1 :
日本@名無史さん:
時代劇で小判が出てくるが、庶民が小判を見ることはなかっただろう。
一両が数万円の感覚で扱われるのはおかしい。
これは馬鹿な学者が米価を基準に考えたため。
米は当時は今よりずっと貴重だったので基準にしては間違いだ。
庶民の収入を基準にすべき。
当時、庶民の日当は300文だった。
江戸末の一両は10000文で、現在の日当を2万円として
計算すると、一両は67万円になる。
2 :
日本@名無史さん:2007/11/14(水) 18:44:46
2はち蕎麦
金って結局一枚いくらなんじゃななくて
何グラムで今相場がこんなもんだからいくらみたいな世界なんじゃないの
4 :
日本@名無史さん:2007/11/14(水) 19:33:52
「武士の家計簿」の著者の磯田ナニガシが、
大工の日当から幕末の1両は約30万円に相当すると言ってたな。
確かに○両○人扶持とかいう扶持米取りの武士の年収を考えれば、
1両=数万円は少なすぎるよな。
○石だろw
6 :
日本@名無史さん:2007/11/14(水) 19:49:32
○両で正しい
相撲取りって十両になると年収十両もらえたんだろ
8 :
日本@名無史さん:2007/11/14(水) 20:13:32
武林唯七 馬廻、15両3人扶持。
前原伊助 金奉行・中小姓、10石3人扶持。
貝賀弥左衛門 中小姓・蔵奉行、10両3人扶持。
杉野十平次 札座横目、8両3人扶持。
神崎与五郎 徒目付、5両3人扶持。
三村次郎左衛門 台所奉行・酒奉行、7石2人扶持。
横川勘平 徒目付、5両3人扶持。
茅野和助 横目付、5両3人扶持。
寺坂吉右衛門 吉田忠左衛門の足軽、3両2分2人扶持。
9 :
日本@名無史さん:2007/11/14(水) 20:52:35
>>4 当時の大工の日当と今の大工の日当を比べて計算してる。
江戸時代の大工は高収入だった。
今でいえば年収1000万円クラスだ。
だから当時の大工の年収=1000万円で計算すると
一両は50万円以上になる。
大工もピンキリだろ。
11 :
日本@名無史さん:2007/11/14(水) 21:15:00
>>7 十両ならいまなら1000万円以上収入ありそう
これからすると一両は100万円だな
言い杉w
13 :
日本@名無史さん:2007/11/14(水) 21:22:06
>>8 これはまた少ないな
江戸初期ぐらいなのかな
江戸末の大工は年収で10両以上あったと思う
14 :
日本@名無史さん:2007/11/14(水) 21:27:34
金1両=銀60匁=銭4000文
蕎麦16文 大福4文 下駄50文 番傘200文 菜種油1合40文
酒1升200文 かご代金(日本橋→吉原)200文 銭湯代6〜8文
寺子屋月謝200文 裏店家賃400〜500文
大工の日当400〜500文
一応の試算として江戸時代中期の1両(元文小判)を、米価、賃金(大工の手間賃)、そば代金をもとに当時と現在の価格を比較してみると、
米価では1両=約4万円、賃金で1両=30〜40万円、そば代金では1両=12〜13万円ということになります。
また、米価から計算した金一両の価値は、江戸時代の各時期において差がみられ、おおよそ初期で10万円、
中〜後期で3〜5万円、幕末頃には3〜4千円になります。
16 :
日本@名無史さん:2007/11/14(水) 22:15:33
う〜ん。
1両=5〜6マソでFAでは?
当時の本百姓の平均的年収が150両前後。(750マソ
1石=1両の計算だと米3俵(180kg) 当時の平均的米価 40000円位が妥当
1俵=約6朱 (60kg) 13000円
じゃ6朱って何文? 1朱=250文 = 1500文
当時の日当が1朱(300文)と仮定して、
月収が7500文(5朱) 年収が約4両。
また、文久3年の米価を参考にすると、1両で400合(4斗)
1日3食、一回に1合消費とすると 一日3合。
月で90合(9升) 年で1080合(1石8升) となる。
これだと、一年米食べるには、4.5両かかる。
江戸の中期であれば庶民は米を普通に食べてました。
米が食べられないのは米で給料貰っていた侍だけね。
当時の本百姓の平均的年収が150両前後。
土地が足りね━━━━━!
18 :
日本@名無史さん:2007/11/14(水) 22:54:24
>>16 米価を基準にしちゃだめだといってるでしょ
今の米価って輸入規制で高止まりしているのであって、他の農作物みたいに
自由化したら1/6ぐらいでしょ。
20 :
日本@名無史さん:2007/11/14(水) 23:04:04
ばかな、米の高騰は江戸期の方が酷いよね。。。
21 :
日本@名無史さん:2007/11/14(水) 23:09:13
>>17 土地が足りない?
1両=1石 で150石なわけですよね?
全国的な平均高は1反辺り6俵。 つまり2石。
約8町になるわけだが、本百姓の所有面積としては妥当な数字だと
思うのですが?小作使って耕作する程度が本百姓ですからね。。。
22 :
日本@名無史さん:2007/11/14(水) 23:12:33
>>18 確かに米価は変動するものなので比較対象として不適切です。
が、米が貴重だったとの記述があったので、敢えて米で比較しました
米なんてたいした値段ではなかったことがわかったはずです。
江戸期に米が食えない家なんて武家以外ではよほどの貧困者だと
言いたかったわけです。
23 :
日本@名無史さん:2007/11/14(水) 23:41:14
単に米の生産量を人口で割ってみればいいだけのことだが。
24 :
日本@名無史さん:2007/11/14(水) 23:45:56
>>23 そうではなくて、当時のエンゲル係数は今より高かった
なおかつ食費に占める米の値段はずっと大きかった。
>一年米食べるには、4.5両かかる。
>米なんてたいした値段ではなかったことがわかったはずです。
一両が50万円なら200万円以上でずいぶん高いけど。
25 :
日本@名無史さん:2007/11/14(水) 23:47:08
上は
>>22
の間違い
>>21 150石って・・・
大体、1村150石で15戸くらいでしょ。
27 :
日本@名無史さん:2007/11/15(木) 01:18:48
>>21 2石で一反なら、150石だと75町歩のはず。
本百姓って、高持ちの百姓で自作農が普通ではなかったでしたか?
たとえ、持高10石(規模としては大きいほう)でもその3〜4割は
年貢に持っていかれるし…
28 :
日本@名無史さん:2007/11/15(木) 01:26:10
>>26 土地の出来高によりますからなんとも判別しかねます。
たった8町ですからね。。。
個人で20町所有していても不思議ではないので。
29 :
日本@名無史さん:2007/11/15(木) 01:31:11
27です。失礼しました。、計算間違えました。約8町で合ってます
10石=1町歩が平均
20町所有の高持百姓となると、相当の親方(御館)百姓だよ。
31 :
日本@名無史さん:2007/11/15(木) 02:38:12
年貢って然程痛くなかったんじゃないかな?
下田で登録されている田ならなおさらだ。
実際、肥料の改良で収穫が増えたが増えた分は非課税だし。
8町歩って・・・
検地帳や名寄帳見た事ないだろ・・・
どの地域の話をしてるか知らないが水田を1町歩以上も所有する百姓はそうそういないぞ
それに江戸時代でも年代によって様々なんだから
いつの年代か決めなきゃ意味ないだろ
34 :
日本@名無史さん:2007/11/16(金) 21:09:52
近代以降でも、千葉や埼玉あたりじゃ5町歩以上の地主はほとんどいなかった。
>>16 >当時の本百姓の平均的年収が150両前後。(750マソ
これは一人当たり? それとも一戸あたり?
