江戸時代の日本は先進国だった

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401日本@名無史さん
>>375
この板の人間には無理だよ。
日本が先進国って言いたいやつも、反対のやつも、日本の他は、と西欧の3カ国ぐらい、あとは
清、ロシア、アメリカ以外の国があったことさえ知らない連中ばかりだから。
402日本@名無史さん:2011/09/13(火) 21:34:01.25
>>386
>なんといっても保守的な当時の日本人たちが

へー、当時の日本人が保守的だとか初めて聞いたw
403日本@名無史さん:2011/09/13(火) 22:35:54.51
これまでに出てきた書き込みをまとめると、江戸時代の日本は、
自由や科学技術、衛生や医療といったある程度客観的な基準では土人国家、
文化が優れているとかそういう自称で何でも言いたい放題の基準では先進国、って結論でok?
404日本@名無史さん:2011/09/13(火) 22:38:02.14
>>403
何もまとめてないじゃんw
405日本@名無史さん:2011/09/13(火) 22:49:30.28
江戸時代が後進国でない理由もよくわからないが。

寺子屋の数が先進国の基準なのか・・・
406日本@名無史さん:2011/09/13(火) 23:31:20.75
>>398
ん?そんなの常識だが。だからこそ幕府の森林保護政策は苛烈を極めたわけだが。
早くも1665寛文5年には尾張藩によって木曽の山林で「留山」制が布かれましたよね。
享保年間にはさらに厳しい「留木」になり、「木一本首一つ」といわれてましたよね。
この制度は江戸期全国各地で採用されてましたよね?
え?知らないの?
407日本@名無史さん:2011/09/14(水) 00:34:57.62
>>405
>寺子屋の数が先進国の基準なのか・・・
江戸時代に幻想を抱いてる輩(389.390)が
18世紀以前は日本の方が西洋より教育が普及していたなどと
言い張っているので、実際には19世紀以降(或いは1850年以降)
の寺子屋の増加に伴い国民の就学率が上昇してきたことを指摘しているんだ。
408日本@名無史さん:2011/09/14(水) 00:51:42.95
「進歩していた江戸時代」のイメージも
19世紀だけにしか当てはまらないのか。
409日本@名無史さん:2011/09/14(水) 01:54:02.67
だがある程度の識字率が無いと高札が機能しないのもまた事実。wikipediaにもこうある。
『また、この民衆への周知徹底のために高札の文面には、一般の法令では使われない簡易な
仮名交じり文や仮名文が用いられた。』
410日本@名無史さん:2011/09/14(水) 06:27:46.91
>>392
分かり易く言うと、熱帯雨林の土人の集落に芸能人を滞在させる番組の最後の締めで
「彼らは、我々現代人が忘れてしまったものを持っている」とナレーションを入れて
とってつけたようにヨイショするのと同じことだよな?
411日本@名無史さん:2011/09/14(水) 07:11:33.25
近世までヨーロッパの紳士や貴婦人が何で帽子や日傘をもちいるのか?
また、ハイヒールを履くか?
街を行けば屎尿やウンコが空から降ってくるは、まちの石畳の街路の中央部にはウンコの山脈。
いわゆる衛生観念が全く有りません。
かの壮麗なお城にはトイレが有りません。
有名な話ではベルサイユ宮殿にはトイレがなく、野グソがデフォ。
冗談ぽく「香りの小道」という場所で貴婦人も貴族も王族も野グソ。
貴婦人のあの無駄にデカいスカートはそこら辺でしゃがみ込んで用便するための目隠しの機能がありました(ひらひらには糞尿が付着しやすい)
さらに風呂に入る習慣がないため、体臭がキツく臭い臭い。
それをマスキングする(覆い隠す=ごまかす)ために香水が発達した背景があります。

