>>100 確かに、台与の時代のほうが重要だと思う。特に男王の存在が大きい。
倭国の大乱のあと平和な時代が続いたのだと思う。だから、卑弥呼の長期政権が
続いた。しかし、狗奴国の存在が浮上する。武力を持った外敵に対して
巫女的な女王では対処できない。
記紀的には、高皇産霊尊が登場することにより、対外的に積極的になると思う。
>>94 墓だけで古代の歴史を論じられるものかどうか。
確かに近畿地方に大きな古墳が多いのは事実。
しかし、たとえば、戦国時代の城は、墓よりももっと権力のありかを示す
ものだと思うが、城の大きさと勢力はそれほど比例しない。
日本三大名城は大阪と名古屋それに熊本。大阪はともかく、名古屋と熊本は
歴史的に重要な意味はない。最終的な覇者である徳川家康の江戸城は
それほど目立たない。強大な力を誇った武田信玄は城を持たない。
最も重要な存在である織田信長の城は残っていない。
城でさえ、戦国時代を語りえないのに、墓で大勢がわかると考えるのは無理が
あると思う。
逆に言えば、城だけで戦国時代を語るのはかなり危険ではなかろうか。
墓で古代を語るのはもっと危険だと思う。