36 :
日本@名無史さん:2007/11/16(金) 21:36:21
大正時代の物価を調べたことがあるが、基準とするものによって
大きく変わってしまうのに驚いた。
大正時代の日本は後進国もいいところだから、先進国(米英)に
比べると賃金水準は圧倒的に低い。ところがちょっとした工業製品
(長靴やハーモニカなど)が賃金水準に比べて非常に高い。
なぜか観劇料とかも凄く高い。贅沢だったからかな。
37 :
日本@名無史さん:2007/11/16(金) 21:43:51
>>1 銭湯が6文=今の390円。だから1両=26万円
39 :
日本@名無史さん:2007/11/17(土) 19:03:32
家にある弘化4年の日記より(磐城平藩領)
正月12日、銭、(金)一分に1700文 平町
白米一升 77文
六月、 一、玄米両に 上米六斗、
下米七斗 江戸
一、 同 八斗 仙台御城下
七月、奥道中筋米相場
一、白米一升九拾文 最上山形。
一、銭 一貫六百文 同処
一、白米 八拾五文 上ノ山・米沢
一、同 百四文 桑折
一、銭 五百八拾文
とまあ、銭の相場からして場所によって違ったり、
平城下でも酒の値段を決める時には金一分が1600文だったり、
城下の米相場でも6月には一升104文だったのが、九月には
新白米55,6文にまで下がったりと、記録を追っていて、
頭が痛くなってきました…(ry
40 :
日本@名無史さん:2007/11/17(土) 19:10:23
>>39訂正、最後の一つ書きの
一、銭 五百八拾文 → 一、銭 一貫五百八拾文
一貫が抜けていました。失礼しました。
41 :
日本@名無史さん:2007/11/17(土) 23:58:37
米やその他のモノの価値が現代と違うのに1両いくらにしようとしてもムリだ。
大きな幅が出るのは当然と思っておけばよい。
>>34 5町歩程度は居たろ。
越後・庄内のような土地を集積した巨大な豪農は居ないが。
43 :
日本@名無史さん:2007/11/18(日) 01:33:31
もし江戸時代にビッグマックを作ったらいくらになるだろう?
44 :
日本@名無史さん:2007/11/18(日) 12:40:03
>>37 銭湯も今より贅沢だったということでしょ。
今なら1000円ぐらいということでスーパー銭湯だね。
>>41
そうそう
だから賃金を基準にしないとだめ、それも庶民の賃金で。
45 :
日本@名無史さん:2007/11/18(日) 12:41:11
江戸時代の銭湯の絵を見ると湯船が小さいね。
中には入らないのかもしれない。
46 :
日本@名無史さん:2007/11/18(日) 15:54:32
47 :
日本@名無史さん:2007/11/18(日) 18:03:17
48 :
日本@名無史さん:2007/11/22(木) 01:14:35
age
八百膳の茶漬け並みの値段だw
>>38 いまいち回答になってないけど、地侍的な豪農一戸ってことかい?
だったら現在換算で2000〜3000万程度に相当するんじゃないの?
並の農家でも1000万超えるのなんて普通だろ?
51 :
日本@名無史さん:2007/11/22(木) 08:12:15
>>46 >大工さんの月収がちょうど1両くらいで
現代日本の月収で考えると、確かに大工さんの月収=50万は自然に思えるが、
現代日本は先進国であることを忘れてはいけない。現代中国の大工さんの月収は
およそ2万円から5万円くらい。すると一両が5万円でも全然おかしくない。
52 :
日本@名無史さん:2007/11/22(木) 10:07:17
千両箱は5億円ぐらい入っているのかな?
53 :
日本@名無史さん:2007/11/22(木) 18:36:06
>>51 今の日本の貨幣にするといくらかであって、中国の貨幣ではない。
>52
そうでしょ
だから千両箱なんか、ちょっとやそっとはなかった。
54 :
日本@名無史さん:2007/11/22(木) 19:54:47
原油の値段が20ドルから100ドルに1年で変動したんだよ、だから
変動相場を適用するとですね、上限が100万円で下限が500円
56 :
日本@名無史さん:2007/11/22(木) 23:33:15
江戸時代の庶民の賃金は300〜600文ぐらいだが
一文銭でもらったら重たくてしょうがない
100文銭でもらったのだろうか
100文銭がない時代はどうしたのだろう
57 :
日本@名無史さん:2007/11/23(金) 00:32:24
一分銀がある
58 :
日本@名無史さん:2007/11/23(金) 00:42:34
物価の換算を考える際には、国民の自給率を考慮しないと意味がない
んじゃないの?
極端な例では99%の物資を自給自足している人は、1%の現金収入が
あるだけでよい。逆にまったく自給自足していない人は、100%の
現金収入がいる。
江戸時代は平均すると自給率が30%-50%くらいはあったのでは?
現代日本ではせいぜい5%くらいだろうね。
59 :
日本@名無史さん:2007/11/23(金) 21:08:48
江戸に住んでる庶民は自給率はほとんどないでしょ。
60 :
日本@名無史さん:2007/11/23(金) 21:20:05
>>57 本見ると、一朱銀は一分銀の10倍ぐらい作られてるみたい
一朱銀がかなり使われてたのかな
それでも一朱は400文だから
100文銭がない時代は300文とかだと一文銭300枚持ち歩かなければならないんだな
61 :
日本@名無史さん:2007/11/23(金) 21:27:51
>>59 江戸・大坂だけでその国の経済が決まるとでも?
62 :
日本@名無史さん:2007/11/24(土) 00:29:49
そうではなくて
仮に、江戸時代の江戸住みの庶民と現代の東京の庶民を比べるとどうかな
という話で。
江戸時代の田舎の百姓と現代の東京人を比べたら話がややこしいでしょ。
昔の方が大変だろうね
64 :
日本@名無史さん:2007/11/24(土) 12:39:18
あくまでも庶民階層の価値観としての一両の価値について言及しようと
意見が出ていたので、賛同します。
変動が多い作物ではなく、庶民の感覚で比べるのですから、
掛蕎麦18文の価値について考察していきませんか?
一両で222杯食べれますね。現在で300円とすると66600円となる
こういう考え方をすれば、当時の価値観はどうであれ、現代になじむのでは?
5〜6マソ(今の価値で考えると)ってのは外れてもいない。
もっとも、原価計算を含んでいないので、でたらめな数値であることは否めない
「大工の収入」というが、江戸時代の大工は今の大工のように単なる施工者なだけじゃなく
今でいう設計士の仕事までやっていただろう。
そう言うのを比較して意味があるのか?
寧ろ平均物価のようなもので比較したほうが良いと思うが。
66 :
日本@名無史さん:2007/11/24(土) 14:02:50
大工の収入に良い点があるとすれば、原価が関係なく純粋に労働力
として計算できるという点だろうな。
現代日本でも現代中国でも意外とモノの値段には差がない。
だからモノの値段で考えると10倍の評価差が付いても不思議はない。
67 :
日本@名無史さん:2007/11/24(土) 14:31:47
そばの値段で一両の価値を考えてしまうと、米の値段で考えたのと同じです。
当時のそばは今よりぜいたく品でしょう。
逆に一両50万円とすると、一文は78円ですから、18文は1400円で、当時の蕎麦は今の寿司ぐらいの感覚でしょ。
68 :
日本@名無史さん:2007/11/24(土) 14:42:06
>>65 当時の大工の収入と今の大工の収入を比較したら少しおかしい。
当時の江戸の大工は高収入だった、それが日当600文。
これを今の東京の高収入の人の日当と比較すればいい。
今東京の高収入の人だと年収1000万円以上でしょ。
日当にすると4万円ぐらいで、これで計算すると、一両は50万円弱
江戸庶民にとって一両は今のいくらぐらいの感じかという話だから。
庶民の収入で比較するのが正しい。
69 :
のろ太:2007/11/24(土) 14:47:06
(`O´)赤福マンセー
じゃ、当時の江戸や上方以外の町人一人が生きていくのに必要な生活費を
現代の一般市民(但し地方在住)のとを比較するというのは?
71 :
日本@名無史さん:2007/11/24(土) 15:49:03
>70
それはいいけど、当時の江戸や上方以外の町人一人が生きていくのに必要な生活費
のデータがないでしょ、たいがい江戸のだから
72 :
日本@名無史さん:2007/11/27(火) 02:09:49
江戸は火事が多くて大工の仕事には困らかった。
73 :
日本@名無史さん:2007/11/27(火) 08:28:49
大工と言ってもピンキリな気はする。
74 :
日本@名無史さん:2007/11/27(火) 09:49:24
ちなみに明治40年当時、日本と清の大工の日当はほぼ同じだった。
75 :
日本@名無史さん:2007/11/28(水) 13:39:32
77 :
日本@名無史さん:2007/11/28(水) 21:44:28
下女の給金は3両
日給50文
安いね
78 :
日本@名無史さん:2007/12/04(火) 16:14:24
どうせなら若くて美人の下女をいっぱい雇いたいな
住み込みで150万の現金収入というのは、資本主義勃興時代の都市労働者よりも恵まれてる気がする。
だから共産主義が生まれたのかも知れん。
80 :
日本@名無史さん:2008/01/04(金) 23:26:51
製糸工場で働いた女工は住み込みで長時間労働でいくらかな
81 :
日本@名無史さん:2008/01/04(金) 23:30:26
紡績は価格変動が激しいし
女工にも等級があるから一概に言えないね
良スレ
んだすれ
84 :
日本@名無史さん:2008/04/06(日) 19:32:14
85 :
日本@名無史さん:2008/04/06(日) 22:04:16
こないだ天保小判金買いました!
