歴史は何の役に立つのか、うまく説明できません。
論文に、なぜこの論文を書くのか書こうと思っても、なかなか難しくて
書けません。
自然科学とかでしたら、これを発明すれば〜の役に立つからと、
明確に書けますが、歴史ではうまく書けません。
難しいからか、それを書いてない論文も多いです。
歴史は何の役に立つのか、論じ合うスレッド
2 :
日本@名無史さん:2010/09/16(木) 04:24:18
知らなかったら適当なこと言われて騙される可能性がある
不動産選ぶ時とか大事よ、軟弱地盤とか
3 :
日本@名無史さん:2010/09/16(木) 10:59:33
百年も前の歴史について、あれはレイプだったとか合意の結合だったとか論争している。
関わった人間はほぼ生存してないし、自分自身にもなんの関係もない。
歴史を学ぶなんてそんなもの。
どちらかと言えば空中戦は社会学の分野だな、歴史学は典拠がないと相手にして貰えないよ
おれもそういうテーマで勉強してたが、
そんなものは実積をつくった学者が最後に書くもんだってよく怒られたもんだ。
資料とガチンコ勝負の正統派歴史学は、メタな歴史学に興味ないからな。
>>4 の言う通り、試合にすらならない。
>>1 、あと数ヶ月で書くには厳しいテーマだぜ?
おれもそういうテーマで勉強してたが、
そんなものは実積をつくった学者が最後に書くもんだってよく怒られたもんだ。
資料とガチンコ勝負の正統派歴史学は、メタな歴史学に興味ないからな。
>>4 の言う通りで、試合にすらならないんだよなー。
あ、同じこと書き込んじゃった。
>>7 ドンマイ!史学を勉強し始めの頃、新しいテーゼを提示したくてウズウズするのはみんな同じだね、自分は先生からキミのは文学じゃないか?って言われた(笑)
歴史学は対象へのアプローチの仕方が文献に依るところが殆どだから、案外夢のない学問だったりするんだよね、判例や条文、論理構成にこだわる法律学に近いというか…
歴史好きな高校生が史学科入って歴史嫌いな大学生になる(冗談みたいだが)のはよくあるんじゃないかと思う
>>5 どんな歴史論文を書く際も、なぜこの論文を書くのか、
この論文を書いて何の役に立つのかを書く必要があると思う。
しかし、それが難しい。大方省かれやすいように思う。
10 :
日本@名無史さん:2010/09/17(金) 13:50:44
>>1 自分達の存在、自分達の祖先が何をして何を考えて行動してきたのか。
自分自身の証明、みたいなもんさ。
あとは、歴史から教訓を学ぶこと。
他国だと、歴史はたいてい一番人気の教科らしいぞ。
11 :
日本@名無史さん:2010/09/17(金) 16:11:21
>>10 一言で言えばアイデンティティの探求だね。
12 :
日本@名無史さん:2010/09/17(金) 17:09:36
歴史はこれまで国威発揚に使われてきたからね。
胡散臭い出典の話でもそのまま持ってきて誇り高い我が国の歴史(笑)っていうストーリーを作り上げてきた。
そういうのをまとめてたたき潰すために歴史研究するってのもいいかもしれない。
数学が何の役に立つのか?