日本の都市は上水道(用水路)完備。
トイレは共同便所完備。
糞尿は回収業者が巡回、行き先は田畑の貴重な有機肥料に農家に販売。

風呂は銭湯が発達。風呂文化が醸成されていきます
街は清潔。人も清潔。
完全なリサイクル、エコ文化とシステムが確立しています。
江戸は当時、世界一の人口を擁したメガロポリス
412日本@名無史さん:2011/09/14(水) 09:03:24.76
文化・文政(1804〜1830)当時の世相を伝えるものに、
”犬の糞と侍が怖くては、江戸に来られぬ”、
”このごろお江戸に多いもの、伊勢屋、稲荷に犬の糞”があります。
この時代より100年前の元禄時代が、先に書いた徳川綱吉の[生類憐令]
の時代。
江戸の住人が50万人弱のところ、10万頭もの犬がいたそうです、
江戸中に犬の糞が溢れていたというのもうなずけますね。
413日本@名無史さん:2011/09/14(水) 10:36:38.75
>>410
そうだな
同じ土人のおまえならアマゾン奥地の集落でも何の不快も不都合も苦痛も感じることもなく大自然のもと素敵な一ヶ月を過ごせるよWWW
414日本@名無史さん:2011/09/14(水) 11:24:07.38
安政5年(1858)江戸の街にコレラが大流行した。(安政コレラ)
コレラは患者の下痢が飲み水に流れ込みそれを飲んだ人に感染するタイプ
の感染症だ。
コレラ患者の下痢が下水道から上水道に紛れ込みそれを飲んだ町人を中心に
江戸だけで膨大な感染者を出し、10万人とも26万人とも言われる死者がでた。
415日本@名無史さん:2011/09/14(水) 11:42:01.89
長屋ごとに肥溜めを置いて生活圏のすぐそばに汚物を置いていた江戸の街
トイレが無くてオマルで用を足した後、朝になると窓から捨てたパリの街
一見するとパリの方が不潔に見えるけど、パリの道路は中央に向かって
傾斜になっててセンターに窪地があってそこから地下下水に通じていた。
道路の汚物を水で流す専門の人が一日何度かセンターの窪地に流していった
から屋内に汚物をためることはなく意外と清潔だった。
例えばインド発祥のコレラ
これは不潔性と感染率が比例する病気なわけだけど
江戸とパリ同時代に流行ったわけだが江戸の方がパリより死亡率も死者も多い
生活圏にある肥溜めのせいだと思う
416日本@名無史さん:2011/09/14(水) 12:08:54.87
しかしながら、人糞尿が等級まで付けられて売買された、まさに人糞尿に
とっての黄金時代と言えるのも江戸時代の中期までで、その後、特に
都市の人口急増とともに都市周辺部では人糞尿が供給過剰となり、
また、各種の肥効に優れた新しい肥料の登場普及とともに、人糞尿の
商品価値は急速に下落して行きました。
やがて農家にお金を出して引き取ってもらうという逆転現象が起こり、
それが現在に至るまで続いて、今ではほとんどの家庭で下水道料金と
いう形でお金を支払って処理していことは皆様良くご存知の通りです。
http://page.freett.com/nankintama/no22.htm
417日本@名無史さん:2011/09/14(水) 12:16:18.08
>>414
なかなかオモシロイな
ソースは?本?
418日本@名無史さん:2011/09/14(水) 13:16:03.67
コレラの話は教科書にも虎狼痢(コロリ)としてちょっとだけ出てくるだろ。
419日本@名無史さん:2011/09/14(水) 13:59:33.88
江戸時代に幻想を抱いてる輩(389.390.411)って
江戸時代を都合よくつなぎ合わせているんだよね。
識字率(就学率)については、幕末の事例をさも
江戸時代200年間そうだったように言い張り、
都市の衛生環境については、逆に18世紀前半までの
都市における糞尿肥料の需給バランスが18世紀後半以降の
飢饉を通じた浮民の流入により破壊されたことを隠して
19世紀以降も糞尿肥料の需給バランスが維持されて都市は
浄化されていると言い募っている。
だから幕末に不潔性と感染率が比例するコレラが日本中で大流行した
ことについても、江戸時代幻想が破壊されないように
≫417のように見苦しくとぼけるしかないんだね。
420日本@名無史さん:2011/09/14(水) 15:30:25.07
アホか
本当に興味があったから出典きいたんだよ
421日本@名無史さん:2011/09/14(水) 15:51:27.93
日本がヨーロッパなどの産業革命で先行した地域からかけ離れた地域にありながら、
江戸末期の開国後に世界的にも珍しいほどの目覚しい産業的な発展を遂げたのは、
江戸時代に培われた教育、文化、流通、金融、統治機構などの基礎があったからです。