175000円でしたあ!
1両と言っても260年の江戸期に於いて全て同一だった訳ではない
慶長小判・・・・1609-1694?年、金量は4.01〜4.13匁
元禄小判・・・・1695-1710?年、金量は2.68匁
宝永小判・・・・1710-1714年。金量は2.06匁
交換は慶長金1両に元禄金1両だったとか、しばらくしてから騙されたと実感したと思われる。
新井白石の提言で正徳・享保小判が1714?-1736年まで生産、金量は慶長より高く4.01-4.13匁
当然だが絶対量が少なくデフレになってしまった。
で、1818年まで元文小判が造られ、金量2.3匁とすくなかったが享保金との交換率を100両に
対し165両にして物価対策とした(100両で1gの金が浮き、幕府に備蓄されるんだな)
この後は低下し文政小判が1.96匁、天保1.7匁、安政1.33匁
ついにはドル交換での流失防止の万延小判は0.5匁となり大きさも慶長・享保の半分程度に。
江戸東京博物館に現物の展示があるけど万延は本当に小さいぞ。
1匁は3.75gな。
>>1 ほぼ同意だが、現在の賃金と江戸時代の賃金をイコール
と考えるのはどうか。エンゲル係数比を反映させるべきだと思う。
88 :
日本@名無史さん:2008/08/29(金) 19:37:16
たしかによく言われる5万とか10万とかで換算すると合点がいかない
ことも多いよねえ。
89 :
日本@名無史さん:2008/10/15(水) 12:41:04
酒一合や茶屋の団子から算出する方が近い気がする。
90 :
日本@名無史さん:2008/10/15(水) 13:11:25
俺が聞いたのは
「四両あれば一年、遊んで暮らせる」だなあ。
一両50万でも安い。
91 :
日本@名無史さん:2008/10/15(水) 13:36:25
ハリスから通商条約の締結をせまられているころ、幕府では徳川家定に子がなく、
将軍継嗣問題がおこった。越前藩主松平慶永・薩摩藩主島津斉彬らは、賢明な人物を求めて
一橋家の慶喜(斉彬の子)を推し(一橋派)、血統の近い幼年の紀伊藩主徳川慶福を推す譜代大名ら(南紀派)
と対立した。1858年、南紀派の指導者である井伊直弼が大老に就任し、無勅許で通商条約の
調印を強行するとともに、一橋派をおし切って徳川慶福を将軍の跡継ぎに決定した(14代将軍徳川家茂)
一橋派の大名や尊王攘夷派をとなえる志士たちから強い非難の声があがった。
井伊は強硬な態度で反対派の公家・大名をおさえ、その家臣たち多数を処罰した(安政の大獄)
このきびしい弾圧に憤慨した水戸脱藩の志士たちは1860年、井伊を江戸城桜田門外で
暗殺した(桜田門外の変)
桜田門外の変の後、幕府の中心となった老中安藤信正は朝廷(公)と幕府(武)の融和をはかる
公武合体の政策をとり、孝明天皇の妹和宮を将軍徳川家茂の妻にむかえた。
この政略結婚は尊王攘夷論者から非難され、安藤は1862年、江戸城坂下門外で水戸脱藩士らに
傷つけられて老中をしりぞいた(坂下門外の変)
この事態のなかで、朝廷・幕府の双方につながりの深い外様の薩摩藩でが独自の公武合体の
立場から、薩摩藩主島津忠義の父である島津久光が1862年、勅使を奉じて江戸に下り、幕政改革を要求した。
幕府は薩摩藩の意向を入れて、松平慶永を政治総裁職に、徳川慶喜を将軍後見職に任命し、また京都守護職をおいて
会津藩主松平容保をこれに任命するなど、幕政をあらためた
92 :
日本@名無史さん:2008/10/15(水) 14:26:55
島津久光が去った京都では、下級藩士の主張する尊王攘夷論を藩論とする長州藩の動きが活発となり、急進派の公家と結んで朝廷を動かし、将軍を上洛させて攘夷の決行を幕府にせまった。
幕府はやむなく、1863年5月10日を期して攘夷を決行するように諸藩に命じた。
長州藩を中心とする尊王攘夷派の動きにたいして薩摩・会津の両藩は同年8月18日、朝廷内
の公武合体派の公家とともに朝廷の実権を奪って、長州藩勢力と急進派の公家三条実美らを京都から追放した(八月十八日の政変)
長州藩は勢力を回復するために翌1864年、池田屋事件を契機に京都にせめのぼったが会津・桑名・薩摩などの諸藩に兵に敗れてしりぞいた
(禁門の変)幕府はただちに諸藩兵を動員して長州征討(第一次)に向かった。
また、貿易のさまたげになる攘夷派に一撃を加えるねらっていた列国はイギリスを先頭にフランス・アメリカ・オランダ四カ国
の連合艦隊を編成して下関の砲台を攻撃・占領した。(四国艦隊下関砲撃事件)
これらの動きのなかで長州藩の上層部は藩内の尊王攘夷派を弾圧し、幕府に対し恭順の態度をとった。
このため、長州征討は幕府軍と交戦しないまま撤退した。すでに薩摩藩は前年に、さきの生麦事件の報復のため鹿児島湾に進撃してきたイギリス軍艦の砲火をあびており(薩英戦争)
攘夷の不可能なことは明らかとなった。列国はさらに1865年に兵庫沖まで艦隊をおくって圧力をかけ
条約の勅許を勝ち取り、翌年には幕府と交渉して改税約書に調印させ、貿易上の不平等を拡大させた。
このころイギリス公使パークスは幕府の無力を見抜き、天皇を中心とする雄藩連合政権の実現に期待するようになった。
薩摩藩は薩英戦争の経験からかえってイギリスに接近する開明政策に転じ、西郷隆盛・大久保利通ら下級武士が藩政を掌握した。
一方、フランス公ロッシュは、あくまで幕府支持の立場をとり、財政的・軍事的支援を続けた。
寛政年間におれの先祖の村で30両が紛失する事件があった
おれの先祖がそれを盗んだ嫌疑をかけられて殺人事件に発展したんだが…
1両50万円なら1500万? 小さい村だからそんな大金がなくなったら大変だよ
村といっても一応小さな殿様がいたところだけど
なくなった30両がどうなったかの顛末は知らない
94 :
日本@名無史さん:2008/10/16(木) 21:17:34
普通は1両5−10万円程度に換算するだろ。
昔は富が偏っていたから、村方で小判などを持ってるのは有力農民くらいだっただろうけど。
>>93 そいつは大変だったな
とはいえ、30両と言えばどのみち大金だよな。
村方では、積立金をしてたりするので、そのお金かな
>>94 普通はというか米価換算だな>1両5−10万円
給金換算(大工の職人)だと1両20〜30万円
>当時、庶民の日当は300文だった。
>江戸末の一両は10000文で、現在の日当を2万円として
>計算すると、一両は67万円になる。
は、ちと極端。
1日300文は3人家族がギリギリ暮らしていける収入だよ。蓄えなんて到底出来ない。
主人が病気したり、長雨が続いたりして仕事が出来ないとたちまち窮する事になる。
だから300文2万円換算はちとアレだ
当時の日雇いの給金が1日2百文。
現在の日雇い労働だと1日働いて1万円前後
1両=6貫文だと、30万円相当になる。
97 :
日本@名無史さん:2008/10/17(金) 05:11:59
江戸時代は今と比べて労働力は安く、食料は高かった。だからいくら働いても
貯蓄ができずに格差は開いたまま。
なお、江戸時代には貨幣経済史方面では米も金貨・銀貨・銭の三貨と同様に通貨と
みなしている。当時は金・銀-米相場と金・銀-銭相場がよく似た形で取引きされていた
からな。
その当時高収入だった大工たちは
エンゲル係数とか貯金率どの程度だったんだろ。
99 :
日本@名無史さん:2008/10/17(金) 08:37:02
職人は体を使うからいいものを食う。江戸の職人が宵越しの銭を持たないのは、火事の多い町屋で
貯金をするのはリスクが大きいための開き直りの面もある。
きっと、エンゲル係数は高く、貯蓄どころか工具類以外の非レンタル品の所有率さえ低かったろう。
職人は子供に技術までは受け継げない以上、貯蓄する意味自体が乏しい。老後は子供に頼るのが
一般的だった時代だからな。
>>98 たしか、米代と調味料、煮炊き用の燃料で収入の7割ほどだったかと。
米代だけで3割弱。
当時のエンゲル係数は30〜70%が当たり前だから、
大工の職人さんは良い暮しが出来ている方
101 :
日本@名無史さん:2008/10/18(土) 05:18:52
当時の上限程度なら、生活は劣悪だっての。
102 :
日本@名無史さん:2008/10/18(土) 12:26:57
やはり物の値段で今の貨幣価値と比較するのは無理がありすぎ。
江戸時代、卵は高級品、鮪は下魚、酒も下り酒は高かった。
納豆が丼一杯8文、長屋の家賃、月に400文程度。
現代とは物の供給量違い、物の価値が違いすぎる。
103 :
日本@名無史さん:2008/10/18(土) 13:48:05
東大の山本博文教授は基本的に一石(一両)=10万円で換算するが、
それではどうしても足りない時が出てくるので、そういう時は一石=30万円で換算すると何かに書いていたな。
104 :
日本@名無史さん:2008/10/26(日) 00:25:37
1両自体が慶長と幕末の万延では5倍以上の違いがある
慶長小判は4.76匁、万延小判は0.88匁
105 :
日本@名無史さん:2008/10/26(日) 00:56:28
すみません。
百石の知行取りがどんな暮らしだったかわかるでしょうか。
幕府のではなく大きな親藩のです。
農家の取り分と税を合わせた価値でいいので、宜しくお願いします。
できれば何時頃の話かも明記していただければなおありがたいです。
一家六人の下級武士で俸禄が年200万程度と聞いた事あるぞ
武士の生活は厳しい
百石だと下級武士とはいえないんじゃないの?
