1 :
日本@名無史さん:
なんだかんだいっても負けたのがくやしいからか、
日本勝利ないしよりましな結果の現実性を考察する対米戦モノは
書物でも多いけど、勝ってしまった戦について語られることは
少ないようです。
戦闘ないし戦後をふくめて敗北日露戦ifを語ろう。
ぼるじょあ姉妹がムーンウォークで2ゲットォー!!
 ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄
∋oノハヽo∈∋oノハヽo∈
( ・3メ) ( ・3・)
⊂ ⊂ヽ / つ つ
/⌒_)〜(_⌒ヽ
;;⌒´)≡≡≡し´ヽ( .)ノ `J≡≡≡(´⌒;;
;;⌒´)⌒´) (´⌒(´⌒;;
スササーーーーッ スサーーーーッ
3 :
日本@名無史さん:03/03/16 18:48
歴史上の勝ちパターン以外の全ての可能性が、日本の
敗戦に繋がるおそれがあるものだという気もするんだけど。
冷静に考えるとそれもどことなく怖い。
もし秋山家が大富豪の家系だったらどうなってたのかとか、
山本権兵衛が相撲に弟子入りしてしまっていたらどうなってたか
とか、アメの実力がイギリス傘下の小国程度に過ぎなかったらどう
だっただろうかとか、ロシアの情勢が安定していたらどうだった
だろうかとか。結構怖いもんがある。日本がロシアに勝つために
歴史が動いていたとしか思えないようなものも感じたり。
まあ、勝つときってのはそんなもんなのかな。
太平洋戦争には無い怖さってのが日露戦争にはあるような。
仮にロシアが勝ったとして、朝鮮半島や北海道に報復攻撃する
力はあったのかな?
5 :
日本@名無史さん:03/03/16 18:55
恐らくないのではないかと。今頃は下手すれば旧東側の一つの
国として冷戦後の再興図ってた頃かもなーとも思われ。
6 :
日本@名無史さん:03/03/16 19:05
秋山がいなくても勝っただろうけど、権兵衛がいないと海軍は困るなあ
陸軍は、メッケルじゃなくてゴルツだったらどうなったかな?
7 :
日本@名無史さん:03/03/16 19:21
ハルピンまで引上げたクロパトキン将軍は、
これで終わりにするつもりも無かった。
奉天で止った日本軍に補給物資と装備を届けるために、
更に外債を追加発行しようとする日本政府。
ロシアの戦争継続意思と日本の最終的な大陸撤退を読み取り、
冷厳に日本の足元を見て発行利率を引上げる英米銀行団。
高橋是清は交渉で倒れそうになりながらも、
不利な条件での債権発行を本国に打診する。
児玉源太郎は必死で弾だ飯だ兵隊だと本国に要求する。
しかし日本の国庫は火の車で、ハルピンに居座るロシア軍が、
装備を整えるまでに包囲撃滅するだけの余力は無かった。
8 :
日本@名無史さん:03/03/16 19:30
半年後、ロシア軍は満を持して攻勢に出る。
奉天に立てこもる日本軍。
必死で英米から駆り集めた借款でも、
日本の兵員と装備を賄うには不十分だった。
孤立状態が明らかになるに連れて日本軍は旅順に撤退する。
制海権を握っている日本軍は港湾都市に集中的に兵を配備し、
ロシア軍と戦わざるをえなくなった。
かって乃木希典が攻撃した要塞を今はロシア軍が遠巻きにしている。
陸軍の砲弾もそうだが、なかんずく海軍の艦砲も弾が無い。
包囲される事数ヶ月。日本軍は旅順を捨てて海路日本に帰還していった。
この間、朝鮮はロシア側に座を占め、国内の親日派は再び追われ、
もはや釜山まで進出したロシア軍を牽制するために、
日本の防衛線は対馬に移って行った。
9 :
日本@名無史さん:03/03/16 19:40
幾ら制海権を握っても砲弾が無ければ港湾も制圧できない。
釜山から対馬までは漁船でも普通に往来が可能であった。
対馬を死守するために旅順から一転して国内に配備される日本軍。
もはや兵隊の踵を大陸から離した日本と、
未だかって歩を占めた事の無い朝鮮半島に進出したロシアと、
どちらが勝者であるかは明らかであった。
