134 :
日本@名無史さん:2007/01/28(日) 00:02:00
頼山陽というと、高島俊男の「漢字と日本人」に酷い話が出てきたな。
頼山陽の漢文を取り上げて「下手糞な文章」と批判して(「中国人には読めない」とまで言っていた。
これはもう「罵倒」の域に達してる)、「何処が下手なのかはいえない。日本人には説明できない」
という逃げの一手。
「説明できない」と言うのなら、せめて「ならば中国人なら、同じ内容をどんな文章にするのか」、
それを書いてほしかった。
因みに、俺が英作文を習っていたときには、先生には俺の書いた英文の和臭を何度も指摘されたが、
「お前のこの表現がおかしい。イギリス人ならこんなふうに書く。アメリカ人なら・・・」と、
ちゃんと具体的な表現法を出して、わかりやすく説明してくれた。
高島俊男、実は頼山陽のどこが「和臭」なのか、本人もわかっていないんじゃないか。
頼山陽の子孫の誰かに個人的恨みでもあるんじゃない?w
136 :
日本@名無史さん:2007/01/28(日) 02:27:28
>>135 じゃなければ「どうせ読者は馬鹿だから、俺が断言すれば信じるだろう」と、読者をナメてかかってたか。
137 :
134:2007/01/28(日) 02:53:44
高島俊男に比べると、吉川幸次郎はさすがに格が違う。
「日本外史」が正調漢文で書かれ、清朝中国でも読まれていた事実をまず紹介した上で、
「固有名詞に対する注釈が無い(中国人に対して不親切)」「『弐舞』(『二の舞』の直訳)
といった中国に全く無い単語(まさに和臭だ)が稀に出てくる」といった欠点を、
正確に指摘している。
138 :
日本@名無史さん:2007/01/29(月) 23:09:31
史料として考えた場合、うまいヘタは今更本人に直して貰うわけにも行かないので
何とか読むしかない、ということで桶?
つか、どんな情報が読み取れるかが第一であり、上手下手は二の次
わざわざ似非漢文で公文書をしたためていた日本って頭が悪いですね。
それとも日本が不完全で正確な記述が出来なかったということでしょうか。
141 :
日本@名無史さん:2007/01/31(水) 13:46:18
>>140 公文書、ってなにを指しているの?
古文書も含んでいるのなら、鎌倉幕府の裁許状とか読んでみ。
その合理的判断には、「へー750年前の人が」って、ときどきびっくりするよ。
142 :
日本@名無史さん:2007/01/31(水) 13:56:02
143 :
日本@名無史さん:2007/01/31(水) 17:09:04
日本人は漢字を棄ててひらがなだけにすべきです。
国際化のためにはそれがいちばんではないのかとわたしはおもう・
144 :
日本@名無史さん:2007/02/02(金) 00:10:43
>>143 平仮名だけじゃ、同音異義語が多くて分かりにくい。
漢字を連想するから、会話でも言葉がスムーズに伝わると思う。
国際化なら、英語併用でよい。
橋と端と箸では明らかに発音が違う。
しかし仮名で書くとすべて「はし」だ。
これは仮名が日本語を表現するには不十分な劣った文字であるという
明白な証拠である。
日本は今でも中華に言語的に隷属しているのだ。
別にいいやん、海外のいい物を取り込んで自国流に染めて花開かせてるんだから
>>145 「中華人民共和国」の「人民」も「共和国」も日本人が考案した熟語ですが?
148 :
日本@名無史さん:2007/02/06(火) 00:36:05
>>145 日本人が漢字を連想する際に、中国語はまったく念頭にない。
中国では、むしろ日本のような「同音」ではないのでは。
橋と端と箸は、確かにイントネーションが違うが、地方によって違うし、
雨と飴なら、関東と関西ではそれぞれ逆のイントネーションだろう。
現在、俺は中国人とビジネス(ソフトウェア開発)をすることも多いが、
大抵「英語」だ。または、中国人が日本語を話す場合が多い(大連の人)。
でも、中国人が言語的に隷属しているとは思っていない。ツールに過ぎ
ないからだ。
> 橋と端と箸は、確かにイントネーションが違うが、地方によって違うし、
> 雨と飴なら、関東と関西ではそれぞれ逆のイントネーションだろう。
要するに近代国家に必須な国内言語の統一が日本ではまだ出来ていないということだ。
それは仮名が不完全な文字体系だから。日本の後進性が見て取れる。
∩___∩ |
| ノ\ ヽ |
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| ∪ ( _●_) ミ j
彡、 |∪| | J
/ ∩ノ ⊃ ヽ
( \ / _ノ | |
.\ “ /__| |
\ /___ /
151 :
日本@名無史さん:2007/02/10(土) 18:24:22
珍文漢文
チンプンカンプン?