108 :
日本@名無史さん:2008/10/26(日) 17:32:27
小藩なら、高100石なら列記とした上士。実収40石として、1石=30万とすれば、
1200万です。
30俵2人扶持ぐらいでも350万ぐらいにはなるでしょう。
109 :
日本@名無史さん:2008/10/26(日) 19:49:11
百石の知行取りなら身分的には中の下
>108のいうとおり大体1200万円ほどの収入
ただし、100石取りでも家臣が2〜4人ほどいなければならないし、(最低でも下男下女の2人いる)
武士としての行事や親戚付き合いなんかで大量の出費があるので、余裕は全然ないとみなすべき。
幕末頃の武士は年収の二倍の借金を抱えているのが当たり前、という話もあるし。
従業員4人ほどの会社の年収入が1200万円とみなすと、具合良いかと。
会社の収入ってか売上な。
人件費・武装費・生活費等全て売上の範囲内で収めないといけない。
111 :
日本@名無史さん:2008/10/27(月) 05:16:27
お答え下さった皆様どうもありがとうございます。
仰るように、百石は小藩だと上士、大藩だと中士の下相当のようですね。
その藩の知行取りは上は大名級、下は5石二人分(部屋住は不明)と様々です。
1石=30万というのは、江戸時代を通しての相場でしょうか。
30万円が何を基準に計算されているかご存じですか。米価でしょうか。
>>103さんが書いておいでの本を読んでみたいのですが書名をご存じですか。
質問ばかりですみません。
112 :
109:2008/10/27(月) 08:48:59
私の参考資料は新潮新書、磯田道史著、『武士の家計簿』
1石=30万円は天保14年7月の両替データを現代の賃金から換算。
米価換算すると1石=5万円になる
換算データは
1石=27万(5万)、金1両=30万(55555)、銀1匁=4000円(666)、銭1文=47.6円(8.8)
*カッコ内は米価換算
この本に登場する加賀藩猪山家の収入は
主人が知行70石(玄米24石、夫銀34.3匁)
息子が切米40俵(玄米20石、拝領金8両)
と、100石取りの家にほぼ等しい収入
知行取りの主人より、扶持取りの息子の方が収入が多い点に注意。
ただし、知行取りの方が家格は上。
ちなみに加賀藩の1俵は0.5石なので注意が必要。
>>111 たぶん本ではなくて、親父の読んでた週刊誌(ポスト?、現代?、文春?、新潮?、etc?)の中の連載コーナーだったと思う。
タイトルは
>>112氏の上げている「武士の家計簿」に近いものだったような…
もう、7〜8年も前(いやもっと前かも)のことなので記憶が定かでなくアイスマヌ。
今検索したら山本博文教授の連載は、週刊現代の「 サラリーマン武士道 江戸のカネ・女・出世」というタイトルだった。
あとはそれを単行本化したモノが講談社現代新書や角川文庫から出てるようなので、そちらを参考にしてチョ。
115 :
111:2008/10/28(火) 21:23:41
返事が遅くなってしまい申し訳ありません。
>>112 磯田道史氏の『武士の家計簿』は、評判が良いので気になりながらも
つい後回しにしていた本です。これで決心がつきました。
>>114 山本博文氏の著作は最近になって読んでみようと思いましたが、
いろいろ書かれていてどれから入ろうか迷っていました。
ご紹介の二冊とも購入します。どうも有難うございました。
116 :
あ:2008/10/28(火) 21:49:54
おめいらってほんとバカだな
物価や指数換算などばかがやること
なにが下級武士は200万にそうとうするだよボンクラ
いいか よく一両は八万円といわれるが、
よーく考えてみよう
下級武士のせいかつなんてBとかわらぬ生活ぶり ほんとうに酷い これが200万の生活だ?ばかじゃないの?
例えば 名字対等は5,000両 長屋門も5,000両 御家人株も三千両 くらいで売買されてる
いまの換算で八万なら御家人株は二億位で帰るなら今時 誰でも変えてしまう
当時二億稼ぐのと今現代二億稼ぐのとでは意味合いがまるで違う
当時現金収入自体武士やら町人などの一部なのに そこで現金収入うけるどころか 商売で二億稼ぐのは今で軽く五十億くらい稼ぐのと同じ労力
当時 勝海舟の爺ねような成り上がりがよくやる商売はほとんどがえた商売
人が蔑んだヤクザ商売で荒稼ぎしなきゃまずかせげない。かせげるやつもまれ
今で言えば一両は、時代背景と経済を加味すれば百万程度に相当することはまちがいない
117 :
日本@名無史さん:2008/10/28(火) 22:09:56
118 :
日本@名無史さん:2008/10/28(火) 22:15:09
119 :
日本@名無史さん:2008/10/29(水) 16:00:22
>>116 コンビニ首になったらまたニートだぞ!
それとも、また歯科技工士やるんかい?
118、119
まるで悪魔祓いの呪文だな。
(#`д´メ)
122 :
日本@名無史さん:2008/11/03(月) 14:25:32
偉大な庄屋様なのに、歯科技工士やコンビニレジはヤダヤダ。
水呑み小百姓の仕事なんかヤダヤダ。偉大な庄屋にふさわしい仕事がしたいんだよ。
123 :
日本@名無史さん:2008/11/03(月) 14:36:31
124 :
あ:2008/11/03(月) 18:37:07
腐っても庄屋は庄屋なんだよ。そんじょそこらの士族や出自の妖しい華族なんかとは
家柄が違うんだよ。
125 :
あ:2008/11/03(月) 21:04:46
コンビニレジでも先祖は庄屋なんだよ。わが一族で、小大名風情など殲滅できる力をもっていたんだよ。
126 :
日本@名無史さん:2008/11/03(月) 21:23:33
(#`д´メ)
127 :
あ:2008/11/03(月) 23:38:14
おまいらとは先祖が違うんだよ。先祖が。先祖が偉大な庄屋なんだよ。
賤しい先祖のおまいらとは違うんだよ。現在コンビニレジORニートでも、おまいらとは違うんだよ。
先祖が違うんだよ。腐っても庄屋は庄屋なんだよ。
128 :
日本@名無史さん:2008/11/03(月) 23:43:34
129 :
あ:2008/11/03(月) 23:48:26
はいよろこんで!!