私は仕事の関係で外国人の研修を担当する機会がよくありましたが、
その際に彼がよく言うのは、日本の発展は開国と明治維新によるというものでした。

そのような発言に対しての私の意見は、開国は日本の発展の契機にはなったが、
その際の潜在的な原動力は既に江戸時代に培われていたものがあったためであり、
発展途上国が表面的に明治維新を見習うより、江戸時代に注目するよう訴えました。
422日本@名無史さん:2011/09/14(水) 16:52:58.89
産業革命が起きる前までは確実に先進国
423日本@名無史さん:2011/09/14(水) 17:25:58.57
>>422
>産業革命が起きる前までは確実に先進国
ソースは?
18世紀以前の日本が西欧や清朝と同等レベルの
文化を誇っていたことのソースは?
424日本@名無史さん:2011/09/14(水) 18:57:56.57
>>423
18世紀後半までは日本、清、欧州は質の違いこそあれ同じレベルだろ。自然科学が進んでてもそれが社会体制、生活変えるぐらいに一般化しないと意味ないし。
日本がその当時既に後塵をはいしてというなら、それを証明するソース逆に示して頂きたい
425日本@名無史さん:2011/09/14(水) 19:17:12.54
>>423
19世紀より西欧との差がひらいてきたとの認識だったんで、貴殿の見解は大変興味ある。
是非御意見賜りたい
426日本@名無史さん:2011/09/14(水) 19:37:14.13
そもそも欧州自体が貧乏だったから世界の大海賊時代に入って富を集め産業革命起こした
清は実質内治の環境は遅れてたろう
427日本@名無史さん:2011/09/14(水) 19:55:31.50
日本の近代化の鉄鋼業は、江戸時代の刀や鎧の鍛冶屋がベースだろうね。
人力車のバネ部分は、その鋼技術使ってて、
人力車は、東名アジアや最盛期には南アフリカまで輸出してたし。
428日本@名無史さん:2011/09/14(水) 21:18:59.05
>人力車のバネ部分は、その鋼技術使ってて、

そんなもん、野鍛冶の技術で十分だろ。
429日本@名無史さん:2011/09/14(水) 22:00:56.12
>>401
そんな馬鹿ばっかりじゃないぞ、と思ってたら、予言通りのアホレスばっかりやな
430日本@名無史さん:2011/09/14(水) 22:31:41.00
>>429
それでは、このスレには似つかわしくない、アホレスではないレスの見本をどうぞ。
431日本@名無史さん:2011/09/14(水) 23:16:27.01
いや俺はアホでいいから、お前先に何か書けよ
432日本@名無史さん:2011/09/14(水) 23:56:15.06
今の先進国の条件は何かといえば結局物質文明がどこまで行き渡っているかだ。それと広い意味での技術開発力、外貨を稼げるね。
今我々が発展途上国の庶民の生活をみると眉をひそめる事が多いよ。インフラは整備されてないしテレビも車も古いし。
一言でいえば貧しい生活をしてるっておもうよ。
こんな感じで自分の国と他の差を意識するんじゃないのかね。
そうゆう意味で江戸期の外国人手記は自国のレベルを知るために有用だよ。
433日本@名無史さん:2011/09/15(木) 00:27:02.85
国家システムも大きい
近代システムを作り上げるには体内資源無いと不可能
434日本@名無史さん:2011/09/15(木) 01:01:49.43
江戸の『明暦の大火』は1657年、『ロンドン大火』は1666年にユーラシ
ア大陸の東端と西端の島国の中心街で起きた、世界の火災史に記録され
る大火災だった。
『明暦の大火』では死者が10万人以上出たのに対し、『ロンドン大火』
では死者が6人しか出なかった。
その後の復興により、死者6人のロンドンでは2度と大火は起きなかっ
た。
それに対し、死者10万人以上もでた江戸ではその後、大火は頻繁に
おこり多くの町民を焼き殺していった。
435日本@名無史さん:2011/09/15(木) 01:03:13.39
>>433
それは民主主義とか自由主義のシステムって事?
だとしたら矛盾が起きないなね?
70年代のソ連は間違いなく先進国だろ。それとも40年前と今では「先進国」の基準
が変わったのか?イデォロギーや思想に先進後進をつけるのは恣意的と言わざる得ないな。
436日本@名無史さん:2011/09/15(木) 01:07:51.03
>>434
なんかさっきから説得力ねぇなwwww
437日本@名無史さん:2011/09/15(木) 07:01:05.95
>>436
事実の提示に説得力が無いとかコメントするって、馬鹿ですか?
438日本@名無史さん:2011/09/15(木) 07:26:57.01
>>421
かつては明治維新を日本近代化の出発点としてとらえ、
それまでの江戸時代に否定的な見方が多かったが、
今では江戸時代の社会的、文化的な事績を高く評価し、
日本近代化の基礎が江戸時代にあったとする意見が多いですね。