152 :
日本@名無史さん:2007/02/10(土) 20:46:35
>>149 W。反日ブサヨ工作印乙!
所謂漢字は神代文字の劣化コピーであるのは世界の歴史学界の常識。
日本文明が人類史上初めて文字を使用したことは世界の常識。
153 :
日本@名無史さん:2007/02/10(土) 21:09:25
>>149 近代国家に必須な国内言語の統一?
こいつ、真性のバカだね。だったら中国はそれ以上の後進国。
大体国内言語が統一されている国なんて、先進国にあるのか?
日本の方言でも統一でないというのなら、だが。
154 :
日本@名無史さん:2007/02/10(土) 21:57:33
155 :
日本@名無史さん:2007/02/13(火) 09:21:30
ブッシュの英語なんてひどい南部なまり
東部エスタブリッシュメントからしたら、聞くに堪えない。
英語だって様々だよ。
ブッシュのテキサス訛全開で文法間違いも多い英語をバカにしたライバルたちは
みんな選挙で負けた。
157 :
日本@名無史さん:2007/02/13(火) 14:39:29
漢文学の世界じゃ「漢文を読める」なんてぬかすのは真性ヴァカだけです。
158 :
日本@名無史さん:2007/02/13(火) 16:05:37
日本語の統一?
琉球とアイヌの言葉は残さないといけない。
159 :
日本@名無史さん:2007/02/13(火) 16:12:41
そう言えば、最近の中学生は
天照大神を点TELL代診とか読んでしまうから、
何のことか一瞬意味が拾えなかった。
子供って凄い読み方するね。
まあ、こういう漢字はもともと当て字なんだから、
どう表記してもいいんだけど、容易に読めない当て字は後々困るね。
160 :
日本@名無史さん:2007/02/13(火) 17:00:16
統一なんてありえないじゃん。
統一のために省こうとすれば、省かれる側は文化を残せって主張するから。
若者は古い枠にとらわれない新しい文化を次々に創るのは自然の道理だし。
それに統一なんてする必要ないじゃん。意志の疎通ができればそれでおk
161 :
日本@名無史さん:2007/02/13(火) 17:26:15
共通語があれば訛りや方言があってもいぃじゃないか!人間だもの
162 :
日本@名無史さん:2007/02/13(火) 17:31:43
日本史で扱う資料はだいたい訓点と送り仮名がついているでしょ。
だったら古文ができれば読めるよね。
訓点の誤りを見抜けないという難点はあるけど。
163 :
日本@名無史さん:2007/03/03(土) 18:31:38
方言も分からない日本史研究家が多い
>日本史で扱う資料はだいたい訓点と送り仮名がついているでしょ。
そりゃ一般の人が読むような注釈書とか国史大系とかでしょ。
研究者が読むのにはついてないほうが遙かに多い。
165 :
日本@名無史さん:2007/03/08(木) 00:49:46
英語も読めない日本史研究者が多い
166 :
日本@名無史さん:2007/03/08(木) 02:07:40
すまん。それ、俺のことだw
>>164 同意。
それに、注釈の誤りにも気付けないということは、結局全文を疑ってかかることになる。
そして自分で読解出来ないと、一生この不安もとれない。
適当な訓点や送り仮名に惑わされて右往左往した人は多いと思う。
168 :
日本@名無史さん:2007/03/14(水) 00:45:10
漢文だから、中国語の文法で考えたらよいのでは。もちろん昔のだが。
日本語の古文は、主語が誰か異説が出るほど曖昧な表現のものも多いが、漢文は少なくともそのような誤解の余地はない。
漢文が読めない・・・という
>>1の提起は、ひょっとして、いわんや古文をや・・・というものコミなのかな。
169 :
日本@名無史さん:2007/03/14(水) 00:49:23
尊敬語も謙譲語も満足に使えない日本史研究者が多い
170 :
日本@名無史さん:2007/03/14(水) 14:23:38
すまん。それ、俺のことだw
>>168 >漢文は少なくともそのような誤解の余地はない。
もしそうなら、邪馬台国の位置は、魏志東夷伝倭人の条から分かるはずじゃないのか?
スマソ 荒れるスレのネタを持ってきたつもりじゃないのでw
いやいや、その通り。
漢文にしろ、古文にしろ、日本語にしろ、中国語にしろ、英語にしろ、
解釈はゴマンとあり得る。
その点、絵画資料(などの非文字史料)のほうが、解釈が一定しやすい。
(と黒田H氏がいっていたw)
173 :
日本@名無史さん:2007/03/15(木) 04:26:14
>>168 キミさ、中世以降の日本の変体漢文(日本式)漢文の文章って読んだことある?
