東京裁判  再審!!

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501日本@名無史さん
>>499
それだったら何でもありですな。
外国法も日本に適用できるとしたらどうです?
502日本@名無史さん:02/09/16 13:18
age゜
503クリオの眼:02/09/17 00:17
>496&499
 あなた方は実定法の解釈の基本がまるでお分かりでない。
 仮に、天皇の刑事法の不適用について明文の規定がなくとも、かかる解釈が一定
期間社会通念となれば、保護法益にあること、当然でしょう。
 また、天皇=国家権力だから、罪刑法定主義等の適用はない!この珍説ブッたまげ
ますね!じゃ、首相にもないわけ?あんたの考えじゃそうなんだろな!それから、あ
んたの解釈では、大変に畏れ多いことながら、やんごとなき陛下に危害をくわえる馬鹿
は違法性も責任もないんだね!テロルの薦めってわけね!
 一体刑法って、国民を国家権力から守るためだけに出来てんの?そうじゃないでしょ!
じゃどうして、死刑が厳然と存在するか、あなたのお説では説明できる??? 
 それに、(違法性を問いうる行為などないが、仮にそうだとして、)帝国憲法下での
国家機関としての天皇と、当該国家機関にある人間のそれぞれの行為責任は、全く別個
に考えるのが、行政法解釈の基本ではないですか。美濃部先生(お分かりか?)の憲法
撮要でも読んでいちから勉強しましょう!
 
 >498&501
 全く同感です。 
 でもこの手の輩の法的痴呆、失礼、法的思考ってどうやって培われるんでしょうか?
 戦後のア・ホ−学部の粗製濫造のつけでしょうね。
 
 
504>503:02/09/17 00:55
基地外ウヨが騒ぎ出したな。
あのな法解釈としてどうか、って言っているからこういう解釈も出来るといっているわけだ。

>仮に、天皇の刑事法の不適用について明文の規定がなくとも、かかる解釈が一定
期間社会通念となれば、保護法益にあること、当然でしょう。

その一定期間どうたら、こうたらなんてのはどう判断するのだ?
最高裁はそれまで最高裁の解釈では無罪の行為を一転して解釈変更し、有罪としたこともあるぞ。

要するに天皇は刑事責任を問われないという問題はいままでそういう事例が無かったから問題にならなかっただけ。
仮に現天皇がネパールのなんとか皇子のように、皇后、皇太子、雅子たんを皆殺しにでもしたら、話は変わるだろうさ。
お前の解釈では天皇は刑事責任はなく、しかも現行皇室典範では生前退位が出来ないから、
「殺人鬼天皇」を国民はあがめなくてはならないことになる。
そんなバカな解釈が成り立つかっての。

>一体刑法って、国民を国家権力から守るためだけに出来てんの?そうじゃないでしょ!
じゃどうして、死刑が厳然と存在するか、あなたのお説では説明できる??? 

刑法の存在価値なんていったら、きりが無い。
ま、簡単に言えば、国民の法益を守るためだろ。
それは国家権力でもあり、他の国民のおかす犯罪からでもある。

>帝国憲法下での国家機関としての天皇と、当該国家機関にある人間のそれぞれの行為責任は、全く別個
に考えるのが、行政法解釈の基本ではないですか。美濃部先生(お分かりか?)の憲法撮要でも読んでいちから勉強しましょう!

今更美濃部かよ(藁)。
帝国憲法が廃止され、日本国憲法下で裁くとすれば、現憲法下での実体法により裁くのは当然だろ。
505443:02/09/17 01:02
私は>>499の意見は”試み”としては、面白く思いますた。
>その戦争が「正当な業務」として無罪になるかどうかで判断するしかない。
「業務」というのは、驚きましたがちょっと考えさせられるものがあります。

ま、素朴な疑問として「主権者に罪が無い」のは妙だとは思ってますが、
何が何でも天皇を有罪にしたい訳ではない事をお断りしておきます。
#ルーズベルト、トルーマン、スターリンは有罪だけどね

アフォ呼ばわりされないように、美濃部達吉の天皇機関説位は読んでおくかぁ〜(w
506日本@名無史さん:02/09/17 01:10
>>504
だからあんたのは恣意的法解釈だって。
恣意的に法解釈することは法律を適用しないで判断するのと同義なんだが。
507>506:02/09/17 01:17
恣意的解釈の一言で逃げられちゃ−困るよな。
俺は基本的には法律学というのは「常識的な結論」を導くための手段だと思っている。
つまり、単に「これが常識である」の一言で済ませると、それは批判のしようもないし、議論のしようも無い。
だから法律的な解釈をすることで批判を出来るように、批判を交差しながら真理を追究するのが目的ではないのか?
よく刑法学の学者は理屈を先に持ってきて、「よって私の説ではこういう結論にならざるを得ない(つまり非常識な結論だけどしょうがない)」って言い方する人がいるけどそれは間違いだと思う。

基本的に、俺は天皇は戦争責任があるという立場。
それをいかなる法規で有罪とするかは、例えば外国との関係なら国際法だろうけど、日本国民もあの戦争で多大な犠牲を被っているから
その点から考えると、現行憲法と現行刑法で考えてみただけ。
508日本@名無史さん:02/09/17 01:27
>>507
法に対する認識から違うな。

法律は常識的な結論を導くためのものではない。
それでは刑法は単なるリンチであり、憲法は単なるお題目に過ぎなくなる。

常識を実現するなら法律はいらないんだが。
だから条文と解釈には一定の研究が必要なんだが。
あんたに法律論は向かないよ。
目的とする結論に法律を導きたいだけのようだから。
509日本@名無史さん:02/09/17 01:31
一応、言っておこう。
戦争犯罪と戦争責任は別物だ。
これを同一視されては困る。
510日本@名無史さん:02/09/17 01:35
もちっと分かりやすく反論してくだされ508タン。
今のところ漏れは507に同意してるダヨ・・・
511日本@名無史さん:02/09/17 01:38
>法律は常識的な結論を導くためのものではない。
それでは刑法は単なるリンチであり、憲法は単なるお題目に過ぎなくなる。

