1 :
四郎:
2 :
日本@名無史さん:2005/05/10(火) 15:18:41
資料1:米司法省特別調査部部長ローゼンバウム氏による
731部隊に関する問い合わせに対する回答書簡
(1998年12月17日付け)
「司法省が米陸軍に事実関係を問いただしたところ
以下のような回答がありました。1981年に米陸軍が
調査したところ、米陸軍は石井四郎陸軍軍医中将はじめ
関東軍防疫給水部(七三一部隊)に勤務していた
同中将の同僚、部下たち全員を、実験成果を記録した
データの提供と引き替えに恩赦していたことが記録文書で
判明しています。しかし陸軍の文書によれば、
戦犯訴追免除決定前から石井中将はじめ全員が
侵略戦争を計画遂行した(東条英機元帥以下)28人の
A級戦犯のカテゴリーには入っていなかったことも
明記されています。陸軍が石井中将らの戦犯訴追を
免除した理由としては、@同部隊の研究データを極秘に
することで、ソ連に入手させないためであり、A石井中将らは
極東軍事裁判で定められたいかなる基準に照らしても
戦争犯罪者であることを立証することはできないと判断した
ためだ、との記録文書も見つかっています。
なお参考までですが、米陸軍はその後、石井部隊の
実験データを検証した米医学研究者にデータの価値について
チェックさせ、コメントを求めたところ、『石井部隊の実験
調査データはそれほど価値があるものとは思えない』と
指摘していたとの文書があることもお伝えしておきます」
(日本の戦争責任とは何か:高濱賛:アスキー社
ISBN4-7561-3716-4)
3 :
日本@名無史さん:2005/05/10(火) 15:19:21
資料2:米軍捕虜に対する人体実験に関する公聴会
1986年9月17日、アメリカ連邦議会の下院で
一つの公聴会が開催された。公聴会は元アメリカ兵の、
中国奉天(現在の瀋陽)の旧日本軍捕虜収容所で
七三一部隊によって人体実験された、という主張に
ついて調査するためのものだった。公聴会の議論は
七三一部隊が中国人に対して人体実験をしていたことは
疑いがないと言うことを前提としていた。
(中略)さて、七三一部隊の実験ノートなど詳細を
記録した文書を戦後アメリカは押収したはずだが、
そこにアメリカ兵に対する実験の模様が書かれていないか
ということがこの公聴会で議員によって質問された。
この質問に対して博士号を持つアメリカ陸軍の
文書管理官J・ハッチャーは、それらは1950年代後半から
60年代初めに日本に返した、と答えた。
(中略)この兵士の申し立てであるが、筆者自身は、
七三一部隊がアメリカ人捕虜を人体実験したかどうかに
ついて懐疑的だ。確かに1943年初めには、陸軍技師の
湊正男が奉天の捕虜収容所で連合軍兵士の血液を採り
彼らの抗体を調べ、どんな病気に対して免疫を持っているか
という研究をしたことはある。これも人体実験と言うなら
ともかく、これ以外にはその捕虜収容所で七三一部隊の
研究者が研究を行ったことはない、と考えられる。
(中略)公聴会の結論は次のようなものだった。すなわち
七三一部隊での人体実験は確かにあった。しかし、
元アメリカ兵の主張は理解できるが、アメリカ兵に対する
人体実験は立証されていない。いずれ証拠が
集まった段階で再度検討しよう、というものだった。
(七三一部隊:常石敬一:講談社:ISBN4-06-149265-9)
4 :
日本@名無史さん:2005/05/10(火) 15:20:25
資料3:ハバロフスク裁判判決準備書面における
元731部隊隊員の証言
第七三一部隊の本部に各々(おのおの)独房に
ロシア人、朝鮮人、満人を収容せる地下室ありき。
之等(これら)のものは間諜(かんちょう)容疑者にして
彼等を利用し種々な実験が行われたり。すなわち
第七三一部隊に発見せる新細菌が試験され、
被収容者を電流にて凍結させ、後(のち)復活さす実験、
および心臓交換の実験が行われたり。尚之等(これら)
の人は人体に対する低温の影響を研究するために
利用せられたり。…(以下略)
(七三一部隊:常石敬一:講談社:ISBN4-06-149265-9)
↑著者の常石は普段は七三一部隊の責任を追及する
立場にいるが、この判決準備書面を読み、思わず
人を凍結して復活させる実験や、心臓を交換する
実験などは、どうしても荒唐無稽としか言いようがない
と感想を漏らしている。
上記の証言は結局、証拠として採用されなかったが
ソ連のハバロフスク裁判資料の元隊員の証言が
すでに撫順戦犯管理所の証言と大差ない異常な
内容であることがわかる。
5 :
日本@名無史さん:2005/05/10(火) 15:21:49
資料4:ハバロフスク裁判
アメリカに七三一部隊の研究「成果」や細菌戦の情報を
独占されたソ連は、独自に1949年12月、ハバロフスクで
