310 :
日本@名無史さん:2010/03/24(水) 01:41:53
少し前までの北条早雲の小説全部
312 :
日本@名無史さん:2010/03/24(水) 02:01:55
山本勘助は架空という説が強かった時代に
山本勘助が実在したスタンスで書いた作家は
その時代には史実と違うと見下されたろうな。
>>312 山本勘助はすでに「江戸時代」に歌舞伎の登場人物として
誇張されたり創作されたりもしている人物だから。
それに、別に小説家は「歴史」を描こうとしてるわけじゃなく
その時代に生きた人間ドラマを描くために
人物造形をするもので、>史実と違う
とか言って見下すほうが、頭が悪い。
歴史研究と創作文芸の垣根がわかっていない馬鹿。
>>313 歌舞伎の登場人物として出てきたから
実在しないとは言う間抜けな学者は居ない。
あと、歴史研究と小説を同一視してないから。
文脈を理解しろよ馬鹿。
どんなに時代考証を綿密にしても、小説は小説だからねー。
当たり前じゃん。
登場人物の会話が全部史料に記載されてるわけないじゃん。
まー昔は、何でそんな細かい事まで解るのだろう?と不思議に思っていたこともありましたw
317 :
日本@名無史さん:2010/04/15(木) 03:52:13
昔俺の友達も会話も全て史実か
質問してきて失笑するしかなかったw
314、316、感じの悪い口調だね。馬鹿。
そんなんじゃ社会にでてから人間関係が円滑に進まないよ。
あの程度で、感じ悪いって、どんだけ繊細なんだよw
あと、ウソばかりの歴史書読んで、「小説より正しい」とか頑張ってるのもキモいぞw
320 :
日本@名無史さん:2010/04/17(土) 07:06:28
歴史書も小説も大概その時代の有力説を元にしてる
仮説の一つだからな
新田の武田親子の小説はどうだろ?
小さい頃、山岡家康の次に読んだ小説で主君と家臣の関係がドライな感じでおもろかったが
あれも史実よりかけ離れてるのかな
322 :
日本@名無史さん:2010/04/26(月) 19:29:36
加藤廣だけはなんで持て囃されるのか
わからん。
かっこだけはきちんと検証している風で
やっていることは安直陰謀史観。
謎手本忠臣蔵とか
池宮彰一郎の墓前で腹切れといいたくなるレベル。
加藤は定年後に小説を書き始めたって話題性もあるんだろ。
それに最近はたいして売れてもいないようだけど、
>新田の武田親子の小説
高校生のときに読んだが、父の方は良い印象で息子のはいまひとつという感想
今読むとどうなのかなとは俺も思う
まぁあの時代の小説に現代の解釈(通説)を持ってくるのは作者に失礼だろうなと思われ
歴史小説から入ったニワカなんだがちゃんとした知識を得たいと思った
どういうの読めば一番いいんだ?
326 :
日本@名無史さん:2010/06/01(火) 05:37:18
自分が知りたい対象の本を出来る限り読む
>>325 ・どっかの出版社が出しているシリーズ物の通史で、自分が興味ある時期の巻を読む。
・そういう本は普通、後ろの参考文献が充実しているはずなので、
そこから更に自分の興味がある本を読む。
・更にその本の参考文献を参考にして以下繰り返し。
・時には、今まで読んだ本とは別のスタンスで書いてある本も読んでクロスチェック。
今の時代はネット検索と通販で参考文献の本を調べたり手に入れたり、
あるいは書評を調べたり出来るので便利だよね。
というわけで、趣味の範囲で適当に楽しんで。
会津系作家は酷いな。
330 :
日本@名無史さん:2010/06/13(日) 14:00:41
歴史小説ってのはあくまでも小説なんだから、
史実といえど、登場人物を活躍させる舞台装置や演出のための小道具ないし大道具に過ぎない。
基本、史実よりも主人公の活躍(苦悩とか失敗とかも含む)こそが重要。
なので、小説というのは全て、「歴史を学ぶ」という観点で言えば「話半分」レベル。
小説じゃなくて軍記物であっても、(創作の度合いが低いものもあるとはいえ)、
似たようなものと思って良いだろう。
「小説は娯楽」と割り切って、「ここは史実と違う」なんて目くじらを立てることなく、
程々に楽しむのが正しい読み方。
オレみたいに「この小説は史実と違いすぎる」と腹を立てながら読むのは馬鹿。
331 :
日本@名無史さん:2010/06/13(日) 14:13:25
でも、ここって史実と違うよね?とネットで確認しあうのが
今時の楽しみ方。
堺屋太一が産経新聞に連載中の『三人の二代目』そこそこ面白いのだが作中に作者が度度顔を出すのがうざい
単行本化されたときにまとめて読んでいる最中に「最新の学説では〜」とか「平成○○年の水害調査で」とか「今日の○○インターチェンジ近辺」とか
いきなり現代に引き戻されると作品に集中できなくなるのではないかと思うのは俺だけなんだろうか
まぁ前に毎日新聞に連載していた小説も単行本は買わなかったから余計なお世話という気もするが(苦笑
毎日新聞に連載していた小説では、堺屋が使っているスタッフ(作中では自分で調べているかのように装っていた)の質にムラがあって所所
突っ込めたが、今回の産経新聞に連載中の小説には突っ込みどころが無いのが少し残念
篤姫みたいな大河ドラマもあったことだし
穏便に
>>331 でも「史実と違う」って事を、作者はちゃんとわかってて
文芸作品として「創作」してるってことも忘れずに。
>>332 堺屋は純粋に文学表現を目指す文芸作家というより
経済小説や評論家的な面もあるので
「その作家の作風、特徴」なのだと思うが。
>いきなり現代に引き戻されると作品に集中できなくなるのではないかと思うのは
あえて現代に引き戻すことにより、小説の舞台がファンタジー・ワールドではなく、
紛れもなく実在するこの国だと言うことを暗に強調し、作品世界にリアリティーを与える作戦か。
>335
時間に余裕のあった中坊の頃、ミステリー小説を小一時間読み、飽きてきたので時代小説を読み、
その後ハードSFを読み始めたらSFの内容(世界観)に付いていけず頭がパンクしたことがあるんだよね(苦笑
単純に作風が変わったんじゃねぃの親切心かリアリティーかは知らんが…
>334
俺は堺屋の小説は『豊臣秀長』と信長が主人公のやつと今連載中のやつしか読んでないが、
その作風は『豊臣秀長』とか関ヶ原が題材のやつの頃じゃねぃ?