174 :
日本@名無史さん:2007/03/15(木) 04:33:54
>>172 でも絵画資料でも例の神護寺三像なんかは紛糾しているよね。
176 :
日本@名無史さん:2007/03/15(木) 12:30:17
専門によるだろ
「漢文が読めない日本史研究者が多い」というのはおかしい。
そもそも漢文が読めないことが日本史研究者の前提だろ。
所詮確定的な解釈が望めないことを前提に、どこまで確からしい実証が出来るかが試される。
おれは文書の解釈なんかは出来るだけ避けようとするけどな。
論旨において避け得ない文書は勿論使うが、解釈に自信がもてない文書なんて論文には使えない。
みんな苦しんだろ?所詮どこまで実証すればいいかなんて他人に教えてもらえるもんじゃないし。
179 :
日本@名無史さん:2007/03/15(木) 23:55:50
180 :
日本@名無史さん:2007/03/18(日) 01:09:15
>>174 かつて源頼朝とされていたのは、ほぼ足利直義で確定じゃね?
最近、頼朝の肖像画を類推したデッサン画がNHKで報道されていたが、ありゃ、田舎のおっさんだなw
どんな表現方法採っても、人の解釈はいろいろだろうね。
181 :
日本@名無史さん:2007/03/18(日) 19:56:47
>>178 >「漢文が読めない日本史研究者が多い」というのはおかしい。
>そもそも漢文が読めないことが日本史研究者の前提だろ。
これだとおかしくないことになってしまうが。
それを問題視することがおかしいと言っているだけ?
182 :
日本@名無史さん:2007/03/20(火) 12:01:12
カナブンも捕まえられない日本史研究者が多い
カナブンの動きが読めないのかも
カナブンの動きだけは読めねえな。二十四史を読む方が楽なくらいだよ。
そんなもん読めんでもええわい!
186 :
日本@名無史さん:2007/03/26(月) 01:48:01
>>167 確かに国史大系とか返り点だけ打ってあるようなものでも、自分で精読しようと
すると、結局いったんその返り点を脳内消去して考えざるを得なくなるよね。
187 :
日本@名無史さん:2007/03/26(月) 01:54:37
>>111 新選組ってそもそも歴史学の対象じゃないんでしょ?
まともに研究論文もない(というか研究する価値もない)みたいだし。
188 :
日本@名無史さん:2007/03/26(月) 03:01:10
すべての古文書にカナを振っておけ
>>171 魏志東夷伝倭人の問題は、素直に解釈した場所に陸地がないことじゃないか?
190 :
日本@名無史さん:2007/03/27(火) 12:02:47
ムー大陸か?
191 :
日本@名無史さん:2007/03/27(火) 20:30:01
水行十日陸行一月
平泳ぎ100m59秒91
本人が読めなくても、読める人に応援してもらえばノー問題なんじゃまいか?
分業って事で・・・
>>192 しかし、その所謂「読める人」が本当に読めているか否かは、
やはり自らに読解力がないと判断が出来ない。
そして仮に、その「読める人」がニセモノだった時には、一緒に恥をかくことになる。
故に分業も、読める人同士の分業はあり得るが、
どっちかが読めないとなると、読めない方はずっと不安に悩まされることになる。
仕事のパートナーの選択ミスの責任をとるのは止むおえないじゃまいか!
通訳がミスしてお詫びする事はあるわけで・・・
良いパートナーを探す技術を研くしかないんじやまいか?
>>189 素人考えだけど時代が古いし何をもって「素直に解釈」とするかが
難しいんじゃないの?
各説それぞれみんな自分こそ素直な解釈だと思ってると思うよ。
ま、少しは自分で原文読解にチャレンジしてみてから意見を言いなさい。
197 :
日本@名無史さん:2007/03/30(金) 00:45:22
シロートさんは、プロの日本史研究者が、漢文で書かれた史料から何等かの説なり、結論を出したとすれば、ほぼ間違いなくその人が読んだと思うだろうな。
自分は読めなかったんだが、読める人に読んで貰ったらこうだった。だから、(ry なんて話をしたら、ではあんたは何をしたんだよ!って。
もちろん、読解以外にも作業はあるだろうが。
198 :
日本@名無史さん:2007/03/31(土) 16:47:10
タマムシも捕まえられない日本史研究者が多い
199 :
日本@名無史さん:2007/04/04(水) 00:56:47
そんなもん捕まえてどうする?
羽ひっぱがす
勾玉も造れない日本史研究家が多い
202 :
日本@名無史さん:2007/04/05(木) 01:11:58
カーブなら投げられるがw
古墳を造れない日本史研究家が多い
石器を造れない日本史研究家が多い…よね?
