○  中世  ○

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1日本@名無史さん
網野善彦の『日本社会の歴史』(岩波新書)を読んで
「へえー、そうだったのかあ」と思った素人です。

中世についてのスレがないので立てました。
良い本があれば教えて頂きたい。
2あらいぐま ◆9klrrr3OOI :03/02/13 10:45
2ゲトズサ( ;´Д`)ハァハァ
3日本@名無史さん:03/02/13 10:47
ツウ゛ァイ!
4日本@名無史さん:03/02/13 11:17
網野さんの本って、結構面白いのだけれど「日本」という名称に異を唱えたり、
「明治維新は日本近代化上最悪の選択だった」と公言してはばからない人だから
2ちゃんねらーには嫌われていそうだな…。
5山野野衾 ◆UJr4Al4ZYM :03/02/13 11:53
黒田日出男先生や保立道久先生の御本が好きですが・・・イメージリーディング辺
(平凡社)からおはじめになっては。もっとも理解する為には今度出た「日本の中
世」(中央公論新社)シリーズぐらいはお読みになられる必要がありますし、これ
また2ちゃんねるでは嫌われている岩波文庫も必要でしょう。
6日本@名無史さん:03/02/13 12:25
中世の、被差別民をめぐる、真宗・時宗の「阿弥陀の前に差別なし」の
思想と、経済の発達や合理精神の発達で、聖なる人々が賤なる人々となる
民衆の思想。両者の思想的緊張関係が面白かった。
7 ◆ANDOozB1sE :03/02/13 12:37
>>1
網野先生で中世に入ったならまず「蒙古襲来」と「異形の王権」をおすすめします。
でも、素人ってことなら最初は中公文庫の「日本の歴史」の「王朝の貴族」、「武士の登場」、「鎌倉幕府」、「蒙古襲来」、「南北朝の動乱」、「下剋上の時代」あたりがいいかな?
特に佐藤進一先生の「南北朝の動乱」は必須。
ただ情報が古いから、流れをつかんだら次は>>5さんのいう「日本の中世」シリーズや、集英社「日本の歴史」でつっこんで、後は好きずきですね。
中世っても範囲が広いから何に興味があるかによっておすすめは違ってくるけど、とりあえず基本書としてはこんな感じ?
81:03/02/13 12:50
>>4
「日本」という名称については『日本社会の歴史』の中でも、
触れてましたね。
縄文期〜弥生期の話題の中で
「元々、日本というものが存在したのではなく、
様々な地域から今の日本列島に移り住んできた人々が
後に自分達が住んでいる所を日本と呼ぶようになった」
そんな感じでした。
この説明だと特に違和感を感じませんが、
他の方はいかがでしょうか?
94:03/02/13 13:10
>>8
そういう経緯だと、理想的な国号の付け方にすら思えますね。
住民自身が名付けたわけですから。
他の国に目を向けると、征服者に由来する国号も結構ありますし。

あと、私は研究者じゃないので一般書しか読めませんが、
講談社の「日本の歴史」シリーズ第14巻の「周縁から見た中世日本」なんか
面白いと思いました。あ、このシリーズの第0巻は網野先生著だった(w
10128:03/02/13 13:12
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11日本@名無史さん:03/02/13 13:16
網野氏は、日本を期間限定な物として相対化しようとしている。
返す刀で、天皇制も期間限定の相対的なものにしようとしている。
俺はサヨじゃないけど、共感はするね。
偏狭なナショナリズムから距離を置ける。

てか、入院中と聞いたが、病状は?やばいのか?
復活して欲しいのだが。
後継者はいるのか?
12日本@名無史さん:03/02/13 13:17
>>9
住民ちゅうか、支配層内部でしょ。天武朝の。
新羅王朝と言われることもあるが。
13日本@名無史さん:03/02/13 13:17
>>5
黒田さんの著作をアマゾンで検索してみました。
絵画から歴史を見ていこうとされているのでしょうか?
在庫切れになっているものが多く、
また価格から推測するとかなり専門的で
今の私が読んでもさっぱり分からないかも知れません。