詳しく比較したわけではないが今回のは「経済小説や評論家的な面」はあんまりでてこないよ。
僅かに江戸時代に成功した商人の草創期にふれている程度。
信長が主人公だった毎日新聞に連載していた小説は、金で雇ったスタッフのレジュメを摘み食いしていたのが
うざかったが、今回の産経ほど現代の視点を頻出させていなかったように思うから、ちょいと呟いてみた。
337 :
日本@名無史さん:2010/06/27(日) 08:49:50
なんか事実と違うとか言うけどよ、どうせ中世以前お話なんて確定できないんだから、
おもいっきり創造して脚色して楽しんだほうがいいじゃねーか。
事実なんて誰にも分からないんだから、確実に間違ってるともいえないだろ。
極端なことを言えば、「公表できないが、私は一次史料を入手した!」とかも強弁できるわけだし。
>>332 > 作中に作者が度度顔を出すのがうざい
司馬遼太郎あたりがちょくちょくやっていたね。
339 :
日本@名無史さん:2010/08/11(水) 21:20:57
司馬遼って「最後の将軍」で幕府職制中における評定所留役の職を「愚にもつかない卑職」とためらいもなく書いている無教養な恥人だよな。
『龍馬かゆく』
捏造ファンタジーの極み(笑)
司馬で最悪といえば、「王城の守護者」
342 :
日本@名無史さん:2010/08/11(水) 22:18:20
戦後最大の歴史家(笑)
最後の将軍の一節に、水戸斉昭の5男(五郎麿)が京都から来た正妻腹
のように書いてあるけど、実際は側室から生まれていた。
よく読むと微妙に創作してるね。
344 :
日本@名無史さん:2010/08/12(木) 00:15:19
公家の血を強く受け継いで女々しかったとも書いてあるね
345 :
日本@名無史さん:2010/08/12(木) 00:18:28
346 :
日本@名無史さん:2010/08/12(木) 03:42:45
司馬史観で書かれた新しい歴史教科書はどうなるの
347 :
日本@名無史さん:2010/08/12(木) 08:25:41
最悪の凶苛書
>>343 それいったら斉昭だって母親が公家ジャンね。
349 :
日本@名無史さん:2010/08/12(木) 11:24:20
近衛=鹿島
鷹司=大林
九条=平松
二条=青山
一条=大成
徳大寺=常田
西園寺=押田
三条=清水
久我=竹中
醍醐=賀陽
毛利=岩瀬
島津=島津
浅野=森内
黒田=鴻池
山内=戸田
前田=前田
西松=西松
細川=村松
伊達=近藤
立花=安藤
佐竹=銭高
松浦=高松
有馬=平
藤堂=源
柳沢=長谷工(分家は長谷川)
徳川=聖徳
松平=松竹
350 :
日本@名無史さん:2010/08/12(木) 11:31:59
桂宮=孝明宮
伏見宮=明治宮
閑院宮=大正宮
有栖川宮=昭和宮
北白川宮=英照宮
山階宮=昭憲宮
梨本宮=貞明宮
久邇宮=香淳宮
竹田宮=中院宮
小松宮=宇多宮
賀陽宮=醍醐宮
朝香宮=堀河宮
東久邇宮=鳥羽宮
351 :
日本@名無史さん:2010/08/13(金) 01:46:42
仕掛け人とか仕事人とか居ると思ってたもんな
352 :
日本@名無史さん:2010/08/13(金) 23:13:03
そりゃ時代小説だろ
353 :
日本@名無史さん:2010/08/13(金) 23:43:05
城山三郎の井上や浜口や広田が善玉とか
阿川の海軍善玉はいただけねえな
355 :
日本@名無史さん:2010/08/18(水) 21:56:57
歴史小説の形をとっていて結局はサラリーマン向けハウツー本な類の小説が一番いただけないよね。
過去と現在との間に横たわる長い歴史性を何事もなかったかのように無視して、いきなり「サラリーマン」と「武士」とがアナロジーとして語られたりね。
356 :
日本@名無史さん:2010/08/18(水) 22:03:18
つまり堂門か?
357 :
日本@名無史さん:2010/08/18(水) 22:45:09
北方小説はどう?
中国史だけど楊家将は殆ど史実と違った
358 :
日本@名無史さん:2010/08/19(木) 20:01:53
北方はほとんど同人誌レベル
359 :
日本@名無史さん:
>「武士」と「サラリーマン」がアナロジーとして
多分それながないと売れないんじゃない?