それが研究論文であるならば、先行研究の整理・分析を通して、
研究史上の問題点・矛盾点などを発見し、
史料を正確に読み込んで、より事実に近い史実を導き出す。
それが論文の意義だと思う。
それをしていない論文はないんじゃなかろうか。
そうやっていろんな研究が蓄積された結果、
真実に近い人類がこれまで歩んできた過程が浮かび上がる。
それらをまとめて現代へ通じる視点・考え方を提示するのが「○○の歴史」みたいな通史シリーズ。
ただし、それを実生活の役に立てられるのは研究者ではなく、
政治家、企業の社長から自営業、サラリーマンまで様々な立場にいる一般の人。
時代時代の様々なレベルの権力者が、いかに組織の中で権力を強化していったか、
組織はどういうことが原因で崩壊に向かっていったか、
大きな外圧に直面したとき、零細な組織はどう立ち向かっていたか、
日常の参考になるような重厚な知恵が詰まっている。
しかしながら、一般的には名の知れた作家や評論家が書いた
史料に基づかない自分の妄想を拡大させたような金太郎飴ハウトゥー本ばかりが読まれる傾向にある。
歴史研究はそうそう報われない地味な学問ですなぁ・・・
即物的になんの役に立っているかというと、退職して暇をもてあまして
遅まきながら歴史に興味を持った高齢者の方々の生涯学習の分野として社会に貢献していますね。
>>10 なるほど。
ただ、そういう理由を書いてある歴史論文をあまり見たことがない。
また、そういう理由だけで他人に論文を読んでもらうことができるのか
疑問。もう少し具体的な理由を見つけるのは無理なのか。
昨今の実学志向のなかでは、やっぱり肩身が狭いよねえ。
>>14 みたいに、反駁してもオチは…みたいな。
教養も大事なんだぜって反論はよく目にしたけど、
なんか研究者の愚痴っていうか、いまいち押しの強さに欠くというか。
いまはもっと、ちゃんと言える人がいたりするのかな。
>>3 死人に口なし。でも死んだ本人の代わりに喋るやつがいる。
話題のサンデル教授が東大で講義したとき、
歴史的責任を共同体は引き継ぐべきか? みたいなお題をふったようだけど、
そういうのも歴史の性質をひとつ示しているよね。
>>8 7だけど、史学科入って専攻分野嫌いになったクチです。
>>13 数学できなきゃ家も道路も作れません。
帳簿も収支計算も出来ず経済も成り立ちません。
>>17 一般人にとっては、算数以外は日常使わないな・・・
>>16 実学志向で肩身が狭いよねーのところの補足。
歴史を学ぶ目的・動機付けについては、いくらでも言えると思うんだ。
でも、歴史を学ぶことを社会的にどう評価されるかは別の問題だと思うのね。
お殿様がいた頃には、殿、歴史から教訓を学び取らねばなりませんぞ、で、
天皇陛下ばんざーいってやってた頃には、神国日本のうんたらかんたら、で、
安保ふんさーいってやってた頃には、段階的に発展する社会を科学的になんとか、で、
らしい言い訳ができたと思うけど、
いまは「それで飯が食えるの?」って言われたら・・・?
ああ、古き良き時代よ。
>>18 日常使えるってことより仕事で使えるってことの方がはるかに重要じゃん。
それを仕事で使わない人間にとっては、日常使わない限り役に立つとは思えない。
数学、英語、物理、生物、化学、歴史、美術などなど・・・
どれも仕事では使えるけど、日常じゃほとんど縁がない。
仕事で使えるだけで重要なら、役に立たない学問なんてないと言えてしまうね。
歴史も仕事によっては使えるから、役に立つということかな。
数学よりもはるかに数は少ないが。
封建時代であればそれでいいのかもしれないが、民主主義の世の中でそれは衆愚社会への道
23 :
日本@名無史さん:2010/09/19(日) 14:20:27
チャーチル
「過去を見渡すことが出来るものは、その分未来をしることが出来るだろう」
>>19 歴史用語で社会を解説すると面倒くさい人って思われる気はあるよね、現代は…
短小軽薄というかメールやTwitter文化と関連があるのかも。若い人は日常議論もしないしね、上の人が書いてくれてるけど生涯学習って思って割り切るのも大事かと…
在学中に違う方面でも頑張らないと、史学科は就活の時に後悔するけどね(笑)理想は教員かな
25 :
日本@名無史さん:2010/09/23(木) 13:53:15
政治や戦争の役に立つよ
過去の歴史が政策や戦術の指針を示してくれる
大日本帝国司令部が過去の戦史をしっかり学んでいれば、あれほど補給が軽視され、兵が無駄死にする事もなかった
ブッシュがなぜアメリカはベトナム戦争で失敗したのかをしっかり学んでいればイラク戦争は起きなかった
過去の失敗は未来の糧になる
だからこそ歴史を学ばなきゃならんのよ
それって職業政治家や職業軍人には役に立つっていう仕事で役立つ部分だよね。
職業政治家や職業軍人がどれほどの割合でいるかと考えると、仕事で役立つと言ってもごく一部の職業に。
因みに単に職業というだけならどれもそれぞれの教師という選択肢があるから、
まったく仕事の役に立たない学問というのは存在しない。
所詮学問の一つに過ぎないんだから、どうすれば万人の役に立つかという考え自体が無理なのかもね。
まずは、それぞれの研究分野の中で位置づけを明確にして、基礎の積み重ねをしっかりしなさい、てことか。
歴史はそれに興味がある人の知的好奇心を満足させることに役立ちます。
(「歴史」は外の学問に置き換えても通じる)
民度は上がるんじゃね
29 :
日本@名無史さん:2010/09/23(木) 22:44:01
ぶっちゃけ読み書きとわり算かけ算が出来れば大概の事はこなせるんだよね。
30 :
日本@名無史さん:2010/09/23(木) 23:14:15
歴史をしっかり理解してないと、妙な首相談話をしたり、不合理な言い掛かりで日本の領土を奪い取られたり、不法滞在の外国人に特別残留許可を与えたりすることになってしまう
まあ、中国にとっても歴史民族は戦略物資の一つだな。
まだパンドラ開けてはいないがな。
32 :
日本@名無史さん:2010/09/24(金) 01:16:08
33 :
日本@名無史さん:2010/09/27(月) 11:17:36
歴史とは「なぜこんなことに」という疑問に常に「金」がからんでいることが
わかる。夫婦喧嘩もお金から。国際紛争も常にお金から。
どっかの大国も「金よこせ」とわめいてる。
司馬遷の貨殖列伝かよ(笑)司馬遷を正史に数えちゃうくらい昔からチャイナは物語好きなんだよなあ
尖閣も彼らの物語に組み入れられたのは別に今の政治家のせいじゃないわ
ヲタクにネタを提供するのが使命なんじゃないの?
