1 :
日本@名無史さん:
いまだに愛読してます。
何気ない描写もきちんと資料に基づいて書かれてたり、
むしろ大人になってからその出来のよさにうならされる。
自分の歴史好きはこの本の影響によるところ大です。
けっこう売れたと思うんだけど、
同じような人いませんか?
2 :
日本@名無史さん:2001/03/27(火) 22:42
俺も愛読してたよ。
当時学研、集英社も出してたけど、
やっぱり小学館が一番でしたね。
あおむらじゅん氏だったよね。絵を書いてたの。
この人の画風も癖がなく、文章に花を添えました。
顔も似てたしね。
手塚治虫プロの「世界の歴史」は酷かった。
>>2 同じような人がいてうれしいです。
そうそう、学研や集英社も出してて、
自分が小学館版そろえたのに対抗して
集英社版そろえた友達は、後悔してました。
あおむらじゅん氏の絵は本当に癖がなくて、
それでいて的確でした。
いちばん感心したのは、信長・秀吉と比べて
つかみどころのない家康を、活き活きと描いてたことです。
>1さんどうも。
小さい頃は、図書室にいっては夢中で読んでたクチですので。
大きくなってから、バイト代で全巻買いました。
関ヶ原はガキンチョの私は手に汗して読みましたよ。
私は南北調が好きでした。
どちらの言い分も立場も解ったし、人物もよく書けていたと
思います。
でも、義貞の見せ場が・・・と思っている私は義貞派。
二人しかいないんで、sageでごめん。
やっぱり大きくなってからも読みたくなりますよね。
自分の持ってるやつは、20年前に毎月おばあちゃんに
こつこつ買ってもらったやつだけど、
今では他人が見たらさわるのもためらうくらいボロボロです。
でも読んでます。
南北朝の巻は、確か「こんなにわかりやすい」って新聞にも載ってました。
義貞も、正成も、名前を聞くとあの顔が浮かぶように
インプットされてしまってます。
個人的には、4巻がいちばん好きでした。
桓武天皇がしぶくて(笑
2さんみたいな人、いっぱい来てくれるといいけどな。
まめに上げたらレスつくかな
つかないもんだな。
はじめまして。
自分も読んでました。 今でも家にあります。
が、2巻だけない。 鬱だ氏のう。
自分も戦国時代が好きでした。
今でも歴史上の人物の事を考えると、この漫画の顔が頭に浮かびますます。
信長の野望、大河ドラマ、歴史映画・・・みんな最初は違和感がある。
あんまり上げたら嫌がられるかな・・・と思いつつ
上げに来たら。
ありがとうございます。
>>8 2巻は、「飛鳥の朝廷」の巻ですね。
自分は最初期なので、よりいっそう読み込んだ巻です。
「有馬皇子に死を命じよ!」とか「山背大兄の一族を討つのだ!」とか
セリフまで・・・。
むしろ、12巻(江戸時代)以降がなんだか盛り下がって
あんまり読んでません。
装丁はだいぶ変わったけど、今でも売ってますよ。お求めになっては?
やっぱり顔は強烈(というのとは違うけど)ですよね。
小さい時に読んだからかな。
10 :
名無しさん@1周年:2001/03/28(水) 22:38
私は漫画板住人でもあるんですが、あちらでもかなりの好評でしたよ。
学習漫画の最高峰とまで言ってる人もいたし。
「人物日本の歴史」というのもありましたね。
11 :
1:2001/03/28(水) 22:49
>>10 「人物・・・」、ありました。
義経とか将門とか、好きな人物だけはそろえたんですが、
その頃にはおこずかいでやりくりしてたんで
さすがに「江戸っ子」とかまでは手が出ませんでした・・・。
スレッドは、どっちに立てようかなと思ったんですけど、
漫画板行ってないんでこっちにしました。
まだありますかね?
行ってきます。
12 :
2:2001/03/28(水) 23:18
うげ。あまり成長してない。
消防の頃は、これは学校中の引っ張りだこだったんだけどね。
絶大な影響があった年代は、かなり限られるのかな?
しかし4巻がいいとは、1さんしぶどころ突きますね。
たしかに江戸期の14〜16巻は平和すぎて盛り下がった。
私は・・・5巻から12巻まで。どれも良すぎてこれ以上は絞れません。
13 :
名無しさん:2001/03/29(木) 00:23
ある意味俺がはじめて読んだ通史かもしれない
14 :
1:2001/03/29(木) 12:26
昨日漫画板行ったけど見当たらなかった・・・
そのまま「菱沼さん」スレにはまってしまった。
>>12=2
やっぱり年代限定されるんですかね。
3コ下の後輩は、日本史専攻の子だったけど「あれは今でもすごいと思う」
って言ってました。
桓武天皇はやっぱりしぶすぎかな・・・あとは11巻の信長も、頬のこけ具合が
なんともいえずしぶかった。
>>13さん、そうですね(笑
ていうか自分は以後も体系的に日本史勉強したことないんで、
これが唯一読んだ通史です。
だけど、「戦国限定」や「幕末限定」の歴史好きにならなくてすんだのは
この本のおかげだったと思います。
15 :
日本@名無史さん:2001/03/30(金) 02:00
15巻の江戸庶民の長屋暮らしが結構好きだったりする。
あのガキンチョ二人が結婚して再登場するところもなかなか凝ってたな。
16 :
名無しさん@1周年:2001/03/30(金) 02:18
17 :
1:2001/03/30(金) 13:45
>>16残念ながら、見当たらなかったです。
でも漫画板、怖そうなイメージがあったんで行ってなかったけど
探しがてらちょくちょく覗いてみることにします。
>>15名も無き庶民の、あたりまえの生活を描いてるんだけど、
味わいのあるいい話でしたね。お花見とか、芝居とか。
大きくなってからは、倹約令にぼやきながら酒飲んでた(笑
別の巻の丁稚奉公の話も、同じようなテイストで楽しかったです。
ひきつづき、みなさんの感想お待ちしてます。
アニメにもなってたよ。日曜の朝やってた。
19 :
日本@名無史さん:2001/03/30(金) 13:57
>>18 それはもしや「ことわざ」アニメが終わった後にやってたアニメではないですか?
有名な人物はともかくエキストラ?が「ことわざ」アニメのキャラがそのまま
(特に古代)登場してたので僕は萎えました。
できたら漫画のあのかっこいい画風でやってほしかった・・・・。
エンディングは好きだったけど。
20 :
18:2001/03/30(金) 14:21
>>19 細かいことはわかんない。(見たの小学校低学年頃だったし)
絵柄は小学館の絵柄に似てたようなきもするけどな。
オープニングに能面とか肖像画とか出てきた気がする。
21 :
実習生さん:2001/03/30(金) 14:23
既出だが、江戸の長屋の暮らしの巻はよかった。
巻末には長屋の図解図までついてるし。
22 :
1:2001/03/30(金) 14:42
>>18-19
18はアニメの話だからsageなのかな。
見てましたよ。15年以上前だと思うので自分もうろ覚えですが。
すぐ終わってしまったような・・・。
19のエンディング、っていうのは歌のことですよね。良かったですね。
♪都会の風は きまぐれで〜
みたいな歌詞。紙ふうせんとかダ・カ―ポとかああいう系でした。
>>21長屋の巻、人気ありますね。
巻末の図解は、毎回丁寧でした。寝殿造り、遣唐使船、地方武士の館
なんかがありました。
夜にもう一回覗いて見ます。
23 :
2:2001/03/30(金) 19:40
アニメはね…
あれは、キャプテン翼以外にパッとせず
このあと数年後に潰れた土田プロが作ったもので、
キャラデザも質が低く、動きも演出も悪かった。
顔の多くがブライトとミライさん…
長屋編は、生活感が篭ってて良かったですね。
子供の登場と言えば、大正時代の男の子二人も印象的でした。
私の家も貧乏で、夢の限界が見えはじめた頃だったから
あの庶民の子を見ては、ジーンとしてましたね。
争いの時代を生きる子供は、春王・安王や鶴松など、
悲惨な人物として登場する分、これらの話はホッとさせられます。
24 :
日本@名無史さん:2001/03/30(金) 19:47
>>22 下げ忘れてしまいました。すみません(汗)。僕も巻末の図解が大好き
でした。
>>23 庶民の生活の描き方は当時の様子が実感できましたね。
春王、安王の最後はかわいそうで今でも心に残ってます。
25 :
2:2001/03/30(金) 19:47
あ、覚えていることをもう一つ。
OPに歌詞はない。波の中、人物の肖像画が登場するやつ。
EDはサーカスでしたね。当時既に売れ筋から離れていた。
歌詞も覚えているけど、これは書けなくて残念。
まあ、こんだけ予算を削ってできたアニメだって事で。
26 :
日本@名無史さん:2001/03/30(金) 21:56
確かナレーションはフランキー堺でしたよね。
あとエンディングは、2さんの言うサーカスの
子供みたいなあなた見てると〜♪というのと、
ちょんまげほどけば長髪になり ハサミで切ったら僕の
頭と同じになるね...
