神功皇后について

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1日本史マニア
日本史のタブーである、神功皇后について聞きたいです。
彼女は、実在したのですか?
神功皇后=卑弥呼の噂もあります。
女性であるのに、なぜ“神”の字が与えられているのですか?
歴代の天皇でさえ、“神”の字を与えられた天皇はすくないのに。
ここでは、いろんなことを論じてください。
2日本@名無史さん:2001/04/15(日) 02:08
>神功皇后=卑弥呼の噂もあります。

これは流石に違うだろ。
仮に実在の人物としても、神功皇后は4世紀、卑弥呼は3世紀の人だろ。
3日本@名無史さん:2001/04/15(日) 02:12
卑弥呼をモデルに神功が創出された可能性はある。
かなり低いとは思うけど。
4日本@名無史さん:2001/04/15(日) 02:15
卑弥呼=天照大神の方がイメージが合うけどな。
これをネオ皇国史観というそうだが。
5マニア:2001/04/15(日) 05:30
レスポンスありがとうございます。
ある本を読んだ時に卑弥呼=神功皇后について書かれていました。
卑弥呼=天照大神についても、自分は正しいと思っています。
この当時は、皆既日食が起きたそうです、天文学に拠れば。
6日本@名無史さん:2001/04/27(金) 20:51
天照大神の元々男性神のところから卑弥呼の伝承を取り込んで女神化ってのと、
あるいはそれが卑弥呼ではなく神功皇后ってのはどうなの。
7日本@名無史さん:2001/04/28(土) 00:15
類似スレあるだろ。乱立させんな、ドアホウめ!
8日本@名無史さん:2001/05/16(水) 11:49
戦前はお札にもなっていたよね。神功皇后マンセー。三韓を征伐したなんてすごいや!
9日本@名無史さん:2001/05/16(水) 12:56
神功皇后って後に八幡神になったんだよね。
10日本@名無史さん:2001/05/16(水) 13:52
日本書紀の編者としては、
神功皇后とは、卑弥呼のシャーマン性をモデルにしつつも、新羅
遠征の部分は、割と近い過去であるところの斉明天皇のイメージ
で書いたんじゃないかな。但し現実的に考えれば女性が現場の軍隊
を指揮するのは体力的に不可能。しかも妊娠しながらというのは
ありえない。従ってこれは400年頃の倭の半島での活動にヒレを
つけたんだと思う。
自然に考えれば、実際の神功皇后とは王朝の初代王の母だった
のではないかな。日本書紀には聖徳太子が馬小屋で生まれたたとい
う聖書から引用されていると思われる部分があり、編者等がその
聖母伝説を意識していたことは十分に考えられる。
従って初代王の母に神性を付加させ、それにさらに九州に伝わる
言い伝えも加味してできあがったのが神功皇后であろう。
神功皇后にはさまざまな話がブレンドされているのだ。
11名無しさん@古代史:2001/05/16(水) 14:07
Q 卑弥呼と神功皇后は時代が違いすぎるのでは?
A 私は神功は4世紀半ばに実在した人物だと考えています。
  事跡は古事記に書いてあるとおりで、朝鮮半島の一角に行って
  歓迎されただけ。日本書紀のように戦争したり征服したとか
  いうことはない。日本書紀は九州王朝の戦いを近畿天皇家の
  記事に取り入れてるんです。卑弥呼や壱与は3世紀の人です
  から、事実として神功皇后であるはずはない。日本書紀は
  国際的に有名な卑弥呼や壱与が天皇家の歴史の中にいないと、
  中国人に見せた時に困るので、神功がそれですとした。日本
  書紀の原点は神功=卑弥呼・壱与で、そこを歴史の原点として
  嘘偽りの干支を嵌めていったんです。

