952 :
日本@名無史さん:2008/11/23(日) 11:13:15
>天皇の意向が強く働いての起用というが本当?
そう言われてるね。
953 :
日本@名無史さん:2008/11/23(日) 11:53:48
>>950 まず、統帥大権における作戦関与の事実
実際に「戦史叢書」を見ると、吉田氏の指摘は問題がない
下問という形で、作戦が変更になった「事実」は、やはり天皇が統帥権のトップにあったと考えるのが妥当だ
もちろん、統帥の長として、東郷外相に和平は和平でも「一撃和平」論を長く主張していた(ソ連侵攻まで)こともある
以上のことが、起訴の根拠としては十分であると考えるが…
これらの「事実」を認めないことは、昭和天皇の「業績」の正当な評価にならない
また、「独白録」の欺瞞性もしっかり評価すべきであろう
あったものをない、ないものをあったとしてしまっては、正当な評価はできなくなってしまうと思うがどうだろう?
「聖断」については、それまでも天皇の意思の関与が当然のように行われてきたという証明になるのでは?
俺も、昭和天皇が卓越した軍事的能力を持っていたとしたら、今までの下問と同じように早い展開を見せるべきであったのではないかと思う
テロの恐れを言う人もいるが、終戦時のテロも大規模なものではなかったことからしても、できたのではないかと思う
「聖断」も何回も行われていたら「聖断」とは言われなくなるであろう
ちょっと後半は自分の考えが先行してしまったがw
954 :
48:2008/11/23(日) 12:44:19
2つの側面があると思う。
@結果論=天皇の戦争責任は問われなかった。従って責任なし。
A実態論=953氏などが熱心に書いてくれている。
やはりAの責任はあったんじゃないかな。
それを政治的配慮と国民(天皇周辺)の強い希望で、結果、無罪とした。
それでいいと思うんだが。いまさら天皇の責任を問うこともない。
もちろん、きちんと検証しておくことに異論はない。
955 :
日本@名無史さん:2008/11/23(日) 13:55:39
>>954 昭和天皇の「評価」が定まらないのは、主に昭和天皇が「独白録」などで
「皇室の存続」という理由はあっても、事実に反したことを述べて、責任を
回避したことにあると思う
一時期は、昭和天皇に対しては「畏敬」の念が強かったが(もちろん、「独白録」の
事などは知っていたが)、ロマノ・ヴルピッタのムッソリーニ論を読み、そのイタリア
での「英雄性」の根拠や一定の評価の確信を知ったら、比較して、昭和天皇の「畏敬
の念」が弱まってしまった
もちろん、国民性や政治的状況の差異はあるし、ムッソリーニの人格上の欠点もあるが
その責任の取り方の「いさぎよさ」は一考の価値がある
>>955 はぁ?「独白録」の事実に反したことって何?
957 :
日本@名無史さん:2008/11/23(日) 15:21:21
920です。
>あの時戦争を起こさなければ日本は国家破綻の危機だった。
まあ、あの時キッチリ戦争を起こして国家は破綻して大日本帝国は日本国になり、天皇はただの人に格下げwww
そして国家のためとか言いつつ国民は310万人以上も死んだ。
天皇一人と国民310万人。どっちが大切だ?
国家として持っていた満州、朝鮮、樺太、アリューシャン、南太平洋の島々、それに台湾。
グアムにしたって日本のものだった。
これらを一気に無くして、今では中国や朝鮮に土下座外交である。アメリカの舎弟になってアメリカのために安くて良いものを持っていって
高い小麦を買い、外交はアメリカにお願いしてる状況である。
これだったら失敗いがいの何モノでもないのである!!
だいたい、ハルノートの最後通牒を持ち出すアホがいるが、外交に駆け引きは当たり前にある。
ヒトラーやムッソリーニなんかと組んでるほうが変だ。
仏印から撤兵、あるいは仏印に世界の投資を呼びかけるだけでもフィリピンに来てるアメリカは安心する。
3国同盟から脱退だけでもいまのような310万人も国民が死んで領土領海を取り上げられることはなかったのである。
大阪のオバハンのほうがよっぽど駆け引き上手である。
天皇を中心に政治を行っていた連中は大阪のオバハン以下であるwww
958 :
48:2008/11/23(日) 16:47:39
三国同盟の脱退は無理。
ロシア(ソ連)の動向をどう考えれば良かったんだ?