なんていう違うエンディングもあったような記憶があるのですが。
ちがう日本史のアニメでしたっけ?
確か21〜2年くらい前の記憶なもので、間違っていたらごめんなさい。
27 :
日本@名無史さん:2001/03/30(金) 22:01
♪巡り合うのは〜遅すぎたけど〜
28 :
1:2001/03/31(土) 01:46
遅くなってしまいました。
だいぶアニメの方で進展があったようです。
みなさんけっこう見てるし、覚えてるものですね。
♪ちょんまげほどけば・・・
っていうのはちょっと覚えてないな(笑
あと春王・安王に同情が集まってますが、あれは印象的ですね。
「もう歩かなくていいぞ」って言われて、
顔見合わせて「ホッ」っていう二人がなんとも・・・。
大正時代の子供、庶民と裕福な子の二人組で、それぞれの生活を描いてました。
ああやって、随所に子供の暮らしを盛り込んでいたあたりも、
子供向け漫画の姿勢として評価できると思います。
>>27、歌いだしの部分ですね。自分は上に書いたところからのサビしか
覚えてないので、続きが気になります。
あれ?
>>26の「子供みたいな・・・」っていうのが出だしだったっけ。
29 :
日本@名無史さん:2001/03/31(土) 23:17
この漫画読んでました。
南北調のところは、尊氏に「天皇に背く気などなかった。」
と言わせてますが、あれは戦前の歴史観から解放する意図が
読めたり、生類憐れみの令が解消された後、子供と犬が
「よーし、これで思い切り遊べるぞ」といったシーンは
作者と編集部の主張が垣間見れたように思いました。
もいちど読んでみたいなあ。
30 :
日本@名無史さん:2001/04/01(日) 00:03
おぉ、やっぱりこの本はいいと思う人たちがたくさんいたんですね。
この本、欄外の細かいものまで呼んでおけば、高校まで授業でほ
とんど困らなかったのを覚えています。
子供のころ戦国時代に興味を持ったときに、戦国時代の本買って
くれとたのんだら、買ってくれたのがこの本でした。しかも、「1巻
から順番にしか買ってやらないから、ちゃんと読め」にだまされて
戦国時代にたどり着いたときは、すっかり日本史好きになってま
した・・・・。
#また、買いなおしてみるかな・・・。
31 :
名無しさん@GOBANDB:2001/04/01(日) 00:11
5さんの言うとおり、歴史上の人物の顔をあおむらじゅん作でイメージ
してる奴はきわめて多いと思う。事実私もそうだし、高校時代あたりは
26巻のストーリー全てが頭に入っていた。
たまーに出てくる枠一杯の顔のドアップにやけに迫力があった。「徳政
争論」で決断を下したときの桓武とか、近現代史では中国への出兵を押
し進める田中義一の片腕、森恪とか。
しっかし、初学者向けの漫画に森恪が出てくるんだよなあ。時たま飛び
抜けてマニアックな場面が出てきていることを史学科に入ってから知っ
たよ。そういうのが分かると別の意味で興味深い。
アニメの方(日曜の朝やってたやつ)はオープニングテーマもエンディ
ングの歌もツボにはまるくらい好きだが、今思い出してもアンニュイな
気分にさせられる(藁
32 :
日本@名無史さん:2001/04/01(日) 00:20
20巻のラストで家族が山登りしながら戦後を振り返るっていうのが
あったけど、改訂版では「…さらに数年後」って設定でその家族が
温泉旅館でのんびり平成以降を語り合っている。
改訂版って日本海海戦で東郷平八郎が出てくるんだよな、確か。
33 :
31:2001/04/01(日) 00:55
やべえ、26巻は中公日本の歴史だった。スマソ。回線切って氏にます。
改訂版は初めて聞いた。ラスト以外に変わってるとこあるの?
34 :
2:2001/04/01(日) 01:09
まあまあ、31さん氏なないで。
31さんの書き込みを見てはじめて、自分が集英社と
思い込んでいたものが、中公だと言うことに気付いた・・・
突然マニアックと言えば、やはり5巻の大庭兄弟でしょう。
弟は寝返って再登場するが、兄貴はしぶとく頼朝に従い
義経征伐を進言する、と言うくだり。
子供の時に有名な人なんだろうな、と思っていたら
ついぞ一度も問題に登場しなかった。
突如突っ込んだ内容になるところは、歴史好きオヤジに
なってから楽しめた部分です。
35 :
32:2001/04/01(日) 01:11
>ラスト以外に変わってるとこあるの?
え〜と、かなり細かいが、俺の手元に有る94年版では
まず15巻の十遍舎一九の顔が全然違う。
それ以外にも登場人物の服装とかカット割とかがガキの頃
読んだ初版と若干違う部分が全体で数ヶ所。
36 :
よくねらって砲撃せよ:2001/04/01(日) 04:12
最新版では20巻が「アジア・太平洋の戦い」でその名の通り太平洋戦争を。
21巻で戦後史をやっていますが、このシリーズのファンにはショックなくらい
「各方面からの圧力」が感じられる内容となっています。(従軍慰安婦に
進んで行く少女とか)かんべんしてくれー。
あおむらじゅん氏の筆もずいぶんおとなしくなってしまった。
37 :
1:2001/04/01(日) 04:14
今日もこんな時間になってしまい、みなさんの話に加われなかった。
スレッド立ち上げた時には、「ここならきっと好きな人は多いに違いない」
と思って、それこそどこかで見たコピペのように「モナーも出るかな」
などとわくわくしながら立ててみたんだけど、さっぱりレスがつかなくて、
悲しくなってついほったらかしにしてしまいました。
でも、やっぱりたくさんいたんですね、好きな方。
自分もけっこう読み込んでると思ってたけど、もっとコアな方もいらっしゃって。
スレを見つけてくれた2さんにお礼を言わなければなりませんね。
自分だけだと、あのまま埋もれさせてたから。ありがとうございます。
みなさんの知ってること、思い出、もっともっと聞かせてくださいね。
38 :
1:2001/04/01(日) 04:34
>>36 最新版、去年ぐらいに買ったんですけど(20、21巻)
「へー、だいぶ絵が淡白になったな」
ってぱらぱらと読んだだけなんで、そこまでは気付かなかったです。
ひょっとして、通して読むともっとそういう影響が出てるのかな。
寒い時代だとは思いませんか。
39 :
名無しさん:2001/04/01(日) 10:45
ゴールデンウィークに京都奈良方面に行くんですが、歴史好きで
もうたまらん状態になっている私に比べて、歴史を知らない旦那は
ふーんという感じです。
前以って知識が無いとあんまり楽しめない奈良方面に行くことを考えて
旦那に日本の歴史で予習させました。
結構嵌ったようで、ガイドブックも真剣に読むようになりました。
感謝感謝。
40 :
日本@名無史さん:2001/04/01(日) 16:39
私も小学館版で歴史に目覚め、現在は高校で世界史・日本史を教えて
いる26歳です。
低学年の頃、新刊の時から毎月買ってもらい、食い入るように読んで
いました。今でもかなり古くなってしまいまいたが、授業の前に教材
研究変わりに読んでいます(西洋史専攻なので(^^;)
勿論、生徒にもすすめて図書館にも新版の方でですが、揃えてもらっ
ています。
あの本のお蔭で、大学で史学を専攻し、現在教職に就いた自分がある
としみじみ思ってしまいますね。
41 :
1:2001/04/01(日) 17:33
>>39京都奈良方面、ということは3〜5巻あたりでしょうか。
また1人、日本史の世界に魅せられた人が・・・ふふふ。
知識のあるなしではぜんぜん違いますもんね。
少し先の話ですけど、楽しいご旅行でありますように。
>>40それはすごい。「私の人生を決定づけた一冊」というわけですね。
さらに生徒さんの中から、40さんのように興味を持って、
その道に進む子が出てきたらいいですね。
でもこの本、内容が古くなったりしてないのかな。
42 :
名無しさん@HOME:2001/04/01(日) 18:40
へぇ〜結構漫画から歴史好きになったって言う人多いんですね。
私もその1人ですよ〜!
