1 :
日本史は専門外なんで:
中世に渡来銭が流通したのは何故なんですかね?
なんで日本独自の貨幣流通がなかったのか、中国経済との関連などで説明されている説などがあるみたいですけどどうも納得ができない。
できれば専門に研究している人からのマジレスを期待しております。
2 :
日本@名無史さん:02/09/15 02:57
汚職事件とお食事券は間違いやすい
3 :
日本@名無史さん:02/09/15 03:14
あー、わかる気する。。
4 :
日本@名無史さん:02/09/15 03:17
どうやら朝貢貿易との関わりもあるみたいだよ。
貢物を送るかわりに属国のしるしとして貨幣をもらうっていう。
俺も詳しくは知らないんだけどね。
5 :
日本@名無史さん:02/09/15 03:18
>>3
わかるって>>1と>>2のどっちの発言に対して?
2に対してです!すみません!誤解を招きましたね。。。。。以後気をつけます。
7 :
日本@名無史さん:02/09/15 03:27
「なぜ中世に渡来銭が流通したのか?」ではなく「なぜ中世には日本独自の貨幣が流通しなかったのか?」だな。
問題を逆転させてみると疑問を解く糸口が見えてくるのでは?
@鋳造能力が低かった
A輸入した方がコストが安かった
あたりとか?
9 :
日本@名無史さん:02/09/15 05:34
>>8 どっちも正解。
貨幣が通貨制度丸ごと通用していたわけではなく、
「1ドル札いっぱい仕入れてきたよ。これを今日から1円札にしようね」
って感じ。
・・・いやちょっとぶっちゃけすぎだけど。
貿易上のいいこと・わるいこと、
大陸での外国輸出用の鋳貨なんかについての
補足はもっと詳しい人誰かよろしく。
10 :
日本@名無史さん:02/09/15 06:17
日本で貨幣鋳造しても信用がなかったから。
11 :
日本@名無史さん:02/09/15 17:18
>>9 >貨幣が通貨制度丸ごと通用していたわけではなく、
ん?どーゆー意味だ?
>>8の@に関しては元々皇朝十二銭が製造されていたんだから鋳造能力が低いとは言い難い。
そもそも鋳造能力が低いってどーいう意味よ?
同じ品質の銅銭を大量に作れないって意味か?
もしそうだったらそんなことなかったし。
Aに関してもおかしい。
そもそも国家が鋳造権を独占するのは造幣益を独占するため。
単純に言うと「お金を作れば作るほど儲かる」からむしろコストなんてかからない。
>「1ドル札いっぱい仕入れてきたよ。これを今日から1円札にしようね」
だからどうしてそんなことする必要があったのか、ということ。
>>10の言い方だと「じゃあ、どうして信用がなかったのか?」ってことだね。
最近読んだ本で>>1の疑問「なんで渡来銭が流通したか」について新しい説が出ていたのは
東野治之の「貨幣の日本史」。
是非ご一読あれ。
12 :
日本@名無史さん:02/09/15 17:52
>>11 12銭年代ごとに並べてみな。
どんどん能力落ちてるから。
>>12 能力ってのは銅の含有率のこと?
段々同の含有率が下がって品質が悪化しているのは鋳造能力ではなくて銅銭の
改鋳(改悪)が行われたから。
それは日本で銅の産出量が下がったというわけでもない。
(事実そのころから中国に対する銅の輸出量は増大傾向にあった。)
貨幣需要が高まって悪貨でも発行させる必要があったからでもない。
(その後皇朝十二銭は使われなくなってしまったんだから。)