>広島ウシ
近衛舎人は弓矢を具すといえども、武勇には及ばぬ者なり(『続古事談』)
↓都で騎射術を磨けなかった事がよく理解できるエピソード。
『今昔物語』の源頼光
若ク候ヒシ時、自然ヲ鹿ナドニ罷合テ、墓々シカラネドモ射候ヒシテ、
今ハ絶テ然ル事モ不仕候ハネバ、此ノ様ノ当物ナドハ、今ハ箭ノ落ル所モ思エ不候
>鹿などの狩猟を行っていた若い頃と違って、今の自分は在京が長いため(都の武者だから)
>狩猟を行う機会がなく弓箭の技量が低下し、狐を正確に射る自信がない。
都で日頃行える馬上弓射は、馬場で行う制止的で単純な運動、流鏑馬や競馬などしかない。
つまり、京の都で騎射の訓練などは出来ないという事。