1さんの言う「少年少女(違うかな?)日本の歴史」は、卑弥呼が
表紙の1巻しか持ってませんが、変わりに、学研の「マンガ日本史辞典」
とか人物シリーズを持っています(伊達正宗&楠正成がGood!)。
私の凄い所は、歴史学科狙って浪人した所かな〜。
40さんと違ってハズしちゃったけど・・・。でも歴史系ゼミ生です!
ありゃ、新版が読みたくなって来たわ!!
43 :
40:2001/04/01(日) 19:12
>>41 大河ドラマの影響で(最初に観たのは小1の時「峠の群像」かな?)、
元々歴史が好きでしたので。しかし、低学年の時に毎月真剣に読んだ
のは大きな財産だと思います。’歴史の流れ’が画像付きで頭の中に
残りますからね。
>でもこの本、内容が古くなったりしてないのかな。
新版は旧版よりも、登場人物にキャプションが増えている点でしょうか?
19巻の「満州某重大事件」で、関東軍の将校が密談(顔は明らかに河本大作!)
している場面とか。新版ではちゃんとキャプションがついてました。
後はさりげなく、有名人(笑)が脇役で出ている点でしょうか?
(9巻で義政の側近がいかりや長介だったり。)
>>42 歴史系ゼミですか?(^−^)
学研シリーズは欲しい巻だけ買ってました。伊達政宗を買ったのは、小6
の時だったと思います、大河で「独眼竜政宗」をやっていた時に。
あのシリーズは悪役(?)の顔がいつも一緒のような(笑)
44 :
2:2001/04/01(日) 23:54
>>1 どういたしまして。というより、私この板のレベルに
てんで付いていけない程度の歴史好きなので、見て思わず
レスを付けちゃったんです。もっと盛り上がれ!
>>36 あ!!
以前知り合いと話した時に、この漫画の最終巻(本編)が
20巻と21巻で別れたのですが、幻の21巻、あったのですか。
それにしても、バランスを殊更配慮したあのシリーズ
らしからぬ記述になっているんですね。ショックです。
監修の児玉幸多氏は、記憶が正しければ亡くなってますよね。
私の持っている26版前後は初版と全く同じのはずです。
多分その後ですから、思わぬ力が加わってしまったのかも。
あおむら純氏の画風は、人物編の時に既に変化が見られますが
あの後も変わり続けていたんですか。
見たいような、見たくないような・・・
なお、学研の絵はあまり好きではなかったものの
少年漫画っぽいのが気になって、実は秘かに読んでました。
45 :
40:2001/04/02(月) 00:16
小学館の「人物日本の歴史」、秀作は3巻の「大王の時代」でしょうか?
登場人物は全て匿名ですが、継体王朝を学ぶにはもってこいだと思います。
監修は同志社の森先生。
1回生の時、森先生の考古学をとった際、最初の話が「継体新王朝」だった
時、思わず家に帰って読み返してしまいました。
46 :
日本@名無史さん:2001/04/02(月) 01:13
>40 後はさりげなく、有名人(笑)が脇役で出ている点でしょうか?
(9巻で義政の側近がいかりや長介だったり。)
確かに…。5巻の源義家は高倉健さんっぽいですよね。
47 :
1:2001/04/02(月) 01:39
40さん、あなたはすごい!
「長介?まさか(笑」と思い、さっき9巻を引っ張り出してきたんです。
けっこうお年よりが出てきたんで、
「どの人のことだろう?あんまり似てないよな」などと思いつつページをめくり続けると・・・
いたじゃないですか(笑
なんで〜?20年間ぜんぜん気がつかなかったです。さりげなさすぎ。
義政はいいキャラでしたよね。天皇が荒れ果てる京都を憂い、
「おいさめする歌を贈ろう」とわざわざ手紙を送っても
「あ、そう」とか言って。当時の人にしたらたまったものじゃないですけど。
>>46義家=健さんか。なるほど、それも気がつかなかったな。
頼義・義家親子はなかなかしぶくて(ヒゲやモミアゲが)お気に入りだったですけど・・・。
児玉幸多氏、亡くなってたんですか。
大きくなるにつれ、いろんな場面で氏の名前を見かけ、
「こんなビッグネームだったのか」と驚きました。
「逆説の日本史」で旧弊な学者みたいな扱いで
名前が挙がってたのを見たときは、妙に悲しかったです。
48 :
2:2001/04/02(月) 19:48
あはは。長さんいましたね。
真面目に義政を説き伏せる長さんは笑えました。
そこはかとなく、義政の顔が志村けんに似ているような。
気のせいか。
今日仕事帰りに本屋に寄って読んだんですが、
1巻はまるで変わってしまってますね。
史実は変わってしまったかも知れませんが、
あのコントのような調子は気に入ってたんですけどねえ。
20巻も8割形変わってます。ただ、最近の片方の振り子に
寄った書き方でなかったのは、せめてもの救いでした。
大きくなっても”ためになる”本であって欲しいから。
49 :
1:2001/04/03(火) 00:06
>>48 そんなに変わってるんですか、1巻。見に行こうかな。
ただ1巻は、フグ中毒で一家全滅する話があるじゃないですか。
あれがおさな心にものすごいショックでした。
初期の頃は、コントっぽい描写も多かったですよね。
4巻の話ばかりで恐縮ですが、
大伴古麻呂の話題が出たときに、犬が
「もちろん、きみはわすれてるね」
って言ってたのに笑いました。前振りも気が利いてて。
50 :
日本@名無史さん:2001/04/03(火) 21:00
>>36 「各方面の圧力」って具体的にどんなのですか?教えてください。
従軍慰安婦に進んでいく・・・それって挺身隊じゃなくて?すごいな・・・
旧版がインパール作戦を扱っているのには先見の明。「無謀な作戦をたてた
上官が恨めしい・・・」ですか?今でも覚えてます。でも、2・26事件の
説明が少し不足気味。小学生時代は、「なんでクーデター失敗したのに
力つけたんだ?」って疑問だった覚えがある。あと、政党内閣時代をもう少し
入れてほしかった。戦前の政党に対する冷遇は、このマンガの一つの姿勢と
思う。例えば加藤高明のイメージがなんとも・・・・治安維持法では完全に
ワルモノ扱い。浜口はナシ。田中・森はカオ悪いし(特に森外務政務次官)、
若槻もちょびっと。もう少し書いてほしかった・・・
51 :
日本@名無史さん:2001/04/03(火) 22:00
>50
戦前の政党に対する冷遇は、このマンガの一つの姿勢と
思う。例えば加藤高明のイメージがなんとも・・・・治安維持法では完全に
ワルモノ扱い。浜口はナシ。田中・森はカオ悪いし(特に森外務政務次官)、
若槻もちょびっと。もう少し書いてほしかった・・・
そういや「くそっ こうなったら 治安警察法をもっと厳しくしてやるぞ」って言う加藤高明
の顔悪そうだったな。
19巻の終わりに出てた張学良って、つい最近まで生きたたよね。この漫画が出た時
は台湾で隠棲してて生存すらわからなかったんだよ、確か。
>51
あの張学良って、本物じゃないという話もあったね。
実際のところどうなんでしょ?