保立さんの著作も検索してみました。
この方は中世の女性史を中心に研究されているのでしょうか?
『日本社会の歴史』でも古代から中世にかけて、
女性は軽んじられてはいなかったと述べてありましたが
その辺りについて詳しく考察しているんでしょうか?
価格も黒田さんに比べると手頃ですね。
141(13も私です):03/02/13 13:21
>>9
私も素人なので、新書や文庫を読む機会が多いです。
通史シリーズの方が私立図書館にも
あって私としてはありがたいです。
講談社のシリーズはいつも利用する図書館に
あったと思いますのでまずはそれを読んでみようかと思います。
15日本@名無史さん:03/02/13 13:26
>>6
10年ほど前に読んだ『日本の歴史をよみなおす』でも
聖について語ってました。
穢・祓などの考え方や河原者など、
特殊技能を持つ人々がどのように発生していったのかなど。
現在の被差別部落についても多少言及していたかと
思いますが忘れてしまいました。
16日本@名無史さん:03/02/13 13:29
>>7
ありがとうございます。
素人である私にはなかなか本にお金をかけるのは難しく、
文庫を教えていただけると本当に嬉しいです。
『蒙古襲来』は図書館にあったと思いますので、
>>9さんが薦めて下さった講談社のシリーズと合わせて
読んでみたいと思います。
17日本@名無史さん:03/02/13 13:34
>>11
私はあまり難しいことは分かりません。
「まず日本ありき」で歴史を語るのではなく、
「どういった経緯で日本という概念ができていったのか」を
考えることで見えてくるものがあるということでしょうか?

最近、網野氏の著作を読みましたので病気について知りませんでした。
御回復をお祈り致します。
181:03/02/13 15:13
>>12
失礼しました。
日本列島の最も大きな勢力の支配層とすべきでした。
網野氏は「日本」という国号を用い始めてから
大王の勢力は古代帝国的性格を持ち始めたとしていました。
国号の制定は対外的関係の中から生まれたと同時に、
大王が支配する地域内で大王の正当性を示そうとする意図の表れであると。
19山野野衾 ◆UJr4Al4ZYM :03/02/13 16:34
>13
後者の「平安王朝」については旧来の摂関家が娘を入内させて権力を握るという図
式で書かれていたことに対する批判もありましたが(そう単純では無かったと)当
時の文化に対する論考が面白い先生です。他に石井進先生の著作もいい。
20日本@名無史さん:03/02/24 23:29
あげ
21日本@名無史さん:03/02/26 17:32
わりあい読みやすくて、中世に対するイメージを豊かにしてくれるものとしては、
既出の講談社版『日本の歴史』や中公『日本の中世』のほか、
 網野・石井・笠松・勝俣『中世の罪と罰』(東京大学出版会)
 笠松宏至『徳政令』(岩波新書。ただし黄版なので多分品切れ)
 同『法と言葉の中世史』(平凡社ライブラリー)
 藤木久志『雑兵たちの戦場』(朝日新聞社)
 村井章介『中世倭人伝』(岩波新書)
などが思い浮かびます。
221:03/02/26 18:37
>>21
先日、図書館に行ったところ講談社版『日本の歴史』は
貸し出し中でした。
4冊ほど1人の方がまとめて借りられているようでしたので、
その方が読み終わるまで私は待つことにします。

>笠松宏至『徳政令』(岩波新書。ただし黄版なので多分品切れ)
黄版なので品切れというのはどういったことなのでしょうか?
古いのでもう増刷しないということですか?

書名をたくさんあげて頂き有難うございます。
図書館でまた探してみます。

私が>>1で「本を教えてください」と書き込んでしまったので、
みなさんが本の話題を中心にお話してくださっています。
本以外のお話もして下さるとスレも盛り上がるかと思いますのでお願いします。
2321:03/02/27 16:28
>>22
『徳政令』はずいぶん前に増刷があったのですが、その前も長いこと品切れで……。
たぶん笠松さんが面倒くさがって、なかなか増刷しないのだと思います。
刷れば、今でも売れると思うのですが……。
24名無し募集中。。。:03/03/01 23:06
>>23
俺、出版業界は詳しくないんだけど、
増刷って筆者が判断するもんなの?