以上は中国の正史に登場する倭の「各」女王の事跡をすべて
神功紀に取り込んでいることをよく説明している。
大和朝廷にはもともと女王がいなかったので、神功紀を特設し、
そこに中国史書の倭の女王に関する記事を全部はめ込んだ。
12推論ばかりだが:2001/05/16(水) 16:01
日本神話の歴史では、始祖神は初め女神だったのに
後にその夫神や父神が代わって始祖神になる例がある。
日向のコノハナサクヤヒメとオオヤマツミ(名前不正確かも)
加茂のタマヨリヒメとタケミカヅチなど。
天孫降臨もアマテラスからニニギへの交代とも言えるし。
というわけで、
ハツクニシラス(初代統治者)崇神天皇の母親、神宮皇后は
始祖神としての性格を帯びていたかもしれず、
強力な権威をもって描かれていてもおかしくない。
これを特別に卑弥呼と結びつける必要はない。
13日本@名無史さん:2001/05/16(水) 18:46
妊娠15ヶ月で子供(応神)を生んだ部分は相当怪しい。
普通に考えれば半島で誰かとできちゃったと考えた方が自然だ。
海外でラブラブの日本人って、さながち「古代のデビ夫人」だな。
産気づいたのに無理に出兵した部分も不自然で、
そんな状況で船に乗っていなければならなかった事情があったと考えるのが普通。
するとこんな仮定が考えられる。半島で高句麗が攻めて来たので、
身重の体ながら無理をして逃げた。途中敵や海賊みたいな連中に襲われたが、
何とか切りぬけ、やっとの思いでたどり着いたが、襲撃のショックで急に
産気づき上陸間もなく、あるいは洋上で赤ちゃん誕生。
劇的な状況だったので、現場の壱岐地方では末代まで伝説が語り継がれた。
こんなのはどうよ。
14金 春秋:2001/05/16(水) 20:42
神功皇后自信は非実在でしょうが、説話はいろいろごちゃ混ぜ
いろいろ、空想はできるぶん楽しいのかな?
>10
  聖書の影響とは? 当時聖書があるわけはないでしょうが
  キリスト教徒が編者の中
  または近くにいた形跡はあるのでしょうか?
15日本@名無史さん:2001/05/16(水) 21:00
>>14
キリスト教は唐では景教よばれ、618年に伝道を許され
長安には教会ともいえる大泰寺が建立されています。
記録にはありませんが、日本へは、遣唐使経由で景教の
情報がもたらされた可能性はあります。
16日本@名無史さん:2001/05/16(水) 22:10
>>13
>妊娠15ヶ月で子供(応神)を生んだ部分は相当怪しい。
それ以前に天皇歴代の統治年数の方が怪しいです。
一種の説話と割り切って読むのが無難だと思います。
ただ、その説話がどうしてそういう形で完成されたのかは別問題です。

完成時期が近い割に目に付く記紀の内容のズレは、編集当時の政治的意図が込められていたというところでしょう。
あと九州王朝云々はここで言い出すとどんどん話がずれそうなので触れません。
17世界@名無史さん:2001/05/16(水) 22:14
仮に聖徳太子がイエスをモデルにしていて、
神功皇后がマリアをモデルにしていたとしても、
神性と人性の分離を強調するネストリウス派の影響下で、
「人」たる厩戸皇子と10のいう「王朝の初代王の母」への
記紀のような神性の付加がなされうるか、というのは疑問だな〜。

だって、ネストリウス派からキリスト教を知る、ということは
所謂「正統」キリスト教的なものをしらないってことだし。
18世界@名無史さん:2001/05/16(水) 22:19
酒天童子とか弁慶も妊娠15ヶ月ぐらいで生まれたという伝承があるからね。
豪傑だとか、武門に長じるような人を表す象徴的な逸話だよね。

19日本@名無史さん:2001/05/16(水) 22:29
>17に酸性。
ネストリウス派はマリアを神として正式に認めていないのに、
同じ「キリスト教」で括って同一視している議論には
欠陥があると思う。
聖徳太子の場合はあり得ると思う。母親が神聖視されていないし。
あの場合は、母親がどうこうよりも、馬小屋で生まれたことと、
賢人が生誕を祝福したことに意味があるから。
20名無しさん:2001/05/17(木) 02:04
原始キリスト教の観念から言えばネストリウス派こそイエスの考えに近い。
イエスの没後間もなく成立したマタイ伝、マルコ伝では十字架に架けられた
イエスが神を恨む言葉を吐くが、後に成立したルカ伝では神に感謝している。
いずれにせよ、イエスと神は別ものであり、神性と人性の分離は当然のこと。
聖書ではマグダラのマリアの方が活躍しているくらいで、イエスの母マリアは
イエスを産んだ女としてしか出てこない。マリアを女神のように扱うのは
ヨーロッパへの普及の過程でゲルマンの女神をキリスト教に取り込むための
方便として行われた。
21 :2001/05/17(木) 18:40
>20
聖母マリア崇敬は東方で確立したもの。
22日本@名無史さん:2001/05/17(木) 19:03
>21
お前こそものを知らんドキュンだ。
2321:2001/05/17(木) 20:05
>22

念のためにいっておくけど、東方ってのは、所謂東方教会って事だよ。
わかりやすい引用を示しておこうか?

