「コムド(kumdo)とケンドー(kendo)についての多くの質問に対して」
ソ・ビョンユン(大韓剣道会 専務理事/8段)
http://members.tripod.co.jp/koreawatcher/docs/kumdowakendo.htm >今日、「サッカー」の宗主国がどこかと尋ねれば、もともと知らなかったり、
>知ってい>ても「スコットランド」だと知っている人より「ブラジル」と思う人々が多いでしょう。
>バレーボール, ゴルフ, 野球, レスリング, 卓球などの種目が、どの国のものなのかと
>熱を上げながら宗主国だけを突き詰めるならば、周囲では当然変に見るでしょう。
>剣道についても同じです。しかし、敢えて突き詰めてみるならば、日本文化の多くの部分が
>百済から流入して、刀もまた百済から日本に伝えられたと日本人自身が話しているので、
>剣法もまた当然そのようなルートを通じたと思います.
(略)
>ワールドカップを控えて韓日間の雰囲気造成のために去る年末に、
>日本王が「先祖の中の日本の桓武天皇(西暦781年-806年在位)の生母が、百済の武寧王の子孫」という話を
>慎重に表明したことを我々は記憶していますが、当時の強大だった百済から
>武寧王の子孫の女性を送る際に、単身で送ったのか、護衛武士を同行させて送ったのかを
>想像してみれば分かるでしょう。
>刀と武士が移動すれば当然、剣術も共に移動することになるのです.
(略)
>しかし、現代剣道に関する限り、日本でこれを体系化させて競技化させたということを>
>看過してはいけません。これは十分に認めなければなりません。ただ、この剣道を一層発展させ、
>また理論的な面や競技力の面で日本を凌駕する実力を備えて行くことが我々のすべきことだと思います。
>それが「真の宗主国の地位」を「取り戻す」ことだと思います。