【かいせつ】
◆人気女優・小林千登勢さんの実体験を描いた、同名の児童文学(金の星社刊)をもとに作られました。
◆物語は、1940年から46年まで、朝鮮半島を舞台に、主人公チコの目を通して、植民地時代から敗戦、
そして進駐軍監視下の生活から日本への引揚げの体験を綴ったものです。
◆この映画は、朝鮮半島での『戦争』を、明るく元気な少女チコの目に映った疑問や悲しみとして描くことで、
植民地支配の矛盾と、海外での戦争体験を 訴えかける作品です。
◆協同組合全国映画センターが第一回作品としてテレビ東京と共同で製作にあたり、監督は、「はだしのゲン2」
「カッパの三平」のベテラン・平田敏夫。また挿入歌の「夜空で星が生まれるように」を、子どものためのアルバムを
製作するなど意欲的な活動を続ける益田宏美(旧姓・岩崎)が歌っています。
【ものがたり】
1940年、朝鮮の北、新義州。主人公チコは5才。お父さん、優しいお母さん、お世話をしてれる朝鮮人の
お花ちゃん。そして妹のミコ。チコはあたたかい愛に包まれ、すくすくと育っていました。
やがて、主人公の入学式を前に、ランドセルを買ってもらうことになりました。真っ赤なランドセルで学校に
行くのを楽しみにしていたのに、包みから出てきたのは国防色のランドセル……。
「今、日本は戦争をしているんだ、ぜいたくはいけない……。」
泣きじゃくるチコに優しく言い聞かせるお父さん。初めてチコの周りで起きた“戦争”でした。
それから、父の出征、妹ミコの死、家を離れていくお花ちゃん。
日増しに激しくなる戦争と、日本の朝鮮支配の暗い影。
やがて、1945年、戦争は日本の敗戦で終わりました。
そして、チコ一家は朝鮮から日本への引揚げの逃避行が始まります……。
119 名前:<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん[] 投稿日:2007/01/19(金) 03:09:56 ID:Zq2n6cOY
>>89 この作品だったかな、以前、テレビ東京でドラマになってたよ。
敗戦後、朝鮮人がロシア人を連れてきて、家族全員をレイプしちゃうシーンが
描かれていた、朝鮮人の少女は「ウリは朝鮮人だ」をいって見逃してもらっていた。
やるな、テレビ東京と思ったもんさ…。