そうか。
常識的な結論を導けない法律なんて、それこそ存在価値は無い。
現実と乖離した結論を持ってきてどうするのだ。
それこそ法律をもてあそんでのマスターベーションにしか過ぎんよ。

>あんたに法律論は向かないよ。
目的とする結論に法律を導きたいだけのようだから。

こういう発想をする人間こそ法律学には向かんよ。
自分と逆の結論に対してはきちんと反論すればいいだけなのに、恣意的だの向かないだのでしか反論できん。
目的とする結論に法律を導くのは当然だろうが。
刑事裁判なら検事な有罪にするための法律解釈をし、弁護士なら無罪、もしくはそれに少しでも近つけるための法律解釈をする。
民事でも自分の依頼者に有利な結論にするための法律解釈をする。
自分の法律解釈を絶対視し、依頼者に不利な結論を持っていくよな人間では法律家ではあるまい。


512日本@名無史さん:02/09/17 01:41
>>510
弾劾したいだけなら法律論を取り上げないほうがいいってことだよ。
法律というのはよかれ悪しかれ人の意志や行動を縛るものだから

刑法は犯罪者を拘束すると同時にそれを裁く人間にも制限を加えている。
それがわからないなら語るなってこと。

昭和天皇のせいで被害が甚大にあろうとそれが直ちに法的責任を発生させるわけではない。
それを無理やりやろうとするから示威的解釈に陥る。
513日本@名無史さん:02/09/17 01:45
そう、弾劾したいだけなら法律論は取り上げなくていいよ。
でも、それはすでに裁判じゃないから、日本史板のオナニーにすぎなくなる。

ああ、法律学板があればいいのに……。
514日本@名無史さん:02/09/17 01:50
>>511
だからあんたは法律を無視するほうに回るしかないんだが
>常識的な結論を導けない法律なんて、それこそ存在価値は無い。
>現実と乖離した結論を持ってきてどうするのだ。
こう書いているようにね。

現実を乖離していることは立法の問題であって
法律の運用の問題ではない。
あんたがある問題についてある結論を導きたいように他のやつは別の結論を導きたいと思っているかもしれない。
そのときに解決する方法がなくなるぞ。


いっとくが検事や弁護士は法律を利用する人間でその体系を整える人間ではないぞ。
検事や弁護士が法律を自分の目的のためだけに利用するのを防ぐために条文や解釈の問題があるんだが。
そうでないと裁判なんて単なる怒鳴りあいだよ。
515日本@名無史さん:02/09/17 01:52
>刑法は犯罪者を拘束すると同時にそれを裁く人間にも制限を加えている。
それがわからないなら語るなってこと。

そんなことはわかっている。
だからこそ人を裁くためには刑法があり、刑事訴訟法があるんだろ。
で、現行法で裁けるかを考えているだけのこと。
そもそもこのスレは天皇以下当時の為政者を犯罪としてどうやって裁けるなのスレだろう。

>昭和天皇のせいで被害が甚大にあろうとそれが直ちに法的責任を発生させるわけではない。
結論をそう持っていきたいのならそういう立論をすれば良い。
俺は例えば公務員が職務を執行する場合でもそれが時には職権濫用の犯罪を構成するように、天皇も又ある種の公務員であるから、
その職務に正当性が無ければ犯罪を構成することはありえると考えるが。



516日本@名無史さん:02/09/17 01:57
>>515
だから、そうもっていきたいんならそれでもいいが
ちゃんとした法解釈にのっとったら。
それじゃないと法律論無視してしゃべっているのとおんなじだよ。

ちなみにあなた構成要件て言葉知ってる?
517日本@名無史さん:02/09/17 02:00
>現実を乖離していることは立法の問題であって法律の運用の問題ではない。

意味は違うのではないか。
俺は常識や現実から乖離するような結論を持ってくることがおかしい、と言っているわけだ。
例えば、麻原某にしても、林ますみにしても、刑法や刑事訴訟法のある解釈によれば無罪になる可能性がある。
それとか無罪とまでは言わなくても、「共同共謀正犯」という解釈技術が無くては、麻原はせいぜい教唆犯に留まるだろう。
今日では「共同共謀正犯」を否定する学者はそう多くはないが、それでもそういう人はいるんだしさ。
しかし、麻原が無罪や教唆犯に留まった場合、おそらく国民の司法に対する信頼は失墜するだろう。
「常識的な結論」とは何か、というのが難しい問題だし、リンチにはなってはならないが、だからといって、解釈先にありきは間違いと考える。
法律家に最も必要な素養はバランス感覚というのはそういう意味であろう。

>あんたがある問題についてある結論を導きたいように他のやつは別の結論を導きたいと思っているかもしれない。
そのときに解決する方法がなくなるぞ。

それはおかしい。
確かにあんたの解釈と俺の解釈は異なるが、そのためにどちらの解釈が「妥当な結論、常識的な結論」かを判断するために裁判官がいる。
また学者ならより多くの支持者を得た方が勝ちだろうし、憲法論なら特に政策問題なら国民が判断するだろう。



518日本@名無史さん:02/09/17 02:03
>ちなみにあなた構成要件て言葉知ってる?

おいおい、こんな質問が出ると思わなかったな。
一連の俺の書き込みを見ればわかるだろうが。
「正当業務で判断」というのは天皇の行為を構成要件該当性を認めた上で、違法性阻却事由にあたるかどうかの立論をしていることくらいわからんのか?
519日本@名無史さん:02/09/17 02:10
>>517
わかっとらんね。たとえ大半の人間の希望に反することでもそれを押し通すのが法律なんだが。

たとえば法解釈上
>しかし、麻原が無罪や教唆犯に留まった場合、おそらく国民の司法に対する信頼は失墜するだろう。
こうなるとしてもそれを曲げたら法律いらないのと同じだということ。
それがいやだったらそれにあう法律を制定するしかない。
法律家は神じゃないんだけどな。

>確かにあんたの解釈と俺の解釈は異なるが、そのためにどちらの解釈が「妥当な結論、常識的な結論」かを判断するために裁判官がいる。
それは法律判断ではなくて単なる裁判官の恣意的な結論に委ねるということだが

