平安時代の貴族の実態

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18日本@名無史さん
平安の大物ホモ藤原頼長の日記「台記」の研究を読んでるんだけど
「受領讃」こと大僕卿孝標とかいう男が笑えた。


孝標日記(仮)

1. 頼長から手紙でしつこく言い寄られる。うざい。無視。
 つーか俺には愛する妻もいるし。

2.このまま無視し続けるつもりだが、どうやら
 俺とヤりたいがために坊主に加持祈祷までさせてるらしい。キモすぎ。

3.元上司の藤原忠雅さんは頼長の愛人の1人だったらしく、
 俺と頼長の仲を取り持ってポイントを稼ごうとしてやがる。
 これはかなり断り辛い。最悪。

4.しかたなく1回だけ会ってやる。会うだけだ。
 それに忠雅さんも同席してもらって3人で。妙なことにはなるまい。

5.忠雅さんが頼長と別れたらしい。なんかかなり嫌な予感がする。

6.頼長のやつ調子にのって、今度は陰陽師に祈祷させてるらしい。テラキモス。
 つーかストーカーだろ完全に。
 1度会うだけの約束だったじゃねーかよ。祈祷のせいか最近夢見が悪い。
19日本@名無史さん:2006/10/21(土) 16:39:09
7.久しぶりに忠雅さんから呼び出されたので、
 何の用かとおもって家まで行ったら、ニヤニヤした顔の頼長がいた。
 畜生、ハメられた。
 って言うかこの日は忠雅さんの手前、断りきれずに
 とうとう実際に「ハメ」られてしまった。ケツが痛ぇ……。痛ぇよ…。

8.妻が難産で死んだ……。子供も死産だった。欝だ。俺も死にたい。
 とか言ってる矢先に、玄関先まで頼長が来てるらしいと従者から連絡が。
 馬に乗って駆けつけてきたらしいが「空気読め」と百万回言いたい。
 なんでこんな奴が藤原氏の氏長者なんだクソが。
 馬より鼻息荒らそうで想像するだけでキモい。顔も見たくない。
 もちろん追い返すように従者に言った。はぁー。

8.妻が死んでからは頼長も言い寄ってこなくなった。
 さすがに俺の胸中を察してくれたのかな。
 噂では今は年上の男と乳繰り合ってるらしいがもうどうでもいい。

9.と思っていたが妻の四十九日が終わった直後、
 忠雅とさん一緒に頼長がうちまで押しかけてきた。
 思わず警戒したけど普通に2人してお悔やみを言って帰って行った。
 ホッっとした。意外と常識はわきまえてるんだな。

10.俺が甘かった。2日後にまた、頼長が今度は1人でうちまで来やがった。
  もちろんまた俺のケツを掘ろうと必死に迫ってきたよ……。
  開き直って交換条件を出したらOKしてくれた。
  クソーこうなったらとことんコイツを利用して出世してやるしかねぇ。
  ヤケクソだ。

なんかこんな感じだったw
続きが気になる人はヒストリア84号を読もう。
真面目な論文なんだけどそれだけに妙に生々しい。