もはや英米銀行団は日本の債券を引き受けない。
おりしもアメリカで事態の打開を図っていた小村寿太郎から連絡が入る。
イギリスはロシアの蒙古満州と朝鮮における権益を認める代わりに、
北京以南の清国領土に対してイギリスの優先権を認める事で、
手を打ったと言うのである。
10 :
日本@名無史さん:03/03/16 19:49
日英同盟はどうなったのかと叫ぶ元老。
林薫はうな垂れながらこういうだけだった。
「日英同盟ではイギリスの行為を咎められません。」
事実、イギリスはロシアに対して日露戦争後の交渉をしているだけであって、
第三国の参戦が無ければイギリスの参戦義務も無い日英同盟などは、
この時点に於いては何の意味も無くなっていたのである。
重苦しい空気が広島の御前会議を流れて行った。
もはや講和しかない。引分けも何も言っていられない。
アメリカもイギリスも足元を見て異常な高利率となった債権を、
日本の崩壊によって手放すつもりはなかった。
しかしながらロシアは強硬に日本に対して補償を求めてくる。
沈められた軍艦の補償として日本がイギリスに発注していた艦を要求、
賠償金についてもしかるべき額を要求してくる。
11 :
日本@名無史さん:03/03/16 19:55
居丈高な要求を仕掛けてくるロシアの背後には英米の陰。
日本が潰れない程度にロシアを満足させ、
北京以南のイギリス権益と満州朝鮮への英米企業の参入を図る意図は明らかだった。
彼らは日本の犠牲で自分達の権益を守ろうとしているのか。
怒りの余り日本は負けたのだから英米からの借金は払えない、
棒引きにしろと叫んだ小村に、
ルーズヴェルトは会議場に飾られた一枚の絵を指差した。
軍艦。この軍艦が債権の担保を確保しに太平洋を渡る。
椅子に崩れ落ちる小村の耳に、
日本の頭ごなしに交渉する英米露の談笑が乾いた響きとなって木霊した。
12 :
日本@名無史さん:03/03/27 23:19
>>11 >日本の頭ごなしに交渉する英米露の談笑が乾いた響きとなって木霊した。
ここ読んで改めて勝手良かったと思いますた。
国家間の借金は怖いな。
今の国債として国民から借金する方法は本当にいい方法だよな。
13 :
日本@名無史さん:03/03/27 23:24
ロシアも、ワルシャワ軍管区の弾薬まで底を突いていたそうだ。
もし講和できなければ、ベルリンからモスクワまで吹き抜けになるところ。
14 :
日本@名無史さん:03/03/27 23:26
佐藤大輔のレッドサンブラッククロスが日露戦争敗北後のシミュレーション小説だよ。
乃木が無謀な突撃を敢行した結果、奉天会戦が日本側の大敗北に終わったという想定だったかな。なんかリアリティがある。
結果として日本の大陸進出が阻止され、日英同盟が堅持された世界。
銃剣突撃や精神主義が日本陸軍のトラウマとなり、機械化が進んでいるという都合の良い設定(藁
この小説では日本海海戦では勝利しているという設定だけど、こちらでも大敗してロシア帝国軍が日本海から上陸してくるという設定の小説は知らない。読んで見たいね。
15 :
日本@名無史さん:03/03/27 23:28
確かロシアは、革命関係の方が忙しくなってきたから、
日本から金貰ってワザと負けたんじゃなかったっけ?
16 :
日本@名無史さん:03/03/28 12:38
韓国ともども、ロシア領になっていただろうね。
ソ連時代には「ヤポーニャ自治共和国」。アメリカ向け核ミサイルも配備されただろう。
ソ連崩壊でやっとのことで独立できるだろうが、それまでにはロシア人との混血もすすみ、幸不幸はさておき、
日本の文化、伝統は、すっかり失われているだろう。
17 :
日本@名無史さん:03/03/28 18:14
がくがくぶるぶるしてきた
18 :
日本@名無史さん:03/03/28 18:34
アメリカの仲裁がない場合の日本の勝利条件は何だったんだろう?
連合艦隊が地球を半周してペテルブルクに艦砲射撃をかませば、さすがに降伏してくれたのか?