自費出版じゃないんだから、
出版社が判断するとおもうんだけど。
2523:03/03/03 10:54
>>24
もちろん出版社の判断が前提ですが、著者の同意も必要です。
もう一度読み直して、訂正すべき箇所は訂正しておこうと考える著者の場合、
GOサインを出すまでに時間がかかったり、場合によっては面倒臭くなって
しまうこともあるわけです。
26日本@名無史さん:03/03/15 01:05
あげ
27日本@名無史さん:03/03/24 16:56
あげ
28日本@名無史さん:03/04/15 00:11
ツウ゛ァイ!
29山崎渉:03/04/17 13:27
(^^)
30山崎渉:03/04/20 02:15
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)
31日本@名無史さん:03/04/24 02:03
良スレあげ。
「古代と中世の境はどこ?」スレが途中から駄スレになってしまったので
こっちを上げとこう。
32日本@名無史さん:03/04/24 02:05
石母田正の「中世的世界の形成」をよめ。
話はそれからだ(マジ。
33日本@名無史さん:03/05/06 16:08
保守
34日本@名無史さん:03/05/12 07:54
このスレを守る会
35日本@名無史さん:03/05/15 02:24
このスレを見守る会
36日本@名無史さん:03/05/17 00:44
ほほ
37山崎渉:03/05/22 03:45
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
38山崎渉:03/05/28 11:14
     ∧_∧
ピュ.ー (  ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄〕
  = ◎――◎                      山崎渉
39日本@名無史さん:03/06/08 22:51
                                   [□]
|\ ̄ ̄ヽ⌒_⌒\ ̄ ̄\ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|  \   ⌒ ⌒      \
|   | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|   
|   |          .|
|   |             .|
40日本@名無史さん:03/06/30 14:20
age
41山崎 渉:03/07/15 12:00

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄
42日本@名無史さん:03/07/18 00:16
さるべage
43山崎 渉:03/08/02 01:42
(^^)
44山崎 渉:03/08/15 14:26
    (⌒V⌒)
   │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  ⊂|    |つ
   (_)(_)                      山崎パン
45 ◆jvBtlIEUc6 :03/10/04 02:46
test
46 ◆h.qxoaYYw. :03/10/04 02:48
test2
47 ◆SR/hGLeeEc :03/10/04 02:49
tes
48日本@名無史さん:03/10/28 21:52
age
49日本@名無史さん:03/11/20 01:43
中世には冷たい風が吹いているーーー
50日本@名無史さん:03/11/20 22:29
中世は生きるの辛い



51あぼーん:あぼーん
あぼーん
52日本@名無史さん:04/01/15 22:20
倉井よね
53日本@名無史さん:04/02/09 22:39
53
54日本@名無史さん:04/02/13 21:48
文庫、新書で読める中世の良書はないでしょうか?
55日本@名無史さん:04/02/13 21:55
逆説(ry
56日本@名無史さん:04/03/10 22:15
age
57日本@名無史さん:04/03/10 23:12
網野先生が・・・・・・
58山野野衾 ◆UJr4Al4ZYM :04/03/11 00:13
>>54
『中世の光景』
59日本@名無史さん:04/03/11 16:01
網野史観の継承者は誰だ
60日本@名無史さん:04/03/11 16:36
オレオレ
中折れ。
61日本@名無史さん:04/03/22 20:30
>>1
日本の中世 全12巻をこのスレに触発されて読みはじめた。
読んでいくにしたがって俺は中世をまったく知らなかった事に
気づいて愕然とした。
学校の授業程度で分かった気になっているとトンでもないよなぁ。

まあ研究者でもなんでもない一般人だけどアホなバラエティ番組
みるよりよほど面白いわ。

まったく役に立たないレスですまん。
62日本@名無史さん:04/03/22 20:33
>>32
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4003343611/ref=sr_aps_b_/249-7362891-9696308
これだね。
文庫本サイズが860円とお手軽だね。
しかし・・・・単行本サイズだと4600円か。
たけぇ〜
63日本@名無史さん:04/04/06 12:38
64山野野衾 ◆UJr4Al4ZYM :04/04/06 13:18
石母田先生の『中世的世界の形成』は40年前ならバイブル扱い。
65日本@名無史さん:04/04/24 08:46
他にもっといい本ありませんか
66 :04/04/24 11:20
桜井英治『室町人の精神』
新田一郎『太平記の時代』
(ともに講談社『日本の歴史』シリーズ.2001.)
67日本@名無史さん:04/04/24 11:50
日本史に中世など存在しない。
68日本@名無史さん:04/04/24 13:43
中世っていつからいつまで?
69日本@名無史さん
鎌倉から江戸まで