サービスとしての)か各人の低コスト化を
究極に進めて、どちらか一方向で生き残ろうとしています。

三島由紀夫は「衰退は繁栄の中に忍び寄る」と言いました。
埋文行政は今、その位置に来ています。
俺はそう思います。
236元調査員:2001/08/20(月) 22:10
>>231
N文研の瓦研究者が蒸発した事件だろ?
西大寺駅で目撃されたのが最後らしいぞ。
ただ、行方は誰も知らない・・・。

あと、新婚旅行中に研究者の奥さんが蒸発した事件も有名だ。
多分・・・売られたんだろうとのこと。
237日本@名無史さん:2001/08/20(月) 22:23
とある共同研究機関の研究チームの一員が首刈族のターゲットになって
刈られたという話もある。そのときの収穫かどうか知らんが、収蔵庫の
首刈族の面には近寄るなといわれている。陳列していたときには、
スポットライトがブチブチ切れてお蔵入りになった。収蔵庫に一人で入
っていつまでも出て来ない職員が、その面の前で気絶していたことが、
度々あるとされている。考古とはちょっと違うが、そんな話もある。
238日本@名無史さん