206 :
日本@名無史さん:2007/04/07(土) 05:14:14
小学校の歴史で石器とか、石包丁でも製作しましょう。
中学校で勾玉とか青銅器とか。
高校では弓矢。
大学では鉄砲。
社会に出たら、核兵器を開発してください出巣。
207 :
日本@名無史さん:2007/04/07(土) 10:27:46
カーブも打てない日本史研究者が多い
208 :
日本@名無史さん:2007/04/07(土) 11:05:18
宗徒のことなら、多少研究しているが・・・
209 :
日本@名無史さん:2007/04/08(日) 13:54:31
日本史研究を極めるなら、タイムマシンが必要です。
タマムシは不要。
漢文は解釈が確定しないという意味で読めないが、
仮名文はそもそも読めない。良かった、近世史専攻じゃなくて。
211 :
日本@名無史さん:2007/04/09(月) 03:25:59
仮名文は程度によるな。女房奉書とかは完全にちんぷんかんぷんだが。
庄屋文書もかなりきついぞ。
字下手すぎ。
あれが読めるようになると今度はまともなのが読めなくなるw
213 :
日本@名無史さん:2007/04/09(月) 20:37:24
シロート意見ですが、あのような文書は流れで読むのですか?
214 :
日本@名無史さん:2007/04/09(月) 20:38:16
やっぱりカナブンが読めないか・・・
以下は江戸時代の墓碑銘ですが
□の箇所が欠損しておりますので
推理して頂けませんか
君■■氏其先下毛人世属宇津宮氏以軍功顕
矣至君好医嘗抵和州始以刀圭為業後徙東
都治多験名日起請療者継踵車馬満門云延
宝八年庚申六月十日卒有二男長子某出仕
荘内侯次子■■以善技為嗣曾孫■■継承
祖業宝暦中応 徴□得 賜禄位於是有事
其墓崇祀加□□幾萬一報徳且欲叙先業勒
石□□伝于後家乗罹災其詳不可得而知如
何吁矣明和庚寅之秋孝曾祖■■謹誌
■は個人が特定できるので伏せております
>>213 文書の種類によっては決まり文句もあるし流れはよく使うね。
基本は一字ずつ解読だけど。
217 :
日本@名無史さん:2007/04/10(火) 00:20:08
>>212 ンなもの、近世史をやらない限り読めなくても平気。
218 :
日本@名無史さん:2007/04/10(火) 07:19:12
>>215 おれも漢文の読めない研究者なんですまんが・・。
最初は徴○で熟語だろ?招とか聘とかが入るんじゃないかな?
次は○○で熟語だろうから、わかんないな。おれのやってる中世だと、
「丁寧を加う」とかの言い方があるんだけど、江戸時代だからね・・。
当時の言い回しになれてる人、お願い。
最後は「先業を叙さんと欲して石○に勒し、後に○伝す」と読むのだと
したら○の中の字はイメージできる。
ちなみに最後の■■とその前の■■は同一人だよね?
219 :
日本@名無史さん:2007/04/10(火) 09:32:52
>>218 ありがとうございます
>>最後の■■とその前の■■は同一人だよね?
その通りです。曾孫が曾祖父の墓碑銘を書いている体裁です
(なぜか、最後のほうでは「曾祖」と書いていますが
原文通りです)
221 :
日本@名無史さん:2007/04/11(水) 01:13:20
いっちゃ悪い?
徴召 庶幾
誤字が少なくないな。困ったもんだ。
223 :
日本@名無史さん:2007/04/11(水) 21:24:30
224 :
日本@名無史さん:2007/04/12(木) 01:01:34
225 :
日本@名無史さん:2007/04/13(金) 09:19:40
ゲンゴロウも飼えない日本史研究家が多い
226 :
日本@名無史さん:2007/04/14(土) 22:23:08
インキンタムシの日本史研究家が多い
つまらないネタを繰り返すなよ
他にやることがないんだから仕方ないよ。
229 :
日本@名無史さん:2007/04/15(日) 15:55:29
漢文が読めないとは、その程度のことだと言いたいんだよ。
きっと・・・・・・・?
230 :
日本@名無史さん:2007/04/15(日) 16:03:33
いや、インキンタムシと言われて逆上する日本史研究家を釣っているとみたw
231 :
日本@名無史さん:2007/04/15(日) 20:47:41
スルーもできない日本史研究家が多い
232 :
日本@名無史さん:2007/04/15(日) 23:44:36
史料も読めない日本史研究家が多い
研究家は読めなくたっていい。
研究者は読めるからいい。