先祖探しのテクニック、エピソードを語るス

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382先祖マニア
>>380
苗字に関しては私も持っていたと思います
(ただ公称できなかっただけ)
私の先祖の話を例に実証してみましょう。
・ 私の高祖父(姓、仮名は「山田」)は江戸の末期(嘉永1848〜1853)にA村からB村へ移動した。
・ 現在もA村に高祖父の出生家があり、苗字は「山田」
・ A村(生家)とB村は30キロ離れている
以上まで調査で判明したこと

江戸時代に苗字がなかった場合、
・ 苗字を持ってなかったので、明治時代に適当に「山田」と名乗った。
ことになります。しかし、現在もA村に高祖父の出生家があり、苗字は「山田」
…これと矛盾してきます。
となれば、明治になって両家が示し合わせて「山田を名乗ろう」となっていれば、解決します。
しかし、分家で隣に住んでいるならいざ知らず、車も無い時代に30キロも離れた両家が示し合わせるでしょうか。
武士のように家督や家名を重んずるのであればその手間も理解できますが(まあ武士には苗字がありますが)、
単なる農民が、しかも跡継ぎでない家とわざわざ連絡を取る必要性は乏しいでしょう。
 
さらに、「曾祖父は高祖父の実家が分からなかった」と聞いています。要するに自分の父親の実家が分からないということです。
という事は両家の関係は希薄で、示し合わせる可能性は低いと想像できます。
江戸時代に苗字が存在していないなら、偶然両家が「山田」と名乗る確率はかなり低いと考えます。
このことから、昔から苗字はもっており、ただ公称できなかったのを明治になって公称したと推測します。

もう一例は
これも曾祖母の実家とかですが
苗字は鈴木ですがその本家は佐藤です、
何で、苗字が違うのだろうと長年疑問に思っていましたが
この家の場所の小字が鈴木でした(旧土地台帳で判明)

ですから明治になった時に地名である鈴木にしたのでしょう
(名前は仮名)