細菌兵器の準備と使用に関わった12名を裁判にかけた。
(中略)判決の結果は山田乙三などの禁固刑25年から
2年まで異なる刑が課せられ、12名全員がモスクワ北東
200キロのイワノボ収容所に送られたが、死去した2名を
除いて10名が1956年12月までには全員帰国している。
(中略)公判記録は翌1950年に日本語版、中国語版、
英語版などでも出版されたが、当時はアメリカの
対日理事会などが、この裁判を日本人のソ連抑留問題
から目を逸らすためのフレーム・アップであるとの声明を
出したりしたため、あまり日本では影響を与えなかった。
(戦争と疫病:松村高夫ほか:本の友社:ISBN4-89439-073-6)
6 :
日本@名無史さん:2005/05/10(火) 15:22:46
↑七三一部隊の実験データをアメリカに独占されたソ連は
抑留中の元七三一部隊隊員12名をいきなり軍事裁判に
かけた上で、これを有罪とし、収容所送りにした。
これは実験データを独占したアメリカに対する対抗措置で
あるとともに、国際的非難のあったソ連の捕虜抑留問題
から各国の目を逸らせる目的があったと考えられている。
このハバロフスク裁判は裁判官、検察官、弁護人、証人、
そして傍聴者までもがソ連人というかなり異常なもので
あったため、この裁判の『公判書類』は極めて信頼性が
乏しいというのが現在までの一般的評価のようである
(ただし一部の人達を除く)。
また中国の「人民日報」はこれを受け、1950年1,2月
には反日キャンペーンを繰り広げ、1940年代初めの
満州でのペスト流行は日本軍が飛行機でペスト菌を
蒔いたためと報道した。(ちなみに満州では七三一部隊が
出来るかなり以前の1910年から1930年までの間に
ペストに罹って死亡した人間がわかっているだけでも
5万人以上いることが明らかになっている)
↑アメリカが犯罪性なしの報告を出しているので結論は「なし」。
7 :
日本@名無史さん:2005/05/10(火) 15:40:21
9 :
日本@名無史さん:2005/05/10(火) 22:09:08
昔、森村誠一の本読んだなぁ。
10 :
日本@名無史さん:2005/05/11(水) 01:50:36
安部英もここにいたんでしょ
11 :
日本@名無史さん:2005/05/11(水) 10:08:34
安部は違うようだよ。
中国も何もなかった南京なんかで大騒ぎしないで、こっちを大々的にやればいいのにな。
リアルすぎてやりづらいのか?
はたまたアメ公、ろすけから文句出るからやらんのか?
中国もネタもらってその後いろいろ応用したんで触れたくないのかもしれん。
12 :
日本@名無史さん:2005/05/11(水) 10:51:21
ろすけハ「シベリア」で「同様なアカツキに祈る」事件を惹起
したのに、何で問題にせん?
>>11 日本が靖国で屈服しなかったら、つぎはこれで来るんじゃないかね。
>>6 それは石井が部隊での人体実験のデータと引き替えに
免責を要求して認められたからだよ。
アメリカの裁判や調査が全て正しいという理屈なら
東京裁判とか全て肯定しなくてはいけなくなる。
>>6 都合の良い時だけアメリカの調査や発表を肯定するのはどうかと?
そもそも「犯罪性なし」を仮に肯定するとしても、あくまでアメリカの理屈だし、
自分たちは散々、虐殺しときながら、
米兵一人が殺されたと言っては十人近い日本人を絞首刑にするような国だし。
中国人や朝鮮人、ロシア人が実験にされても知った事でもないんだろう。
16 :
日本@名無史さん:2005/05/11(水) 17:34:07
1999年9月22日、東京地方裁判所で、一つの判決が下った。
「満州国に731部隊のための研究所が建設され
細菌兵器の大量生産、実戦での使用を目的とし
そのためマルタと称する捕虜に対する人体実験も行われた。
731部隊の存在と人体実験等は、疑う余地がない……。」
戦後、長きに渡り国がその存在を認めていなかった731部隊を
日本の裁判所が公式に認めた瞬間であった。
17 :
日本@名無史さん:2005/05/11(水) 17:37:45
731部隊。
今なお謎に包まれているものの、その実態は徐々に研究者、被害者など
によって明らかにされつつある。
日中戦争の最中、中国東北部ハルピンから南へ20キロ、平房という
凍てついた地に置かれていた極秘の部隊…。」
部隊には、日本医学界のエリート達が集められ
3000人とも6000人とも言われる、マルタと呼ばれる捕虜を
使って、細菌兵器や毒ガスの効果を試す人体実験や、生体解剖が行われていたという。
そして終戦を機に、731部隊は歴史の表舞台から姿を消したように見えた。
しかしながら、一体この部隊は、どのようにしてこの世に生まれたのか?
