原敬の暗殺者

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1 ：日本＠名無史さん：
水曜日　、「その時歴史は動いた」をみたけど、あの暗殺者「なかおかこんいち」は幕末の中岡慎太郎の孫って、
高校の時にマニアックな日本史の先生から聞いたけどホント？
誰か知ってる？
2 ：日本＠名無史さん：02/07/07 08:44
2get
3 ：日本＠名無史さん：02/07/08 00:30
そんなことよりも、俺は原敬の政策が気になる。
実際、あの軍縮路線でロシアの脅威に対抗できたのか？

軍縮（・∀・）ｶｺｲｲ！みたいな扱いがちょっと気になった。
4 ：日本＠名無史さん：02/07/08 00:41
>>3
ロシア革命期のソ連に脅威なんてないでしょう。
>>1の言う原敬暗殺犯の中岡良一が中岡慎太郎の子孫説が気になる。
ちょっと調べたけど出てこないね、慎太郎に子供はいたのだろうか。
5 ：日本＠名無史さん：02/07/08 01:55
>>3
原敬の時代にロシアの脅威とか言ったって・・・
ねぇ？
6 ：日本＠名無史さん：02/07/08 02:11
をろしやの脅威がなくなったから軍縮でわ？
7 ：3：02/07/08 02:42
む、なんか根本的に記憶が間違っているようなので…
歴史教科書見にちょっと逝ってきます(;´Д`)
8 ：日本＠名無史さん：02/07/08 07:14
人生山あり原敬
9 ：原敬です(ﾅﾝｶ最近偏頭痛)：02/07/08 09:13
マジろしあにはびびった！ロシアは恐い国ナリ
てゆか敬 はヘタﾚなんでどうかご容赦を…
10 ：日本＠名無史さん：02/07/09 08:37
原敬は他の薩長出身のヤツラと違って、爵位とか勲章とか欲しがらんところがステキです！
11 ：日本＠名無史さん：02/07/09 08:57
背も高くて嫁さんも美人。
日記は資料として重宝されとります！
12 ：日本＠名無史さん：02/07/09 09:05
原敬は後年男爵を授けられることになった時、薩長土肥の連中とともに爵位に
つくことを嫌い、これを返上するという行為に出たが、これも薩長の東北征伐
による惨禍を目撃したためと言われる。
13 ：日本＠名無史さん：02/07/09 10:08
さすがは一山先生！反骨精神ですな
14 ：日本＠名無史さん：02/07/09 10:36
中岡の職場の同僚、染谷進の証言
　
―近ごろ中岡から何か言われたことはないか？
「先月中旬だったと思います。中岡が“他言してくれては困るが
自分は今度、原を殺すつもりだ”と言いました。さらに“原を殺
せば千や二千の金が入る”とも言いました。また“芝公園十三号
地に仲間がいる”などとも言っておりました」
（これは中岡の単独犯行説を覆す重大な証言であったにも関わらず
奇妙なことに詳しい調査は全く行われていない）
15 ：日本＠名無史さん：02/07/09 18:55
中岡慎太郎と関係あるかどうかは知らんが中岡艮一の叔父は国会議員。
16 ：日本＠名無史さん：02/07/12 01:01
あげ
17 ：日本＠名無史さん：02/07/12 01:19
なんで日本の為なんかに命を捨てた・・・



18 ：日本＠名無史さん：02/07/12 10:58
尊厳の是非は別にしても
それだけの価値があったんじゃない。
そう思わせる何かがあったんだろうね。

現代に生きる私には想像もつきませんが。
19 ：日本＠名無史さん：02/07/13 23:08
>もともとこの本を手に取った理由は､
>「原敬を暗殺したのは中岡慎太郎の孫だった!」という新聞の
>書評記事の一文を読んだからだ。
>中岡慎太郎に孫がいたのか？という単純な驚きと、
>当たり前の事だが確実につながっている歴史のおもしろさに興味を持った。
↑
どうも、中岡艮一が中岡慎太郎の孫であるという説は
この本から出ているらしいよ。自分は読んでないが、参考までに。
↓
http://www.sakuhokusha.co.jp/shohyo/23genba.htm
20 ：日本＠名無史さん：02/07/13 23:23
外出するときにはコートを着ましょう。
21 ：4：02/07/13 23:39
>>19
ありがとう、探して読んでみます。
22 ：日本＠名無史さん：02/07/14 06:21
原敬に影響を与えた人物に楢山佐渡を忘れてはいけない。
23 ：日本＠名無史さん：02/07/29 03:15
中岡艮一の叔父の国会議員てだれ？