関係ないのでsage
53 :
1→名無しさん:2001/04/04(水) 22:12
1ですが、このスレも当初に比べ人も増え、
話題も豊富になってきたので
この辺で「名無し」に戻ろうと思います。
これまでレス下さったみなさんにお礼を申します。
どうもありがとうございました。
「漫画日本の歴史」ファンの方々、
これからもこのスレをご愛用ください。
それでは。
54 :
日本@名無史さん:2001/04/04(水) 23:57
律儀な1だなぁ。
55 :
日本@名無史さん:2001/04/05(木) 01:13
この漫画って意外と知名度高かったんですね。
私も子供の頃、毎月一冊ずつ買って全巻揃えましたよ。
でも数年前に親にほとんど捨てられて今あるのは第19巻目だけ…。
ところで子供の頃読んだときに印象に残った場面は多いですけど、
たしか第3巻あたりにでていた称徳天皇(だったかな)が子供の
目から見たらただのヒステリーオバハンにしか見えなかった…。
あと、同じ3巻ですけど、天然痘で人々が死んでいく場面がすごく
生々しかったと思います。
なんか、これ書いてるとまた読みたくなってきたよ。
今度古本屋に探しに行こうかな…。
ほのぼのage
57 :
日本@名無史さん:2001/04/05(木) 12:49
この漫画の影響で木曽義仲はもみあげとしか想像できない。
「猫どのは小食じゃ・・・」
関係ないが千早城攻防戦で幕府軍のアホ兵士のズボンが破れてたのには笑った。
58 :
日本@名無史さん:2001/04/05(木) 13:34
あはは、猫間中納言だよね。おヒゲがラブリー。
でもあれ、ギャグかと思ったら史実なんだよね。
あと、頼朝が手紙で家来をののしって、
「色白で顔はおぼつかない」
とか書いてたこととか。
7巻(鎌倉幕府の成立)は蒙古襲来後の恩賞配給をめぐって安達泰盛と平頼綱がガンを
飛ばしあいながら心の中でこうつぶやく場面で終わっている。
泰盛「北条の所領は広いのだし、なんとか分けることはできぬか…」
頼綱「泰盛を滅ぼせばその土地を恩賞にまわすことができるな…」
これで肝心の霜月騒動がでてこないところがミソ。小学生だった俺は中公日本の歴史
を独学で読んで調べた(小学校の先生に聞いてもわからなかったので)。
興味を持たせておいて、ある程度から先は自主学習に任せるのがベストの教育法だとすれば、
このマンガは20年も前にそれを先取りしていたことになる。今のような手取り足取りの過
保護なやり方とくらべても雲泥の差がある。
60 :
日本@名無史さん:2001/04/05(木) 18:17
↑
中央公論のは面白いんだけど、コピーだらけ手抜きだらけで
そこんとこがもったいない。異様にカラーページの多かった
小学館版の苦労がしのばれる・・・・
なんか「印象にの残るコマ・セリフ披露」みたいになってきたね。
わたしは若槻の情けなさが好き。あと、南京虐殺の将校のワル
そうなカオ・・・・出っ歯・・・
「
61 :
日本@名無史さん:2001/04/05(木) 18:23
>>59 おれは石森正太郎の漫画日本の歴史で霜月騒動のことを知ったが密かに好意を抱いていた(男色ではない)
安達のやっさんがあんな最期を遂げたのはショックだったな。
その後綱盛も殺されたのが唯一の救いだった。
62 :
2:2001/04/05(木) 23:30
>>59さん
たしか、巻頭の年表に「霜月騒動により安達泰盛殺される」
とか書いてましたよね。
巻末の二人の台詞と、年表の記述を重ね、
何が起こったか大体予想がついた記憶があります。
結局、姉貴の参考書とか読んで調べましたけど。
そういえば、
どこのシリーズだったか、道長兄弟が陰謀を巡らす時、
道長は一人反対していたと言う場面がありましたが、
小学館版では、しっかり輪の中心にいるんですよね。
あれこれ読んでいって、
作者の視点をどこに、どの程度反映させるのかが
歴史物(歴史学)に付いて回る課題であることを、
当時ぼんやりと悟ったことが思い出されます。
1さんお疲れ様。私も名無史さんに戻りまふ。
63 :
日本@名無史さん:2001/04/06(金) 22:49
隣の家のオッサンを、下級生達が「とものよしお」
と呼んでいたのを、不思議そうに聞いていた。
この漫画を読んで納得した。そういうことだったのか。
64 :
日本@名無史さん:2001/04/06(金) 22:52
>>63 うわぁ、オッサンの顔、目に浮かぶようやわー。
65 :
日本@名無史さん:2001/04/07(土) 01:55
>>63 どこかに火付けでもしたんか、そのオッサン?
昨日本屋で改めていろいろ見てみたけど、あおむら純の画力がいかに卓越しているかが
よくわかった。「世界の歴史」も含めて他社のものはマンガっぽさが気になってしょう
がない…
大月書店刊日本の歴史ってのもあったね。どちらかというとサヨ系の俺でさえひきまく
った。なんせ巻の名前が「一五年も続いた戦争」、第一章が「山宣、東京に死す」だか
んね(藁
なぜか太陽にほえろを思い出してしまった
67 :
日本@名無史さん:2001/04/08(日) 09:13
手塚プロの世界の歴史は、方針が違っていたというか。
巻頭言で手塚治虫氏が
「歴史とは、事実の羅列ではなく、裏にある人間ドラマだ」
ってことを書いてます。
それは、彼が「陽だまりの樹」で書いた主張と同じなのですが、
しかし、それでは学習漫画にはなり得ないかな、と。
何時誰が何をどうした、が全くなかったですから。
売りのストーリー自体も、手塚氏が関わっていなかったらしく
お世辞にも面白いとは思えませんでしたし。
68 :
日本@名無史さん:2001/04/08(日) 11:02
慰安婦の話、別におかしい物じゃなかった。
腹黒そうな業者のおっさんが、甘言を弄して
若い娘さんを騙して「あたし、行きたい」と言わせる。
実態はこんなものじゃないのかな。
69 :
日本@名無史さん:2001/04/08(日) 22:21
>>67 エジプト人中国につれて来たり、適当な徐福ネタとか・・・・。確かに
歴史をヒントにしたべつ漫画。銀河英雄伝説や仮想戦記と同じだ(藁
70 :
日本@名無史さん:2001/04/09(月) 05:43
手塚版「世界の歴史」でインカ帝国のところで、
「マンコ」が出て来るよね。
当時、マンコ=カパックをあれで初めて知った
71 :
1ファン:2001/04/09(月) 18:33
そう言えば僕も小学校2年生(今から20位年前)の誕生日プレゼントで買ってもらったのきっかけで歴史に興味を持つようになりました。
何度も何度も、ホントボロボロになるまで読み返してました。もちろん、高校受験、大学受験の時に歴史の流れを押さえるために役に立ちました。
大袈裟な話になるけど、本当に僕の人生を左右した書かも知れません。
72 :
名無しさんの主張:2001/04/09(月) 20:37
義仲の倶利伽羅峠の戦の時のセリフ
「わーっと攻め寄せる!あとは南無阿弥陀仏・・・ハアッハッハハハ!」
いやあブラックですね。
>>67 >「歴史とは、事実の羅列ではなく、裏にある人間ドラマだ」
小学館版「日本の歴史」の明治維新の巻、最終章は元藩士たちが一同に会して記念写真を
撮るところから始まります。その後、あるものは内務省の役人となり、あるものは民権運
動に目覚め、一人は新政府による秩禄処分に抗して西郷の決起に参加して田原坂で命を落
とします。
「無念だ」といいつつ絶命するその男の懐から一枚の写真がハラリとこぼれ落ちる…。
架空の人物たちを縦横に操りながらストーリーとしては破綻せず、全ての人間を歴史的事実
に絡ませる、これがこの本が20年たっても生命力を保ち続けている秘訣ではないでしょうか。
事実の羅列と「人間ドラマ」がしっかりと理想的な形で結実していると思います。どちらかに
重点を置きすぎてもいけないんじゃないかな。
74 :
日本@名無史さん:2001/04/11(水) 00:08
このスレがきっかけで最新版立ち読みしてきたんだけど…
いやー、21巻のラスト、現代まで来たと思ったら突然西郷が出てきて
少年に「どうだった?」(爆)
あおむら純の画風、良くいえば“枯れた味わい”を見せていますな。
75 :
日本@名無史さん:2001/04/11(水) 00:41
あおむら純さん復帰してるんだ。
人物日本の歴史で途中から書いてる人が変わっちゃって
つまんなくなって当時はがっかりしたもんだ。
んで変わった理由が過労で倒れたからだってのを聞いて
なんとなく死んじゃったのかなあとか思ってたんだけど。
76 :
日本@名無史さん:2001/04/11(水) 03:48
>75
こいどしげるだっけ?>途中から書いてた人
77 :
日本@名無史さん:2001/04/11(水) 21:45
人物日本史のキャラって将門も伊東マンショもみんな同じ顔に見えたな。
78 :
日本@名無史さん:2001/04/11(水) 22:08
いやあ、みんな結構読んでますね。
私も親に買って貰って読んでました。
年代的に20巻出た後だったので、
前半10巻、後半10巻それぞれまとめて。
テーマ別の編集で、必ずしも実際の時間的な長さに囚われてないって
ところがポイント高いですね。
個人的には幕末編が分かりやすくてよかった。
赤報隊とかもちゃんと扱ってて、某マンガの作者コメントで
「マニアックすぎるよ」と人気作家に笑われた、と書いてあったのが
信じられなかったくらい。
個人的にその某マンガで幕末史にはまった口なので、
これを読み返して十分体系的に情勢を把握出来たってのが嬉しい。
79 :
名無しさんの主張:2001/04/12(木) 05:41
世界の歴史のほうはあきらかに戦争楽しんでやってる兵たちがいっぱいかかれ
てたな。
「中立国だろうがドイツの邪魔になるやつらはやっつけろ!」
「ドイツ軍め。思い知らせてやる。」
「俺は撃墜王だぞ!」
「ざまをみろ!ナポレオンの二の舞だ!」
「いいぞ!いいぞ!全部たたき落とせ!」
「馬鹿野郎!俺のが命中したんだ!」
「それっ!片っ端から焼いてしまえ!」
子供用なのにいやだからこそアブないセリフがてんてこもり。
血湧き肉躍る。
80 :
日本@名無史さん:2001/04/12(木) 21:43
その巻で、
モスクワ攻略戦直後、ベルリン上空に翼から煙を吹いた
Bf110が飛んでいるのを見ながら、登場人物が
「これでドイツの進撃も下火になるわ。」
とか言ってた場面がある。でもこれ、よう考えてみれば
モスクワからベルリンまで110は飛べんっちゅーねん。
この巻の絵、何となく石坂啓に似ていたと思ったのは私だけ?