130 :
あ:2008/11/03(月) 23:57:37
先祖が水呑み風情の輩がのさばるんじゃねえよ。
先祖が一番なんだよ。偉大な庄屋の子孫は、サラリーマン風情で粋がってる水呑み風情とは違うんだよ。
131 :
あ:2008/11/03(月) 23:59:05
悔しかったらなあ、おまいらの先祖を自慢してみろ。わが一族に勝るものがいるか?
132 :
日本@名無史さん:2008/11/03(月) 23:59:12
俺の先祖は士族だよ
133 :
日本@名無史さん:2008/11/04(火) 00:06:26
いいから早くレジ打てよw
134 :
日本@名無史さん:2008/11/04(火) 00:22:52
あ庄屋は壮大な釣り師というかネタ師だな。
135 :
日本@名無史さん:2008/11/04(火) 00:31:18
醜い自演乙w
あるHPによれば
大老の病を治療した医師が千両という高額な薬料を差し出され,受け取って良
いものか幕府に伺いを立てたらしい。
幕府の裁定は,大老の病を治したのでだから2千両の薬料ということになった
という記録が残っている
らしい
137 :
あ:2008/11/04(火) 07:24:01
現在なんか関係ないんだよ。庄屋であった過去が一番、それが大切なことなんだよ。
125:あ 2008/11/03 21:04:46
コンビニレジでも先祖は庄屋なんだよ。わが一族で、小大名風情など殲滅できる力をもっていたんだよ
今は小作人の子孫にアゴでこきつかわれてるけど
139 :
日本@名無史さん:2008/11/04(火) 16:34:44
居酒屋庄屋のバイトが庄屋の先祖と勘違いしてるとみたw
“あ”さんyo
あんた,ご先祖様に対して恥ずかしくないのか。
先祖の自慢しかできない落ちぶれた子孫でよ。
名家の末裔を名乗るなら,恥というものを知れよ。
141 :
あ:2008/11/04(火) 20:09:40
悔しいよな。先祖が水呑み風情で。恥を知れ、恥を。水呑み風情の先祖を恨めよ。
先祖があって、今があるんだよ。
142 :
日本@名無史さん:2008/11/04(火) 20:38:01
いい加減、あ庄屋の壮大な釣りにも飽きてきたな。
どこが壮大なんだ、今まで楽しめたとは。
>>141 〉先祖があって、今があるんだよ
その通りだ。
お前は自分の子孫に対して申し訳ないとはおもわないのか?
145 :
あ:2008/11/05(水) 08:29:28
おまいらごときの水呑み風情が鯛等に物を言うんじゃねえよ。この、下郎が!!
恥を知れ、分限を知れ。水蚤の子孫は、いつまでも水蚤なんだよ。
そろそろ江戸時代の一両の価値の話に戻ろうぜ
一両50万だとすると、とみくじで1000両当たったら5億ってことになるけど
どんくらい贅沢できるもんなんだろう
落語では千両当たる事になってるけど
実際は金100両〜一分が相場。
時代が下ると、300両の富くじが出るようになる。
>>128 > 奇知害の子、あ。居酒屋庄屋でバイト中
>>129 :あ 2008/11/03 23:48:26
>はいよろこんで!!
ワロタ
149 :
日本@名無史さん:2008/11/06(木) 19:33:35
単純に当時と今ではいろいろ違うので
一両=何円
とは換算できないって事だろう。
今更だが。
150 :
日本@名無史さん:2008/11/06(木) 19:55:10
江戸初期と末期では同じ1両でも3倍以上の金含有量の差があるんでないのか?
151 :
あ:2008/11/06(木) 22:55:53
今日も元小作人の孫になる店長に怒鳴られたよ。
152 :
日本@名無史さん:2008/11/07(金) 02:54:10
1両2分(1.5両)あれば、家族4人は普通に暮らせると聞いたことがある。
当時の庶民の生活は6畳一間のワンルーム、風呂なし、便所共同の長屋生活だから
簡単に比較はできないが、今なら家族4人が普通に暮らすとなると、月収30万円
程度は最低必要だろう。
ということで、感覚的には1両=20万円〜くらいではないだろうか。
154 :
あ:2008/11/08(土) 07:53:39
時給870円なんて舐めてるよ。世が世なら、年貢のあがりで楽々なのにな。
155 :
日本@名無史さん:2008/11/08(土) 12:09:31
あ庄屋の能力とキャリヤなら江戸時代に日当120文でも十分だ。
8時間働いて7000円程か
あ庄屋曰く、一両=100万円だから
金1両=銭6貫文として計算すると、日給銭42文か
江戸期の日雇いで、一日銭200文が相場だから、酷いご身分だなぁ。
へたすると、物乞いより酷いぞ
1両=30万円換算なら、日給140文ほどになるので
江戸期でも何とか生活できなくもないってところか
157 :
あ:2008/11/08(土) 22:09:59
暮らし難い世の中になった。食料を実家に調達にいってくるとするか。
158 :
日本@名無史さん:2008/11/08(土) 22:29:15
チャンコロどもと金神は分離して、チャンコロどもは金神に追われる立場になったののなあ。
わかってないよなあ。隠すんだよなあ、動物霊は自分に都合がいいことを。
下衆の勘繰りで見える幻覚を悟りだとおもってるよな、反日チャンコロどもは。
ああ、だろうな。タオイズムは都合のいいことしか伝えないからなあ。
従う馬鹿もハッキリ裏切られる時代だよな。体調良くなっってきたなあ。
その一方で悪くなってきたなあ。そういや《筑紫哲也》死んだんだって。
元朝日のやつな。次はだれだろうなあ。【ヒキ一族】あたりいくか。
随分小物だなあ〜。大韓国時代の魏・晋みたいじゃないかあ。
嘘吐きってところは一致だな。インポだしなあ、ほっといても時間の問題だろうなあ、【ヒキ一族】。
見ながら考えるか。ああ、そうだな、インポだしな。
159 :
日本@名無史さん:2008/11/09(日) 00:27:17
160 :
日本@名無史さん:2008/11/09(日) 03:37:12
誰か教えてくれ、江戸時代、夜中に虫歯が痛くなったらどんな治療を
したんだ。
関係ねえけど、おらぁ、今、歯が痛い・・
161 :
日本@名無史さん:2008/11/09(日) 03:53:12
歯を抜きます
162 :
日本@名無史さん:2008/11/09(日) 04:05:39
歯に唐辛子加えると痛みなくなるよ
163 :
日本@名無史さん:2008/11/09(日) 04:14:59
煙草吸え
164 :
日本@名無史さん:2008/11/09(日) 06:14:11
いい方法知ってる。
え〜とね、まず堅い歯ブラシで入念に歯を磨くの。
そしたら小さくて厚手の鍋を用意してね、上白糖を200cc位入れてゆっくり焙って絡めるシロップ作るの。
そいでもってね、かたまらない位に冷ましてから、歯にパックするの。
翌朝歯を磨く前に剥がすの。これを二晩か三晩繰り返すの。
ためして見て ♪〜
by 伊奈歯の白うさぎタン
165 :
日本@名無史さん:2008/11/09(日) 09:11:58
↑
伊奈備前守様の末裔の方であらしゃいますか?
166 :
日本@名無史さん:2008/11/09(日) 09:42:49
ええ、末娘よ。得意料理はカスタードプヂングよ。
パパをごぞんじなの? 今トーセンとかのお仕事なさってるわ。
今度の御休みに戸山御殿へ連れて行ってくださるはずだったのだけれど
急にキソ川っていうところにツツミを作らないといけないからってキャンセルになったの。
あなた連れて行ってくださる?
167 :
日本@名無史さん:2008/11/09(日) 09:59:10
>>166 あなたスレタイ知っててこんなことわたしにかかせてるの?
わたしに恥をかかせる気なの?
そうでないというのならお答えなさいな。
キソ川のツツミの御ひようは何両で、それは今のお金だとおいくらぐらい?
だけど、おとうさまのおっしゃるキソ川のツツミって何なのかしら?