ちなみに大塚駅助役だった橋本栄五郎が暗殺の教唆犯として起訴されているよ。
24 ：4：02/07/29 03:51

日本史の現場の検証２は図書館にありませんでした。１はあったのですが２ははっけんできづ。
>>23
中岡のオジサンではなく、オオオヂです。
25 ：２３：02/07/29 04:07
失礼すますた。オオオヂの国会議員って、だれのことでせう。
よければ教えてください。
26 ：２３：02/07/29 04:09
あと、中岡は昭和１５年の紀元２６００年の恩赦だったかで釈放された
と思うんですが、その後はどうなったんですかね。だれかご存じないす
か。戦後も生きて、５・１５事件の三上卓のようにクーデタ計画を立て
たりはしなかったの？
27 ：4：02/07/29 12:24
>>23
図書館に「日本史の現場・・2」がなくたまたま借りた別の本に原敬暗殺の話しが載っていて驚きました。
偶然というか不思議な符号ってあるんだね。

その本は猪瀬直樹の「ペルソナ　三島由紀夫伝」です。
第一章に三島の祖父と原敬との関係を書いておりその中に中岡の親戚の議員のことも書いてあります。
28 ：日本＠名無史さん：02/07/29 19:07
中岡艮一はプロのヒットマンとしか思えない。
たった一撃で、心臓を正確に刺し、即死させた手口。
ただの大塚駅転轍手ではあるまい。一体だれに訓練を受けたのか？
29 ：日本＠名無史さん：02/08/01 01:35
保全あげ
30 ：4：02/08/01 01:50
>>29
保全アゲしなくともレスを入ればスレは生きます。

レス無しageを恥と知れ。
31 ：日本＠名無史さん：02/08/01 01:50
反省します
32 ：4：02/08/01 01:51
>>31
いい奴だな、キツイ言い方スマン。
33 ：日本＠名無史さん：02/08/01 02:02
東京日日新聞　大正１０年１１月４日号外

原首相刺さる
今夕西下の途上東京駅にて

原総理大臣は本日午後七時二十分東京駅に於いて何者にか短刀を以て刺され
血塗れと相成り直ちに駅長室に担ぎ込まれたために非常の混乱を呈し犯人
その他目下調査中
34 ：日本＠名無史さん：02/08/01 02:06
あの当時に首相暗殺という大罪を犯した人が死刑になってないのは変だよ。
35 ：日本＠名無史さん：02/08/01 02:07
中岡は短刀を刺した状態で独特の捻りをくわえたそうです。
これはプロの殺し屋が殺傷能力を高めるためによく使う手口
だそうです。
36 ：日本＠名無史さん：02/08/01 02:10
やはりそうですか。
ただものではないと思っていますた。
同様の手口は、明治２２年、文部大臣森有礼を刺殺した西野文太郎も使って
ますよね。一度腹を突き刺したあと、ぐるりんと刃を回して、引っこ抜く。
必殺の手段です。中岡慎太郎の孫なら、腕に覚えがあったのかいな。
37 ：日本＠名無史さん：02/08/01 02:15
>>35
ひねりは加えてないでしょう。
右肺側から心臓に達する致命症とあるから短刀というよりも長いかも。
肋骨を切ってとの診断もある。
38 ：日本＠名無史さん：02/08/01 02:18
盛岡市の原敬記念館に残されてる「暗殺当時に来ていたワイシャツ」には、わずかな
出血が認められるのみ。ひねりを加えたなら、もっと大量に出血しているはずと思っ
てみたり。
39 ：日本＠名無史さん：02/08/01 02:18
私が知りたいのは、中岡艮一が中岡慎太郎孫説なんだよ。
40 ：日本＠名無史さん：02/08/01 02:19
>34
浜口雄幸を暗殺した犯人に至っては１０年で出所している。
右翼テロリストには甘かった。
中岡艮一は右翼とは言えないだろうけど。
41 ：日本＠名無史さん：02/08/01 02:21
>>38
私が子供の頃に見たときは血満れだったよ。
42 ：日本＠名無史さん：02/08/01 02:22
それは失礼しますた。
私は写真で見ただけなので・・・。
43 ：日本＠名無史さん：02/08/01 02:27
いいスレだ。盲点かもしれない。
中岡ってどういう素性なのか一時期気になっていた。
濱口を撃った佐郷屋も（戦後に右翼のヒーロー・・・）甘い判決。
井上準之助や団琢磨を殺った連中も甘い判決。なにかにつけて恩赦で娑婆へ。
裏での権力力学があったと思わせるもまた然り。陰謀史観は嫌いだけど。
44 ：日本＠名無史さん：02/08/01 02:28
中岡艮一は貧しい労働者ということになってるけど。
親戚に国会議員がいたりして、裏がありそうだ。
45 ：日本＠名無史さん：02/08/01 02:29
団琢磨を殺した菱沼五郎は、戦後、茨城県議会議長。
そんなやつを県議に当選させないでﾎﾁｲ。
46 ：日本＠名無史さん：02/08/01 02:33
>>45
えらい人です。
47 ：日本＠名無史さん：02/08/01 02:36
中岡艮一は戦後どうなったんだい？
48 ：日本＠名無史さん：02/08/01 02:45
>>47
一時満州に渡り、その後日本で亡くなったらしい。
49 ：日本＠名無史さん：02/08/01 02:47
すごい物知り。いつごろまで生きていたのか知ってますか？
50 ：日本＠名無史さん：02/08/01 02:49
日本史の現場の検証２　明治・大正編