歴史ヲタの人口はそれなりにいるんだから、彼らが喜べば役に立ってるじゃない。
ヲタになること自体には理由は必要なくただ好きだから萌えるからでいいし。
目先のニュースに一喜一憂するような大人にならずに済む
>>35 歴史ヲタクってろくでもない奴ばかりなんだけど…。
とりわけ某武田厨に至っては2chでも類を見ない程のキチガイっぷり。
ヲタクにネタを提供するなら、研究レベルでなくていい
音大が存在して音楽が研究されることを世間が許しているのは、
音楽を趣味で聴く人口が多いからだ。基本的にはそれと一緒。
新史料の紹介とかはアマには難しいし、研究者によるネタの投下は役に立ってるはず。
闇の日本史
かつて石井紘基議員は、
「国家予算(年間)は実際には200兆円近くあるはずですね?」
と塩川正十郎に指摘した。
「私が否定するようなことはございません」と塩川は答えた。
そして石井議員は路上で刺殺され、指を切りとられて証拠書類を盗まれた。(証拠書類のみ。現金等はそのまま)
書類は今も消えたままで警察は捜査しておらず、遺族が懸賞金をかけて情報を求めている。
41 :
日本@名無史さん:2010/10/07(木) 21:22:26
>>1 真実の歴史を研究し未来へ生きるための教訓を学ぶためだよ。
>>41 その通りではある。
だが、その理由で人を説得して史書や論文を読ませることができるかどうかが疑問。
やや抽象的に見える。
今、はっきりいって、日本は統一国家の体を成していないでしょ。
大衆・愚民政治の日本では、政党政治は破綻してしまいます。
となると、やはり天皇を統合のシンボルとして、
今より実体のあるものとして機能させる策しかない、と思うのです。
そういう論調をしっかり固めるために、読書・研究しています。
「吉田松陰の思想と行動」(東北大学出版・桐原健真氏−読了)
「武力による政治の誕生」(講談社現代選書メチエ・本郷和人氏−読了)
「天皇はなぜ生き残ったのか」(新潮新書・本郷和人氏−読書中)
「律令制から立憲制へ」(成文堂・島善高氏−購入済み)
45 :
日本@名無史さん:2010/10/28(木) 22:21:13
学生時代に習った学科(国語、数学、理科、社会、外国語=英語)で
卒業後、一般社会人になった時、よく話題になる分野が社会科で特に歴史と
地理と思われる。テレビドラマや映画・小説の題材のかなりの歴史分野が
出てくる。例えば水戸黄門や暴れん坊将軍等のチャンバラ、NHK大河ドラマ、外国の歴史映画等
三国志もシェークスピアも西部劇も戦争ものも全部歴史モノなのだ。旅行には
地理部門が必須だが名所旧跡見学は歴史見学そのものだ。興味がない人でも
話題に着いて行くには、それなりの知識は必要。他の教科は専門家以外では
余り話題になることは少ない。さ行変格活用や微分積分・複素素数や原子周期律表は
まず話題になることはない。そんなことばは卒業後死ぬまで耳にしない人もいるだろう。
一般社会で話題になるのは、主要5教科以外の音楽やスポーツ、各種芸術の分野だ。
学生の時、点数を多くとるのに頑張った教科は社会に出てからは、あまり話題性は少ない
社会科の特に歴史いがいは
46 :
日本@名無史さん:2010/10/29(金) 04:19:53
自国の歴史を持つというのは
その国が独立国であるということだよ。
単なる過去から現在ってことだけじゃないよ。
仮定の話をするけど、日本がアメリカの一部だったら、縄文や弥生なんかは地域史になって、
ボストン茶会事件や南北戦争を過去に持っていることが正しいというか主流の歴史になってると思う。
日本人の歴史じゃなくてアメリカ人としての歴史を持つことになってると思うんだ。
また仮定の話になるんだけど、
今現在日本が中国を併合してて、国号も日本だったとして、
でその場合の日本史は縄文弥生と教えるのか、
夏商周漢と教えるのかでも随分と違ってくる。
国民がここに至るまでどうだったのか全く違う。
歴史ってのは過去から今なんだけど、どの過去が自分達の過去なのかで違う。
書いててまとまらなくなってる。寝る
48 :
日本@名無史さん:2010/11/02(火) 02:09:40
中国人にとって歴史とは、否定すべき存在。
アメリカ人にとって歴史とは、過去の統計に過ぎない。
欧州人にとって歴史とは、壮大な物語である。
日本人にとって歴史とは、学ぶべき偉大なものである。
>>48 つうかさ、日本人って自国の歴史を意識している人って少なくないか?