81 :
日本@名無史さん:2001/04/15(日) 01:36
>80
いんや、あれはハインケル111だろ?
どっちにしろ似たようなものだが。
足利義満と組んでいた細川頼之が
ボヤッキーに見えたのは俺だけではあるまい。
義満に、思いっきり頭はたかれてたよね。頼之。
83 :
日本@名無史さん:2001/04/16(月) 00:13
10巻で、武田氏の法体系を解説する武士が
歌舞伎役者でしたな。
この人、生まれる時代間違えたと思った。
84 :
日本@名無史さん:2001/04/16(月) 17:45
>>51 以前、加藤高明に関して書いた人間だけど、レスを受けて、おれが
長い間勘違いしていた(51さん、あんたも)ことが判明した。
19巻の治安維持法改正と3・15事件で出てきているワル顔の男は、
一見既出の加藤高明によく似てるけど、実は鈴木喜三郎です。
だいたい改正案の時は田中内閣だから、死んでる加藤であるはずがない。
そこで考えられるのが法相か内相だけど、法相・原嘉道のカオは全然マンガ
と似てない。似てるのは平沼直系で「腕の喜三郎」こと鈴木喜三郎内相。
っつーかこいつしか考えられない。
こいつなら普選とも3・15事件とも、治安維持法とも全部かみ合う。しかも
カオが実物そっくり。これで名無しキャラひとり確定。
もうひとつ、普選で警官に文句つけられてる立候補者は、山本宣治そっくりなん
だけど、こいつ山宣?
85 :
実習生さん:2001/04/19(木) 17:18
あげい
86 :
51:2001/04/20(金) 00:56
>>84さん
>19巻の治安維持法改正と3・15事件で出てきているワル顔の男は、
一見既出の加藤高明によく似てるけど、実は鈴木喜三郎です。
ご指摘どうもです。
うゎぁ、鬱だ電源切って3日間謹慎だこりゃ。
でもあれだけ濃いキャラが名無しってのも酷いですなぁ。
87 :
実習生さん:2001/04/20(金) 16:07
>>86 うん。でも満州事変時の抜刀参謀とか、河本大作とか、内田臨時首相のバックに
いる閣僚メンバーとか、「カオはあるけど名なしさん」はいっぱいいるね。
88 :
顔も名前も出さずに毎月100万円:2001/04/20(金) 18:03
この仕事の第一の特徴は、一切あなたの顔も名前も
出さずにお任せして進めることができることです。
即収入になりアップもダウンも組織も無く、
何人入らないと収入にならないとか
何段目から、オートシップ、片伸び、
一切関係の無いFuture-Webのご紹介です。
毎日少しづつ、掲示板とかMM、ML、等で
宣伝しているだけですが
一日に5件〜10件くらいの申し込みがあります。
即収入の欲しい方必見です
■詳細は今すぐこちらから
http://futuer-web.com/7823/
89 :
日本@名無史さん:2001/04/21(土) 21:27
確か「忍者ハットリくん」でケンちゃんがこの漫画をみてて
「これは勉強のまんがだからいいんだよ。」
みたいなセリフをいうシーンがあったよ。(11巻を見てたはず)
個人的には14巻で田沼意次を好意的に描いていたのがよかった。
90 :
名無し:2001/04/21(土) 22:55
小学館の漫画は偏見があるので直すべきだ。
治安維持法を悪法と見るのは,敗戦直後の反日史観の名残だ。
共産主義が崩壊し,その前代未聞の悪が暴露された。
戦前ソ連は日本を狙って浸透してきていた。
したがって日本が治安維持法をさだめて日本をスターリンの魔手から
守ろうとしたは正しかった。
治安維持法が正しかったのである。
いまだに滅びたソ連の史観で戦前の日本を見ている小学館の歴史は
誤っており,直ちに書きなおされるべきだ。
91 :
日本@名無史さん:2001/04/22(日) 02:21
なつかしいなー
自分は、小学校のときにすべて読み、高校生にも日本史が負けない子供でした。
ほんとにセンターでも解けるくらいの知識を入れてくれる本ですよ
親が邪魔になると言って小学校に寄付したのですが、20年後の今、子供ができた今となって
ナゼ残しておかなかったんだろうと後悔してます。
92 :
日本@名無史さん:2001/04/22(日) 08:09
>26
>確かナレーションはフランキー堺でしたよね。
馬鹿か!!
フランキー堺のナレーションは「まんが日本絵巻」だよ。
「漫画日本の歴史」は最後にこどもに教えているお姉さんのナレーションだよ。
その程度の記憶力でここにくるな!!!!!
ばか。
93 :
日本@名無史さん:2001/04/22(日) 11:11
>26
>ちょんまげほどけば長髪になり ハサミで切ったら僕の頭と同じになるね...
これも「まんがはじめて物語」シリーズのエンディングだよ(笑)
94 :
日本@名無史さん:2001/04/22(日) 11:28
それにしてもこれをまんが本でみてるやつがいたなんて・・・・・
ばかみたい(笑)
95 :
日本@名無史さん:2001/04/22(日) 20:21
>>92 番組の形式としては、原作と同じく小学生2人が
歴史の先生と会話しながら進むって奴でしたよね。
先生は白衣の色っぽい女性で、声が峰富士子だった
記憶があります。嘘ならスマソンヌ。
96 :
日本@名無史さん:2001/04/24(火) 00:38
このアニメを漫画化したシリーズもあったんだよね。
装丁は原作と全く同じだけど、内容が違ってた。
「菅原道真のかなしみ」とかいうのがあったな。
あと義経が主人公の物も。
漫画版の名場面抜き出しって感じでした。
でも、絵がああだし、読んでも余り面白くなかった
記憶があるんだけど。
97 :
日本@名無史さん:2001/04/29(日) 18:33
からあげ
98 :
日本@名無史さん:2001/04/30(月) 10:50
>>67 >手塚氏が関わっていなかったらしく
当たり前。
もうその頃は、手塚治虫氏は病気で入院中。
しかも刊行中にお亡くなりになってます。
絵も、プロダクションの人達が描いているでしょ。
1巻ごとに絵がまるで違うのはそのせい。
手塚プロは「ブッダ」とか、聖書のアニメ化とかしていたので
彼らに歴史ものをやらせようと企画したんだろうと思うよ。
結局、ファンの目から見てもあれは失敗だと感じたけど。
下っ端の皆さん、勉強せずに取り組んじゃったから。
99 :
日本@名無史さん:2001/04/30(月) 11:43
将軍徳川家重が死期を悟って息子を呼びつけぼそぼそと喋り
それに対して息子曰く「父上の言うことがはっきりせぬ・・・」
それに対して大岡忠光曰く「田沼意次を起用せよとの・・・・」
幼い頃は病気で弱っているのだと思っていたが今思うと凄いな
100 :
百式名無しさん:2001/04/30(月) 13:31
>>99 えっ。
おいら、今でもそう思ってたけど・・・
何かあるの?
