アズマのカッコイイ兄貴たち
1 鎌倉幕府初期の実力者、上総介広常:
頼朝が京都の法皇の意向を気にしてると、いつも
「あんなの放って置けば良い。関東の我々に手出しなんかできるもんかぃ」
と嘲笑った。
2 室町幕府の執事、高師直:
「天皇なんかいらねぇや。どうしても欲しかったら木で像でも彫って
置いておきゃいいじゃねぇの。」
と暴言というか正論を吐く。
3 執権、北条泰時:
幕府の意向に沿わない天皇が即位したらドウよ?、と聞かれて、
「構わねぇから、そんなん天皇の座から引き摺り下ろしちまえ」
とはなはだ実際的な意見を開陳。
てことで、我が関東には綺羅星のごとくスターがいるよね。
米つきバッタばかりの京の貧弱なボウヤはもちっと肝っ玉を
鍛えてみた方がいいと思われ。
ヘーカにこき使って貰って喜ぶばかりが能じゃあるまい。
明治の天皇制国家の洗脳教育で、関東人はすっかり郷土に誇りを持てない自虐的な
人間に成り果ててしまったようだ。
俺の祖母は平気で北条政子の悪口を言っていたが、今から考えてみれば祖母は
天皇制による関東人敵視の洗脳教育を受けていたのだろう。
しかし、北条政子は「関東の国母」とでもいうべき人物なのである。
承久の乱の際の政子の演説が、多くの鎌倉武士の魂を奮い立たせ、関東側に大勝利を
もたらす原動力になったのだ。
そしてその結果、鎌倉幕府(関東国家)はその基盤を固めたのではなかったのか。
そんな北条政子のことを真の関東人ならば絶対に悪く言うべきではない。
今こそ我々関東人はアズマ思想を興隆し、郷土の誇りを取り戻さねばならないのだ。
将門は関東人が誇りに持つべき英雄である。
しかし侵略政権のプロパガンダで敵性思想に毒されてしまった
前途ある関東人の若人が悲しいかな少なくない。
今こそ将門、義仲、足利直義、後北条家、天野八郎ら、民族の英雄達を
記憶しようではないか。
また奥州藤原氏、シャクシャイン、伊達政宗、などはわが民族の友である。
アズマ人の、アズマ人による、アズマ人のための関八州を作るのだ。