日本へ来る外国人も一応は日本について勉強しているようですが、
日本の近代化の基礎が江戸時代にあったことまでは知らないのでしょう。
439日本@名無史さん:2011/09/15(木) 09:05:52.65
1657年に起こった『明暦の大火』に対する幕府の対応と
1666年に起こった『ロンドン大火』に対するイギリス政府の対応を
比較するとこの当時すでにイギリスに比べ日本が後進国だと強く
感じられる。
440日本@名無史さん:2011/09/15(木) 09:44:36.19
>>438
江戸時代を否定的に見るのは明治政府の政治的意向を反映したものだからね。
このような見方は戦後の歴史教育にまでしばらくは影を落としていたけど、
さすがに今では江戸時代に対して否定的に見る歴史研究者はいなくなりましたね。
441日本@名無史さん:2011/09/15(木) 09:50:00.09
>>439
だから説得力ないって。
当時のプロト工業からとか、封建制の崩壊過程から、とかさ。
442日本@名無史さん:2011/09/15(木) 10:53:16.15
先進国の条件

21C⇒自由主義経済
20C⇒軍事力
19C⇒産業工業化
18C以前⇒防災訓練
443日本@名無史さん:2011/09/15(木) 11:41:09.64
先進国の条件の1つに
国家と国民との優先順位がある。
古代や中世ならいざ知らず、近世以降の社会においては
国家や地域の共同体の為とはいえ一般大衆への配慮に欠ける
国は先進国と認められない。
江戸時代に火災が多かったのも都市の防火対策より、防衛機能を
優先したことが影響している。
444日本@名無史さん:2011/09/15(木) 13:26:09.74
>>443
>国家や地域の共同体の為とはいえ一般大衆への配慮に欠ける
>国は先進国と認められない。
ソ連とか中国の事だな。
445日本@名無史さん:2011/09/15(木) 14:37:15.04
>>443
おまえの妄想を正当化するためのこじつけにすぎんな

どこの市民運動家よww
446日本@名無史さん:2011/09/15(木) 15:28:38.71
>>445
>おまえの妄想を正当化するためのこじつけにすぎんな
>どこの市民運動家よww
などと訳の分からないことを喚いていた。
447日本@名無史さん:2011/09/15(木) 16:10:41.96
>>443
サヨクならサヨクらしくマルクス経済学と唯物史観ぐらい踏まえたうえで議論しろよ。
馬鹿すぎるわ
448日本@名無史さん:2011/09/15(木) 16:24:08.98
>>443
シナや日本に古来よりある撫民とかわらんがな
449日本@名無史さん:2011/09/15(木) 18:10:24.75
>>447
>サヨクならサヨクらしくマルクス経済学と唯物史観ぐらい踏まえたうえで議論しろよ。
などとネトウヨがわけのわからんことを喚いていたw
450日本@名無史さん:2011/09/15(木) 20:46:31.62
>>443
国民の国家に対す優位性を有することが17Cにおける先進国の条件とは初めてきくな
451日本@名無史さん:2011/09/15(木) 21:13:20.70
17C〜19Cの先進国の条件を一言で言うと、近代の準備段階あったか、ということじゃないだろうか。
西欧の場合国によって違うけど、この時代、どの国も近世 or 初期近代と呼ばれる時代を
迎えていて、それが進んでいたことの条件となっている。

日本の場合も、近世という近代の準備段階あったとされていることから、西欧と似た段階にあったことになる。
ただ、日本と西欧とを比べた場合、後者はとっくの昔に脱した封建制の時代にあった、という点が引っかかる。

でも江戸時代の封建制というのは、半ば官僚制であり、かつ資本主義経済の萌芽と言われる現象も
多数あることから、近代の準備段階にあったことは否定できない。
(独力での近代化は無理で、幕末・明治期に他国の成果を大量輸入する必要があったが、そもそも
ヨーロッパのどの国も、一国での近代化など無理で、たまたま周囲に多数の国があり、相互の成果を
輸入できたことによる成果だった。)