19 :
日本@名無史さん:03/03/28 18:48
>>18 上陸部隊の裏付けの無い艦砲射撃などいくらやってもいやがらせ程度にしかならないと思われ。
それに主要港湾にはそれなりの砲も備えているだろうし、戦艦は陸上砲台と交戦してはならない
と言うのが鉄則。
純軍事的には日本がロシアを屈服させることはかなり難しいだろうね。
>>14 RSBCは洩れも大好きだよ。続きが出てほしいね。
>>この小説では日本海海戦では勝利しているという設定だけど、こちらでも大敗して
矢矧零士・秋月達郎『日本独立戦争』
病弱な東郷に代わり連合艦隊司令長官となった日高がバルチック艦隊は
津軽海峡を通過すると予想して兵力を分散してしまい、対馬海峡に残った
第三艦隊は壊滅。急遽反転した艦隊主力は敵前で丁字を描こうとするが、
回頭点で減速したところに集中砲火を浴びて次々と炎上していく。
補給を絶たれた満州軍は絶望的な抵抗の末に壊走し、朝鮮半島を南下した
ロシア軍は1906年初頭、博多に上陸し日本政府に無条件降伏を要求する。
大日本帝国はロシア帝国日本州となり(皇室は一応存続を許された)東京は
ボストノモスクワ、大阪はクロパティエフ、横須賀はロジェストウェンスキエフ
などと改名される。ロシアでは革命運動も史実ほどの盛り上がりを見せず、
1940年代になってもニコライ二世の治世が続いていた。アナポリスに留学し、
米海軍に入って空母機動部隊の司令官になった高野五十六は、大統領の
暗黙の了解のもとで艦隊ごと脱走し、祖国復興のための戦いに乗り出した。
ロンドンの亡命日本政府に属する野村・吉田、アメリカで飛行機製造会社を
起こした中島知久平、航空サーカス団を率いる源田・淵田、ロシア極東艦隊
で雌伏していた西村、東南アジアや満州の各地で海賊・山賊・馬賊などの
頭領になった小沢・山下・今村・石原らも次々と立ち上がる…
あと、ロシアに亡命した西郷隆盛が旅順防衛戦を指揮し、乃木の第三軍を
撃退する光瀬龍『所は何処、水師営』なんてのもある。
21 :
日本@名無史さん:03/03/29 23:09
>>20 うーむ、あらすじ読んだだけで大笑いできる。素晴らしい。
22 :
日本@名無史さん:03/03/30 00:03
>>11 >>日本の頭ごなしに交渉する
揚げ足をとるようで悪いが、「頭ごなし」じゃなくて「頭越し」な。
そうでないと全然別の意味になってしまうぞ。
今は時期的にも春厨がたくさん来てるわけで、彼らが誤った日本語を
覚えてしまうことのないよう、配慮をお願いする。
>>20 >横須賀はロジェストウェンスキエフ
ワラタ。
ありがとう。探して見る。
24 :
日本@名無史さん:03/04/17 22:33
>>20 >東京はボストノモスクワ、大阪はクロパティエフ、横須賀はロジェストウェンスキエフ
ボストノモスクワはバストノマスクバだとすれば、「東のモスクワ」か
クロパティエフやロジェストウェンスキエフはどういう意味?
>>16 「ヤポーニヤ」じゃなくて「イポーニヤ」?
>>24 「クロパトキン」と「ロジェストウェンスキー」でしょう。
26 :
日本@名無史さん:03/04/18 21:44
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
28 :
日本@名無史さん:03/05/08 20:24
_、_
( ,_ノ` ) n
 ̄ \ ( E) グッジョブ!!
