もしも、北海道・沖縄が日本の領土で無かったら?

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過去において日本が国難に陥った時に、
必ず北海道が突如全面に現われ、日本を救い出しています。

薩摩藩が明治維新に成功したのは昆布貿易による富があり、
明治維新後に地方が崩壊しなかったのは、
農村部の北海道移住により、圧力が緩和されたからです。

第二次大戦中、北海道がなければソ連が日本を支配した可能性が高い。
戦後、北海道がなければ餓死者の大量発生と復員兵による治安悪化が起きたでしょう。

高度経済成長初期には日本のエネルギーの半分以上に北海道の石炭が使われた。
この間、北海道の地方自治権だけが制限され、大平洋ベルトが優先された。
バブル時には一斉にリゾート開発を行ない、欧米との文化的格差を埋めようとした。

要するに、明治以後の日本にとって北海道は調整弁であり、救世主であったのです。
私はこれを北海道アンパンマン説と呼んでいる。
はたしてここまで日本人の精神回路に組み込まれた北海道という存在なしに、
安定的で冷静な思考ができるのか疑問である。

更に21世紀の主要産業は流通、情報通信、福祉、バイオ、観光であるが、
この5分野での北海道のプレゼンスは日本の重要な一角を占める。
「北海道の産業移出入40年周期説」を考えると、
今北海道が独立したら、投資損でしょうね。