剣豪・剣術について語るスレ

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90YAP?
>>31

直心影流は、奥平孫次郎(公重だったかな?)別名、奥(ノ)山休賀斎の「神影流」あるいは
奥山流の系統だが、この流派からは、幕末に多くの名剣士が出たが、奥平が、上泉伊勢守から、
新陰流の正統二代目を継いだなどという電波を、飛ばしている。
大体「新陰流」は「陰流」からの分派であることは明白なのに、松本備前守のような「鹿島・香取」
の兵法を上泉伊勢守の前におき、陰流の愛洲移香・小七郎を伝系におかないなど、まあ、かなり問題
のある流派だ。

その上、崩し字の「松」が、後代にちゃんと読めなかったと見え、いつのまにか「杉」に化けて
「杉本備前守」を流祖とするという恥ずかしい「系譜」を称していた。
どちらにしろ、流派の相承の途中でかなり教養に欠けた連中がいたのだろう。

男谷信友(勝海舟の従兄)、島田虎之助、榊原健吉、山田次郎吉といった達人が子の流派から
出てきたことは確かだが。