合田一道
扶桑社

この本の内容をどなたか紹介してください。
51 ：日本＠名無史さん：02/08/01 02:56
中岡艮一に関しては調べても不明部分が多すぎ。
52 ：日本＠名無史さん：02/08/01 02:57
井上や團を殺害した連中は井上日召の門下だろ？
茨城県では決死の英雄扱い。地方農業県は不景気のあおりをくらっていたから、
寛容とまではいかずとも、支持と黙認はあったようだ。橘孝三郎なんてのもいたしね（w
53 ：(((；ﾟДﾟ)))：02/08/01 02:57

　　http://members.jcom.home.ne.jp/himajin28/news10.htm
54 ：日本＠名無史さん：02/08/01 03:07
>>53
そのサイトの人が語るのはかん違いだよ。
検死調書では右胸から刺した短刀は肋骨を切断し心臓に達すとかだろ。
55 ：日本＠名無史さん：02/08/01 03:10
中岡艮一は結婚したのだろうか？
56 ：日本＠名無史さん：02/08/02 00:08
受験時には必ず中岡良一と書く奴がいる。
57 ：日本＠名無史さん：02/08/04 04:16
原の家の近くに住んでいた某大物代議士らの陰謀らしいと猪瀬直樹が書いておった。
58 ：日本＠名無史さん：02/08/05 01:23
原内閣に隠然たる影響力をもっていた山県有朋に対立する勢力が起こした計画的な
暗殺・・・という説を聞いたことがあるが、真相はどうなのかね？
59 ：日本＠名無史さん：02/08/05 01:30
山縣は原の政策を快く思っていなかったが、
原の他に国政を担える者がいないと思っていた
二人は何度も会談し意見交換もしていた
まあ、山縣の子分が山縣の意図と無関係に勝手に動いていた可能性はなくもないけど
60 ：日本＠名無史さん：02/08/05 01:39
「ペルソナ」の第一章を読むこと、>>19の本を探すこと。
語るのはそれからだ。
61 ：日本＠名無史さん：02/08/05 01:55
中岡の獄中手記が読みたいな〜本にもなってるらしい
62 ：日本＠名無史さん：02/08/05 02:50
獄中手記のタイトル知ってる？
63 ：日本＠名無史さん：02/08/05 02:55
中岡の手記なんてないんじゃないの？
戦前に首相を暗殺していながら死刑にもならず、恩赦で釈放は変だよ。
64 ：日本＠名無史さん：02/08/05 02:58
日本史の現場の検証２　明治・大正編
合田一道
扶桑社

夏休み中の皆へ、もよりの図書館で探してくれ。
＞19の本だ。
65 ：日本＠名無史さん：02/08/06 00:56
>>19の本、今日近所の本屋にあった。一応立ち読みしといた
66 ：日本＠名無史さん：02/08/06 01:02
>>65
どんな事が書いてありましたか？教えて下さい。
67 ：65：02/08/06 02:03
>>66「ペルソナ」ほど真相には迫っていませんでした。中岡の単独犯行って
いう事で話を進めていたし。中岡慎太郎の孫説についても全く掘り下げてい
ませんでした。現場検証って割には期待外れだったかな。
　　　その他↓
・艮一の父は足尾銅山に勤めていた
・艮一は足尾銅山の社宅で生まれた(田中正造が活躍していた時）
・父が早死にした後は母・妹・艮一の３人で巣鴨に住んでいた
・同年九月に安田善次郎をテロった朝日平吾を尊敬していた


　