結局、先進国というグループを非常に狭くみた場合(今で言うとG7)、日本は含まれず、やや広く
見た場合(今で言うとOECD加盟国)、日本は含まれることになるはず。
452日本@名無史さん:2011/09/15(木) 21:31:15.81
とすると、17C〜19Cに近世にあたる発展過程を持たなかった、トルコ、
サファヴィー朝ペルシャ、ムガール帝国、清のようなユーラシアの大国は、
先進国には入らないってことか。
今で言う、G8のロシアのような存在。
453日本@名無史さん:2011/09/15(木) 21:42:49.77
やっとまともな見解がでてきた
454日本@名無史さん:2011/09/15(木) 22:41:33.43
で、当時のロシアは、一応先進国なんだろうか?
455日本@名無史さん:2011/09/16(金) 01:33:49.05
近代=資本主義社会への準備段階がどの程度まで進展していたかという所だろう。
イギリスなんか17世紀の時点で東インド会社もあり市場経済も発達し工業化以前
既に資本主義が完成の域に達しているといってもいいくらいだしな。
ただ欧州の資本主義が封建制度の崩壊なしにあらわれ得なかったのに対し
日本の資本主義の萌芽が封建体制の中で育まれた事は注目に値する。
まぁ、日本の封建制は欧州のそれと違い生来農奴制をベースにしないものであったからな


456日本@名無史さん:2011/09/16(金) 01:38:55.68
ロシアは軍事力はあるけど民は農奴でまずしかった、って感じ?
今と同じwww
いや、そう考えるとどこの国も200年前とたいして変わらん
457日本@名無史さん:2011/09/16(金) 12:43:19.16
>>452
「アジア的停滞」ってやつかな
458日本@名無史さん:2011/09/16(金) 19:25:11.77
>>453
それは偏見。
大雑把な議論や意見だろうと実際には中身はある。
459日本@名無史さん:2011/09/16(金) 19:29:40.65
>>440
今は逆に肯定しすぎだと思うけどな。
現代に於いても学問の世界は時代の影響を受ける。
否定しすぎも肯定しすぎもバランスが悪い。
460日本@名無史さん:2011/09/16(金) 19:33:03.79
>>401>>429
それは無いと思うぞ。
江戸時代に先進国だったかどうかを語るなら、
自然に国は絞られるっていうだけだろう。
勝手にそう思うのは良く無いな。
461日本@名無史さん:2011/09/16(金) 19:34:55.06
>>419
そういうのはあるだろうな。
462日本@名無史さん:2011/09/16(金) 19:59:50.41
>>458-461
ここは、一人で抽象的な感想を述べる場じゃないんだけど。。
463日本@名無史さん:2011/09/16(金) 20:10:33.71
>>451
OECDと同じように考える事も出来ないと思う。
江戸時代の政治や法の体系や思想、社会の制度仕組みは、
立憲主義を用意するものでも無かったし、人道的にも問題があった。
明治以降でさえ権力分立や人道的に十分に近代的とは言えないというのもある。
現代でも随分マシになったとは言え、まだ十分とは言えないが・・・。
江戸時代に近代を用意出来たと言えるのは、経済面に於いてくらいだろうな。
それでも色々問題があった訳だけど。
464日本@名無史さん:2011/09/16(金) 20:15:13.23
>江戸時代に近代を用意出来たと言えるのは、経済面に於いてくらいだろうな。

官僚制もあるだろう。
なんせ江戸時代から現代まで、大きな仕事のやり方の断絶は無いしね。
465日本@名無史さん:2011/09/16(金) 20:18:23.64
>>460
他の国のことも知っているが、ポイントが拡散しないように、
あえて話を特定の国に限定して話しているのなら、絞っていると言える。

単に知らないから何も言えないのは、絞ってるとは言わないんだよ。
466日本@名無史さん:2011/09/16(金) 20:30:27.60
>>463
人道の見地から先住民を虐殺してやりましたよ
by 米
467日本@名無史さん:2011/09/16(金) 20:31:46.12
>>463
>OECDと同じように考える事も出来ないと思う。

それは言い過ぎだろう。
OECDって、メキシコとかエストニアまで加盟しているのに。
468日本@名無史さん:2011/09/16(金) 20:37:45.19
>>463
>江戸時代に近代を用意出来たと言えるのは、経済面に於いてくらいだろうな。

家内工業もあるかと思う。
あと末端の人々の間でも、ドキュメントを残す文化というか、知識主義も、かなり大きかったんじゃ?
欧米を除くと、江戸期の日本ほど豆に記録を残した国は無かったし
469日本@名無史さん:2011/09/16(金) 20:46:11.54
大航海時代に植民地にならずに、交易相手だったんだから、ヨーロッパの
国と対等に近い国家と認識されていたんだろうな。