その謎を紐解いていくと、ひとりの医学者であり、軍人であった男の姿が見えてくる。
731部隊隊長、陸軍軍医中将、石井四郎…。
18 :
日本@名無史さん:2005/05/11(水) 17:38:19
最高裁まで行けばひっくり返るよ。
そして最高裁で下された判断が国としての正式見解になる。
19 :
日本@名無史さん:2005/05/11(水) 19:33:26
人体実験なんて、どこの国の軍隊でもやってたことやんけ。
20 :
日本@名無史さん:2005/05/11(水) 19:51:11
関東軍防疫給水部(通称 731部隊)の活動に付いて。
日本軍の最初の細菌戦とは「退却するロシア軍がばらまいたチフス菌、赤痢菌、コレラ菌汚染の対策」であり、防衛専門であった。
満洲は今でも生水など飲めない不衛生な土地である。731部隊は伝染病対策、水対策のために存在した。
共産ゲリラによる細菌攻撃という事態にも備える必要がある。不慮の事態に対応できるのは軍隊だけである。
しかも731部隊は極秘だったと暗黒ぶりを非難されるが、軍隊はどんな点でもマル秘が当たり前である。
満洲建国後も頻繁にペストは発生し、各地で多くの死者を出していた。昭和15年には新京ですらペストが発生、
その防疫活動の指揮を取り、首都をパニックから救ったのは石井であった。
そもそも、放っておいても支那ではペストやチフスが自然に発生していたのだ。
あやしい調査団・満洲どよよん紀行・9
ttp://www.asahi-net.or.jp/~ku3n-kym/doyoyon/doyoyo9.html
朝鮮戦争でアメリカは細菌戦を行った!
〜米軍細菌戦現地調査報告〜 明かにする会事務局長・森 正孝
国際NGO調査団(国際民主法律家協会・国際科学委員会)が、現地調査を行い、
「北朝鮮と中国で発生している伝染病の原因は米軍による細菌戦である」と結論
(1)中国東北・丹東の被害状況
@「中国東北では、72回の細菌弾、10余種類の細菌が投下された」 …中国の被害概況
A「米軍機から白い容器が落とされ、雪の上に無数のハエ、クモが散乱していた」
(2)共和国(北朝鮮)の被害状況
@おぴただしい米国戦争犯罪の一部としての細菌戦
A「2カ月間に804名の細菌弾を投下」…共和国(北朝鮮)の被害概況
B「石井四郎元731部隊長らが南朝鮮で米軍細菌戦を指揮した」
ttp://www1.ocn.ne.jp/~sinryaku/beigunsaikinsenzittai.htm
↑ ・・・は捏造でした。
朝鮮戦争で北朝鮮・中共は、米軍がコレラやペストなどの細菌に感染したハエ、ノミ、ダニを北朝鮮上空から多量に投下した、
と非難した。当然、米軍は全面的に否定、この問題の真相は謎となっていた。
しかし、平成10年になりロシアで、ソ連時代の秘密文書が公開され、中共・北朝鮮のでっち上げだったことが判明した。
言い出しっぺは中共で、北朝鮮が追従、ソ連にも米軍を非難するよう求めた。
しかし、捏造のため北朝鮮で死刑囚に細菌を使用したことを知り、ソ連は中共と北鮮に止めるよう勧告していた。
捏造に協力したソ連の要人もいたがソ連共産党から除名された。
あやしい調査団・満洲どよよん紀行・9
ttp://www.asahi-net.or.jp/~ku3n-kym/doyoyon/doyoyo9.html
23 :
日本@名無史さん:2005/05/11(水) 20:01:26
ABC兵器とは言っても、
A(核)とC(毒ガス)はともかく、
B(病原菌)はどう考えても実用性がない
もはや小説だけに出てくる代物なんだよね。
なんせ使用者がコントロールできないんだからさ。
ペスト菌やコレラ菌をバラまいても
自分たちにハネかえってくる可能性大。
でも、昔は実用性があるとして研究されてたんでしょ。
しかも、それが医学の発展に役立った。
何だか西洋の錬金術が科学の発展に貢献したという話しに似てる。
25 :
医療従事者:2005/05/13(金) 10:32:14
戦争が近代医学の発展に大きく寄与したというのは、まぎれもない事実です。
現在の救急医療体制は、野戦病院がモデルになっています。精神医学なんか関係ないと思われるでしょうが
閉鎖的病院治療から、地域での開放的処遇をメインにする近年の流れは、戦場における戦争神経症治療の経験が大きいのです。
もちろん、それらは戦争という極限状態の中で、少しでも生命を救おうという使命感から行われたことです。
特殊状況を利用して、自分の残虐趣味を満足させた連中の「研究」などが、医学やひいては科学一般の中で
何らかの役割を果たす事などなかったし、これからもないだろうと私は確信しています。
バカバカしい。
オカルト板行け。
27 :
日本@名無史さん: