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日本@名無史さん:
日本経済新聞 2007年1月6日 朝刊
日清食品 安藤百福氏死去
【評伝】
戦後、台湾出身者は日本か中華民国か、どちらかの国籍を選択しなければならなかった。
後に日本国籍を取得するものの、その時の安藤氏は中華民国を選んだ。
この選択によって、当時の日本人が持っていた戦時所得を再配分するための「財産税」の
対象からはずれ、新たな事業への足がかりを手にした。しかし、豊かな資産を使った氏の
事業は発足したばかりの国税庁の目にとまり、脱税容疑で収監されてしまう。氏は「いけにえ
にされた」と怒りを隠さなかった。 <以上、抜粋> (編集委員 野瀬泰申)