技術でいえば、明の時代までは中国も技術先進国だったらしいから、その
影響もあっただろう。

日本が国交を制限していた江戸時代に、産業革命が起き、蒸気機関が
発明され、市民革命が起き、欧州は激変した。
中国は、清の時代は技術を軽視していたから進歩がなかった。

日本は、欧州のような技術革新は遅れていたが、文化や治水や経済は
引けを取らなかったかな。

識字率が文明と関係あるか?大いに関係があると思うよ。
江戸末期の日本の庶民の識字率以上の国が、いったいいくつあるか?
470日本@名無史さん:2011/09/16(金) 20:53:44.60
>>466
差別は確かに問題ではあったけど、
その問題も改善していこうっていう、
ベクトルの方向性とその大きさはそれなりにあった。
471日本@名無史さん:2011/09/16(金) 20:55:51.45
>>467
そりゃ現代のエストニアやメキシコは近代国家だから。
19世紀までで言えば、近代を十分に用意できたかで考えても良いけど、
日本は部分的には用意できても十分では無かったと思う。
472日本@名無史さん:2011/09/16(金) 21:02:05.42
>>469
>大航海時代に植民地にならずに、交易相手だったんだから、ヨーロッパの
>国と対等に近い国家と認識されていたんだろうな。

植民地にならなかった一番の理由は、軍事的な理由だけどね。
ポルトガルはあらゆるリソースが、足りなかったので、日本と戦争して勝とうなんて最初から
考えもしなかったし、スペインも東南アジアのちょっした小競り合いで日本に負けたりして、
さっさと諦めている。

中国は、宋の時代は世界で最も進んだ国の一つで、それ以降一貫して国際的地位を
落としていくけど、明期はまだ先進国だった。

ちなみに16Cのヨーロッパ人は、中国人、日本人は常に世界の他の地域とは別格に扱い、
肌も白いと表現していた。
文化も、西洋とは別種のものが独自に発達して、非常にレベルが高いという意味のことを
頻繁に書き記している。

ただ当時は、キリスト教が絶対視されため、非キリスト教文化圏の人間を見下す人間も多数いた。
473日本@名無史さん:2011/09/16(金) 21:08:50.71
>>471
>そりゃ現代のエストニアやメキシコは近代国家だから。
>19世紀までで言えば、近代を十分に用意できたかで考えても良いけど、
>日本は部分的には用意できても十分では無かったと思う。

文章のつながりが無茶苦茶で意味が分からないんだけど
1行目と2行目が矛盾してるし
474日本@名無史さん:2011/09/16(金) 21:18:14.53
>>468
家内工業もあるかもね。
末端の人々の記録を残す文化も確かに大きいと思う。
ただ知識っていうか、和算もそうだけど閉鎖的になったりっていう点の悪影響は結構ある。
農民や町民も一部の人以外には学問を教えなかったり。
その後の日本も専門家が一部の知識や技術は凄いあっても、井の中の蛙になったりと、
江戸時代はそういう悪い状況を用意したとも言えると思う。前近代的でもある。
まあ確かに識字率とか記録を残す文化は近代化にとって重要だと思うけど。
475日本@名無史さん:2011/09/16(金) 21:27:00.94
>閉鎖的になったりっていう点の悪影響は結構ある。

だから、あくまで準備が出来たかどうか、ってことになるだろうね。
日本単独での近代化ができた可能性は、まずないだろう。

ただ、欧米諸国からの刺激を受け、輸入することで、なんとか短期間に産業革命を
成し遂げるまでにいたったのは、江戸期に各方面で準備が出来ていたためと考えていいと思う。