168 :
あ:2008/11/09(日) 16:59:43
これからコンビニの夜のバイトだよ。10時以降は持久1000円だよ。まったくバカにしてる。
さっき『水戸黄門』でスリが財布スッて
中身は3両だった。
スゲエ。
170 :
日本@名無史さん:2008/11/18(火) 22:25:22
今と比較するのって、すごく難しぞ。
人件費は、江戸時代<現在
米や物品の価格は、江戸時代>現在
一人前の職人世帯(妻と子供2人)が米食主体の生活すると、エンゲル係数が60〜80になる。
最低ランクの風俗である夜鷹は、1回24文
現在の本番のある風俗の最低価格って1万円くらいか
1両=4000文だから、風俗(人件費)に基づくと1両=167万円ってなる。
屋台のそばが1杯16文
立ち食いそばが1杯300円
とすると、1両=75000円になる。
そばが16文の頃はそろそろ金1両=銭4貫文から6貫文へと物価が上がり始める頃なので
金1両=銭6貫文で計算するほうが吉かも知れん。
そうすると、1両=11万2500円なる
金一両=銭4貫文の頃のそばの相場は6文くらいなので1両=20万円ほどになる。
ちなみにそば6文のころの米1升(小売)は銭50文辺り、そば16文のころは米1升銭100文辺り
172 :
115:2008/11/19(水) 09:56:33
「武士の家計簿」「江戸のカネ・女・出世」が、昨日やっと手元に届きました。
早速読み始めています。
よい本をご紹介くださってありがとうございました。
改めて御礼申し上げます。
NHKの武士の家計簿のことかい?
174 :
日本@名無史さん:2008/11/19(水) 23:24:51
平均賃金をエンゲル係数に比例させれば感覚的には近づくだろ。
176 :
日本@名無史さん:2009/01/18(日) 05:27:17
177 :
日本@名無史さん:2009/04/03(金) 00:10:46
ほほー
178 :
日本@名無史さん:2009/04/03(金) 00:20:21
毛利公爵は明治政府に
70万両寄付しました
上方商人「借金かえすのが先やんけ」
ヽ(*`Д´)ノ
179 :
日本@名無史さん:2009/04/18(土) 20:17:16
最初の10レスだけ読んでカキコ。
今と昔の日本じゃ一人頭の経済規模からして違いすぎるから、今の大工とかの収入を参考にするのは
無理があるよな。
だってそれじゃ江戸時代の日本のGDPを100兆円として計算するようなもんでしょ?
実際は10兆円も怪しいと思うよ。
一石=10万円の場合、
×3000万石(江戸時代の総石高)
=3兆円
>>だってそれじゃ江戸時代の日本のGDPを100兆円として計算するようなもんでしょ?
当時の人たちの収入や物価を現代の物に当てはめたらいくらになるかというのをやっているだけ。
ちなみに江戸の職人の中でもトップクラスの収入を持つのが大工さん。
現代の大工さんがトップクラスの高所得者というわけではないので、そこを混同してはいけない
GDPの比較をしているわけでもなし。
182 :
日本@名無史さん:2009/04/23(木) 14:01:09
当時の大工がトップクラスの高所得者でもない件。
「職人の中では」って言うてはりますよ。
大工も組職人と棟梁でかなり収入違うだろうし、
どの分野のどんな立場の人の収入を何を基準に比べるのかってしないと
比較する意味がないかもね。
184 :
日本@名無史さん:2009/04/25(土) 01:11:49
>>183 俺には
>>181が「職人の中では高所得者」をいつの間にか「高所得者」にすり替えたように見えたもんでね。
まあいずれにしても当時の大工の収入を参考にするなら、今の高所得者な職人と単純比較するのでは
なく、購買力を考慮しないとなあ。
>購買力を考慮しないとなあ。
エンゲル係数的には当時はごくごく一部の裕福層を除けばエンゲル係数30%超えるのが当たり前だし。
件の大工職人は家族3人が不自由なく暮らせて、蓄えも出来る余裕のある生活が出来るけど
エンゲル係数は3割超えてたりするんだよ。
これから、収入そのものが少ないのか、食料の価値が現代より高いのか、どうやって判断するのって話なんだな。
この手の研究をしている人たちは、米価換算や大工の賃金換算とかで大体の当たりをつけている。
現代と比べると、物の価値がぜんぜん違うんで、購買力を使っても余計わからなくなると思うな。
>>184の意見が正しいかどうかは、実際に数字を出してもらわないと。
たとえば1両=10万円だとどこがおかしくなるとか、だとすれば妥当なのは幾らだとか。
大工職人の収入の話なら、大工職人の日当は銀5匁〜6匁。見習いならば2〜3匁
現代の場合、大工見習いには日当一万円前後払わないといけない。
ここから、銀一匁=4000円換算して、大工職人の日当は銀5匁=2万円とする。
20日働けば、現在のお金にして40万の収入になる。
金と銀は変動相場制だったので時期により差が出るけど、天保14年7月金沢では、金1両=銀75匁なので1両30万円換算
で、この数字が決して的外れではない証拠を。
日本銀行金融研究所貨幣博物館
ttp://www.imes.boj.or.jp/cm/htmls/feature_faq.htm ここで出てくる数字は、このスレで出てくる各種換算値とほぼ一致。
なんてことはない、みんなが利用しているソースがここと同じ試算をしているからなんだな。
//
これ以上に正確なもしくは妥当な試算が出来るんだよね。
>今の大工とかの収入を参考にするのは無理があるよな。
といえるだけのデータが出てくるんだよね?
186 :
日本@名無史さん:2009/04/25(土) 21:57:43
当時の大工が今の年収500万円の人と同等の生活をしていたとは思えないんだよね。
もう根本的に考えが違うんだろうなあ…
考えじゃなくて価値が違うんですが
「何について」の前提が無い限り換算なんてできる分けないって当たり前すぎる
このスレ見てるとまるで普遍的な換算法があるみたいな考え方の奴がいて笑える
>>186 そらテレビ見て車乗って子供を学校に通わせてって具合にはいかんだろ
>>188 日本とどっかの国を比べるとき、彼らの実質賃金を為替レートだけを参考にして「彼らの平均収入は
1日百円にしかならない」とするのも変だけど、トップクラスの職人同士を日当二万円として
「彼らの平均収入は1日一万円にはなる」とするのもやはり変だろってこと。
毎月の光熱費や通信費なんてものもなかっただおろうし、
雑貨の数だって違うもんね。
収入―生活費・交際費で手元にどの程度残るもんなんだろうね?
後は借金とかその毎月の返済額とか見ていかないとどの程度の生活をしてて、
羽振りが良かったのか悪かったのかも分からないような。
191 :
日本@名無史さん:2009/05/02(土) 01:16:22
>384
うぅっ、やっぱりそうでしたか・・。
友人から種をもらったので軽い気持ちで育ててしまいましたが、
よく考えれば当たり前ですよね・・。
しかし、成体になるまで育ててしまったものを今さらどうしていいのやら・・
日曜の朝、エサを用意しわすれてでかけたら、
夜帰った時には80cm以上も移動していました・・・。
193 :
日本@名無史さん:2009/05/15(金) 23:22:29
金1両=60匁
銀1貫=20両
銭1貫文=1000文
194 :
日本@名無史さん:2009/08/21(金) 22:34:22
hoho-
195 :
日本@名無史さん:2009/08/21(金) 23:03:06
愚かなお前らめ。
この時代は米本位制だ。
だから米基準に考える学者は馬鹿ではない。1が見た基準が馬鹿だっただけだ。
>当時の本百姓の平均的年収が150両前後。(750マソ
>1石=1両の計算だと米3俵(180kg) 当時の平均的米価 40000円位が妥当
この計算だと本百姓という奴は百五十石取りなのか。大企業ではないか。
通常の農家は一軒5〜7石だ。四公六民で手取り3〜5石だ。これが年収だ。
1石=1000合=1日3食×約365。
人口と石高は近い数字になると覚えておけ。
ただ実際は3〜5石では一家数人は厳しいので副業があったと思われる。
でもメンドいので年収300-500万とすると
一石=100万=一両
希望通り高額な一両になるだろ。
ちなみに一両=10000文なら庶民の日当300文は3万円。当時は毎日は働いていない。
当時の価値観数えるなら食から絶対離れるな。
197 :
日本@名無史さん:2009/08/27(木) 11:37:15
愚かはお前。
日本の平均収入が中国の6カ月分とかそんなを真に受けて喜ぶ姿が目に浮かぶ。
価値判断や為替基準が違うなんてのは当り前の話で、
ここでは欲求の感情量を話してるわけ。
小判一枚は自転車一台分、と小判一枚が車一台分とじゃ全然違う。
お前が言うのは、"自動車というのは現代機械で大量生産可能により日本円では・・・"みたいな話してるだけ。
誰もそんな話はしちゃいねえ。
親戚の農家はなぜタダで米をくれるか。
現在の米一俵は卸値で一万円。
売っても金にならんが自給消費するなら一年食える。
『ひと月分の家計』という概念は文明が変わろうが国が変わろうが同じだろう。
蔵から米引き出して食ってるだけなんだから。
愚かで前置きしないとレスできんのかおまえら
199 :
日本@名無史さん:2009/08/27(木) 19:15:13
愚かな(^^)
おちんちんきもちいいお
別に正確な換算じゃなくても
これこれこういう価値がある、っていう話で十分だよ
前提の話ばかりじゃつまらん。
必殺仕事人の暗殺依頼の一両は高いか安いかとかそういうのでもいいじゃん。
職業によって稼げる金額も当然違うだろうしな。
女中が依頼しようと思ったらどれくらい働いてお金をためないといけないのか?