自国の文化にしてもそう。
尊重して当たり前の事だし、文化や慣習を大切にする事は、飯を食うのと同じ位置づけだしな。
まぁ、ゆとり教育と在日との同化政策でかなり怪しくなってきてるけどさ。
50 :
歴史学習とは何か?:2010/11/07(日) 21:29:49
歴史を学習するということは、知識を収集するという
ことではなくて、いかに、そしてなぜ人間はかくかく
のことを為したか、いかに、そしてなぜ彼らはその
成功を勝ち得たか、あるいはその失敗を招くに至ったか
についての躍如たる画像を構成するために知識を使用
するということである。
ジョン・デューイ『学校と社会(1915年)』岩波文庫
(2002年) p.160. より
51 :
日本@名無史さん:2010/11/09(火) 16:17:18
もう長ったらしい駄文ばかりだから、オレが一言で答えを出してやろう
人の知識欲を満たす
(゚Д゚)!
53 :
日本@名無史さん:2010/11/17(水) 08:19:37
とりあえず
朝鮮や支那の捏造に騙されなくなる
54 :
日本@名無史さん:2010/11/18(木) 01:50:32
>>1 近代史を学べばシナ、朝鮮とは係わり合いになるなという教訓が得られる。
歴史研究が役立つに越したことはないが、それはあくまで結果としてであって、
「役立つこと」自体が歴史研究の目的化(役に立とう)してはいけないと思うね。
皇国史観なんかそう。国家の全体主義に散々阿った(役に立とうとした)挙句、
学問を捻じ曲げた訳だから。そういった研究は後世の批判に晒されてしまうよ。
だから、歴史学をやる上で、「何の役に立つか」なんて深く考えるべきじゃない。
公明正大な研究であれば、後世の歴史家が評価してくれるはず。それでいい。
>>55 なるほど。ただ、それだと単なる自己満足でもいいことになる。
また序が書けないので、ただの年代記・史料集になる恐れがある。
序には何のために書くのかを記すわけだから。
自己満足を超え、小さくてもいいので何らかの
社会的に役立つ理由を示すべきでは。
「過去に眼を向けない者は、現在を理解することができない」byリヒャルト・フォン・ワイツゼッカー
58 :
日本@名無史さん:2011/01/06(木) 12:21:07
59 :
日本@名無史さん:2011/01/08(土) 22:32:13
60 :
日本@名無史さん:2011/01/13(木) 18:03:18
そもそも歴史は学問ではない。
実験や統計で実証できない分野だからね。
所詮は国家が国威高揚のために作ったもので、これほど捏造、間違いだらけのものは他の学問にはない。
61 :
日本@名無史さん:2011/01/13(木) 18:36:31
国家ってゆーても個人個人の集まりよ
より腹黒い者が集まるのが歴史という分野
これほど捏造、間違いだらけのものは他の学問にはない。
62 :
日本@名無史さん:2011/01/14(金) 00:30:00
バカてか、知識と思考に欠けた奴ばっかだな、おい
現在が過去の出来事の積み重ねだから現在を説明、理解するために歴史学が必要なんだろーが
63 :
日本@名無史さん:2011/01/14(金) 19:38:51
誰もがみんな覚えてきた、「1192作ろう鎌倉幕府」
これすら間違いでした、だもんな。
1+1=2は実は間違いでした、ってくらいの間違い発覚が普通に起きまくってて何も信用できやしない。
64 :
日本@名無史さん:2011/01/14(金) 22:02:17
>>60 いや歴史は史学という学問だが、サイエンスではないということだろう。
同じことは哲学・法学・数学・文学にも言われている。だいたい文科系学問はほとんど科学ではないだろう。
>>63 全くの間違いって訳じゃない。解釈の問題だからどうしても幅がある。
史料批判を行なう点で科学だと思う。
真実か否かを選別する点が科学。
67 :
日本@名無史さん:2011/01/15(土) 22:18:22
価値判断を伴うか否かでサイエンスかそうでないかを分ける、とマックス・ウェーバーが言っていたな。