フ /ヽ ヽ_//
29 :
日本@名無史さん:03/05/08 20:45
>この小説では日本海海戦では勝利しているという設定だけど、こちらでも大敗して
>ロシア帝国軍が日本海から上陸してくるという設定の小説は知らない。
>読んで見たいね。
大陸での戦闘とは逆に海戦では逆に日本側が負ける要素を考えるのが難しいよね(結果を知ってる向きから見れば)
そんな事言ったら、明治維新がなかったら
この勝利は、なかったんじゃないかな。
坂の上の雲でも、日露戦争で勝利するために明治維新とその後の30年があったんだって言ってるし。
31 :
日本@名無史さん:03/05/08 20:50
だから何だよ。
32 :
日本@名無史さん:03/05/08 20:56
小栗上野介がいたから勝利できたんだよ。
33 :
日本@名無史さん:03/05/15 16:13
石原莞爾とはどんな軍人だったのかを解く手がかりとして、まずは彼が考え
ていた戦略を、自身の言葉で紹介することにしましょう。
「日本が日露戦争にあたり、戦争指導計画を深く考慮することなく、モルト
ケの戦略思想を鵜呑みにして強国ロシアに対し決戦を求めたが、これは極め
て危険な作戦指導であった。これに勝ったのは全く天佑で、日本がもしもこ
の戦争の本質を会戦前につきとめていたら、あるいはあのように戦争に踏み
切る勇気が出なかったかもしれない。」
石原は日露戦争を「負けたほうがよかった」ととらえており、その勝利は
「運がよかったからに過ぎない」と酷評しています。
http://www51.tok2.com/home/okigunnji/ishiharakanji.htm
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
日本海海戦で負けると、制海権がないので、満州の日本陸軍は食料、弾薬
が尽きて全滅。日本本土はロシアの戦艦の砲撃で都市は炎上。
貿易がとまり国民は餓死。降伏すると日本人は不毛の中央アジアに開拓移民。
(実質餓死 全滅)日本にはロシア人が住むことになる。
日本は消滅しただろう。これが世界の現実だ。
妄想ヲタ逝ってよし。
38 :
日本@名無史さん:03/07/12 22:16
ていうか、仮定の最後を「これが世界の現実だ」で結ぶなよ。
書いてるうちに自分に酔っちゃうタイプというのはあるが、
たった五行でこの泥酔ぶりはどういうものか。
39 :
日本@名無史さん:03/07/13 18:29
日清戦争敗北の可能性‥‥それはないか
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
42 :
日本@名無史さん:03/07/17 23:49
さるべage
(^^)
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
>>39 清国北洋艦隊もけっこういい武装を持っていたから、西太后が全力で
日本を潰すことを決意したなら、うまくいったら朝鮮の権益防衛くらいは出来たかも?
……いや、無理か。
46 :
日本@名無史さん:03/09/18 03:23
あげ
47 :
日本@名無史さん:03/09/18 16:29
>>38 >>36は極東板の住人じゃないか?
向こうにはいつもageて書き込む「名無し」ってHNの常連がいるけど。
書き込みの内容もそれっぽいし。
49 :
日本@名無史さん:03/09/21 01:32
ロシアが勝っていたら。 WW2の敗戦国が露、独、伊になってたと考えるのは チト無理があるか。
日露戦争の真の勝戦国はチョウセンコク ニダ
51 :
日本@名無史さん:03/09/21 01:47
>>50 確かにその通りだ。その点で金玉均は神だな。
日清で日本が勝つ&露西亜南下でこれを討つってのは当時なかなかできない予想だ。
まぐれ勝ちなんで負けてってもおかしうなかった
53 :
日本@名無史さん:03/10/22 22:22
大陸で負けても日本海海戦で勝ってる限り、独立は保てるな。
そもそも日清戦争で朝鮮なんかとったから、ロシアと対決する
羽目になった。初めから日本列島に引きこもって海軍力の増強に
努めてれば良かったのにな。膨大な金と命を無駄にしたよ。
バルチック艦隊に大航海させて戦わせているロシアは馬鹿。
まあ、日本勝利は運もある。
東郷だって、勘に近い予想が当たったからよかったものをもし外れていたら、
負けていたっぽい。
革命もあったし。
55 :
日本@名無史さん:03/10/23 15:13
>>45 「もしも西大后が庭園ヲタではなく軍艦ヲタだったら?」という想定では如何?
史実では庭園につぎ込んだ金で、鎮遠級をあと4隻北洋艦隊に配属できていたらど
うなっていたことやら。
とは言え、相変わらず時代遅れの単横陣を重用していたら優速の日本艦隊に大打撃
を与えられていただろうか。
>>8-11 うーん読ませますねえ。勝って良かったです。
ところで、ロシア軍攻勢という情況になった時の事ですが。
別に遼東半島の爪先、旅順にまで行かなくてもいいのでは?と思いました。
半島の付け根、金州−南山辺りで防御線を張るという想定はいかがでしょうか。
兵站の要地である大連港を死守する為、ということで。
まあ、攻囲範囲が旅順だけか遼東半島全体となるかの違いだけで、全体の
流れはあんまり変わらなそうですけども。
57 :
日本@名無史さん:03/10/23 17:18
つうか、日露戦争で日本が勝ったと思ってるのは、日本だけ。
客観的には、単にロシアが戦争に飽きたんで、やめてあげただけ。
58 :
日本@名無史さん:03/10/23 17:43
>>57 日露戦争で日本側が得た各種権益と失った権益を教えてください。
59 :
日本@名無史さん:03/10/23 18:27
そろそろモンテネグロどうにかしろ。
60 :
日本@名無史さん:03/11/26 02:15
ていうか勝利の可能性の方が低かったと思う。
61 :
日本@名無史さん:04/01/04 09:14
児玉大将について熱く語って下さい‥
あぼーん
児「乃木! 指揮権よこせ!!