とか無駄な妄想を実際の史料に基づいてしてみたり。
御家人の未亡人が張型を買おうとしましたが、現金がありません(T_T)
張型を買うために何回立ちん坊しないといけないのか?
タチンボで稼げるだけの器量があれば張型いらなくね?
タチンボやってる女の器量ってお前分かってるか?w
棚に入れない器量や事情があるからタチンボやるんだよwww
容姿の器量じゃなくって
懐の広さの器量のことなら納得
206 :
日本@名無史さん:2009/09/30(水) 17:55:54
一両は約五万円なんでしょ
207 :
日本@名無史さん:2009/09/30(水) 18:09:07
そうそう
>>200 だから確定した価値観が無いと言った瞬間に
全部を漠然化してしまうのはアホの頭。
「駅はどっちですか?
『ずーっとまっすぐ行って二つ目信号左』
「信号はどのくらい先?」
『ずーっと』
「何分くらい歩きますかね」
『それは早い人なら早いし遅い人なら時間かかる』
「いや大体何メートルくらいですか」
『それはー、私も測定器じゃないからわかんないなあ』
↑実際体験した会話
208 :
日本@名無史さん:2009/09/30(水) 18:18:28
>別に正確な換算じゃなくても
>これこれこういう価値がある、
で、
一石が一両と換算されるそうだから、
農家一家が一年間で稼ぐ量が小判数枚。
税金は4割だけど、今でいう消費税とか公共料金とか全部込みみたいなもんだから
そのまんま考えるとして、
小判一枚は年収の数分の一。家計でいう50万〜100万くらいなんじゃね?
209 :
日本@名無史さん:2009/09/30(水) 18:26:46
つうことで、だからー
暗殺依頼の一両は安いよ。人の命なんだと思ってんだ。タイ人暗殺者か。
どう考えても最低でも五両から十両以上はいるだろ。
だって幕下以下の十両の年収だぜ。
4文=100円計算だと
1両=15万円
1文=30円計算だと
1両=18万円
211 :
日本@名無史さん:2009/09/30(水) 21:26:32
かけそばの値段と天ぷらそばの値段の差なんかからみると
一文20円〜30円くらいかなぁ。
>>207 >全部を漠然化してしまうのはアホの頭。
少しは分かってきたじゃないか
まあ後は
>>187を百回読んで、そこらの小学生にでも教えを請え
213 :
日本@名無史さん:2009/09/30(水) 22:21:01
俺の月給一両以下か
泣けるぜ
214 :
日本@名無史さん:2009/10/01(木) 02:17:25
よくわからんが187が自演か。
まぁ間違ってはないけど人間としてはあまり上等な人間ではなさそうだな。
空気読めないという意味では頭悪いし。
215 :
日本@名無史さん:2009/10/01(木) 03:23:51
>>212 次レスで"家計でいう"とあれだけはっきり書いただろ。
「何について」の前提なのかこれだけたくさん実例が出てるのに、
まだ把握できないお前は相当アホだぞ。
よくそれで生きてられるな。
216 :
日本@名無史さん:2009/10/01(木) 04:10:49
巷によくある学者の計算は経済基準がバカなので
飲食店の値段とかから数えたとき一両が異常に小さくなる。
ので年収ベースで。
最下級武士の年収=十俵二人扶持
相撲取り十両=十両
農家の生産高7〜8石
※ 一人扶持は一人分の食費+αを表す。360日×5合=1800合=180升=18斗=4.5俵
※※ 1両と1俵の間が変動。1両=2〜4俵。1両=2.5俵とする。
年収一覧:
最安武士・・・14.5俵=5.8両 (無税・バイト禁止)
幕下十両・・・10両 (税金不明)
庶民農家・・・7.5石=7.5両 (税金40%)
庶民の貯金ってタンス貯金だけ?
資産運用とかしてたんだろうか
218 :
日本@名無史さん:2009/10/01(木) 18:32:09
米相場で先物取引をやっていました。
古代中国でさえ大富豪になるのは投機や買い占めです。
219 :
日本@名無史さん:2009/10/02(金) 07:29:16
あきんど乙。
庶民の大部分を構成する農民は
米小屋が貯金庫です。
自分で白米食うことも出来ない百姓が投機とかありえません。
220 :
日本@名無史さん:2009/10/05(月) 08:02:31
時代劇の影響で、百姓=貧乏、固定観念が成立
生計が立てられないという意味で『五反百姓』っていうけど
一反=一石だから 五公五民で年収2.5両だといくら慎ましくしても破産しちゃう感じかな。
何人家族かにもよるけど。
222 :
日本@名無史さん:2009/10/05(月) 09:36:18
日本人が白米を毎日食うようになったのは昭和です
それまでは玄米麦アワヒエが庶民の主食です
尚江戸時代になると都市部の武士のみ白米が主流になります。
その際では倹約令でたびたび’おかず’が禁止されており、
白米だけの食生活は「江戸患い」といって参勤交替武士の脚気の原因になりました。
江戸時代の大坂の先進性を主張するのに
しばしば先物取引の話が出ますが、
生活感覚に近い実態が主旨のこのスレでは無意味な知識ですね
>>221 副業で他の作物を作ったり出稼ぎしてたんでしょうね
224 :
日本@名無史さん:2009/10/05(月) 10:03:56
一両は27万円です。
まあ庶民家計に基準をおいてない変動為替相場制がそもそもおかしいわけで。
しかしそれを言い出すと共産主義経済にならねばならないという矛盾。
226 :
日本@名無史さん:2009/10/05(月) 11:00:59
当時の生活水準は現代の1/30ぐらいらしいからねえ。
現存する幕末期の農家を見ても、まあそんな感じだと思う。
江戸時代の農民とさして生活水準の変らない少し前(1980年代後半)
の中国農民の時給が5円程度だった事を考えると、
江戸期一日2,30円あれば十分に暮らしていけた可能性大。
>>226 あのね。
架空の換算レートを話してるのにそれ自体にさらに換算が入るのはおかしいでしょって話。
>江戸期一日2,30円あれば十分に暮らしていけた
だったらその比率分をかければいいわけで。
「江戸時代の年収は今の100万円くらい、でも消費も少なく一日20円だった。だからそれに合わせて考えるべき」
↑これは途中式なわけ。わかる?
変動相場制って資本主義の洗脳なのかもな
国民は何も基準を知らされないまま報道だけを受け入れている
229 :
日本@名無史さん:2009/10/05(月) 12:10:31
ひとつ興味深いページがあった。
http://homepage3.nifty.com/~sirakawa/Coin/J029.htm 初期の数十年と幕末のインフレを除くと
中間150年間くらいは、60匁=一両=一石=4000文(四文銭発行前)=7000文(四文銭発行後)
くらいのようだ。
米の小売値だと 100文=8合 らしい。つまり 一両=560合=0.56石
このHP作者は一日五合の米消費としてるが、
それは武士の扶持米の話なのでそんなに食うバカはいない。
米一合のカロリーは570kcal
現代成人男性でも2000kcal、体格の小さい江戸時代ならさらに少量。
ましてや女性老人子供もいる。成人男性=三合、その他=二合、で妥当だろう。
町人の生活費は米ベースで考えると 約1000合=一石=1.78両
家族四人で七両くらいか
>>229 米の小売値だと 100文=8合 らしい。
高いなあ
米食うより安価な蕎麦の方がいいや
お米は少数の武士が年貢として取り上げていたから、一般庶民は口にすることが
無かったはずだが。
普通の人は稗や粟といった雑穀で糊口をしのいでいたんでしょ?