101 :
名無しのオプ:2001/04/30(月) 15:34
>>100 徳川家重は重度の言語障害。
側用人の大岡忠光しか理解できなかった。
103 :
百式名無しさん:2001/04/30(月) 17:36
>>101-102
ありがとね。
「病気で弱ってる」のでなくて「ずっと病気」だったってことか。
大岡忠光の言葉に裏があるのかと勘違いした。
みんなが見たがってた肖像画、すごいね。
104 :
日本@名無史さん:2001/05/06(日) 19:14
江戸中期の巻でいまでも印象に残っているのが一揆(上田騒動)のお話。
主人公の少年が50年後に一揆の主導者となる老人と同名で、
「…この老人が勇吉少年であったかはみなさんの想像におまかせします。」
と結んであって子供ながらに「この作者やるなぁ」と思いました。
105 :
日本@名無史さん:2001/05/06(日) 19:25
後醍醐天皇に密告を入れる阿野廉子の髪が
やけに乱れていたのが疑問だったが
今ではどういう意味を込めたか理解できる。
その分、大人になりまちた。
106 :
日本@名無史さん:2001/05/07(月) 17:30
大阪夏の陣で徳川家康がなぜか鎧を着ていないので、変だなと思っていたのですが、
司馬遼太郎氏の「城砦」を読んでいた時に、「秀頼ごときを倒すのに鎧なんか要るか」
と本当に鎧を着けなかったと書いてあったのでびっくり。
また、徳川家重の言語障害の件を大河ドラマで知り、改めて大岡忠光とのやりとりを
思い出しました。
現在、押入れの奥深くに仕舞われているのですが、何気ない描写にいろいろな情報が
潜んでいるのに、気付かずに読み飛ばしたところが沢山あるんだろうなと思います。
107 :
ドラえもんもそうだけど:2001/05/07(月) 18:54
大きくなってから読むといっそう味わい深い。
良いお酒のような漫画ですな。
酒飲めないけど。
嵐はこんとは思うが一応サゲとく。
懐かしいなー。俺は小学校の学級文庫でこれを読んだ。
思えば俺にとっては最初の「歴史書」だった。しかも何
がいいってあんまり偏った思想がない。疑問をもった
ところで子供にボールを投げ返してくるみたいな。後
はその子供に任せて自分で調べさせ、自分なりの意見
を持たせるようにできてたと思う。それがコンセプト
なのかな?
本当にお世話になった本です。
あげ
110 :
名無しさん@1周年:2001/05/08(火) 07:05
このシリーズって何種類あるの?
上の方で最新のは従軍慰安婦が出てるって書き込みがあったけど。
>>79 それは集英社の世界の歴史でわ?
確か小学館には世界の歴史はなかったような。
独パイロット「俺は撃墜王だぞ」
英パイロット「撃墜されてもここはイギリスだ。おおい、代わりの戦闘機をくれ、すぐに飛ぶぞ!」
じゃなかったっけ?いまだに覚えてるってことは、よほど印象が強かったのかな。
あとフランスのレジスタンスのはげ親父が「ドイツ兵などやっつけろ!」って叫びながらサブマシンガンをぶっ放してるのも
あったような。
111 :
日本@名無史さん:2001/05/08(火) 21:07
112 :
98:2001/05/08(火) 23:10
>>110 意外と荒れてないようですねえ。
ところで、
>>80氏は画風が石坂啓(?)に似ていると
いってますが、これって「石の花」を描いた坂口尚氏の
事ではないですかね?それならたしかに似てると思います。
113 :
日本@名無史さん:2001/05/10(木) 03:24
私、作画スタッフでした。
114 :
奈菜氏くん:2001/05/10(木) 03:43
>113
どんな感じだったか教えてください。
115 :
日本@名無史さん:2001/05/10(木) 04:01
>114
20年位前ですが、小学館が借りていたひばりヶ丘のマンションで10名位の
スタッフで描いていました。他社の同様の本に比べて考証が非常に細かく、
描き直しが多いのでみんな苦労していましたね。
116 :
奈菜氏くん:2001/05/10(木) 04:37
>115
やっぱり苦労されてたんですねー。
私はあの漫画で、歴史はおろか世界観(人生観)までかわってしまった
人間なので、感謝の言葉は言い尽くせません。
どうもありがとうございました。そしてお疲れ様でした。
117 :
元1:2001/05/10(木) 14:39
>>113=115
ひえ〜〜〜!!
まさか実際に関係してた方までいらっしゃるとは!
スレ立てた者として、光栄であります。
さらりと言ってらっしゃいますが、ここでは書ききれないくらいのご苦労があったことでしょう。
でも20年たった今でも、いっぱいファンがいるですよ。本当にいいお仕事をなさったと思います。
あおむら純氏、そして113氏はじめ作画スタッフのみなさまに、改めてお礼を申し上げます。
ありがとうございました。
118 :
113:2001/05/11(金) 01:05
奈菜氏くん、元1さん、ありがとうございます。
当時、スタッフ全員で永く残っていくいい物を作ろうという
事でやっていましたので20年経っても支持していただける
事を大変うれしく思います。
119 :
K@S:2001/05/11(金) 01:42
113さん、おなつかしゅうございます。(といってもどなたかわかりませんが)
当時新入社員で編集担当をさせていただいたKです。
その節はいろいろとご苦労をおかけいたしました。
作画スタッフの皆様ほどではありませんが、それなりの苦労をしてきたものに
とって、いまだにご指示をいただいているということは、編集者冥利につきると
いうものです。
ありがとうございます。
120 :
日本@名無史さん:2001/05/11(金) 11:57
いや、でもマジで名作ですよ。
他の同系統のものよりもしっかりしてたし。
やっぱ、じっくり、しっかりと作られたものは
名作になりえるんですね。「ちゃんといいものを作る」
という心意気も読者に伝われば日本はまだまだ大丈夫です。
121 :
日本@名無史さん:2001/05/13(日) 03:47
オカルト板(笑)で教えてもらってここに来ました。
1巻から初版で親に買ってもらってました。大人になってから、すごい名作だったと
いうことがよく分かりました。私みたいに思ってる人がいっぱいいるんですね。
引越しのときに捨てちゃったんだけど、すごい後悔してます。
早良親王の怨霊が怖かったです。
あと、古墳や大仏の作り方が丁寧に解説してあって面白かったです。
織田信長の最期シーンはちょっと萌え。
122 :
匿名希望さん:2001/05/13(日) 20:19
私もです。>早良親王の怨霊
小さいころ、こわくて4巻は封印していました(苦笑
このまんがのおかげで、大学受験もそんなに苦労しなかったんだと思います。
123 :
日本@名無史さん:2001/05/13(日) 20:29
ボクもこの本、全巻持ってます
従兄弟にあげたのですが、興味が無かったようなので
返してもらって持っています。
今27歳ですが、今でも歴史を解り易く知りたい時に
重宝させてもらっています。
最近歴史教科書が問題になっていますが
当時はあまり騒がれる前だったので
イデオロギーに関係なく純粋に歴史だけ知りたい時など
今も欠かせないです。
124 :
あなたのうしろに(以下略):2001/05/13(日) 22:30
>>121 あっ、来てくれたんだ。
信長の最期シーンね。カコイイ。
「明智光秀・・・?なぜ・・・?」
「殿っ、槍を!」
みたいな感じだったね。
125 :
日本@名無史さん:2001/05/13(日) 22:35
縄文時代に黒曜石(と、何か)の交換をしてたっていう話がありましたよね?