>また学者ならより多くの支持者を得た方が勝ちだろうし、憲法論なら特に政策問題なら国民が判断するだろう
国民が判断するのは法律そのもので運用ではないし学者は内容を多数決で決めるもんではない

やはり法律というものをわかっていないようだから語らないほうがいいよ。

520日本@名無史さん:02/09/17 02:12
>>518
あんたがあまりにも突飛な法律論を持っているんで
構成要件がいかなるものかも知らないとしか見えないからね。

あんたの理屈だと構成要件が常識で決まるみたいだから。
521日本@名無史さん:02/09/17 02:17
>わかっとらんね。たとえ大半の人間の希望に反することでもそれを押し通すのが法律なんだが。
おいおい、お前こそ法律がわかっていないな。
そんなことしたら、法律はなんのためにあるのかわからなくなるぞ。
法律はあくまで人間が生きていくうえでの「道具」に過ぎないんだぜ。

>こうなるとしてもそれを曲げたら法律いらないのと同じだということ。
それがいやだったらそれにあう法律を制定するしかない。

ということはおまえは「共同共謀正犯」もコンピュータ犯罪・情報窃盗などで最高裁が解釈により有罪にしたのも許させないわけね。
立法がすみやかに対処するのが望ましいのは確かだが、立法がなかなかそれをしないから法の運用家である最高裁などが実際に現実に合うよう法律解釈してるんだろ。
お前の考えなら最高裁の裁判官も法律家として相応しくないわけだ。
偉いもんだな。

>やはり法律というものをわかっていないようだから語らないほうがいいよ。
おまえの頭じゃ、「統治行為論」も理解できないんだろうな(藁)
522日本@名無史さん:02/09/17 02:29
>>521
>そんなことしたら、法律はなんのためにあるのかわからなくなるぞ。
>法律はあくまで人間が生きていくうえでの「道具」に過ぎないんだぜ。
道具に過ぎないからその程度のものという認識だが。
むしろあんたのほうが法律に過大な期待をいだいているんではないか。
法律を解釈したらどうなるかという問題だからそれが社会にとって妥当かどうかという問題とは別の話だ。

例えばの話に突っ込んでどうするんだい
最高裁の裁判官が法律適用する権限はもっているがそれに法解釈の原則があるのは自明なんだが。
何のために司法試験やっていると思っているんだい。
解釈内で現実に近づけるかの問題と恣意的解釈することは違うんだが。
そもそも立法が対処しないことを司法が解決している点で立法機能を無視していることになるんだがね。
それこそ司法ファッショだよ。






523日本@名無史さん:02/09/17 02:37
ちなみに昔も今も法律運用という点では日本はいい加減だよ。
だからある法律についてそれがどういう作用をもたらすか非常に予測しにくい。
524日本@名無史さん:02/09/17 03:02
>522

>最高裁の裁判官が法律適用する権限はもっているがそれに法解釈の原則があるのは自明なんだが。
何のために司法試験やっていると思っているんだい。
解釈内で現実に近づけるかの問題と恣意的解釈することは違うんだが。

ここまでくると、お前はバカとしかいいようが無いな。
お前は現実に即しての法解釈は許されず、それは立法の問題って言ってただろうが。
「現実を乖離していることは立法の問題であって法律の運用の問題ではない。」ってさ。
最高裁はいつから立法府になったんだ(藁)
中学生の教科書でも読み直しよ。

525日本@名無史さん:02/09/17 03:03
>何のために司法試験やっていると思っているんだい。
アホだな。
別に司法試験を受かってなくたって法律解釈は出来るんだよ。
八百屋のおっさんだって総理大臣や国会議員になれるのが今の日本。
そこで総理や議員は憲法解釈をした上で、立法行為をしてるんだろ。
別に一市民だって、一学生だって法律解釈をするのは構わない。
ただ、それが「常識的な結論」として運用に影響を及ぼすかどうかは別だがな。

>解釈内で現実に近づけるかの問題と恣意的解釈することは違うんだが。
恣意的な解釈という言葉はやけに好きだが、この言葉は自分に反対の解釈に対して法律家はしょっちゅう使っているよ。
何が「恣意的」かなんて、なにが「常識的」かと同じような曖昧な概念だね。
所詮人間は自分の考えや感性に近いものは「常識的」と思うだろうし、反対なら「恣意的」っていうだけのこと。

>そもそも立法が対処しないことを司法が解決している点で立法機能を無視していることになるんだがね。
それこそ司法ファッショだよ。

526日本@名無史さん:02/09/17 03:06
>そもそも立法が対処しないことを司法が解決している点で立法機能を無視していることになるんだがね。
それこそ司法ファッショだよ。

ほうほう最高裁はファッシヨですか(藁)
恐ろしい国だね日本は。
君の発想からすると、刑法なら「共同共謀正犯」など、民法なら「類推解釈」はすべて許されないんだね。

どうも君の法律論を見ていると、学生が法律をナマカジリしたレベルだな。
法律を絶対視し、法律あっての人間だとでも思っているんだろうな。
もう少し法律とは何かって突き詰めて考えることだな。

俺はもう寝るよ。
527日本@名無史さん:02/09/17 03:40
>507と以下これに類する暴論珍論謬論の開陳者へ
 全然あんたらダメ!!
>526
 そうですね、時間の無駄ですよね。どうせ薄っぺらなお手軽参考書でしか、
 せいぜいこういった輩は勉強してませんから、土台ラベルが違いますよ。

 おそらく知らんのだろうな、ホッボスがいうたろうが、真理が法を作るのでは
なく、権威が法をつくるのだと! 
 いくら凡百の衆生があつまっても、あの猿芝居の東京裁判でも有罪にできなか
ったという厳然たる事実がある以上、所詮議論は無駄。
 何度もいうように、同じような歴史的文脈で、仮にあるなら、有罪論を展開しろ
っていってるのにね。そうであれば、承りますよ、いくらでも。
 なのに、歴史的文脈を全く無視して、幼稚園でもわかる(ごめんね、幼稚園生)
条文そのまま引っ張ってきて、奇妙な解釈に酔ってるこういう人たちって、
お気ラクでいいよね。思想的なそこの浅さが露呈されて哀れだね!
 都合のわるいことには反論しないんだもんね。
 己の知的怠惰と知的廉直の欠如を棚に上げて(どうなんだ、美濃部御大など、
読んだこともないんだろうが!「読む必要がない」なんてヌかすな、読んでも
いないで)、いい加減なことをノタマうなよ!
 まあ、パル判事の判決書に、説得力ある反論でもしたら、考えてやってもいい
けど、試しにね。ま、百年かかっても無理ということでしょうがね!
 