232 :
日本@名無史さん:2009/10/07(水) 15:26:51
ちなみに216でちょっと間違えた。二人扶持を一人扶持にしてしまった。
すると
最安武士・・・19俵=7.6両 (無税・バイト禁止)
庶民農家・・・7.5石=7.5両 (税金40%)
町人(米ベース)・・・7両くらい
なんと奇しくも近い位置に揃ってしまった。狙ったわけではないのだが。
町人の税金はよくわからんし、武士もなんらかの公共負担もあったと思われる。
銭換算なら都市部の方が高くなると思うので、意外にいいトコかも。
233 :
日本@名無史さん:2009/10/07(水) 16:30:04
そうそう上の方の自演の人びっくりするけど
当時のエンゲル係数30%超が当り前って、
そんなに少ないのか? 60-70%はいくだろ、どう考えても。
あといろいろ調べてわかったのだが、
『文政年間漫録』というのがいろんな江戸物価の基準にされてるらしい。
229のサイトとはちょっと開きがあるような。
NHKの江戸番組や江戸東京博物館でもこれが基準にされてるらしいが、
どうも多すぎるという批判もあるようだ。
http://www005.upp.so-net.ne.jp/shigas/HOMPG489.HTM
>>232 それで武士が困窮するのはようわからんな
実際の収入はもっと少ないのか必要経費が思ったより多いのか
>>234 うむ、むしろ農民がなぜ成り立つのかと言った方が正しい。
両親とガキ三人を抱えてるとした場合、必要食糧は
父ちゃん : 3合×365≒1石
カミさん両親: 2合×3×365≒2石
子供三人 : 2合×3×365≒2石
合計5石だ。
武士はこれだけでエンゲル系数60%だ。
しかもこれは最低カロリーで調味料すらなにも買わない前提だ。
この余った2.6石を金に買えて生活品を購入するのだろうが、
ここから年貢を引く農家はもはやどうやっても絶対量が足らない。
他の作物も育ててないと不可能。
ちなみに『文政年間漫録』だと町人大工某の年収が27両!だ。
日当で600文、下女の給金50文の12倍だ。
一両一石とすると70石知行の年貢に相当する。
70石といえば小藩の郡奉行レベルだ。
今のお上はこれを江戸時代快適生活の標準にしているようだ。
一体どんな資料なんだろう。
武家奉公の下女の年俸は3両に届かない
三食分は除く
なにか矛盾があるの?
239 :
日本@名無史さん:2009/10/07(水) 21:03:52
しかしこのスレ上の方を見ると本当面白い。
農家が作物を金に買えてもう一度自分の作った作物を買い直す計算をしている。
江戸時代じゃなくて今の時代でもそんな無意味なことしないだろう。
まあとにかく、世に出回ってる資料は
元ネタが多分これ『文政年間漫録』なので、
27両を現在年収に換算して一両12-3万円なのだろう。
だがこれは233,236にあるように、かなり?な資料なのだ。
でも国がこの資料の江戸町人を宣伝したがってるので
世のスタンダードになってるようだ。終わり。
241 :
日本@名無史さん:2009/10/07(水) 23:53:26
農民が米食わなかったのは売り物だからだよ。
一番高く売れるんだからそれを売る。
そうしないと生活できないからでもあるが。
242 :
日本@名無史さん:2009/10/08(木) 12:05:57
テレ朝の必殺仕事人シリーズ見る限り簡単に五両用意してるし仕事人達も一両を簡単に取り扱ってるし一万円くらいだったんじゃね。
下手したら五千円くらいかもな仕事人見てる限りでは
243 :
日本@名無史さん:2009/10/08(木) 12:06:48
時代劇は一両の価値が低い気がする
水戸黄門でスリした財布の中に三両入ってて
「しけてやがんな」って言ってたのを見た覚えがある。
245 :
日本@名無史さん:2009/10/10(土) 22:11:39
>>241 >農民が米食わなかったのは売り物だから
米を食べないわけないだろ。
米の長期保管できる食べ物で、必ずしも高いものではない。
普通、売るのは商品作物だよ。長期保管できない旬の野菜等
( ゚д゚)
247 :
日本@名無史さん:2009/10/11(日) 12:54:25
まあ米を売るのはいいとして
なんでその金でまた食糧を買う計算してるのがアホだったから。
日本の生産量は米がダントツなのに
小売で買い直して米よりカロリーが取れるわけねえのに。
その結果150石も生産してる計算って、くるくるのパーかと。
大体農家は物々交換だし。
副生産物としてアワヒエ作ってたんだろ。
農業とはオノレの食い扶持を生産する仕事だと知らないもやしっ子なんだろ。
248 :
日本@名無史さん:2009/10/14(水) 22:59:24
戦前の一円は今の10万円というのに等しい例えじゃない?
そうだけどここでしばしば出されてた内容は
『戦前の年収は五円なので今でいう50万円相当。
だが戦前は生活費も今で言う一日120円くらいだったので
全然大丈夫だった。』
というもの。だったら母数を変えたらいいじゃないジェニファー
250 :
日本@名無史さん:2009/12/20(日) 11:31:27
ho-
251 :
日本@名無史さん:2009/12/20(日) 12:01:17
子どもの頃読んだ歴史の本だと、1両=4万円って記述が多かったから、
それでずっと刷り込まれてきた。
その後、本によって7万とか8万とか10万とかいろいろあって、
武士の家計簿の磯田さんにいたっては40万?とか言ってたから、もうわけわからん。
252 :
日本@名無史さん:2009/12/20(日) 17:17:39
エンゲル係数が全く違う世帯の
食料代で計算するか人件費で計算するかで金の価値はかわるからね。
253 :
日本@名無史さん:2009/12/20(日) 17:33:15
やはり磯田さんの30万は高すぎるな
254 :
日本@名無史さん:2009/12/20(日) 17:56:45
>>247 農民は自給自足してるとでもいいたいのか?w必要なものは全部生産して消費してると?
商品作物以外は全部商品じゃないと?w
米は貢納物であり主力生産品なんだが。
そして農民の主食は米じゃない。
米含めた雑穀だよ。
あと備蓄可能ってとこも素人意見だなぁ。
石高制でも勉強してみろ
255 :
日本@名無史さん:2009/12/20(日) 18:03:40
農業を自分の食いぶちを生産することだと思ってるのかw
アワヒエが自給のための生産だからといって、米その他何もかも含めて食いぶち生産と思ってるあたりがくるくるパーだな
256 :
日本@名無史さん:2010/02/21(日) 13:07:11
でかいな
258 :
日本@名無史さん:2010/03/21(日) 19:01:24
そうやな
259 :
日本@名無史さん:2010/04/25(日) 21:24:48
10〜20万ぐらいだろ。
50万はちょっとオーバー。
当時3500万両で世界最大の通貨保有国だからな。
今の貨幣価値で20万なら7兆くらい、50万→15兆
+末端文銭数千億枚生産、1文10円→数兆円
日本の当時の通貨って、19世紀でもかなりヤバイくらいだろ。当時のEUの何割の流通量だよ。
貨幣流通額、量世界トップクラスだろ。18世紀までならゆういつ超大国だろ。世界トップのムガールでも5兆とかだろ。
イギリスが金本位始めるまで、世界一だったんじゃないか?
例えば金価値維持するには、金の数を文がうわまっちゃ駄目だろ。
そしたら文が数超以上なら金は数超以上そしたら、
1両10万下回らないんじゃないの?最低でも貨幣6兆以上(国内価値)国際レートで10〜兆以上じゃない?
当時、オランダ商人が日本でもの売って金かっても、商売成立したろ。海路で平気で象買えるんだぜ。
当時EU全国と商売出来る貨幣持ってたからな
江戸時代のGDPは消費〜生産量ベースで5〜6兆で世界一、金銀保有高の国際レート換算なら10兆
個人GDP消費ベース、15万、国際レート30万以上
当時の世界の消費ベースで、15パーセント以上、金銀ベースで30パーセント以上で俺はこれだけマニーパワー持ってる大国歴史上知らない
当時、金銀をEUに輸出してれば経済牽引できたよ
>>260 おおっと、訂正
銭数百億枚、4文銭で100億枚以上、銭文総額兆以上