日本はアジアに謝罪するべきか?

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161日本@名無史さん
中国を見習えばいいんだよ。

2002/09/01の産経新聞より

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■韓国、中国の歴史責任追及を放棄
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92年国交正常化交渉 中国外交専門誌に内幕
韓国、「台湾問題」でも譲歩

 【北京31日=山本秀也】朝鮮半島情勢に重大な転機をもたらした一九九二年の中国と
韓国の国交正常化で、朝鮮戦争(五〇−五三年)参戦をめぐる中国の歴史責任追及を
韓国側が交渉過程で放棄していたことが、このほど明らかになった。韓国側は交渉の
冒頭から関係正常化の「早期実現」を求めるなど、台湾問題の処理を含め交渉は終始
中国が主導権を握る形となっていたことも判明した。

 中国政府の交渉副代表を務めた外交官、張瑞傑氏が、外交専門誌「世界知識」の
最新号で交渉の内幕として発表した。正常化交渉は九二年春の中韓外相による秘密合意
を受け、同年五月から事務レベルで始まった。

 北京で行われた第一回交渉(五月中旬)で、のちに中国駐在大使を務めた韓国の権丙鉉
副代表は「私は道路清掃人。国交への道が円滑に行くよう障害を取り除こう」と述べる
など、冒頭から早期正常化を求めて中国側を驚かせた。

 当時、韓国がアジアで唯一外交承認していた台湾問題の処理は、半月後に北京で再開
された第二回交渉の焦点となった。韓国側は当初、「韓台関係の特殊性」を理由に
緩やかな扱いを中国側に求めた。最終的には中国の原則を認める形で「一つの中国」
「台湾は中国の一部」とする中国側の立場を韓国が「尊重する」とした共同声明の枠組み
が固まった。
162日本@名無史さん:03/10/17 22:17
161より続き

 権氏ら韓国代表団は二度にわたる北京での会談中、台湾側に情報がもれることを極端
に恐れ、宿舎の釣魚台迎賓館から一歩も外出しなかった。台湾問題がヤマを越した二度目
の交渉終了後になって、権氏らは高級中国酒「マオタイ酒」を取り寄せて痛飲したという。

 最終交渉となった三度目は、ソウルで六月下旬に行われた。ここで韓国側は、台湾問題
の再協議のほか、すでに「提起しない」としていた朝鮮戦争問題▽北朝鮮との基本的な
枠組み文書である中朝友好協力相互援助条約−に言及をはかったが、中国側への巻き返し
には至らなかった。

 中国が義勇軍として朝鮮戦争に戦略規模で派兵した問題は、韓国国内では「侵略行為」
として歴史責任が取りざたされていた。しかし、八月下旬に中韓外相間で調印された
国交樹立の共同声明では、この問題に一言も触れられず、結局はうやむやに終わった。

 一方、台湾との関係処理では、韓国側は九二年になってからも二度にわたり盧泰愚
大統領(当時)の特使を台北に送り「関係維持」を確認。断交直前に予定されていた
韓台閣僚協議も単なる「延期」と説明するなど、徹底して台湾側をあざむいていた。

 当時、台湾の外交部長(外相)を務めた銭復氏は、九六年五月の部長離任会見で韓国を
「うそつき」と非難するなど、断交処理のまずさは、今日まで尾を引き、台湾での対韓感情

の悪化につながる結果となった。

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