528:02/09/17 04:13
このところの議論は、それなりに重要だとは思うけれども、法律本質論の問題になっているようなので、
それは別個にスレを立てて、存分にやっていただくのが良いのではないだろうか

ここはあくまで、東京裁判の再審、ないし太平洋戦争に関わる戦争犯罪と戦争責任を総括するためのスレであることをお忘れなきように

それでここまでの議論を振り返ってみると、この戦争犯罪・戦争責任を裁判的に取り扱うアプローチとして、
国際軍事裁判として日本および交戦国の関係者すべてを訴追対象者として扱うという立場と、
日本国民として国内法の範囲で、当時の日本の国家指導者および軍人を訴追対象者として扱う立場との、次元を異にする二つがあることを知る。

このスレは「東京裁判 再審」をうたってきた関係上、上記の第一の立場に則って議論を進めてきたつもりでいたが、
途中から、日本人自身の手による太平洋戦争の犯罪と責任問題の総括という課題が明確になってきたあたりから、
国内法諸規定に基づく訴追という問題がクローズアップしてきて、それが議論を混乱させているのではないかと思う。

私はこの第二の立場も、同様に重要であると認識しているのであるが、
国際法に準拠する第一の問題と、国内法に準拠する第二の問題とを明確にした上で議論を進められるならば幸いだ

もちろん、この私の整理に対しても異議があるようなら、別の提案をしていただいてもそれは結構だ
529日本@名無史さん:02/09/17 06:23
>528
 冷静な議論の整理、ありがとうございます。
 確かに第2の立場(=アプローチと個人的には称したいが)は、純粋に法律論
なので、別に議論すべきでしょうね。第一の立場であれば、ifを歴史に持ち込む
ことを許してもらえるならば、歴史学(または軍事史?)としていろいろな議論
ができそうだし。
 ただ、こう截然とは結局分けられないのでしょう、この問題は。
 それにしても、法律の素養のないやつに限って、三百代言的なこと平気でいう
もんな。その厚顔無恥さに、いやみでなく、本当敬服する!
 
530日本@名無史さん:02/09/18 18:22
国際軍事裁判に、日本の国内法を持ち込むことができないのはもちろんだ
あくまで当時の世界で通用していた国際法に則って判断すべきことだ。
問題は、何をどこまで当時の国際法の内容として認定できるかだろう。
531日本@名無史さん:02/09/18 19:19
>>530
国際法は条約の形で認定するので批准してない条約は適応が問題視される。
532:02/09/18 19:40
「国際法」に国際慣習法や先例、および既存法の類推適用を、
どの程度とり入れて議論できるかが分かれ道になりそうだ。
私としては、ややゆるやかな枠組みの中で議論するほうが
生産的で良いのではないかと提案したいのだが。

つまり司法組織の脆弱な国際法の世界では、あまりに厳格な法解釈・適用をおこなうと、
議論するまでもなく、みんな無罪になってしまうという不都合がある。
ヒットラーまで含めてだ・・・

533日本@名無史さん:02/09/19 00:30
       _,,. -‐''''''""''''‐-、‐'" -'''""  ̄ ""''- .,, u   ,./
     ,. -'"           /             ヽ、 /
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  /           ,ノ i l l  l, i              ヽ、
  、_       ⊂ニ -' 人 ij   l l   u            ,.-''"::゙゙'ヽ、
    ゙゙゙'''二ニ'''─‐'''''"ヽ、゙、   J            /:::::::::::::::::::::::゙ヽ、
       ̄`   ノ,. /r‐' ゙il ヽ              /:::::::::::::::::::::::::::,.-'"゙ヽ、
         __,,. J   |i、_<            /;;;:;:::::::::::::;:;:;;;/       ゙ヽ、
     u ニ二 -'" __,,./il゙、 ヽ;          ,i';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/          \
       __,,,,,,. -i''i"/、 __、' i,,.ヽ、     j      |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i'              ヽ、
   ̄ ̄`''''-.,, j ゙'J U   ij    ` - .,_      l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|             ヽ、
      :::::::::::`ヽ/      ∧    ゙゙'''‐- .,,,___i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|        >-─‐-
       :::::::::;;;/      /  \           `ヽ、;;;;;;;;;;;i     ,.-'"
       ::::;;;/     / グ ブ ゴ ヽ           `'''-ヽ- .,,_ 〉'
              |. チ ッ プ |                  i
              ヽュ チ ッ |                      l
               \ ュ  /
534日本@名無史さん:02/09/19 03:43
>533
何やねん?
ルーズベルトとスターリンとのヤルタ密約の図かw

535日本@名無史さん:02/09/19 12:31
あいつらキスかわしながら、日ソ条約の蹂躙と日本領土分割の談合をやっていたんだろうな
536日本@名無史さん:02/09/19 12:54
『国際軍事裁判』とか『国際法』とか、話ずれてる
そもそもの問題は、それを裁判という形に持っていかざるを得なかったという世界的機関の限界に、再び人類が直面したということ
537::02/09/19 13:21
東京裁判は、裁判という名を借りた、
連合国の横暴だ。
そもそも、戦勝国が敗戦国を裁けない。
538:02/09/19 15:27
>536
もう少し、詳しい議論ないし説明が欲しい
539日本@名無史さん:02/09/19 18:49
  /⌒Y⌒ヽ
        /      ::ヽ  
        /     ..:::;;;ヽ
       (    ...::::::;;;;;;;)
        )  ::::::::::;;;;;;(
         E 二三三二ヨ
         |          |
        |    ノ し |
540日本@名無史さん:02/09/19 19:20
>539
このスレの議論に文句があるなら、知性と議論で論戦を挑んでくることだ