輸入して真似しているだけだ、と揶揄もされたけど、短期間に真似ができるレベルにまで
達していたこと自体がやはり凄いことなのであって、当時、日本以外の国は、日本の真似
さえもなかなかできなかったことを考え合わせると、少なくとも日本を単なる後進国とは言えないだろう。
476日本@名無史さん:2011/09/16(金) 21:28:04.14
>>470
それだったら具体的に言ってくれるかな?
ロンドン火災の話しじゃ根拠薄いよ
477日本@名無史さん:2011/09/17(土) 03:34:38.02
300年以上にわたり延々と奴隷貿易してきて、19世紀になるまでその非人道性に気づかない野蛮人どものどこが人権先進国よ?インチキだろ。
秀吉はスパット止めさせただろが
478日本@名無史さん:2011/09/17(土) 07:24:41.16
江戸の人は深夜に腹が減ったら、屋台のそばを食っていたけど、
当時の欧州人は深夜に腹が減ったら、何を食っていたのかな?
479日本@名無史さん:2011/09/17(土) 10:08:07.07
>>472
>文化も、西洋とは別種のものが独自に発達して、非常にレベルが高いという意味のことを
>頻繁に書き記している。
16世紀に日本を訪れた宣教師他が日本の文化の高さを主張している
ソースは?
日本人の人間性などは高く評価していたけど、文化については取り立てて
評価してなかったと思うが?
とりあえずソースをだせ。
480日本@名無史さん:2011/09/17(土) 10:16:30.18
>>479
ちょっとは勉強しな
会田 雄次 編『南蛮人戦国見聞記』
佐久間 正 著『南蛮人のみた日本』
山内 昶 著『青い目に映った日本人』
481日本@名無史さん:2011/09/17(土) 10:45:34.57
ペリー以前に書物だけで無線電信つくってるし、ペリー後数年で
最新技術の基礎確保。

やっぱ江戸時代を通じて技術の蓄積と教育の高さがあった。
韓国の良心的学者は
江戸時代と李氏朝鮮時代に、半島と日本の決定的な佐賀できたと
認めている。

中国では良心的、客観的な学者ですら、
目地威信の段階では清朝のほうが進んでたのに
とか妄言を。
事実を認められない段階で、勝負になってないだろ。
482日本@名無史さん:2011/09/17(土) 11:06:34.94
戦国期に来た連中は、日本人は他の分野は非常にレベルが高いのに、なんで音楽だけ全然駄目なんだ
ってなことを言ってるね。
483日本@名無史さん:2011/09/17(土) 11:42:28.04
>>477
金目当てに自国民を人狩りして売っぱらってた癖にw
484日本@名無史さん:2011/09/17(土) 11:57:50.32
>>480
具体的には?
485日本@名無史さん:2011/09/17(土) 12:00:10.18
>>481
ホントかよ。ペリーが実演した有線の電信にみんな興味津々だったらしいのに。

>>482
メロディーもハーモニーも無いから理解出来なかったのか?
486日本@名無史さん:2011/09/17(土) 12:16:27.59
>>485
邦楽には、「リズム」が無いんだよ。
リズムという言葉は、複数の内容を含んでいるので、現代日本人もよく勘違いしているけど、
まず、時間を均等に刻む「パルス」を基本としている必要がある。

邦楽では、曲の初めから最後まで、均等な時間で分割することでタイミングを一致させるという
発想が無くて、代わりに「拍子」を使う。
だから、クラッシックにしろポピュラーにしろ、音楽教育を受けた人間が日本の伝統音楽を
聞くと、素人がデタラメやっているように聞こえたりする。

こういう見方も結局は、西洋中心主義に過ぎなくて、どっちが優れている、というというものでも
ないんだが、西洋側の方が遙かに体系だっていて、世界の主流になっているため、日本の音楽は
どうしても分が悪い。

余談だけど、音楽についてはペルシャなど中東の方がさらに精緻なので、彼らはヨーロッパの
音楽を聴いて頭から馬鹿にすることも多い。
487日本@名無史さん:2011/09/17(土) 12:18:06.56
>>483
自国民というか、戦時奴隷な。
一応敵国のって感覚だったのかもしれない。
488日本@名無史さん:2011/09/17(土) 12:39:11.66
>>485
佐久間象山が、信州松代で電信を成功させたって件のことじゃね?
まぁこれは日本の技術力っつーより、佐久間個人の才覚のような気がするが。
しかも殆ど知られてないw
489日本@名無史さん:2011/09/17(土) 12:52:36.62
知られているかどうかは、関係ないと思うが
490日本@名無史さん:2011/09/17(土) 13:17:39.25
江戸時代に、技術産業の発展と共に政治哲学の発展があった。
政治は公の為という認識が最終的に一致できた。
江戸期の忠臣奸臣の争いも、武士が政治を功利主義でやってよいのかという哲学と、財政再建派の争いだろう。
日本が尊皇攘夷を確立し維新を成せたのも、大政奉還、江戸無血開城、廃藩置県が行なえたのも、政治哲学の発展で政治目的と認識が一致できてたから。
当時の外国人も廃藩置県など西洋国でやれば徹底的な戦争になるのに、日本は紙切れ一枚で出来ると驚いた。
491日本@名無史さん:2011/09/17(土) 13:21:23.79
>>483
自国民や白人はダメでも黒人を奴隷にすることに何の躊躇も感じないからなw
いや、こういう都合のよさがないと先進国にはなれませんね
492日本@名無史さん:2011/09/17(土) 13:37:15.22
攘夷論も「夷」と書かれてあるように、西洋が野蛮だったから起きた。
西洋思想の元である重商主義が野蛮そのものに映った。
それであちこちを儲けの為に植民地とした。
西郷隆盛が西洋の手法や思考を見て、西洋は文明国所か野蛮国でないかと言ったのもそれだろう。
既に日本は確固とした文明政治哲学があったから。

