>>40 おいおい有名な『黄金神託』事件を知らないのかよw
747年聖武天皇が国家的大事業である奈良東大寺の大仏建立を計画したとき、当時国内では金の産出量が少なく、仏像を飾る金が不足していた。
この時を待っていたかのように宇佐神宮は『必ず黄金を国内で産出する』という神託を発し、なんと、その言葉どおり陸奥の国から大量の黄金が発掘された。
また大工事の進捗に難渋するやと、すかさず『天の神、地の神を引き連れて、必ずや成功させる』と神託を出した。
749年の大仏開眼式には、八幡神は神輿に乗り奈良に入って式に臨み、以後15年間も都に滞在した。
それが現在も祭りで行われる「神輿」巡行の起源で、道鏡事件の僅か20年前の国家的大事件だぞ。
この事件を通じ、宇佐神宮の神託には権威が認められ、崇敬を集めるようになっていた。
宇佐の神は、都中の民が知る託宣神としてスターダムにのしあがており、人々の記憶にも新しい。
だからこそ称徳天皇は父親の聖武天皇の成功例に倣って宇佐の神託を利用しようとした
なんで近くて権威のある伊勢でなく、遠くて縁の薄い宇佐なの?なんてのは奈良朝の歴史を知らない馬鹿者の発想だぞ。