今ではそういうこともおおっぴらでしょうけど、二十年前でこれはかなり
画期的だったと思う。
あと、個人的に好きなのは15巻の大晦日のやり取り。
後で親に聞いたら、ああいうのが実際に古典落語で
あるそうで。
ここからもネタ取ってるのかとちょっとびっくりした。
126 :
日本@名無史さん:2001/05/13(日) 22:41
私もこれは愛読してました。
祖母が毎回発売日に買ってきてくれたんです。
おかげで、中学高校と歴史の成績は抜群でした(^^
・・・未だに歴史上の人物は全部あのマンガの顔が浮かんできます。
> 4巻
早良親王は確かに怖かったですね。4巻は確か菅原道真とかもあって
全体的にオカルトっぽかったですよね。
やっぱ、印象に残ってるシーンは戦国時代が多いかなぁ。
信玄と謙信の一騎打ちとか、本能寺とか。
127 :
113:2001/05/14(月) 00:43
K@Sさん。こんにちは。当時私は彩色を担当していた者です。
社員ではなく、月の内、10日前後お世話になっていました。
いろいろな編集プロダクションの方が出入りしていたんではっ
きりと思い出せません。ごめんなさい。
でも、マンガ=読み捨てが当たり前だったんで、今なおこんな
にたくさんの方が呼んで感銘してくれているのは、本当にうれ
しいことです。
128 :
日本@名無史さん:2001/05/14(月) 15:21
昨日、小6の長男に買い与えました。
授業では今、平城京遷都のあたりを進んでいるとのこと。
これから買うのに授業に先行するのが良いのか
授業が済んでから買うのが良いのか
迷うところです。
129 :
日本@名無史さん:2001/05/14(月) 15:36
後白河法皇の顔は、
小学館のマンガのしか思い浮かばない(w
5巻から6巻にかけてが好きでした。
戦争よりも政争(権力争い)のシーンが好き。
130 :
日本@名無史さん:2001/05/14(月) 17:13
別冊の人物編を持ってますが、あれを読むと劇中のキャラクターデザインが
現存する肖像画や彫像を元にしてるのがよく判りますね。
131 :
どきどき名無しさん:2001/05/14(月) 18:57
家重ってしょ・しょ・しょ・しょじ〜(意味不明)って言ってなかった?
その後失禁
132 :
名無しさん@1周年:2001/05/15(火) 23:50
>>130 しかし、八代将軍吉宗は、松平健に見える。
133 :
日本@名無史さん:2001/05/16(水) 02:31
栄西はワラタ。
デコ、長すぎ。でも本当に彫像もあんな感じなんだよね。
おいらは全20巻、今も持ってるけど、らくがきだらけ。
自分が嫌いな人物はひどいことになっている。
特に7巻。
義経をいじめている(ように見えた)頼朝、
妙に態度のでかい日蓮なんかが犠牲になっている。
134 :
日本@名無史さん:2001/05/22(火) 19:16
>>132 あはは、吉宗は男前だったよね。
吊り上った右眉萌え。
135 :
日本@名無史さん:2001/05/23(水) 21:35
みんな誰が好きなんですか?
ぼかぁ宇多天皇が好き
足利直義の最初の登場の時のロン毛はキモい
136 :
日本@名無史さん:2001/05/23(水) 23:39
俺は和田義盛と安達泰盛、それに大塩平八郎だな。
この漫画では、おっさん系が渋かった印象が強いよ。
137 :
日本@名無史さん:2001/05/24(木) 00:54
>>135 足利直義、なんでか途中で顔が変わるよね。
タラコくちびるだったのが普通になってる。
宇多天皇、いいね。
道真をかばおうとするあたり。
逆になんだか醍醐天皇がすごいバカに見えるんですけど。
>>136 ものすごい渋いね。
138 :
日本@名無史さん:2001/05/24(木) 02:44
大塩平八郎あげ
139 :
日本@名無史さん:2001/05/24(木) 18:20
木曽義仲の男気に惚れた。
足利義教とドキュソ義政もよかった。
この漫画って平宗盛や徳川綱吉などの本来「愚人」として伝わる人物も
それなりに自分の理念に基づき堂々と政治を行っており、
情けない顔とかもしてないところがそこらの凡流漫画と違うと思う。
義政も純粋無垢に「美」を追い求める人物としてかかれ、政治を顧みず国内を
古今未曾有の動乱に追い込んだのも「無能な政治家」ではなく
「政治とは違う次元に居ようとした芸術家」だったからだと書いている。
凄い着眼点だと思う。
140 :
日本@名無史さん:2001/05/31(木) 16:44
白河法皇と鳥羽法皇の見分け方がわかりません
141 :
日本@名無史さん:2001/05/31(木) 22:52
>>140
眉が違うよ、眉が。
あと、鳥羽法皇は二重瞼だ。
142 :
日本@名無史さん:2001/06/03(日) 13:15
あげ
143 :
日本@名無史さん:2001/06/03(日) 16:31
初版で全巻そろえたい…
144 :
名無しさん@ご利用は計画的に:2001/06/03(日) 22:30
懐かしい・・てゆうか大河ドラマ新しいの始まる度に読み返してるけど(w
『太平記』と『炎立つ』の時はよく読んだなあ〜
このシリーズと大河ドラマは自分の人生に大きく関わってる。
本当よく読んだなあ〜坂上田村麻呂とアテルイの話とか、
悩める源為義の話なんか印象深いなあ。
お市の方萌え〜
145 :
日本@名無史さん:2001/06/03(日) 23:27
8巻の湊川合戦の時の、正成の最後の表情が忘れられず、
卒論に「太平記」を選びました。
146 :
日本@名無史さん:2001/06/04(月) 04:27
孝明天皇がいつも清涼殿の昼御座(ひのおまし)にいる。
清涼殿が御常御殿だったのは南北朝時代までで、それ以降は儀式の場。
幕末にあそこで関白からの奏上を受けるわけがない。これは直して欲しい。
ついでに言えば、九条尚忠が若すぎる。かれが関白になったのは確か還暦近く。
あと天皇に向かって「みかど」というのも不自然。「おかみ」でしょ。
御所言葉を使えとまでは言わないが。
147 :
日本@名無史さん:2001/06/04(月) 22:13
とても参考になりました。
子供に買ってやろうと思います。
ちなみに小6です。
武士の時代を習っているらしいです。
148 :
名無しさん@ご利用は計画的に:2001/06/04(月) 23:44
>>147 良いですよ。別に小学館の回し者ではないですけど(w
はまれば人生観変わるし、嫌な言い方ですけど受験時には大きな武器になります。
武士の時代ってのは子供の興味をひきやすいし、グッドタイミングでは。
149 :
日本@名無史さん:2001/06/05(火) 04:17
俺もこの本のおかげで日本史が得点源になった。
150 :
日本@名無史さん:2001/06/06(水) 04:17
>>143 私は初版で全巻持っている。はっはっは。
151 :
日本@名無史さん:2001/06/09(土) 05:24
age
152 :
日本@名無史さん:2001/06/15(金) 13:47
あげ
153 :
日本@名無史さん:2001/06/15(金) 18:03
全七巻ぐらいの奴がほしい
154 :
日本@名無史さん:2001/06/15(金) 19:54
>>153 全7巻ですか・・・。妙に中途半端な要望だけど、
10年ぐらい前に小学館からハードカバー仕立ての「漫画日本の歴史」が出て、
それは全8巻だよ。
第1巻 「日本の誕生と国づくり」
第2巻 「平城京から平安京へ」
第3巻 「武士の興りと鎌倉幕府」
第4巻 「立ち上がる民衆と戦国大名」
第5巻 「天下統一と江戸幕府」
第6巻 「武家と町人の時代」
第7巻 「幕府崩壊から維新へ」
第8巻 「新しい日本への道」
おいら1巻しか持ってないからわからないけど(20巻版持ってるし)、
内容は「日本の歴史」「人物日本の歴史」両方を混ぜた編集だと思う。
もう売ってないかもしれないので古本屋を探してみては?