おまえ、自分自身が恥ずかしくないのかよ
自分がこの程度の人間だってことを、その漫画をながめて自覚することだな



541あぼーん:あぼーん
あぼーん
542日本@名無史さん:02/09/21 07:43
本スレに悪質な妨害者が出現しましたが、ただちに削除しました。
しかしながら変質者的粘着者のように思われ、くりかえし出現することも予想されますので、
現れましたら下記に削除要請をするようにしてください。

http://qb.2ch.net/test/read.cgi/saku/1028282680/l20



543日本@名無史さん:02/09/21 10:35
東京裁判の判決が不当ということだが、BC裁判が妥当というならA級戦犯にはそのBC級の戦犯の犯罪についての
「教唆犯」もしくは「共同共謀正犯」で裁けばすべて解決すんじゃないの?

544日本@名無史さん:02/09/21 19:52
>>543
それは国内の刑法を前提にしているし、できたとしても「通例の戦争犯罪」=ヘーグ陸戦条約
等違反しか対象にならない。「平和に対する罪」・「人道に対する罪」は?
545日本@名無史さん:02/09/21 20:04
>>63

大阪近辺は朝鮮・韓国人と同じ民族だとは思う。
東日本については同意。
546日本@名無史さん:02/09/21 22:31
>543
いわゆる「A級戦犯」に指定された人たちが、
捕虜虐待や非戦闘員殺戮などの通常の戦時国際法違反で処罰されることについては、
ここのスレでは特に問題となっていない。
平和と戦争をめぐる国家指導のあり方を犯罪行為と決めつけ、処罰したことを問題としている。
547543:02/09/22 00:29
>捕虜虐待や非戦闘員殺戮などの通常の戦時国際法違反で処罰されることについては、
ここのスレでは特に問題となっていない。

じゃあ、結果は一緒なら別にいいんじゃない?
無罪になるならともかく(まあ、総理大臣経験者以外の文官などはそういう人もいるかも知れないが)。

>平和と戦争をめぐる国家指導のあり方を犯罪行為と決めつけ、処罰したことを問題としている。
確かに罪刑法定主義の観点から問題はあるかも知れないが、そもそも戦前は罪刑法定主義は否定されていたし、
そういう国家の指導者を罪刑法定主義違反でどうのこうのいうのはおかしいような気がするがな。
北朝鮮も罪刑法定主義を否定しているようだが、いざ金書記が国際法廷に出されたとき
自分が否定していた罪刑法定主義を、自分の犯罪のときは180度反対に罪刑法定主義を主張しても納得できないようにさ。
548:02/09/22 00:35
この間、悪質な妨害者などがあって議論の流れが阻害されてしまったが、
昭和天皇の訴追問題はどうだろうか
国内法に基づく法的責任の問題はさておいて、国際法に基づく国際軍事裁判の枠組みの範囲では、
昭和天皇に対する国家指導上の戦争犯罪容疑は、大筋において無罪と判断するほかはないように思われるが・・

これまで昭和天皇の罪状として1.関東軍の行動に対する追認、2.満州国の承認、
そして3.日米戦における開戦裁可の三つが挙げられている。
このうち
3.の日米開戦の問題については、アメリカ側が英・蘭・中と共同で日本に対して経済封鎖を仕掛けており、
経済封鎖に対して軍事的反撃を行使することはパリ不戦条約の認めているところであるから、日本の戦争発動は正当行為と認定され、
したがって昭和天皇の戦争裁可は無罪。

1.の関東軍の行為に対する追認問題。これについては責任なしではすまされないかも知れない。
ただ関東軍の行動、および朝鮮軍の無断越境問題については、参謀総長と若槻首相の両名が一致してこれを承認する方向で動いていたことから、
昭和天皇にこれを覆すように求めることは、立憲君主制の制度上、難しいのではないかと思われる。

2.の満州国承認問題。これも上記1と同様の事情にあるだろう。

以上により、昭和天皇は国際軍事裁判上の問題においては無罪とするのが至当と判断する。

これについて、上記の議論に対する反論、および昭和天皇に対する
別の容疑での訴追意見があれば、それを聞かせてもらいたいと思う。

意見表明はすべて自由だ。ただし、かならず理由・根拠を明記するようにお願いしたい。


昭和


549:02/09/22 01:36
>547
東京裁判というと罪刑法定主義がよく争点となっているけれども、
ここのスレでは必ずしも罪刑法定主義の有効・無効だけの議論をしているわけではない。
もっと多様な論点をめぐって論じている。
私の立場では、パリ不戦条約=「平和に対する罪」は実定法規として有効に存在しているという
前提のもとに立論をしているつもりだ

550日本@名無史さん:02/09/23 04:02
age
551日本@名無史さん:02/09/23 05:22
>548
満州国の承認問題は、政府・軍部のみならず、新聞・マスコミをはじめとして日本国民の大多数が支持していたから、
その責任を昭和天皇に帰することはできないだろう。
552日本@名無史さん:02/09/23 22:47
昭和天皇は無罪でいいのではないか
553日本@名無史さん:02/09/24 03:11
>548
昭和3年の張作霖爆殺事件が昭和天皇のトラウマをなしていた。
この事件では昭和天皇は軍部の満州制圧陰謀を阻止し、
軍部と結託していた田中義成首相を事実上の罷免に処した。
天皇から面会拒否を受けた田中は心筋梗塞で死んでしまった。一説には自殺とも言われているが・・・
昭和天皇には、この一件がかなりこたえたようだ。
満州事変のとき昭和天皇の対応が鈍かったのは、この事件の影響だろうと思われる。
554:02/09/25 16:07
以上、ここまでの議論をふまえたうえで、
国際法に基づく国際軍事裁判上の問題として、昭和天皇を有罪とする意見はないだろうか?

