歴史学博士らがあらゆる質問に即答するスレ11

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>>892
古来、武士の発生については平安時代の地方行政の弛緩にともない
新興地方領主が自衛の必要から武装化したとする見解が通説であった。
近年、発生当初の武士は、特殊軍事貴族・俘囚・狩猟民など殺生を業とする諸身分の複合体として登場し、
平安末期以降に地方領主と合体して所領経営者の性格をも備えるようになったとみる考え方が有力である。
『日本史広辞典』