歴史・法学・哲学などはサイエンスではないと(一部には科学部門もある)。
俺が人生を深く生きるのに役立つ
うむ
70 :
日本@名無史さん:2011/03/07(月) 05:35:53.15
学問として、資料からという意味だと学者さんの世界だと思うけど、
歴史知ってると、知らない人より他のことも落ち着いて考えられるような気がする。
えらそうに考えてしまう癖がつくけど。
一口に歴史と言っても、戦争や政治の歴史だけじゃなく、様々なことが原因や結果に関連してるんで
社会一般すべてについて勉強になるし、歴史に詳しいから、正しい判断ができるとは限らないだろうけど、
その人は歴史も加味して思考できて結論にその人の結論に自信がわくみたいな
役に立たないと言っても、他の学問分野で歴史が全く関わらないところなんてまず無い。
社会学で社会史、経済学で経済史、法学で法制史、自然科学でも研究史とかやる訳で。
本来これらをまとめて「史学部」立ち上げてもいいのに、現実は各分野で担当してるから、
残された純粋な史学科はその存在意義がだいぶ矮小化されてしまっている気がする。
72 :
日本@名無史さん:2011/04/04(月) 08:07:08.18
はいはい
>>64 社会科学や人文科学って言葉を知らないのか
74 :
日本@名無史さん:2011/04/05(火) 21:10:03.40
ほんと春だね
>>63 最近そこに物凄く虚しさを感じるんだよな…
誰も見てないし映像も残ってないからそれが真実なのかなんなのか本当のところは誰もわからない。
残ってる資料だってそれを百パーセント信用していいかなんて誰もわからない。
戦国時代の話なんて一体どこまでが本当なんだ?大袈裟に言えば信長や秀吉なんか存在してなかったって事もあり得るよね?写真なんか無いんだから。
他の学問でこんな事ってある?
ここだけの話だが、歴史勉強してるとおっぱいが大きくなる
一部の、愚民教育する国に生まれなくてよかった
78 :
マチュピチュ:2011/04/14(木) 12:43:39.65
子供のころは過去から学んだことを未来に生かすために歴史を学ぶと
思っていたけど、今ではある意味国民を洗脳するために、同じ思想を持
たせるためにあると思う。戦前などはその典型例だが現代においてもそ
のことは見え隠れしている。
79 :
日本@名無史さん:2011/05/10(火) 04:12:43.17
娯楽の意味もある
郷土史は愛着もある
>>78 そこ迄判れば、次何処で何が起こりそうかも予測出来るだろw
81 :
日本@名無史さん:2011/05/10(火) 17:22:00.84
法学部だけど歴史の先生が比較政治学を担当していた
で、歴史を知らないものは歴史に復讐されるって学生に警鐘を鳴らしていた
82 :
日本@名無史さん:2011/05/14(土) 21:15:21.67
朝鮮人の嘘に騙されずに済む。
83 :
日本@名無史さん:2011/05/15(日) 21:13:18.83
役に立つことだけに意味があるとか考えてると、
今の日本みたいなことになるわけです
85 :
日本@名無史さん:2011/05/17(火) 01:26:33.19
過去から学ばないひとはなんの進化も遂げられないのである
86 :
日本@名無史さん:2011/05/17(火) 15:13:46.35
小惑星探査しても役に立たんが別にいいよな
>>85 愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ
だっけ?
日本史ばかりやっている奴は視野狭窄になる
89 :
日本@名無史さん:2011/05/17(火) 22:21:51.57
>>75 映像は残っていなくても肖像画、本人の自筆手紙などがあるだろう。
織田信長の子孫もスケートをやっているしな。
90 :
日本@名無史さん:2011/05/18(水) 11:37:11.49
>>89 それを言ったら肖像画や自筆の書が残っていない時代の人たちはどうなる?
卑弥呼や蘇我入鹿が確かに実在したということをどうやって証明すればいいのか??
