「ああ・・・かっちゃん・・・勇さん・・・」「ほらほら、きっと君をこんな風に・・・」
伊東は今までの口論の恨みを晴すべく、貪るように歳三の肉の菊壺を突き回し、こねあげた。
「僕の物をこうして喜んで食わえ込みながら頭の中では近藤君としている。君は天性の・・・」
「あ・・・あ・・・」「淫獣だな」「ち、ちが・・・」「言いたまえ、近藤君が局長が好きだと」
「あうう・・・」「言えば楽になる、言ってしまえ、そうすると今夜は許してあげよう」
「好きだ勇さん、かっちゃん・・・」涙と言葉と同時に吐き出しながら、歳三は果てた。
「聞いたかね?藤堂君?」「な?」納戸だと思っていた扉が開いた。そこは隠し部屋
になっていた。そして顔を赤くして仁王立ちになっている藤堂平助や、にやにやしながら伊東と結合している処を
眺める伊東一派がいた。