【飛鳥から】大和朝廷の豪族たち【平安初期】

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92日本@名無史さん
秀吉の姉の夫で犬山城の城主だった三好氏は三輪の一族といわれている。
で、その次の城主は三輪姓。ちなみに尾張一宮に大神神社がある。
三輪の血を引く豊臣に織田(浅井)の血が入り、その娘が九条家へ嫁いでいる。
その九条家の数代後の九条節子が後の大正皇后。サーヤにも繋がりますよ。
隣の岐阜県上石津にも大神神社があり、三輪姓が数多く確認されている。
近くの関ヶ原や三重県との県境方面にも三輪姓が多く見られる模様。
地名に三輪が残る地域も数ヵ所確認済み。大神ゆかりの寺院などもある。
「明治に入って一つの集落がまとまって三輪姓を採用した」では
説明がつかないほど広範囲に三輪姓が見られる。
関ヶ原の合戦の際に島津氏の敗走を手助けしたのは岐阜の三輪氏。
尾張から美濃辺りは地理的に近いので、大和の勢力の足跡が強く残っている。
岐阜県の三輪加茂市は三輪の加茂氏(鴨氏)に由来するが、
鴨氏は三輪氏と同族といわれているらしい。
地域の歴史を調べただけで古代史マニアではないので知識はここまで。
奈良〜京都ほど調査が進んでいない周辺地域に隠れているものがある。
歴史は奥が深すぎる。いつか全貌がわかるというものでもないし。