91 :
日本@名無史さん:2011/06/18(土) 11:53:07.78
92 :
日本@名無史さん:2011/06/18(土) 14:43:18.70
>>90 魏志倭人伝や日本書記を作り物だと証明すれば非実在の証明になるだろう。
93 :
日本@名無史さん:2011/06/18(土) 14:44:20.24
>>90 シナ4000年の歴史など何の証拠もないことになるな。
94 :
日本@名無史さん:2011/06/24(金) 22:16:42.70
>>73 それ、理系にコンプレックス持つ文系学者が言い出したことだから。
95 :
日本@名無史さん:2011/06/25(土) 21:59:59.10
少なくとも朝鮮人の嘘に対抗できる知恵がつくな。
96 :
日本@名無史さん:2011/06/25(土) 22:11:59.15
>>90 とりあえず、そういう類の文献が見つかれば、実在を「推定」する
んで、反証を重ねる中で、その疑わしき「実在」を否定する
そしてさらに、その反証に対して、突っ込みを入れることで、反証を否定する
そうこうしているうちに、黒に近いグレーなのか、白に近いグレーなのか、
これを判別するのが(総体としての)学者の作業ってことでいいんじゃないの?
個人的なレベルのことは、好き勝手。
ただ、「黒」か「白」かの二分にこだわると、哲学のよくない側面
つまり、答えの出せない無限ループに陥ると思う
97 :
心と宗教板、スレ建て依頼┏○ペコ:2011/06/25(土) 22:36:35.98
98 :
日本@名無史さん:2011/06/26(日) 04:26:19.51
理系は本当にコンプレックスって言葉が好きだな。
本当にコンプレックスを抱いているのは自分たちなのに。
なので、「文系ばかりが社会の中枢を占めていてズルい」などという嫉妬深い意見が出てくる。
99 :
日本@名無史さん:2011/06/26(日) 17:38:44.93
理系・文系って、ほとんどの分野でやってること一緒じゃん
観察→評価→フィードバック
100 :
日本@名無史さん:2011/06/28(火) 15:51:42.64
>>99 そのやり方が、大抵は文系の方が1/100くらいの精度しかなく
粗笨である、っていう点がぜんぜんちがうね
101 :
日本@名無史さん:2011/06/29(水) 01:02:59.44
>>98 >文系ばかりが社会の中枢を占めていて
つ現職総理大臣
学者はもちろん、政府や大企業の幹部も
いまどき、文系だけで占められているってことはないよ。
「文系ばかりが社会の中枢を占めていてズルい」
なんて妙な被害妄想を持ってる奴は見たことがない。
104 :
日本@名無史さん:2011/06/29(水) 03:36:16.21
前段:社会の中枢(学者・政府や大企業の幹部)が文系だけで占められている事実はない。
後段: →だから、「文系ばかりが社会の中枢を占めている」(=妄想)なんて考えている奴は存在しない
で、繋がってるのでは?
つまり、
>>102の脳内では
「世の中に幽霊なんて存在しない」=「世の中に幽霊が実在すると信じている人なんて存在しない」ということ?
106 :
日本@名無史さん:2011/06/29(水) 04:03:28.78
「社会の中枢は文系で占められてはいない」(& 大抵の理系の人間はその程度は理解できる能力を持っている : 暗黙の前提)
→「社会の中枢は文系で占められている」と考えてる奴(理系)は存在しない
っていう感じで、論理としては繋がっているだろ。
幽霊の事例は、この「暗黙の前提」に該当するものが成立しない、という点で
今の事例とは全く異なる。
日常の言語使用において、
「暗黙の前提を全て明示的に表記しない限り、論理的な推論とはみなされない」ってことはあり得ないので、
>>102の主張に同意するかどうかはともかく、
>>102の推論の形式が論理的に不十分である、という主張は、成り立たないと思うな。
文系と言うな
法学部・経済学部と言え
108 :
日本@名無史さん:2011/06/29(水) 23:00:14.26
109 :
ロックンロール:2011/07/13(水) 18:54:41.47
歴史が役に立つには領土問題くらい。
私なんかそう簡単に名乗れる氏名を持っているが相変わらず貧乏暮らし。
歴史や地理を知らないとニュー速民や+民みたいな馬鹿になるよ
111 :
日本@名無史さん:2011/07/19(火) 09:14:23.30