555日本@名無史さん:02/09/25 18:32
http://www1.sphere.ne.jp/hata-seminar/
の世界戦争犯罪辞典ってどない?
556日本@名無史さん:02/09/26 03:13
>>555
なんか残虐事件の羅列といった感じの本だな
BC級戦犯の追及には使えそうだけど、ここの議論にはあまり役立ちそうにはなさそうだ
これで見ても、昭和天皇の有罪の立証に使えそうな材料は見当たらないようだが
557日本@名無史さん:02/09/26 07:41
昭和天皇の責任

1.日中戦争の責任
 はっきりいって蘆溝橋事件に始まる日中戦争は正当化できる要素は少ないだろう。
 確かに一部軍部の独走で始まったことなのかも知れないが、226事件のように大元帥として不拡大を断固主張していれば、早晩収束したはず。
 しかし近衛の「相手にせず」の声明を追認し、結局泥沼化し、「南京事件」のような悲劇を多くもたらした。
 広田弘毅がこの当時外相だったことで死刑になったことを考えると、昭和天皇も相当の責任がある。

2.東条英機を総理にしたこと。
 この人事権の責任は相当大きい。
 この人事は当時の常識からしてもかなり無謀な人事。
 木戸幸一はこの人事を推薦しただけで死刑の可能性が大だったことを考えても責任は大きい。
558日本@名無史さん:02/09/26 09:48
任命責任と言う点では東条もさることながら、近衛に3度も総理をやらせたことが大きい。
ある程度歴史に含蓄のある人なら、戦前最大の責任を負うべき総理大臣は近衛文麿というだろう。
とにかく彼なりの理想はあったかもしれないが、やることはイイカゲンで結局はちゃめちゃにして放り出すという
仕事人としては最低のパターン。
日中戦争しかり、大政翼賛会しかし、日米交渉しかり。
前任者がこういう人だと後任の人はたまらんよ。
559:02/09/27 13:21
近衛文麿の責任を問う声があがっているが同意。
近衛文麿と松岡洋右のふたりの戦争責任、戦争犯罪については、必ず取り上げなければならないだろう。

昭和天皇の戦争犯罪有罪論について、他に議論はないだろうか?
560日本@名無史さん:02/09/27 22:43
>>557
>広田弘毅がこの当時外相だったことで死刑になったことを考えると・・・・
>木戸幸一はこの人事を推薦しただけで死刑の可能性が大だったことを考えて・・・・・

「東京裁判」そのものが茶番であることは、このスレの議論でもうじゅうぶんに明らかになったことなので
「東京裁判」の判決や判断を根拠として議論をすることはやめてもらいたい
もし広田や木戸が有罪というなら、そのような茶番劇とは独自に立証する責任があるはずだ

561日本@名無史さん:02/09/28 01:28
牟田口、辻はA級
562日本@名無史さん:02/09/28 01:35
牟田口は第五福竜丸に乗せてビキニ環礁ツアーでいいよ片道で
563:02/09/28 05:40
当面、昭和天皇の問題から処理していきたい。

それ以外の戦犯リストを用意しておいてもらって結構だが、
このスレで扱うのは、あくまで国家指導のレベルにおける戦争犯罪だということに留意されたい。
564:02/09/29 07:19
>557,558 (長すぎるようなので分割掲載)
1.蘆溝橋事件が日本軍の謀略によるものでないことは、今日、ほぼ定説となっている。
  何者であるかは判明していないが、夜間演習中の北京駐屯日本部隊に発砲したものがあって、それを機として勃発した偶発的戦争だ。
  しかもこの偶発的事件をめぐっては、現地において停戦協定が成立しており、日本側はこの事件を拡大化させる意図はなかった。
  日本国内からの現地派兵の意見もあったが、当時、参謀本部作戦部長となっていた石原莞爾がこれをくい止めていたのだ。
  しかし南京政府の蒋介石が北京へ向けて大部隊を派遣するに至ったために、放置しておくと日本側の少数の北京駐屯部隊では殲滅されてしまうために、
  これに対応して、日本国内よりの派兵に踏み切らざるをえなかったというのが実情だ。
  したがって、日中戦争をもって侵略戦争よばわりするのは全くの的はずれというものだ。
  ごくありふれた普通の戦争の域を出ていない。
  その後、戦火は上海に飛び火するなどして戦争は拡大の一途をたどることとなったが、それは結果論に属する問題だ。
  昭和天皇は、この事変に対して、陸軍大臣であった杉山元からだいたい一ヶ月ほどで作戦を完了させるという説明を受け、それでこれを裁可している。
  
  戦火を中国全土に拡大することは意図するところではなかったが、首都南京の陥落でも蒋介石が停戦に応じず重慶に逃げ込んでしまったために、
  ベトナム戦争とおなじような泥沼状態に引きずりこまれてしまったということだ。
  通常は首都が落とされたら停戦和平に応じるのが軍事の常道であり、国家指導者の責任でもある。
  それでなお戦争を続行すれば、停戦の機縁を失って全国を焦土と化す永久戦争に踏み込まざるを得なくなるからだ。
  日中戦争の拡大化については、中国共産党の謀略説ももちろん考慮しなければならないが、私は
  国家指導者としての常軌をはずれて、焦土作戦に入った蒋介石の責任も見落とされてはならないと考える。
  