"マリア信仰は、民間儀礼よりはむしろ神学と、修道院での高い評価とによって、四世紀にはすでに十

分に確立していた。マリアが肉体を持って天に上げられたという観念が四世紀に生まれ、五世紀にな

ると、他の聖人にたいするマリアの優位が確定した。四五一年に決定的に重要なカルケドン公会議が

、キリストを完全に神、完全に人、と定め、他方マリアにテオトコスの称号を与えた。単にイエスの

母であるにとどまらず、神の母だというのである。修道院の禁欲主義は、母としてのみならず処女と

してのマリアの崇敬を要求した。処女マリアが死の瞬間に天に上げられたという思想は、東方では早

くから一般的になっていたが、六世紀にトゥールのグレゴリウスによって西方にも広められ、普遍的

信仰になった。マリアの肉体の被昇天を教会の儀式で祝うことは東方では五世紀に、西方では七00

年ごろに始まった。
アンブロシウスもヒエロニムスも、祝福された霊魂が天国で経験するマリアとの幸福な交わりのこと

を書いている。天国でマリアが占める地位は、東方では西方よりずっと高かった。ヨアンネス・クリ

ュソストモスの書いた典礼文の中に、聖餐式の後で歌われる神の母、「マリア賛歌」がある。"

J. B. ラッセル『天国の歴史: 歌う沈黙』野村美紀子訳(教文館) 107
2422:2001/05/17(木) 20:56
だからそれがウソなんだってえの。
お前は日本書紀でも頭から信用するタチだろ。
2521:2001/05/17(木) 21:11
>24

何が言いたいのかわからん。
26日本@名無史さん:2001/05/21(月) 02:13
マリア信仰って聖徳太子を編み出した頃(8世紀初頭?)
27日本@名無史さん:2001/05/27(日) 02:02
景教が日本の伝わった影響らしい
28日本@名無史さん:2001/05/29(火) 21:27
ふーん
景教の影響って色々なところに出てるね
29名無し:2001/05/29(火) 21:46
大陸の金石資料があるので,史実であろう。
朝鮮人は,日本の古代朝鮮支配を正当化するものとして恐れている。
ここでも話題をそらしたり大変な昂奮ぶりだ。
そんな心配は無いとおもうが、過剰反応する。

古代日本は朝鮮半島を支配した。厳然たる事実である。
朝鮮にはなんの資料も無い。高句麗好大王の碑が有名だが,
高句麗は満州の民族であり,今の朝鮮人とは関係が無いのでは
ないか。
30日本@名無史さん:2001/05/29(火) 22:35
告知

荒らし防止のため、これからは以下の規制をこの板全体にかけたいと思います。
つきましては、ご異議のある方は取り急ぎ、「日本史版 風紀委員会」まで
ご意見をお聞かせください。

 <規制案>
proxy規制、ID表示、連続投稿禁止規制、連続スレッド立ち上げ禁止規制
<規制の趣旨>
アラシ行為の撲滅(スレ立てアラシ、スレ上げアラシなどの予防措置)
<異議の受付>
五月三十一日まで・風紀委員会へどうぞ
<規制の実施時期>
管理人に依頼し、できるかぎり早期の実施を予定。

日本史版 風紀委員会
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi?bbs=history&key=990956059


31日本@名無史さん:2001/05/30(水) 02:48
名前を見ればわかる。
神功は存在しないです。
何某かの女傑の伝説はあったんだろうけど。
32日本@名無史さん:2001/06/04(月) 07:16
妊娠しながら戦った女傑はエライ
33名無しさん@1周年:2001/06/04(月) 07:52
好太王碑文改竄説は、1972年に日本朝鮮学校の李進煕が、サヨク岩波書店『思想』に
発表したのが発端で、呼応するように北鮮が改竄説を宣伝した。