あ
歴史は繰り返さない
そのことを知るには歴史を学ぶしかない
114 :
日本@名無史さん:2011/11/25(金) 13:42:39.20
素人発想ですが、
日本がこういう歴史を持っている、と共通の認識を持っていることは団結心というか帰属心を育てる上で重要なことだと思う。
根拠もなしに、他地方の人間のことを同胞と思うのには限界がある。
九州を南北に分割、四国はひと県ずつ、山陰、山陽、近畿を南北分割、東海、北陸、俺が行ったのなんてこれくらいしかないけど(それも一週間くらいの滞在)、それでも『どこそこ、よその国だ』って感じがする。
東北や北海道、沖縄なんて歴史に根ざした見方をしなかったら、どうなっても良いと思えていたかも知れん。
日本は運が良いことに、まだ天皇がいるから良いけどね。
でも、近代史は知っておかにゃならんと思うよ。
今後のシミュレートの基本になる。
115 :
日本@名無史さん:2011/11/25(金) 15:04:49.95
>>114 外国旅行すれば日本語が通じる人間と全然通じない人間との差が分かるだろう。
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人間が歴史から学んだことは、歴史から何も学んでないということだ。
byチャーチル
117 :
日本@名無史さん:2011/11/26(土) 01:08:45.49
>>115 >外国旅行すれば
そのとおり。
だから、信州に行って真っ白な味噌汁が出てくると『違う国だなぁ』って思えもしてしまうんだよ。
日本国内は大和(天皇)政権の洗脳政策、江戸時代の太平期から明治維新にかけて情報化が進んでいるから、武蔵国の方言と三河国の方言に差異がほとんどなくなってしまった。
が、ラテン語のイタリア方言とフランス方言の差は縮められていないから未だに外国同士だよね。もっとも、これは極端すぎる例だけど。
歴史は単に生きるために必要な学問ではないかもしれないが、
いかに生きるべきかを考えるためには不可欠な学問である。
日本の歴史を知らない人に日本人としていかに生きるべきか考えることはできない。
世界の歴史を知らない人に世界の人々がいかに生きるべきと考えているか知ることはできない。
そうすれば生きていけるか知りたければ実学を
なぜ生きているのかを知りたければ宗教を、
いかに生きるべきかを知りたければ歴史を学ぶべきだ。
120 :
日本@名無史さん:2012/01/21(土) 12:52:11.51
歴史にはまるのは頭悪いオタくらい。
頭良ければ歴史などなんにもならんことがちゃんとわかってるから
医学や薬学みたいな実学分野を専門にするよ。
歴史はあくまで傍流として趣味で本読むスタンスが正解。
まあ歴史の教員でもやりたいやつなら歴史専攻でもいいが。
121 :
日本@名無史さん:2012/01/23(月) 17:19:39.40
>>1 同じく10年卒で近現代史専攻の今は引きニートから・・・
(今は保健センターにお世話様)
歴史学の論文というのは
1)事実や資料を積み上げて
2)それを論理的に並べて
3)そして本人を何を主張したいか
というように書かないと単なるエッセイ集になります
過去から現在までを論理的に説明する能力が欠けていると
全く書けないシロモノです
私の話しだと、いかなる歴史事実で現代を語りたいの?
というのがとても弱いので(引きこもりですからw)
歴史愛好家で精一杯というのを歴史を通じて学びました
122 :
日本@名無史さん:2012/01/23(月) 18:56:42.17
役に立たなきゃいけない必要あんの?
有用性だけが価値判断の基準じゃないだろ
>>120みたいに歴史を学ばない馬鹿がいるせいで、
有効な津波対策が立てられなかった訳だな。納得
124 :
日本@名無史さん:2012/01/24(火) 14:21:13.36
まぁ医学部でも医学史とか学ぶけどな。経済も経済史とかな。教育も教育史。
新しいことをやるためには何事も過去の前例を学ばないと始まらないのだよ。
本来なら、そういうのをまとめて「史学部」を作るべきだと思う
126 :
日本@名無史さん:2012/01/25(水) 01:52:04.78
>>125 へ?その学部で経済史やら文学史、医学史を網羅して学ぶってこと?
別に各分野の詳細な歴史を網羅して学ぶ必要はないと思うが
それに4年間を費やしてしまいそうだ
あくまで史学の研究方法を学ぶのであって、
個別の研究はゼミなどでやればいいだろう?
