「魏志倭人伝」等を読む(邪馬台国はどこですか12)

このエントリーをはてなブックマークに追加
33日本@名無史さん
>>32
なぜ、「卑弥呼」は「ヒミコ」とは読めないの?

少なくとも、「卑」「弥」の「ヒ」「ミ」への対応付けは他の例からも問題なく、
残るは、「呼」が、のちの大和時代には存在しないH系の音であるくらい?
34日本@名無史さん:03/10/03 06:17
逆に、奈良時代には存在しなかったH音のものを輸入するときは、
上海(シャンハイ)のハイをカイとしたように、日本語ではK音になってる。
また、同じく当時は、現在のH音(は行)はP音(ぱ行)発音だったのも事実。

その観点からは、卑弥呼の『pi-mi-ho』は、
日本語に取り入れる段階で、(当時存在しない)H音をK音でとらえ、
『ひみこ』(もちろん当時の発音は『ぴみこ』)で問題ないのだが、

落とし穴として、もともと日本で『ぴみこ』と呼んでいたのを、
なぜ漢字にて、『卑弥呼』と書いたかという逆を吟味するべき。

もちろん、どちらが先なのかは、わからないし、
あとから漢字の場合でも、それをどの国のものが当てたかで話が変わる。