565:02/09/29 07:26
  日本側では首相近衛文麿が問題となる。
  近衛は日中戦争を奇貨として、国内的には国家総動員体制をつくり、国際的には東亜新秩序なるものの建設に突き進んでいく。
  近衛は軍部と結んで、中国大陸全土の支配を目指していたと言ってよいであろう。
  このような危険な近衛たちを任命した昭和天皇の責任も問われることとなるが、
  昭和天皇も手をこまねいて傍観していたわけではない。これら軍部・ファシストたちの暴走をくい止めるべく努力し、
  とくに1938年から始まる日独伊三国同盟計画に対して強く反対し、ついにこれを流産に追いやるといった行動を示している。
  この時期の昭和天皇の戦争責任問題については、これら両面から評価する必要があるだろう。
566:02/09/29 07:27
2.東条英機の総理大臣任命問題。
  この問題については、外国人だけでなく日本人の中でも誤った理解をしている人が少なくないので、この際にはっきりさせておきたい。
  東条の総理任命は1941年10月。これは同年9月6日に行われた有名な御前会議で10月上旬にいたるも日米交渉不調のときは戦争を決意するという決定がなされたが、
  陸軍大臣東条の強硬意見の前に、交渉に行き詰まった近衛が政権を投げ出したことによるものだ。
  このとき新首相の選定をめぐって内大臣木戸幸一が昭和天皇に進言したことは、
  対米最強硬派である東条を責任ある総理大臣の地位につけることが、陸軍に譲歩を強いて、日米交渉を進展させる最良策であるというものであった。
  昭和天皇は、この木戸の進言を容れて東条に組閣を命じたのだ。
  そしてさらに、木戸は昭和天皇の意向として、東条に対して9月6日の御前会議の決定を白紙にもどして、再度、
  交渉優先のもとに日米関係の打開をはかるべきことを命令し、そして東条もこれを受諾した。
 
  昭和天皇は、まさに決定的な局面で天皇大権を行使して、戦争の決定を白紙還元したのだ。
  この点はよくよく銘記されてしかるべきである。

  そして東条もまた豹変して、交渉優先の姿勢に転換してしまった。軍部ではこれを東条の裏切り行為として憤慨し、ただちに開戦に踏み切るように強硬に申し入れたが、
  東条は、「現状では御上は開戦をお許しにはなるまい」と言って、これを阻止していたというのが真相だ。

  ではなぜ日米開戦に突入したのかということになるのだが、結論的には、日本側が戦争回避の切り札として用意した交渉乙案に対して、
  アメリカ側はその内容を承知しながら、これをまったく無視して、最強硬の要求を並べ立てたハル・ノートを日本側に提示したことによって
  交渉決裂―戦争突入にいたったということだ。
  日米戦争の開戦責任は、明確にアメリカ側にあるということも、この際、鮮明にしておきたい。

  以上の議論にもとづき、昭和天皇の戦争責任・戦争犯罪に関する結論。
  任命権者としての責任、あるいは南京事件のような統帥上の責任を免れることはできないが、
  戦争犯罪に関しては無罪と判断するを至当と考える。

567日本@名無史さん:02/09/29 23:22
age
568:02/09/30 01:57
上記の意見に対する反論、および昭和天皇の他の戦犯容疑に関する議論があれば求めたい。

意見表明はすべて自由だ。
ただし必ずその理由・根拠を明示するようにされたい。


569日本@名無史さん:02/09/30 15:16
昭和天皇が終わったら、
次はルーズベルト、トルーマンたちの順番だな
570日本@名無史さん:02/09/30 15:27
これって本当か?

↓ ↓ ↓
http://www.dream-express-web.com/space-trust.htm
571日本@名無史さん:02/09/30 18:31
>570
何やねん、ここの議論とドーユー関係があるっていうねん?w
572あぼーん:あぼーん
あぼーん
573日本@名無史さん:02/09/30 20:00
>>570>>572はアク禁になるな
574あぼーん:あぼーん
あぼーん
575あぼーん:あぼーん
あぼーん
576あぼーん:あぼーん
あぼーん
577あぼーん:あぼーん
あぼーん
578443:02/10/01 01:19
クックルが文明と称する検事で、殴られているモナー?がA級戦犯。
左のモナー?が戦争から解放された日本国民。
太陽が戦争が終わり、不戦条約の不備を研究しようとしていた学者。

と強引に解釈してみる。
579日本@名無史さん:02/10/01 19:00
検閲されて添削されちゃうから言動には気をつけよう
削除依頼板を見て思った・・・
580日本@名無史さん:02/10/02 05:06
>>564
まず蘆溝橋事件について
>しかもこの偶発的事件をめぐっては、現地において停戦協定が成立しており、日本側はこの事件を拡大化させる意図はなかった。
  日本国内からの現地派兵の意見もあったが、当時、参謀本部作戦部長となっていた石原莞爾がこれをくい止めていたのだ。
  しかし南京政府の蒋介石が北京へ向けて大部隊を派遣するに至ったために、放置しておくと日本側の少数の北京駐屯部隊では殲滅されてしまうために、
  これに対応して、日本国内よりの派兵に踏み切らざるをえなかったというのが実情だ。
現地で停戦協定が結ばれた同日に近衛文麿は動員令を発していますよ。
蒋介石はそれを受けて全面戦争を覚悟して華北への兵力移動を行ったかと。
  
581580:02/10/02 05:23
>>564
次に日中戦争拡大について
>戦火を中国全土に拡大することは意図するところではなかったが、首都南京の陥落でも蒋介石が停戦に応じず重慶に逃げ込んでしまったために、
  ベトナム戦争とおなじような泥沼状態に引きずりこまれてしまったということだ。
  通常は首都が落とされたら停戦和平に応じるのが軍事の常道であり、国家指導者の責任でもある。
  それでなお戦争を続行すれば、停戦の機縁を失って全国を焦土と化す永久戦争に踏み込まざるを得なくなるからだ。
第二次上海事変をたんなる地域防衛戦に留めず、
首都南京制圧を目指したのは日本政府及び軍部の政治的意図でして
外国の何者かに強制された訳ではありません。
湾岸戦争の時の国連軍はバグダッドを攻略しませんでしたね。
そして蒋介石は日本との講和を受けつけなかったからこそ、
戦後の中国は結果的に戦勝国どころか国連の五つの常任理事国の一員として、
国力不相応の安保理拒否権も持ち、かつ「満洲」も取り戻せたのです。
蒋介石政権を崩壊させるなり単独講和のテーブルへ
大東亜戦争の際に付けられるなり
してたら話は別ですが。  
582日本@名無史さん:02/10/02 12:56
通州事件って、東京裁判ではとりあげられたのでつか?
583日本@名無史さん:02/10/02 15:04
>>581
蘆溝橋事件も上海事変も、火をつけまわって事変の拡大を画策したのは中国共産党の謀略だよ
今やそれはジョーシキ! 国民党軍に追いつめられている共産党側が、目を日本軍に向けさせるためだ
584日本@名無史さん:02/10/03 21:15
>580
近衛内閣はいったん派兵を決定したけれども、現地で停戦協定が成立したし平穏な状態にもどったので派兵は見合わせていたのだ
しかし蒋介石は南京から中央軍4個師団の大部隊を北京に向けて送り込み、また現地において紛争が再度勃発することなどがあったために
手薄な現地軍を援けるために、日本からの派兵にふみきったというのが実情だ
585日本@名無史さん:02/10/04 21:03
上海事変も、昔は日本軍の謀略のような書き方をされていたけれど、
最近の研究で、これが蒋介石の側から仕掛けた戦争であることははっきりしている。
華北で戦うことの不利を考えた蒋介石が、主力軍のある華中方面に日本軍に引き込んで打撃を加えるために
中国側に強力な要塞のある上海で、日本軍に向けた攻撃を指令した。