乃「えっ?
児「指揮権だよ 早く!!
乃「は はい…
伊「しょ… 将軍
乃「こ…児玉君 やっぱりやめましょう こんなこと…ね
児「ダメだ! だったらこの五万八千の死傷兵くっつけて使えるようにしてくれよ!
2・0・3!! 2・0・3!!
日露戦争勝利の可能性について
1 :日本@名無史さん :03/03/16 18:35
日本は日露戦争の敗北によって明治維新以来の政治が終わり今日に続く社会の
第一歩を踏み出す事になったわけですが、勝利の可能性は皆無だったのでしょうか。
またその場合現在どのような社会になっていたのでしょうか。
2 :日本@名無史さん :03/03/16 18:39
203高地の重要性をたまたま現地視察に来た児玉が気付いて
要塞化の前に占領。もしくは要塞化後に重砲を投入して撃破。
旅順艦隊を砲撃によって壊滅せしめる。
更に連合艦隊がロシア艦隊を撃滅し補給路を確保。
補給を得た陸軍がシベリア鉄道完成前にロシア軍を覆滅。
ロシアの革命が史実より大規模になりロシアが戦闘を嫌って講和。
こんな感じの小説が多いな。
3 :日本@名無史さん :03/03/16 18:48
てか偶然や希望的観測に頼りすぎ。
最初の203高地位はまあ有り得るにしても、バルチック艦隊は微妙。
その後のロシア陸軍の撃滅なんてあり得ないよ。
4 :日本@名無史さん :03/03/16 18:50
でもバルチック艦隊が消耗していたのは事実。
日本軍の方が下瀬火薬のお陰で強力な砲と練度の高い兵員を持っていたのも事実。
5 :日本@名無史さん :03/03/16 18:55
右翼うぜー
そもそもバルチック艦隊が消耗ったって、旅順で回復できるだろうが。
旅順が万が一日本が占領できたとしても、他の港だってあるだろうが。
沿海州全部占領とかありえると思ってんのかよ。
6 :日本@名無史さん :03/03/16 19:05
最初のロシアの港に入る前にでも補足して決戦で勝利すればなんとかならねえか?
7 :日本@名無史さん :03/03/16 19:21
どっちにしろ日本にはコサック騎兵に対抗できる騎兵部隊が無かった。
どうやっても陸戦では勝てない。
8 :日本@名無史さん :03/03/16 19:30
戦術以前に日本には金が無かった。
無茶苦茶な条件の外債でもって金を調達してもその後払えないであぼーん
9 :日本@名無史さん :03/03/16 19:40
ロシアやフィンランドの革命勢力の支援をしていればどうなったかな。
10 :日本@名無史さん :03/03/16 19:49
仮に革命がもう少し早まったとしても1904年には間に合わないだろう。
11 :日本@名無史さん :03/03/16 19:55
陸と海両方で勝った上に外交や財政も上手く行かないとどうやっても勝てないよな。
どこか一つでも失敗したらお仕舞い。
ちょっと条件きつすぎだろう。
12 :日本@名無史さん :03/03/27 23:19
万が一日本が勝ってたら、日本は帝国主義をそのまま押し進めていた訳で、
日露戦争で朝鮮を確保したら今度は中国の権益を巡ってイギリスと対立
してたかも知れんな。
そうすると第一次世界大戦辺りで三国同盟側に付いてたかも。
その結果日本でも労働者の不満が起こりドイツのように革命が起きて
その後やっぱりドイツと同じように新たな秩序を求めて第二次世界大戦とか。
13 :日本@名無史さん :03/03/27 23:24
でも結局やっぱり白人にはかなわねえよ。
やっぱり俺達黄色い猿は世界史の主役にはなれねえよ。
14 :あぼーん:あぼーん
あぼーん
15 :日本@名無史さん :03/03/27 23:28
まあこのスレッドだって、しょせんイギリス東アジア会社様のお怒りを買えば
あぼーんされて全員たいーほだからな。
16 :日本@名無史さん :03/03/28 12:38
人種平等主義者みたいな事を言っても仕方ないさ。
まあロシアに負けても日英同盟のお陰でイギリス連邦の一部になれたんだし、
朝鮮みたいにロシアからソ連の下に入って、今じゃ餓死者ぞろぞろ
なんていうよりは幸せだったよな。
67 :
日本@名無史さん:04/02/01 18:35