68 ：日本＠名無史さん：02/08/06 02:20
>>67
ありがとう。
そうか・・・、艮一の父と田中正造とのつながりを探すかな。

いずれにしろ鉱山つながりはある。
69 ：65：02/08/06 02:33
原敬は１９０５年に古河鉱業副社長に就任しているよ
70 ：日本＠名無史さん：02/08/06 02:45
中岡の親戚の国会議員も鉱山系。
71 ：日本＠名無史さん：02/08/06 02:53
>>70
違うだろ、林業系だろ。
明日から俺図書館に詰めるは（ｗ
72 ：日本＠名無史さん：02/08/06 02:54
http://www.hps.hokudai.ac.jp/hsci/hokudai/1907.htm
73 ：　　　　　 ：02/08/06 03:35
藤堂まき
74 ：日本＠名無史さん：02/08/06 12:39
中岡艮一が原首相に激突した地点（丸の内口改札）の床には、記念の鋲が打ち込んで
ある。
75 ：日本＠名無史さん：02/08/08 02:24
中岡の大叔父の中村彌六って｢布引丸｣の所有者だったらしい
76 ：日本＠名無史さん：02/08/14 17:38
>>62
｢鉄窓13年　中岡艮一の獄中手記｣
77 ：日本＠名無史さん：02/09/05 06:29
沈んでいたけど、続きが見たいage
78 ：日本＠名無史さん：02/09/05 08:06
にゃん
79 ：日本＠名無史さん：02/09/06 01:10
「その時歴史が動いた」今度は濱口雄幸の遭難の「そのとき」だそうな・・・
また原のときと同じく改革者マンセー！！！な歴史観で構成されるんだろうな・・
ちなみに撃ったのは佐郷屋留男という戦後もよくインタビューを受けていた真の国賊。
濱口生きてれば・・・ｽﾚ違いｽﾏｿ。
80 ：日本＠名無史さん：02/09/06 01:18
中岡艮一は資料が少ないね。ただのてんだ手じゃないのは確かなのだが、
81 ：日本＠名無史さん：02/09/06 01:33
そうかもしれない。

難しい問題ではあるな。
82 ：日本＠名無史さん：02/09/07 07:46
トレンディーじゃない
83 ：日本＠名無史さん：02/09/07 08:02
中岡はヤクザ社会でいうところの“鉄砲玉”、ボスの命令で動いただけ！
背景に黒幕がいたことは確実。その理由は中岡が所持していた「斬奸状」の文体が
彼の素養からかけ離れている。また、国家主義者の文化団体「政教社」の五百木良三が
事件の数日前に、近衛文麿に原暗殺の予告めいた言をはいている。結論は一青年の犯行でチョン。
84 ：日本＠名無史さん：02/09/07 08:09
名前、忘れたけど首相を暗殺しても4年の禁固刑、恩赦で２年半で出獄という時代だからなー。
85 ：日本＠名無史さん：02/09/07 08:11
中岡艮一
86 ：日本＠名無史さん：02/09/10 11:57
>>1
中岡艮一の祖父は慎太郎じゃないよ、あれは艮一のホラだったらしい。
んで本当の祖父は土佐藩出身の判事。
87 ：日本＠名無史さん：02/09/10 21:38
>>86
本当の祖父の名を教えてくだされ。
88 ：日本＠名無史さん：02/09/10 21:50
>>83
５行目以降には全く同意
89 ：日本＠名無史さん：02/09/14 01:40
･祖父の名は中岡藹(木更津区裁判所監督判事）
･父の名は中岡精(足尾銅山木材主任→東京市土木課）
･事件の2日後の東京日日新聞に祖父と同郷の友人、今西茂喜氏の
「艮一の父は、老判事の長男だが…」というコメントが載っている。
90 ：小泉純一郎：02/09/20 03:05
中岡艮一は出所したあと水平運動に参加したらしいですよ。
でも長続きせず、その後は満州に渡ったとか。
91 ：日本＠名無史さん：02/09/28 00:37
age
92 ：日本＠名無史さん：02/09/28 00:54
>>91
こういう地味な話題は上げてもレス付かないのだよ。
貴方も調べてね、私も調べているからさ。
93 ：水道橋博士：02/10/05 01:39
　　中岡艮一が昭和9年1月31日に出所した際のコメント
｢私はこれから、水平運動の一志願兵として、働くつもりであります。実は私はそのため
に、昭和6年の10月28日から、毎月28日には断食してきました。それは『穢多非人の称廃
せられ候』という、あの布告の出た、明治4年8月28日を記念せんがためでありました。
水平社の中には左翼思想を持っていられる方があるように聞いてますが、私は共産主義
並びに国家社会主義を主張しようとする者ではありません。私は差別待遇のない日本を
望んでいますが、差別待遇のない日本を終りである、到着点であるとは考えません。むし
ろ始めであり、出発点であると思っております」
94 ：日本＠名無史さん：02/10/15 18:16
西園寺八郎を襲撃した抹殺社は中岡艮一と付き合いがあったらしい。
95 ：日本＠名無史さん：02/10/25 17:37
今日、代議士が殺された・・・
96 ：日本＠名無史さん：02/11/08 08:22
>>95
井上日召の末裔、四元義隆の血盟団が犯行に関与していたらしいね
97 ：日本＠名無史さん：02/11/10 05:48
伊藤白水みたいな鉄砲玉だろ
98 ：日本＠名無史さん：02/11/12 00:36
>>84
今じゃ殺人、反乱首謀罪、銃刀法違反で10年以上は確実だろ
99 ：日本＠名無史さん：
艮一は朝日平吾の葬式に参列してました