壬生義士伝―雫石恋歌―見て泣いた日本人の数→

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浅田さんの小説は、正直あそこまで書いたら大嘘です。
俺、ある大学で史学専攻してるんですけど、実在の吉村はかなり憐れな人生を送ったみたい。
鳥羽、伏見で戦線離脱後各地を流浪(したがって、南部藩邸云々は創作)し、
一時江藤家の妻妾となった元妻を取り戻そうとするも、元妻の変節で失敗。
しばらく江藤家周辺で住んでいたが、その後消息不明に。
晩年はどうやら秋田で死亡したもようです。