【天皇制】昭和天皇の戦争責任【反対】

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492日本@名無史さん
>>491
天皇は、「閣議で決定した案は意に満ちても満たなくても裁可した。故に立憲君主
であった」といいます。
しかしそれにはからくりがありました。
政府は国会に提出する案を作ると先づ天皇に報告しました。大本営が作戦計画をた
てた場合も同じです。これを内奏といいます。

天皇は内奏の時、細部にわたって質問し、意見をいい、政府も大本営も天皇が納得
するまで案を練り直して、国会や大本営政府連絡会議に提出しました。
従って国会や大本営政府連絡会議で可決された案を天皇が裁可を拒否する筈はなか
ったのです。

天皇は「開戦は閣議の決定」といいますが、開戦は憲法に規定もない、大本営政府
連絡会の天皇が出席した御前会議で決定しているのです。
又、天皇は「戦争を起こした責任は内閣や軍や国民にあり、戦争を終わらせた功績
は自分にある」といい、自分が憲法に定められた政治的、軍事的絶対者であり、陸
海軍大元帥(最高司令官)として軍事作戦に関しては天皇の統帥権によって内閣に
も国会にも干渉を許さなかったことや、天皇が絶対権者ということを意識して行動
していたことは覆いかくしています。