日露戦争のお陰でうんぬんという話でフィンランドとかトルコとか名前が良く出るけど、
実際問題当時のその国の人達にどの位影響があったんだろう。
単に日本人へのリップサービスを日本人がいい気になっているだけなのか、
それとも本当に大きな心理的影響が有ったのか。
黄渦論のドイツの方が日英同盟のイギリスよりロシアの敗北を歓迎していたらしいが。
ドイツの黄渦論は
ドイツが日本の戦時公債の買い入れを申し入れたり、武器の販売を打診しても、
日英同盟を決定していた日本は拒否した為、腹立ち紛れで言いふらしたとかいう裏もあったらしい。
日本海海戦の勝利については英国の貢献が計り知れないほど大きい。
バルチック艦隊はその長い行程の大半でろくな寄港地得られず、
「ツシマ」にあるように極東にたどり着いたときには疲労困憊士気劣悪、
到底まともな戦闘が行える状態ではなかった。
これは同艦隊の中立港への停泊に際し、イギリスが強硬に抗議してくれたから。
但し、イギリスとしては、ロシアの南下を食い止めると同時に日本も木っ端微塵に砕け散って貰いたかった。
司馬によれば、
「南下してくる暴走列車に小石を置くつもりで日本に協力した。本音としては双方の弱体化が最上の結果と考えていた。」
がしかし、何故かレールの上に置かれた小石は砕け散らなかった。
ドイツ人はアジア人蔑視が酷いくせに、なぜか日本には好意的なんだよな。
第一次大戦の時も、日本大使館の前に群衆が日本のドイツ側に立っての参戦
を求めて集まったらしい。
72 :
日本@名無史さん:04/02/04 19:15
73 :
日本@名無史さん:04/02/07 15:22
開戦100周年あげ
75 :
日本@名無史さん:04/03/15 00:01
hosyu
76 :
日本@名無史さん:04/04/04 22:29
坂の上の雲、で、俺が好きなところは、バルチック艦隊が、やたらきつい船旅
を強いられているところ。あれ、きついな〜、性欲とかどうやって処理してたん
だろう。あ、あと、立見師団が奮闘するところも読んでてハラハラする。
>76
ノビコフ・プリボイの「バルチック艦隊の壊滅」をあなたにはお勧め。
バルチック艦隊の水兵のナマの視点で描かれる大航海の記録で、
たぶん司馬も資料として読んでいたであろうことは疑いなし。
著者は実際に同艦隊で参戦し、日本の捕虜収容所に居た間に取材して
帰国後この作品を仕上げたそうな。
78 :
日本@名無史さん:04/04/05 01:29
79 :
日本@名無史さん:04/04/05 01:37
ヨーロッパロシアに隣接してる国々は日露戦争かなりよろこんだでしょうね。
本国ですら銃弾が底をついた状態、かつ、バルト海艦隊と黒海艦隊は極東に逝ってくれて、
海軍が無い状態。
ドイツやスゥエーデン、トルコなんかウハウハでしょうね。
一番喜んだのはロシア革命の国内勢力。
軍隊は引き付けてくれるし、軍事支援はしてくれるし。
もし、日本海や中国で一時的に負けても、革命を本格的に日本が支援する
二次的な戦争に発展しただけで、大局的な敗戦は有り得なかった。
ひょっとすると満州、国民党、中国共産党を包括した大東亜共栄圏が
後の世に誕生してたかもね。民主社会主義国家の在り方は日露戦争の時点では
試行錯誤の激しい段階だったんだし。
81 :
日本@名無史さん:04/04/05 02:06
よく乃木みたいな無能な人を司令官にして
なんとかドローまで持ち込めたもんですね。
あと、立見にしてもそうですが、旧小倉藩士の奥とか、
元賊側の将軍って、結構優秀な人が多かったんですね。彼らは
薩長出身の将軍とはうまくやれたんでしょうか?それとも
その頃には、もうそんなことどうだってよくなってたんですか?
どなたか教えてください。
わしは学問をとにかく進めるぞよ。
よく覚えとけ!!!!!!!!!
うんこ
83 :
日本@名無史さん:04/04/23 22:57
第二次日露戦争しろ!
>>81 陸軍のドンであった山縣が意外に寛大だったから居心地は悪くはなかったらしいよ
長州の高級将校の多数は、奥や立見の手並みを戦場で直接見ているから
実力を認めざるを得なかった、という事情もあるし。