すべてが終わったあとで君のように言うのは簡単だが、
歴史の流れの中で常に最良の進路を選択するのは至難の業。誰にもできない。
日清、日露、第一次大戦と勝利して、君が言う領土を日本のものとした。
その成功体験が日本人を好戦的にしていたんじゃないの。
そうしたムードの中で、三国同盟を脱退してアメリカに頭を下げろとでも?
無茶いうなよ。天皇の指導力を批判するのはいいが、平和な時代のパソコンの前で
事態を分析していたら、どうしたって正確さを欠くよ。
オレも必要以上に天皇の礼賛はしない。しかし、あの時代に誰が指導者でも、
東アジアは欧米列強の描いた絵図の通りに、してやられていたと思うぞ。
959 :
日本@名無史さん:2008/11/23(日) 17:46:14
>>956 「独白録」が東京裁判の訴追を避けるための文書であることは自明
統帥大権について、自分が果たした役割を隠している
2.26事件に言及しなかったことが証拠の一つ
これを書いてしまうと、立憲君主制の基盤が崩れる
2.26事件時、行政戒厳と反乱軍討伐決定は国務大権であるから国務大臣の輔弼が必要だが、作戦は統帥大権にあたる
岡田首相が見つからなかったとは言え、後藤内相が臨時代理になったから、
この輔弼を受けなければいけなかった
しかし、統帥大権で昭和天皇はすべてに対応してしまった
「西園寺公と政局」に「勝ってに朕の軍隊を動かしたといふことは、…朕の軍隊ではない」と主張したのが記述されているのがその根拠
960 :
日本@名無史さん:2008/11/23(日) 17:57:52
ハルノート提示時に三国同盟を脱退できたかどうかは、五分五分
実際、事後において三国同盟は有名無実化に近かったから
ただ、ある意味、潜在的に日本がパワーバランスで枢軸体制を求めていたことも事実
三国同盟如何よりも、ABCD包囲網の中では、開戦をしなければ、
日本は今までの国際的地位も地盤も失ってしまったであろう
それを「自衛」というのは、あの帝国主義的時代の中では当然のことと思える
勝敗は別にして(もちろん、作戦・情報面での失敗や統帥の連携などの多くの問題があったので、その点は反省すべきだが)
>>959 226事件なんて東京裁判に関係ないもんなぁ・・・
>>958 >ロシア(ソ連)の動向をどう考えれば良かったんだ?
独ソ戦開始で南進に国策決定はミステイクでしょ・・・
まぁ、枢軸国として第二次大戦勝利したいなら
ソ連攻撃しかありえない訳だが・・・
964 :
日本@名無史さん:2008/11/23(日) 21:24:51
>>961 統帥大権を用いたという事実は、昭和天皇が戦争に関与できるという推論も導ける
(実際、行ったのだが)
もちろん、軍部の独走については2.26事件が契機であり、起訴状には関係なくとも、
支那事変などの原因になったのは自明
>>964 昭和天皇は開戦には終始反対だったんだが。
あと226事件が軍部独走の契機となったというのは政治家が暗殺を恐れたためで、
昭和天皇による事後処理は全く関係が無い。
それと英語の方は知らないが、日本語の『独白録』は「226は自分が処理した」とはっきり言ってる。
最後にこの言葉をあなたに贈るよ。
「事件は歴史書の中で起きたんじゃない、現場で起きたんだ」
966 :
日本@名無史さん:2008/11/23(日) 21:44:32
贈られた言葉は拒否する
「現場」は分からないからだ
実際に、昭和天皇の下問を否定することがあの時代にできたのかを考えなければならない
2.26事件の処理の仕方も
残念ながら、そこに昭和天皇に対する欺瞞性が垣間見られる
昭和天皇を支持しておきながら、実際の天皇の権威を陥れて、その発言の重みも軽く扱うのは問題
わからない人だね。
昭和天皇が開戦に関しては終始反対であり、それまでの軍事行動に関しても積極的に指示はしていなかったという事実がある以上、
残念ながらあなたの立論は成り立たない。
226は、昭和天皇ご自身が「自分は終戦の時とこの時と、2回だけ立憲君主としての道を踏み誤った」と言ってるし、これ以上何が必要なんだ?