128 :
日本@名無史さん:2012/02/23(木) 22:43:16.30
新書本でさまざまな歴史的事件のことを学んだ。結論、金がないと負ける。
暇つぶしにこの板に書き込む役に立つ。
時には他の板にも。
130 :
日本@名無史さん:2012/02/24(金) 21:35:09.70
歴史から学んだこと。金がなくなると戦争が起きる。そしてヒーローが生まれ、男と
女は共通の敵と戦い愛が目覚める。
131 :
日本@名無史さん:2012/02/25(土) 20:46:00.41
あしたNHK9時から「お金」の歴史をやるみたい。お金の出現が人類の歴史を変えた。
132 :
日本@名無史さん:2012/02/28(火) 21:05:21.19
夫婦喧嘩もお金から。国家間戦争もお金から。すべてお金。
133 :
日本@名無史さん:2012/03/03(土) 01:14:17.61
暇潰しにはなる
134 :
日本@名無史さん:2012/10/17(水) 20:20:30.97
カソリックとプロテスタントの分離も「お金」から。EUの統合もお金。
ギリシャもお金。中国騒乱も日系企業に勤められないヤツ、お金なくて日系
百貨店で買い物できないヤツが騒いだ。中東も一部の人間がお金を独り占め
しているので騒乱になった。すべて「お金」だ〜。
135 :
日本@名無史さん:2012/10/26(金) 22:48:23.47
ヒットラーの演説も金の話ばかり、アメリカ大統領選も毎日金の話、中国、日本も
金がらみの話、金が債権、株、為替、負債、等々名前を変えているだけですべて
「金」。金○々王朝も金がなくて困ってる。
136 :
日本@名無史さん:2012/10/27(土) 01:42:43.53
>>1 歴史は教養、ということでいいんじゃないでしょうか
137 :
日本@名無史さん:2012/10/27(土) 02:25:25.25
138 :
日本@名無史さん:2012/10/27(土) 06:34:47.73
歴史はお金がどのように動いたか、ということでいいんじゃないでしょうか。
経験から学ぶのは愚か者のする事で余は歴史から学ぶ。(ビスマルク)
140 :
日本@名無史さん:2012/10/31(水) 21:42:38.98
NHKBsでクレオパトラも借金(負債)背負ってた。
141 :
日本@名無史さん:2012/11/01(木) 20:31:30.18
カタルーニャの独立もお金から。
142 :
日本@名無史さん:2012/11/05(月) 16:13:29.63
山本五十六は言ってるじゃないですか一年ぐらいはもつって、勝った勝ったでいくだろうと。
だけど後はもう知らんて、そしたら天皇はそれでもいいからやれちゅーわけですよ。
やらないと自分の身が危ないと、スキャンダルをみなばらされて全部失うと、スイスに貯めた金も失うと。
なぜ石油があったか考えてみたことありますか、これはですね戦争のときにアメリカは、
日本には石油を売らないと、ところがパナマ国籍の船ならば石油を積んでいって日本に売っても、
自分達は攻撃できないというような理屈で、日本に石油を間接的に売るわけです、本当の話です。
でこれに三菱が作った昭和通商という会社がそれを引き受けるわけです。
で昭和通商と三菱は同じですけど、そこでまずいので日本水産という会社が代行するわけです。
魚を運ぶということではなくて、魚の代わりに石油をパナマ国籍からもらって持って帰るので戦争は長引く
わけです。
太平洋でいっぱい戦争しました、あれはアメリカの石油をもらってアメリカの石油を使った軍隊と、
戦争ゴッコをやったっちゅーことですよ、そしてある時になってもう石油をやらないというときに、
天皇は気がつく、ああ遂に終わりがきたかと、これが真相なんですよ。
御文庫といって、天皇の宮殿の地下深くに御文庫を作りそこに大本営を置いて天皇が参謀たちを集め、
図面を置いて毎日毎日、今度はここ行けここ行けと指図をするわけ、それを指図ができると、
東条が受けてですねやるわけです、だから参謀たちが天皇を大参謀に、参謀たちが戦争計画を作り、
それを東条に渡すわけです、首相の東条は大文庫に、御文庫の中には入れないわけです他の連中も。
そういうシステムで戦争が進んでいくわけです。
http://www.youtube.com/watch?v=eugXzHoKnes
143 :
日本@名無史さん:2012/11/05(月) 21:56:03.98
支那事変により膨大な国費を使い、外貨(ドル、ポンド)が枯渇した。そこに
持ってきて、ガルフ価格という石油の国際価格が決まった。日本国の外貨保有
では買うことのできない価格だった。石油の代金が払えなかった。日蘭会商で
オランダの弱みに付け込み、低価格での石油購入を試みるが拒否された。
よって武力による南進が決まり。植民地解放を大儀として攻め込んだ。
結果、植民地は解放されて終わった。そして日本は維持費のかかる軍備を
持つ社会がなくなった。、、
歴史を学ぶ事により、シュミレートだとか創造性が豊かに
なる。実際例えば、戦国時代には主人公がいない。なので
あらゆる大名を見立て天下取りが可能かを考えてみる。
または勢力や地位と関係ない。エピソードなども豊富だ。
人間性のトレーニングと考えても良い。歴史とは平和への願いだ。