江戸期の西洋認識も一貫してて、キリスト教徒と対談した新井白石は西洋技術の進歩には感嘆しながら、キリスト教は幼児の戯言でないかと驚き危険性も見抜いた。
形而下なるもののみ知り、形而上なるものはいまだ聞かずとした。

佐久間象山の東洋の道徳、西洋の芸も同じ見方で一般的だった。
その結果尊皇攘夷という和魂を作り上げに成功し、諸外国と違い洋才を物にして近代国家建設に成功したのである。
493日本@名無史さん:2011/09/17(土) 14:33:17.77
>>488
ヘー、知らなかったよ。でもググったら間違いだってさ。万延元年(1860)が妥当だそうだ。
そうすると島津斉彬の安政3年(1856)がペリーの2年後で国内初となるらしい。
ttp://www.jarl.com/ja5yen/mise01.html

いずれにしても無線では無いな。
494日本@名無史さん:2011/09/17(土) 15:17:35.99
宇和島って藩主がそうだったのか、こういう技術開発について先進的だったんだな。
蒸気船もさっさと作ってしまったし。
495日本@名無史さん:2011/09/17(土) 15:51:06.36
資本主義社会は猛烈に働かせて
競争させる社会だからな。江戸時代は緩やかで良かった
496日本@名無史さん:2011/09/17(土) 17:30:56.46
マルクス主義じゃないけど、ヨーロッパ型近代社会・資本主義って他の地域からの収奪が
あって初めてなしえたものなんだよね。

江戸時代の日本がヨーロッパに及ばない点はいろいろあるけど、植民地を持たず、資本の
集積があまりできなかったというのも大きい。

薩摩藩による琉球支配は、植民地的な役割を果たしたと言えるかもしれないが。
島津斉彬による薩摩の近代化は、琉球が無かったら無理だったろうしね。
497日本@名無史さん:2011/09/17(土) 19:30:57.66
ヨーロッパは世界の富を集めヨーロッパで覇権を争った
初めはポルトガル、スペイン、ついでオランダが出てフランス、イギリス、ドイツと
覇権争いで百戦して近代国家を作り出し、周りの国々にもすぐ伝染した
ヨーロッパが海に出たのは、地中海の陸路がイスラム勢力に塞がれてたから
初めは貿易も正等にしてたが段々と惜しくなった
あれこれ巧みに戦争しかけ植民地を増やした
498日本@名無史さん:2011/09/17(土) 21:18:14.11
>>494
宇和島藩の伊達宗城は、幕末の名君の中でも群を抜く存在だよ。明治政府でも重用されたし。なにせ伊達家の分家の小藩なのに侯爵になった。
ちなみに、仙台の伊達本家は戊辰戦争で減封されたのが響いて伯爵。
あと、蒸気船は、大村益次郎とその手足となった嘉蔵の功績だな。もちろん作らせたのは藩主だが。
499日本@名無史さん:2011/09/18(日) 07:04:55.84
佐久間象山が、開国は一刻を争うと主張したのに
幕府首脳は無視した。
そのとき象山が大声で罵倒したせりふが
「佐久間、一刻!」
これをペリー艦隊の水兵が聞いて、祖国にひろめ
「サック・マイ・コック!」になったんだ。
500日本@名無史さん:2011/09/18(日) 08:32:07.68
>>401
じゃないけど、どの範囲が先進国なのか不明確なままで、日本がどうなのか言い合ってもなぁ

小国はとりあえずおいとくとして、ボーダーラインにある国(ドイツ、ロシア、トルコ、スペイン、ポーランド)
辺りは、全部先進国なのか、脱落する国があるのかによって結果も変わってくるんじゃ?