正式名称、極東国際軍事裁判(International Military Tribunal for the Far East)。 日本の戦前・戦中の指導者28名の被告を〈主要戦争犯罪人〉(A 級戦犯)として,彼らの戦争犯罪を審理した国際軍事裁判。 28名の被告中、公判中に死亡した松岡洋右,永野修身の2被告と精神異常と認定された大川周明は免訴となった。 なお,東京裁判の審判で欠落した日本軍の重大行為としては,関東軍防疫給水部(731部隊)などによる中国人捕虜など多人数へ のペスト菌,コレラ菌など細菌の感染実験と生体解剖,中国戦線での細菌戦の実施,さらには中国大陸各地での毒ガス作戦の 展開があり,近年,大きな問題となっている。 政治的配慮から天皇を不起訴にした事も裁判の公正性を失わせた。 東京裁判は、当時国際法が未熟だった為、問題点も指摘されるが、国際司法裁判の歴史の始まりとして評価できる。 日本自体がサンフランシスコ講和条約に署名・批准することで、東京裁判を受諾している為、判決の効力については認められている。 日本の愚かな保守右翼の東京裁判批判など、何処に行っても通用しない幼稚な自慰にすぎない(嘲笑)。