代理がいるから輔弼を受けるべきだったなんてのは外野の言い草、机上の空論で、現場の混乱を想像すべきではないのかい?
あと統帥と言うのは実際に軍を動かすことで、開戦を決定するのは政治の分野だよ。
つまり始まった戦争には関与できるが、戦争を始めることはできないってこと。
968 :
日本@名無史さん:2008/11/23(日) 22:40:39
アク禁になるぞ、と言われて、実際アク禁になったところで、俺の実生活には何ら影響なし。
だから、するならするでどうぞご自由にというのが正直なところかな。
969 :
サモハン ◆ZPM9124utk :2008/11/23(日) 23:39:03
>>942 自戒の意味も込めて「尤も、そういう人達にも理解できるように文章を改善する必要もありますね」と書いているのです。
余所でも誰かさんが管理人さんに「あとせめて話の流れをちゃんと読んでからレスしてください。」と言われたのも読解力の不足から来るものです。
ですので、私もそうですが利用者のみなさんにも読解力が大事なんです。
970 :
日本@名無史さん:2008/11/23(日) 23:52:45
>>912 なのこのカス?
たぶん実物はかっこ良い顔してんだろうな〜うらやまスイーww
だれか俺の事も雇ってよー!48さんどうですか?
>>967の「指示」は「支持」ね。
それと、戦争を始めることができないというのは、開戦を止めることもできないってことだから念のため。
というより、そもそもあの戦争に関して日本に非は無いというのが俺の立場だから。
972 :
日本@名無史さん:2008/11/24(月) 00:49:38
973 :
48:2008/11/24(月) 01:44:54
>>969 もういいです。
意図はよく分かりました。
974 :
日本@名無史さん:2008/11/24(月) 08:35:11
>>967 だから、国務大権と統帥大権をしっかり分けて書いてきたのだが
国務大権においての責任はなくとも、統帥大権においての責任はあるということ
両者を同じに考えてはいけない
統帥上の責任は、現実に下問の形で作戦が変更されたりすることで生じていた
これは否定できない事実
975 :
日本@名無史さん:2008/11/24(月) 08:37:31
>>971 自分も満洲事変から大東亜戦争までは「自衛」だと考えているよ
(満洲事変は行動に問題はあったが)
しかし、それと昭和天皇の問題は別
>>974 >統帥上の責任は、現実に下問の形で作戦が変更されたりすることで生じていた
「参謀本部の責任」で変更したんだろ。
大権を発動したわけじゃねーよw
うめ
たて
980
981 :
48:2008/11/24(月) 10:16:38
これって近代史板に移転するの?
982 :
日本@名無史さん:2008/11/24(月) 14:25:58
>>976 実際に下問されて拒否できると思うか?
その当時、「天皇」の立場がそんなに軽いものだったのか?
東條英機の昭和天皇に対する態度を見れば、下問に反する決定はできないと見るのが普通
>>982 いや、だからあなたの言うのはあくまで「作戦」の話だろ。
>実際に下問されて拒否できると思うか?
実際に何度もしてるんだが。
満州事変では一度は天皇の意向に沿って撤退したが、結局は意思に反して、華北に侵入している。
また、参謀総長杉山元、軍令部総長永野修身は、天皇に下問どころか叱責されながら、結局は自分たちの意思を通している。
>>981 どう考えてもそっちのほうが適当だし
移行するにふさわしいスレもある
985
うめ
たて
梅
989
うめ
990
埋め
宇目
>>994 ノ) ノ)
ハ,,ハ_ / ノ ハ,,ハ_ / ノ セクシーにお断りします
( ゚ω゚)' ./ ( ゚ω゚)' ./
( -、 ~⌒`つ ( -、 ~⌒`つ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
997 :
48:2008/11/24(月) 20:34:55
>>983 実際、軍部(陸軍)の暴走はあったよね。
あれは天皇にも止められなかったでしょ。
陸軍だけじゃなく、海軍も密かに(天皇に相談なく)
陸軍に対抗する「作戦」をいくつも実行しようとしていた。
日本において君主(天皇)の権限が無視されがちなのは、
どうも養老律令以来の伝統らしい。
1000
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。