【白兵戦】警視庁抜刀隊を語るスレ【最強】

このエントリーをはてなブックマークに追加
498日本@名無史さん
>>371
それはもう食傷気味のリクツに聞こえるんですが。

「弓馬の道」と古来呼ばれていたというのは、
書簡、古文書、説話集などの類から規定されているわけなのでしょうが、
言葉というものは象徴的な意味を引き継ぐものですから、
それが現実の戦闘行為、戦場での有様を忠実に表現しているとはいえません。
戦法その他も時代によって大きく変化するわけですから。
例の鈴木説(軍忠状)もあれだけの資料であの人の著作にあるような断定は非常に危険だと思います。
(あれだけの資料は十分学問的価値がある、という別角度の反論がすぐに出るわけですがw)
抜刀隊など維新前後の武士達の戦い方、姿勢をみるとき、鈴木説は机上の一論としか思えません。

江戸期の合戦絵巻物は全時代を通じて刀剣の活躍を描いています。
どうして「刀が武士の魂」になり、弓は脇に追いやられていたのか。
飛び道具から戦いに入るのは日本に限らず何処の世界でも同様でしょうから、
鈴木説の一面性だけにこだわるのはどうかと。