中国本土に戦火を拡大させた張本人が、蒋介石であることは間違いない。
自分の支配する国だから好きにやってもらって構わないけれども、
日本が中国全土に災厄をおよぼしたというような言い方は願い下げにしてほしいものだな

586日本@名無史さん:02/10/04 21:08
age
587日本@名無史さん:02/10/05 14:54
588日本@名無史さん:02/10/05 15:12
唐揚スンナ アボー
589:02/10/06 04:30
昭和天皇の問題については、ほぼ決着がついた感があるようだが・・
ただしこのスレの裁判では「一事不再理」の原則は放棄することとしたいので、再度明確な訴追根拠が見つかったときには昭和天皇の問題も再度取り上げることとしたい。

さて、昭和天皇に続いては交戦国の元首、とくにアメリカのルーズベルトとトルーマンを取り上げなければならないだろう。
まずルーズベルトから始めたい。
ルーズベルトの戦争犯罪容疑は以下の三件である。
1.日米戦争における開戦責任。これは二つの事項からなる。
 第一に、対日石油輸出の禁止を始めとして、英国・中国・オランダと共謀して対日経済封鎖を行い、日米開戦の原因を作ったこと。
 第二に、日米交渉の最終局面において、日本側が戦争回避の切り札として用意した交渉乙案に対して、その内容を知りながらこれを全く無視して、最強硬の要求項目を並べ立てたハル・ノートを日本側に突きつけて、意図的に日本を戦争に導入した謀略。

2.ヤルタの密約において、千島列島をソ連に割譲する条件で、スターリンに対日参戦を求めたこと。すなわちスターリンとの共同謀議による日ソ中立条約の蹂躙行為。

3.広島・長崎に対する原爆投下。それ自体が人道に反する残虐にして大量殺戮の兵器である原爆を、非戦闘員である一般市民の虐殺を目的として行使することを命令した罪。

以上の三件だ。ここでは上記三件に関する無罪の弁明を求めたい。


590日本@名無史さん:02/10/06 10:24
負け犬がいまさら何を言うか!勝てば官軍て、言葉知らんな。
591日本@名無史さん:02/10/06 10:29
再審賛成である。
但し、ボロ負けして、国民に多大に死者を出し、
日本を守りきれなかった軍部を弾劾し
敗戦の責任を明確にとらせることが重要。
 敗戦の第一級戦犯は東条!
 以下、どしどし裁くべし。
592日本@名無史さん:02/10/06 10:31
>590
「盗っ人にも三分の理」いう諺もおますよって、堪忍してーな。
593日本@名無史さん:02/10/06 10:40
>>589
まずあなたのあげることを有罪にする法的根拠を示したら?

そうでないと裁判ではなく歴史上の人物の好き嫌いを述べている話になるだけだよ。
594日本@名無史さん:02/10/06 17:53
>>593

?
595弁護人:02/10/06 18:03
>>589
1→石油をどこに売ろうが売り手の勝手。どんな条件を突きつけようが勝手。いやなら、拒否すればいい。
2→日ソ中立条約をソ連に守らせる義務はアメリカにはない。敵国の領土を交渉材料に使うのは常識。
3→非戦闘員の虐殺は、太古より行われてきた戦争の常識。
596:02/10/07 03:26
>593
1.経済封鎖は準戦闘行為と見なされる。これはパリ不戦条約の規定するところだ。
  それ故に、経済封鎖を仕掛ける側には開戦責任が発生することとなる。
  ハル・ノートは経済封鎖以上に開戦責任を発生させることとなる。
  アメリカ側はマジックの解読で、交渉乙案で日米交渉が妥結しなければ日本が戦争に踏み切ることを承知しながら、あえてハル・ノートをもって最強硬の要求を突きつけたことは、
  これが日本を戦争に引き込むための確信犯的行動であったということだ。
  法的には、未必の故意に相当する行為で、パリ不戦条約が規定する「平和に対する罪」において有罪ということだ。

2.国際条約である日ソ中立条約を蹂躙することが国際法違反であることは言をまたない。ルーズベルトの罪は共同謀議による共犯ないし教唆犯に該当するだろう。

3.大量殺戮を行う残虐な兵器は、それ自体において戦時国際法違反ないし「人道に対する罪」に該当するだろう。
  非戦闘員である一般市民の大量虐殺を目的とした命令は、南京虐殺と同様の処罰をこうむらなければならないであろう。


  
597日本@名無史さん:02/10/07 03:47
ところで、原爆落とした時、ルーズベルトはこの世にいなかったが?
598日本@名無史さん:02/10/07 03:49
関東軍が張作霖を爆殺した盧溝橋事件や満州事変で不戦条約を破ってるのでは?
599日本@名無史さん:02/10/07 03:56
駐日大使・グルーの「滞日十年」より
百人中たった一人の日本人ですら、日本が事実上ケロッグ条約や九か国条約や
連盟規約を破ったことを、本当に信じているかどうか疑わしく思う。・・・・。
一人の日本人は私にこういった 「そうです、日本はこれらの条約をことごとく
破りました。日本は公然たる戦争をやりました・・・・」
600日本@名無史さん:02/10/07 04:01
質問なんだが
当時の日本は、中国領内で軍事行動する正当な権利は有してたの?