好太王碑は中国領にあり、中国の研究者が改竄説の検証をおこなった結果は、
王建群・吉林省文物考古研究所長(1984)『好太王碑研究』(吉林人民出版社)で、
訳本として、翻訳:林国本・繆光禎『好太王碑の研究』(雄渾社)がある。
検証の詳細はこの本にまかせるが、改竄説のでっち上げを厳しく批判している。

「歴史は客観的存在であり、歴史の研究は事実にもとづいてすすめなければならない。
中国に対して破壊活動を行なった酒匂景信や当時の日本陸軍参謀本部の犯した罪は
徹底的に暴露しなければならない。しかし同時に、事実を無視し、根拠のないことを
書き加えるようなことは、してはならないのである。」

この発言でも、是々非々で対応する中国人と、ひがみ朝鮮人のレベルの違いが分かる。
34日本@名無史さん:2001/06/07(木) 11:09
中国人は真実はちゃんと真実と言ってくれるのですね。
それに比べて‥
35日本@名無史さん:2001/06/15(金) 11:00
韓国を征服しました。
36名無し:2001/06/15(金) 20:53
朝鮮人は支邦の歴代王朝に厳しく支配されたことには黙り込んでいる。
朝鮮人は力には従順だ。ということは日本人は朝鮮人にはソフトに対応しては
いけないと言うことだ。
理解されないどころか,攻撃してくる。
文化が違うのである。

37名無し:2001/06/17(日) 10:55
>1 日本史のタブーではない。朝鮮人のタブーだろう。

38日本@名無史さん:2001/06/19(火) 05:14
存在しません
39名無し:2001/06/20(水) 10:22
>33
中共をほめることはない。自分が得すればすぐに資料偽造に移る。
中共は古代朝鮮のイメージが満州の朝鮮人と本国人を連帯させることを恐れている。
だから朝鮮人の民族主義をおさえる方向だ。
本件については,今のところ史実で,損得無いと見ているのだろう。
40kajima:2001/06/27(水) 04:32
chon
41日本@名無史さん:2001/07/04(水) 01:23
日本の学者は神功皇后の存在を否定したがる。韓国を侵略したことじたい大っぴらに言いにくいから。
でもそんなはぐらかしみたいな小細工では韓国人のプライドは癒されない。
だから韓国では神功皇后の実在を前提にした上で、彼女は朝鮮(百済とかね)の王女で故郷に帰ったのだとか
新羅に対して祖国の敵討ちをしたのだとかのトンデモ説の方がウケる。
42名無し:2001/07/04(水) 21:08
日本書紀を読んでみよう。
朝鮮人が騒いだからといって,学説を曲げると言うのは愚かしい。
大体今の朝鮮人と古代の朝鮮人が同じと言う理由も無い。

相手が強いと自分のほうにすると言うのは,原始人が天変地異を神として
あがめた心理だ。それを歴史にまで持ち込むと言うのは,朝鮮人は原始的だと思う。
もっとも,日本人もジンギスカンは源義経だと言うような荒唐無稽な話を
するが。
43日本@名無史さん:2001/07/04(水) 21:11
>>42
ジンギスカンは源義経だということを
吾妻鏡に記載してしまったのが日本書紀。
44日本@名無史さん:2001/07/04(水) 21:24
>>43
それを8世紀じゃなくて21世紀になってやっているのが姦酷陣だろが。
45日本@名無史さん:2001/07/05(木) 16:20
神功皇后スレふたつあるだろ。
良識派標榜かくれブサヨクは、こっちには女帝統一スレへのリンク貼らないのか(w
46日本@名無史さん:2001/07/05(木) 16:37
チョーセン嫌いの馬鹿がでてくると話が先にすすまなくなりますねえ
ま�いつものことだが(苦笑
47日本@名無史さん:2001/07/05(木) 17:13
け。笑わせる。
チョーセン好きのお利口さんはこれまでどんな中身のある議論を展開してくれたんだ?
トンデモ説だけだろうが。
48日本@名無史さん
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