>>954 阿蘇ではたくさんの鉄加工跡などが見つかっている。
鉄素材を輸入していたのなら、このような場所で加工するわけが無いので
製鉄が行われていたのではないかと思われる。
阿蘇谷には褐鉄鉱(リモナイト)の鉱床があるので、これを利用していたとも
考えられる。
出雲は斐伊川の砂鉄を使って鉄を作っていた可能性もある。
後漢書の鉄の記述がいつごろのことかわからないが、「皆以鐵爲貨」というのは
面白いと思う。鉄が道具としてだけでなく貨幣の役割もしていた。
>>952 後漢書の「自女王國東度海千餘里至拘奴國」の記述の方が正しいとしたら、
出雲を狗奴国に比定するのも面白い。