>>921 なるほど。その話は氏の説明不足で困りましたが、何で成務を卑弥呼に当てた
理由が少し解ったような気がします。
つまり事の発端は日本武尊の死後40年にして、子である仲哀が生まれたという
不審点が増幅して稚足彦が女ではないかとかの推論に至ったんですね?
さすがよく研究しておられます。それはどうやら記紀の記載に、そこんところ
に重大な誤記か欠落が故意か過失かは不明なるもそういうものが存在したという
ことを物語っており、40年の差とはそれが発覚したと観るべきだとそれがしは
慎重に熟考しているところであります。このごろどうも古代史に一点の不合理が
あるということをうすうすと察知して来ていますが、どうやらその疑問が氷解
する発端となりそうな気がします。
それではその不審について、それがしも説明不足が否めませんが、率直に
一刀両断で解説しますと、記紀にその時代あたりに何者かは名は不明ですが、
ある皇統に強く関わる人物が独りスッポ抜けて闇の中になっているんでは
ないかとこう推測しています。すると40年が埋まります。その人物こそが他
ならぬ箸墓古墳に埋葬されている人物(←卑弥呼に非ず)ですよ。 (終り)