定価は一冊1400円です。
どうでもいいけど
「○○と○○」っていうタイトルがアニメの「一休さん」のようだね。
155 :
nanashisan:2001/06/15(金) 20:46
みんな結構読んでるんだな。僕もだよ。
156 :
名無しさん:2001/06/15(金) 20:48
俺が読んだ頃のは、縄文人が毛皮着て狩りをしてた。
最近のやつはやっぱり変わってるのかな?
157 :
日本@名無史さん:2001/06/16(土) 00:00
そっくりさんといえば、
藤原道長が、現長野県知事の田中康夫に見えて仕方ない。
昔っから似てると思っていたが、今見てもなおそっくり。
「しなやか」田中康夫のそっくりさんと言えば、
「信長の野望 烈風伝」に出てきた斎藤竜興が余りにも似ててびっくり。
板違いスマソ。
159 :
日本@名無史さん:2001/06/16(土) 01:37
そういや家康もなんかやっしーっぽいよ
160 :
日本@名無史さん:2001/06/20(水) 22:18
大正時代の授業風景・・・
先生「日本一高い山はどこでしょう云々・・・」
おれ(富士山)
生徒「新高山です!」
撃つ出し濃
161 :
藤原道長:2001/06/20(水) 23:17
内覧になったぞぅっ!
162 :
シーボルト:2001/06/20(水) 23:17
わたしはスパイではありませんっ!
163 :
名無しまみれ:2001/06/20(水) 23:19
長い20巻シリーズの中でも、2巻にまたがって出演している人は
多かったが、3巻続けて出てる人は少なかった。
後白河院=6〜8
徳川家康=10〜12
伊藤博文=16〜18
井上馨・大隈重信・山県有朋=17〜19
ぐらいかな?
164 :
世界@名無史さん:2001/06/20(水) 23:40
>145
俺もそのシーンの正成の顔が一番好き。
歴史のうねりに押しつぶされようとしている呆然とした表情に
子供心にしびれた。
赤報隊も良かった。
話は変わるけど手塚プロの世界の歴史13巻が私の中では最高傑作。
SS将校とポーランド人青年の話。
今でもアニメ化してほしいぐらいだ。
165 :
日本@名無史さん:2001/06/21(木) 20:20
今読むと、10巻の欄外に「鉄砲伝来の年代は1542年という説もあります」
と書いてあってすごい。
今や1542年説の方が有力だと思うが、当時から書いてあったとは。
歴史の教科書だと未だに1543年説の方が有名だが
166 :
南無三:2001/06/21(木) 22:44
第19巻の大正時代で、3.1運動が出ているけどわざわざ「マンセー、マンセー」
とかいてあった。
あと、20巻第2章の最後のページに出てきた東郷茂徳外相が別の人物になっていた。
俺が持っているのは発売日になってすぐ買った初版本だった。
167 :
日本@名無史さん:2001/06/22(金) 04:25
age
168 :
日本@名無史さん:2001/06/22(金) 09:23
扇子を食べる足利義昭…
169 :
日本@名無史さん:2001/06/22(金) 09:37
age
170 :
日本@名無史さん:2001/06/22(金) 19:03
ご飯粒をほっぺとあごにくっつけてる家康…
171 :
日本@名無史さん:2001/06/23(土) 02:17
みんなよく読んでるんだな。
単純にお話として楽しいし、絵もクセがないから何度でも楽しめるね。
そのうちセリフや場面を覚えちゃう。
そうなるともう、教科書読んでもその顔しか出てこなくなる。
172 :
日本@名無史さん:2001/06/24(日) 09:42
教科書問題で、うだうだもめてるが、この漫画で勉強した方が
よほど歴史の知識も楽しさも身に付く。
ただし、初版本ね。最近の刷り直しは小学館のくせに左がかった
イデオロギーが充満して(20巻と21巻ね)てダメ。
173 :
日本@名無史さん:2001/06/26(火) 02:28
こんなスレがあったとは。僕もよく読んでました。
また読みたいです。
冒頭の児玉幸多の言葉が印象に残っています。
思えばバランスのとれた構成だったなあ。
為政者だけじゃなくて民衆の生活や文芸面も充実してましたね。
3巻の鑑真和上のエピソードがとても印象に残っています。
9巻「立ち上がる民衆」、18巻「近代国家の発展」、
19巻「戦争への道」などが好きでした。
ああ、語り尽くせない。。
174 :
日本@名無史さん:2001/06/29(金) 01:22
age
175 :
日本@名無史さん:2001/06/29(金) 02:13
あー平安時代の巻は宝物だったよ。
紫式部や清少納言のエピソードはこの漫画で知った。
きらびやかな宮中の世界に思いを馳せた子供時代…。
176 :
日本@名無史さん:2001/07/08(日) 11:28
この本大好きだったんだけど、その後特に力を入れて日本史やったわけじゃないんで、
詳しい人に質問なんですが、
6巻で「宇治川の先陣争い」の場面が出てきますよね。
ちょっと子供の頃、描写がわかりにくかったんですけど、
あれは
「腹帯がのびていますぞ」
と先を越したいためにウソをついた佐々木高綱に対して、
梶原景季は
「水の底には大綱が」
と敵の罠を教えてあげるというフェアプレイで返した、
ということなんでしょうか?
腹帯っていうのが何のことなのか、大綱っていうのが馬の足を引っ掛ける仕掛けなのか、
わからなかったんです。
ご存知の方、おられましたら教えてください。
177 :
日本@名無史さん:2001/07/08(日) 12:46
178 :
日本@名無史さん:2001/07/08(日) 12:51
桶狭間の戦い前に、湯漬けをかきこむ信長をみてお茶漬けが好きになったな
179 :
176:2001/07/08(日) 14:49
>>177 ありがとうございました。リンク先、見ました。
今さら驚いたんですけど、このマンガは本当に忠実に再現してるんですね。
宇治川といい、リンク先で紹介されてた畠山重忠と大串重親のエピソードといい、
なんだか遠い昔の武士たちの、やんちゃな感じが伝わってきて微笑ましいです。
それで、やっぱり梶原景季は親切な男ということで良いんですよね?
意地悪く考えれば、自分がやられたように佐々木高綱も足止めしてやろうとしたけど、失敗した
とも取れるんですが。
180 :
日本@名無史さん:2001/07/08(日) 15:36
>>179 >意地悪く考えれば、自分がやられたように佐々木高綱も足止めしてやろうとしたけど、失敗した
そっちの解釈の方が普通かと・・・
181 :
日本@名無史さん:2001/07/08(日) 17:52
おれは、この漫画で瓶子という言葉を覚えた
182 :
176:2001/07/08(日) 18:41
>>180 あっ、そうでしたか(笑
先陣争いにはみんな必死だった、とも上記のサイトに書いてありましたしね。
失礼しました。
頼朝に欲しい馬ももらえず、
意地悪しようとしても失敗してしまう、
そんな梶原景季が、なんだか憎めないです。
旧版で和歌森太郎監修・カゴ直利画のやつを知ってる人はいないか?
もう30年以上も昔の話。
184 :
日本@名無史さん:2001/07/11(水) 11:36
>>183 漏れはソレだった。
和歌森太郎...懐かしい名前だ
和歌 森太郎or和歌森 太郎?
今は現行版を小六の長男のために揃えている最中
昨日、8巻まで購入
185 :
日本@名無史さん:2001/07/11(水) 23:39
age
186 :
日本@名無史さん:2001/07/12(木) 12:36
>>183 あれ確か幕末?ぐらいから書く人変わってたよね。
カゴ直利じゃなかった。
カゴ直利といえば学研版のほう(戦国編・幕末編各5巻ぐらいあった)
のほうも描いてたよね。
187 :
日本@名無史さん:2001/07/20(金) 12:18
海の日あげ。
188 :
日本@名無史さん:2001/07/27(金) 18:24
しかし、小学館のくせして「三光作戦」なんてでたらめを書いてあるのが
ちょっとイヤだったな。
最近の版はもっと嫌な感じなんだろうか
189 :
日本@名無史さん:2001/07/27(金) 18:25
小学館のくせに「三光作戦」なんてでたらめが書いてあるのがちょっと
嫌だったな。
最近の版はもっと嫌んな感じなんだろうか
190 :
日本昔名無し:
第8巻100Pに出てきた武士、なんかいかりや長介そっくりだと思うが。